カテゴリー「林業(チェーンソーの目立て)」の47件の記事

2018/02/07

目立てワークショップ@鳥取県八頭中央森林組合

Img_4669
やって来ました、八頭中央森林組合
一日ずれていたら大雪だったみたいですが、講習会当日はなんとか大丈夫でした。


鳥取県にチェンソーの目立てを話に来るのは2度目。
前回は2011年と言うことで7年ぶりの鳥取となりました。
その時のブログはこちらです

この時のブログ記事、何が書いてあるのかよくわからないっすね(汗)
この頃はマニアックに細かいことばかり気にしていたなあ。


とにかくこの2011年の時は、終わった後、すごく凹みまして。
調子に乗って細かいことまで話しすぎて、研いだり、丸太を切る時間があまり取れなかったかなと。


なので、今回は
20160126235823

つうことで、チェンソーに向き合ってもらう時間を増やしてカッターをしっかり観察したり、研ぐ時間をできるだけ取るようにしました。


Img_4666
できるなら目立ての時は地面じゃなくて台に置いてやりたかったんだけど、場所と人数の関係でできなくてそれは残念。

でも、僕の目立てフォームは今回室内、屋外でもしっかり見てもらえたと思うんで、要領はわかってもらえたかと。


林業の中心がハーベスタ、プロセッサになっているとは言え、やはりチェンソーはまだまだ必要不可欠。
刃の切れる使いやすいチェンソーで身体は楽に、気持ちよく安全に仕事して行きましょう!


お世話になった八頭中央森林組合の皆さな、きっかけを作っていただいたSさん、ありがとうございました。

| | コメント (0)

2018/02/01

カッターの状態をよく把握すること

近年、林業現場に大型林業機械の導入が進み「油圧最強!」な現場も多いと思います。

大型機械の普及が進むにつれ、油圧の魔力に取り憑かれ(オレも)、ついつい手工具の取り扱いがおろそかになってしまう。
チェンソーもいちいち丁寧に研ぐのが面倒でプロセッサやハーベスタのようにパワーで押し切ろうとしてしまう。

特にチェンソーが個人持ちではなく、事業体持ちだとついついナアナアになってしまうところありますよね(確信)


現場人は刃が命!」というわけで、今日もチェンソーの目立てについて語りたいんですが、方法についてはブログの左サイドバーにある「チェンソー目立てマニュアル(準備編)(実践編)」を見てもらいたいと思います。

じゃあ今から何をするかというと、目立てをするには、その対象を知らないといけないということでチェン(カッター)の状態をよく見てみようじゃないか、ということなんです。


Img_4467

Img_4469
2つの画像のカッターともに、刃先が痛んでいる上に、上刃のメッキの表面に細かい筋が入っています。
刃先が痛んでいるところは丸ヤスリでしっかりと研ぎたいですね。

僕はこのメッキのダメージも切れ味に影響すると思ってます。
これは丸ヤスリでは取りきれないですが、影響はわずかでしょうから気にする必要はないかと。


Img_4493
どうしてこういう状態になるのか不思議ですが、ピンポイントで何か硬いものに当ててしまったのか。
カッターにとって一番大事なカッティングポイントが潰れてしまってます。
他の部分は綺麗なままですが、しっかり全体を研いで、この凹みを完全に取り除きたいですね。


Img_4494
これは面白い。
カッターにとって大事な表面のメッキが、剥がれたようになっているのが見てとれます。
これもメッキが綺麗になるまで丸ヤスリでしっかり研ぎましょう。


Img_4499
で、コレ。
カッティングポイント(上刃と横刃が合わさる尖っているところ)がすこ〜しだけ白っぽくなっていると思います。
これもやっぱりメッキが痛んでるんですよね。

別にこれくらいなら切れ味がすごく悪くなるわけではないのですが、メッキがダメージを受けているということはわかっていて欲しいなと思います。


ーーーーーーーーーーーーー

よく目立てをする時に角度が30度とか、フック型やバックスロープ型とか言いますけど、それももちろん大事だけど、カッター表面のメッキが「刃」なので、そこをしっかり整えるということを頭において目立てに取り組んでもらえるといいなと思うのです。

| | コメント (4)

2017/08/16

スイスフォレスターのチェンソーの目立て方法

友人から一枚の画像が。

Img_0938

奈良県には4人のスイスフォレスター(になる予定)が実習に来ていたんですが、その時の研ぎ姿。


いやはや素晴らしい。
なんでも森林作業員を志し学校に入り、かなり初期の頃にこのようにやるようにと教わるのだそう。
日本でいうとFW1で習う感じ。

それを自己流に走らずきちんと続けているのも偉いな。
やっぱり最初の教育って大事ね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この方法が素晴らしいと感じる一番の点はシンプルってことに尽きる。
必ず携帯している工具で正しく目立てできる。

チェンソーの固定。
カッターの固定。
ヤスリは両手で使用。
こういった当たり前の基本が、このシンプルなやり方で完成される。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


日本中でこのような形の切り株を見かけるようになれば、日本の技術水準は確実に上がったと言えるでしょうね。
というか、林業学校は各地に増えているし、もうすでに地域で取り組んでいるところもあるんじゃないかな。

模倣はすなわちリスペクトですから、ぜひともみなさん真似しましょう!
僕ももちろん真似するし、講師を務める立場的にもこのやり方を紹介していこうと思っています。

| | コメント (0)

2016/01/15

オレゴン、パワーシャープを使ってみて

ゼノアこがるにパワーシャープをつけて使っていることは以前書きました。

こちら


で、今も使ってるんですが、だいたいどんな感じになってきたのかというと。
Img_5824
だいぶ小さくなってきました。
研いでいる回数はそれほど多くないのですが、おそらく5回ほどかと。
ちゃんと数えておけばよかったね。


Img_5835
これは研いだ後の画像。
エッジが立ってないように思うんだけど、これで全然平気。


パワーシャープは使ってくると切れ味がそれほどでも、、、、なんて話も聞きますが、僕の場合はそんなことなかったです。
確かに最初の切れ味はなくなるけど、全く不満なし。
カッターが減るのを覚悟して、砥石にガッツリ押し当てたらダイジョブ。


でもね、でもね、
切れ味に不満なくてもカッターが減るのが早いんだよなあ、やっぱり。
気づいたら「えっ、なにこれ小さい」。


で、砥石。
Img_5847
砥石も結構減ってるね。
一応公式ではチェン一本交換する時に砥石も交換となっております。
俺はもったいないからまだ使うぞ。


というわけで、僕的な結論としては、
パワーシャープは全然アリ!
ホームユーザーで目立てが得意じゃない人は、パワーシャープにするとか割り切ってもいいと思う。
プロは目立て、研ぎを練習しましょう。


パワーシャープで研ぐのはなるべくギリギリまで引きのばすようにチェンソーをうまく使って、砥石に押し当てるのは3秒(セコイ!)にするのが、この道具とうまく付き合うコツではないかと思います。


パワーシャープが欲しい人は、きちんと自分のチェンソーで使えるか確認してから購入してくださいね。
オレゴンでいうところの「91」タイプのチェンが付いてないとダメですよ!
ネットで買うより、お近くの林業資材でちゃんと確認して買う方がいいと思います。

| | コメント (7)

2013/10/22

デプスゲージの削り時

チェンソーの目立てにおいて、ついつい忘れてしまうのがデプスゲージを削る事。
カッターは研いでも、デプスゲージはたまーにでいいから、知らん間に高くなっていてカッターを研いだのに「切れ味悪い」とか、めんくさくなってデプスゲージを思いっきり削って下げて、カッティングの時「ウヒョー」ってくらいチェンソーが暴れたり。


デプスゲージを落とす判断は、デプスゲージジョインター(ガイド)を当てて確認するのが一番だけど、現場でわざわざそういうこと僕はあんまりしないのね。


で、どうしているかというと、
Img_1321_2

この赤矢印みたいにゲージの角が丸くなっていたら、「ゲージに当り過ぎてるんだなー」ということで、平ヤスリで削り落とすようにしています。
削る量は適当ですが、丸くなっている部分は落とすようにしています。

もちろん定期的にジョインター(ガイド)で高さを確認することは言うまでもありません。


「そういえば、最近全然デプス触ってないな」なんて言う時は、この「丸み」をチェックしてその部分を削り落としているという話でした。

| | コメント (5)

2013/05/04

長勝さんに聞きたいこと

G.W後半戦、村の人口が凄く増えてる気がします。
みんな帰ってきてるんだね。


んで、このG.W明けに鋸の研ぎ名人、長勝さんのところに伺うことになりました。
長勝さんはもうご存知ですよね。
長勝さんについては小川耕太郎∞百合子社さんが詳しいです。


基本的にはチェンソーの目立て、もとい「研ぎ」についていろいろと教えてもらおうと思っています。
鋸の研ぎを極めた名人のチェンソーの研ぎとはどういうものなのか。
理想のカッターとは何か。
いろいろと伺ってこようと思います。

もちろん、チェンソーの「研ぎ」だけでなくて、鋸の研ぎ、そして長勝印のチップソーがあるので、それは普通のものとはどう違うのか、この辺りも聞いてこようと思っています。


そこで、せっかくの機会ですから、ブログの読者の皆さんの「長勝さんに〇〇を聞きたい。教えてほしい!」という質問も長勝さんに伺ってこようと思います。

  1. チェンソーの研ぎについて
  2. 鋸の研ぎやそのこだわり
  3. チップソーの理想的な形と、その研ぎ

この3点について(もしくは全然違う話題でも構いません)、長勝さんに聞きたいこと、教えてほしいことをコメントしてください。

できる限り、伺ってこようと思います。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2012/11/04

目立て講習無事終了

昨日なんですが、無事目立て講習終了しました。
参加者は18名と言ってたかな?


一通り目立ての説明をして、あとは各自が目立てを実際に行って試し切りをして、また目立てをして、、という繰り返し。
Img_2725

皆さん自前のチェンソーを持ってきてもらったんですが、思いのほか痛んでいるチェンが多かったです。
角度や形は別に悪くないですが、刃先がボロボロという。


あとは左右同じ角度で同じ大きさに、というのも難しいようでした。


これを修正するにはどうしたら良いか聞かれたのですが、僕の指導不足もあり、「練習あるのみ!」ということにさせてもらいました。
次の機会までに、なにか良い方法を考えておきます!

今回の講習は皆さん、どのようなカッターにしたら良いのか感じることができたと思います。

あとは練習ですね!

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2012/10/30

チェンソー目立てマニュアル作ってみました

ブログの左サイドの「参考ページ」に、

チェーンソー目立てマニュアル(準備編)」と「チェーンソー目立てマニュアル(実践編)」をupしました。


今週末にNPO法人「森林の風」にてチェンソーの目立て講習を実施するので、それに合わせて作ってみました。

この講習用に言葉で説明する前提で作っているので、どうしても分かりづらい点はあると思います。


どこまでテキスト化するか、苦労して作成しました。
分かりづらいところがあれば、コメントやメールいただけるとうれしいです。
意見を参考にしてより良い物にしていけたらと思っています。


| | コメント (4) | トラックバック (0)

2012/09/25

ニシガキの電動目立て器を使ってみた

吉野チェンソーアートスクールには老若男女いろんな人が参加してくれるので、チェンソーもいろいろです。
で、どうしても目立てができていないチェンソーも多いので、お手軽にどうにかしようと導入したのがコレ。


Img_2565_3 (星三つですっ!)

ニシガキの目立屋チェンソーです。
ニシガキには「カンタン目立てチェンソー」という商品もありますが、こちらは充電式のもの。


絶賛する人も多いこの商品。
僕の期待もかなりのものでした。
で、今年の夏前かな、使ってみたんです。

も〜全然うまく研げなくて。。。
上刃のメッキの部分にきっちり当てることができなかったんですね、その時は。
力を入れてやろうとするとキックバックのように弾かれてメッキを痛めてしまったり。


季節はめぐり、風に秋の気配を感じる頃になって、スクールの参加者さんの中にこれをうまく使いこなす人がだんだんと増えてきて、これはオレも無視できないぞ、と。

んで、再度使ってみたら、まあまあいけるじゃないの。
力を入れずに軽〜く、軽〜く、少しずつ。
しかもちゃんと研げたやつは切れ味抜群!

丸ヤスリのように断面とかきれいにならなくて、これで大丈夫かな?と思わせといてのこの切れ味。
素晴らしい。


ただ、やっぱりメッキが痛んでしまったようなボロボロカッターの修正には時間がかかるし、目立てガイドのついた丸ヤスリが動く、という以上でも以下でもない感じ。
もっとグラインダのようにカッターがもったいないくらい削れるのかと思ったらそうでもないんですよね。


なので、この商品、必要のない人には必要ないし、必要な人には必要という、なんだかよくわからない結論で星3つです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/04/11

目立て上級者向けのサイト

ブログにコメントをくれている千田さんがまたまた本格的な目立ての研究ページを作ってくれました。

こちら

豊富なカッタの接写とトレースがとても分かりやすいです。
キャプションも詳しく書かれていてめちゃめちゃ(*^ー゚)bグッジョブ!!


目立ての結論の部分は、正直、初心者の方が理解するのは難しいかなあ。
でもいわんとすることは十分分かると思います。

僕もいつか目立てについてきちんとまとめようと思いつつ、そう簡単なことではないことを知っているので、千田さんのチャレンジには本当に頭が下がります。


ちなみに、僕の最近の目立ては一周回って、マイクロチゼルを普通に丸ヤスリで目立てしてます。
角ヤスリの類いは高スギる〜

秋に某NPOで目立ての講師をつとめることになっているので、それまでにシンプルにしっかりと目立てを教えられるように努力するつもりです!!

テキストみたいな物を作りたいし、その成果はこのブログにも書いていくつもりです。

| | コメント (21) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧