今年も家族3人でチェンソーアートの東栄大会を観戦に行ってきました。
家族3人とても楽しい時間を過ごす事ができ、帰りの車中も会話が弾みました。
旧知のカーバーさん達との短い時間ではありますが、交流を楽しむ事ができ、またそのご家族との出会いも非常に楽しいものでした。
やっぱり、こういうことがあるからチェンソーアートの大会って止められないんだな〜と、改めて思った次第です。
大会スタッフ、全国のカーバーさんたちに改めて感謝です。
で、多くの方は大会の結果やその作品を知りたいと思うのですが、僕はメインの結果が発表される前に東栄を発ってしまったので、結果はまだわかりません。
作品の写真やレポートはまた明日以降に僕と妻で行いたいと思います。
そこで、今日はどうしても書いておきたい事を書きます。
これを書く事によって気分を害される人もいるかもしれませんし、またいろいろな意見が出る事を承知で書こうと思います。
こう言ったことはブログのようなオープンな場では伏せておいて、内々で語り継ぐものなのかもしれません。
「大会に参加もせず見学だけしている人間が何を言うのか」
もちろん、僕はなにか言えるような立場の人間ではありませんが、これは書いておかないといけないと思っています。
今年の東栄の大会でチェンソーのキックバックによる事故が起き、カーバーさん(本人)がケガをされました。
実は、これは昨年に引き続き2度目です。
昨年、今年と僕の知る限りケガをされたお二人は経験豊富なカーバーです。
チェンソーの危険性を十分に分かっている人達が、大会ということで限界のところで勝負するため、事故を引き起こしてしまう。
つまり、本人の不注意というよりも誰にでも起こりうる事なのだと思います。
その事故の原因はやはりノーマルバー(カービングバーではなくて)を使っていたことなのでしょう。
ブロックカットの時間短縮のため、大排気量のチェンソーで最初攻めていくのですが、そういったチェンソーは普通ノーマルバーを付けていますから、それで勝負して行った時に事故が起きてしまった。
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(2009/6/2加筆)
今回の事故の正式発表が大会本部から出されました。
チェーンソーアート競技大会IN東栄2009(事故報告)【マスターズ オブ ザ チェーンソー東栄】
使用していたバーはノーマルではなくカービングバーであるとのことです。
僕も実際に事故の起きたチェンソーを見ているのですが、いわゆる先端の細いカービングバーというよりは、ノーマルの少し細くなっているタイプとの認識でしたので、このような書き方になりました。
また原因はキックバックによるものではなく、通常使用による事故ということです。
僕の今回の書き込みは、直接現場を見たわけではなく、現場にいた人と関係者のお二人から確認をとって書いたのですが、どうやらそれは謝りであり完全に僕のミスでありました。
大会関係者、参加カーバーさん、ならびに事故にあったご本人さまに、お騒がせしました事を深くお詫びします。
ただ、今回僕がこのように書いた事によって、本部からの正式発表が行われたように思います。
昨年の大会時の事故についても今回詳細に語られています。
このような事例を積み重ねてゆき(本当は事例はない方が良いのですが)、安全をより求めていかねばならないと考えます。
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つまり、
ノーマルバーを使っている限りはどんな熟練者でもキックバックを起こしてしまう事がある。
そして、それが事故につながることがある。
それをなくすためには、
チェンソーアート大会ではノーマルバーの使用を禁止するのが事故を防ぐ一番の手だてだと思います。
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(2009/6/2加筆)
今回の事故はノーマルバーを使用しておらず、またそのためキックバックによるものでもないという本部の発表がありました。
なので、僕が書いた文章は今回は的が外れておりますが、やはりカーバー自身、また業界としてもう一度、チェンソーの危険性について考えて欲しいと思います。
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実際に2年連続で事故は起きています。
そして全国でチェンソーアート大会はこれからも開かれ続けます。
早急に手を打つべきだと考えますが、どうでしょうか?
これまで全然起きていなかった事故がたまたま続いただけかもしれませんが、もうこれ以上起こしてならないことですよね。
たしかに僕だって、ノーマルバーが使えなくなったらチェンソーの構成を変えないといけなくなるので出費もかさむし、正直きついです。
でも、やっぱりチェンソーアートは危険だというイメージはなくすようにカーバーが業界が努力していかないと、将来はないですよね。
また、ぜひとも東栄の大会本部の方々には勇気を持って事故の詳細を公表して欲しいです。
事故から学び、もう二度とそのような事故は起こさないようにしていかないといけないと思うからです。
こんな小さな個人ブログで書いてもなんにもならないかもしれません。
これを読んでくれたカーバーの皆さん、大会関係者の皆さん、一度考えてみてくれませんか?
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