カテゴリー「出来杉店!(てん)」の48件の記事

2012/01/18

2011年年間ランキング

昨年一年間、出来杉店! で販売された書籍のランキングを発表します!


まずは第9位が3冊あります。


GPSは同じ人が2冊購入しているのでしょうか、同数でした。
うちの組合でもGPSで測量を行っているので、この本両方とも組合に置いてありますよ。
『森と暮らす』シリーズは他のも売れているのですが、これが一番人気です。


次は第8位。


出来杉店のベストセラーです。
もう50以上絶対に売れてます。
昨年は12冊でした。


次は同数が2冊あるので第6位。

刈払機のこうしたテキストってこれまで存在しなかったのでは?
基本の使い方から、いざという時の転び方まで書いてあります。

「チェンソーカービングの技」は正直もっと売れていいでしょ!!
年間6位なんてシンジラレナイ。
初心者の方に優しい内容になってますので、ぜひとも買ってカービングにチャレンジしてみてください!!

ちなみに表紙は僕。


続いて第5位。

ここで来ました!「道具と技」
伐倒の特集本なんだけど、これまでの累計ではこのvol.2が一番売れたと思う。
昨年は17冊でした。


続いて第4位。

やっぱり第一号というのは売れますね。
発売から2年経っても根強い人気です。


では3位!

特殊伐採の特集ですが、やはりニーズが限られているのか他の特集号よりも販売数はのびていません。
昨年は22冊。
他の特集号は出たら50は超えてたんですけどね。


2位!


刈払機の特集号がここにランクイン!
基本は6位の「安全作業ガイド」で、実践の現場の様子を知りたい人はこちらをどうぞ。


それでは、栄えある第1位!

ぶっちぎりの52冊販売。
やっぱり伐採は誰もが気になるところですもんね。
まだ持ってない人はぜひ!



それでは次の2012年上半期ランキングはどのような動きをみせるのか、乞うご期待!

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2012/01/10

マツタケ山づくりのすべて

俺はとんでもない本を読んでしまったようだ。

まず、内容を全林協のサイトから引用します。
詳しくはリンク先を見てね。

本書は、マツタケ専業で生計を立てて半世紀の著者が、そのマツタケ生産技術を全公開したものです。

 著者は、毎日マツ山に通い、マツ山と向き合い、試行錯誤でマツタケ山づくりを行ってきました。本書では、マツタケ適地、柴かき、下層木の除伐・枝打ち、害敵の防ぎ方、さらには収穫法まで、著者がたどり着いたマツタケ山づくりの実践を余すところなく紹介しています。

「シロの成長をコントロールする柴かき」「戻し柴」「シロの内側の木は伐らない」「除伐で残す木の処理法」など、本書にある著者の秘訣を参考に、あなたもマツタケの採れる宝の山づくりにチャレンジしませんか!

 マツタケ反収20㎏を目指してみませんか!

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この本は2部構成になってて、前半はそのマツタケ人生を振り返った聞き書きで、後半はその実践技術ががっちり書かれています。


著者の藤原さんは本当に山が好きなのが前半部でひしひしと伝わってきます。
来る日も来る日も山へ登り、観察し、学者顔負けの知恵を、感覚を身につけている。

過去長い歴史において、仙人とはこういう人を指したのかもしれません。


数年前から自分の山が欲しくて、去年あたりから周りの人に声をかけているんだけど、この本を読んでますます自分の山作りがしたくなりました。
やっぱり山いきの究極の目標は理想の山作りで、それは自分の山でないとできないと思うんですよね。
吉野なら山守制度があるけど。


閑話休題。


とにかく、実際にマツタケ山を作ることができる!との希望を与えてくれる本です。
こんな時代に山に希望が持てる。
この内容で4000円なら決して高くはないでしょう。

著者、本の内容ともに、素晴らしいの一言です。

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2011/10/18

作業道 路網計画とルート選定

今日は大橋慶三郎氏の新著の紹介です!


詳しい内容を全林協のホームページから引用します。


本書は、路網計画の考え方、計画の手順、注意点、事例研究などを著者の実践を元に紹介しています。
  著者は作業道づくりの第一人者として、これまでに日本各地で路網を計画し、ルート選定を行ってきました。著者のルート選定の方法は、資料(地形図、森林基本図、空中写真など)を元に危険な箇所を探し出し、これを避けたゾーンを得心するまで山を歩き回って計画するやり方です。その現場経験から、山には作業道 を通してはいけない場所、ルート選定で避けなければならない危険個所が数多くあることを学んできました。
 本書は、著者の50年の実践から、山にひそむ「絶対に道を通してはいけない個所」、「危険個所」を計画時に見抜き、より安全なルートを選定するための秘訣をまとめました。
 作業道を開設する前に、ぜひお読みいただきたい一冊です。


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僕の住む村は大橋山から近い事もあり、古くから大橋式で道が造られています。
たしかに道幅は狭いのですが、自然災害に強い道になっていると実感しています。

そのキモになっているのがやっぱりルート選定だとおもうんですよね。
その極意が余すところなく書かれているのが本書です。


ただ、はっきり言ってルート選定作業に慣れていない僕からすると、空中写真などから判断する例の方法が、この本を読んでもさっぱり分からなかったりします。
書いてある事は確かにそうだな〜となるのですが、実際にできるのかというとおそらく無理。
資料だけ見ていると、ここもだめ、あそこもだめ、みたいな感じになってしまう。

でも、日々このような作業に従事している人にとっては強力な武器になる事は間違いないと言えます。


あと、この本はただのマニュアルじゃないですよ。
大橋式「思考」が本書全体を覆っています。
様々な古典からの引用があったり、御年83歳、ますます意気軒昂といった感じです。


作業道に従事している皆さん、ぜひとも本書を手に取ってみて下さい。


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2011/10/10

道具と技 Vol.5 特殊伐採という仕事

ついにでました、『道具と技vol.5』。
林業でもにわかに注目されている「特殊伐採」の特集です!

詳しい内容は全林協のホームページを見てください。

軽く引用すると

・特集1 個別注文に応える技術
     1.師弟のチームワークで高める技術力
     2.2人でこなす屋敷林の現場は、年間150件
     3.神主さんにお祓いしてもらって 神社のスギの枝下ろし
・特集2 特殊伐採で起業 
             1.樹木で森の空間をつくる―巨木管理専門の会社を起業
      2.技術と経営の両立―企業組合で活躍アドバイス・小田桐久一郎さん
・特集3 熟達の技 宙伐り 
・特集4 特殊伐採の技術 ハイリスクな仕事を支える技術
     
・特集5 樹木の総合管理技術者として プロの世界基準ISAのシステム
・シリーズ 世界の現場人1 ジェフ・ジェプソンさん
・私の“通勤車” 軽バン派VS軽トラ派VS軽四駆派
・夫婦で現場人 チームワークで伐出作業

特殊伐採技術を活用 牽引伐倒―木に登らずにロープをかける

・チェーンオイルをいろいろ試してみた
・伝統技術に学ぶ 古式の技「三ッ緒伐り」を伝える
・山行きさんのための腰痛対策と水分補給のコツ
・大町さんに聞く! 排気ガス規制で林業機械はどう変わるのか?
・防振手袋の使い心地 現場人の生の声 3製品徹底レポート

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個人的には「宙伐り」が良かったなあ。
ああいう技術者になりたいね。
シンプルな道具で淡々と仕事をこなす。職人だわ〜


まあ、今号も内容が濃くてどれを取り上げて書いたらいいか分からないんだけど、ジェフさんの「to fell a tree」の翻訳本て11月に出るのね。
早い!
自力翻訳との差が楽しみだわ〜


あと、僕はチェンオイルのいろいろを使ってみた印象を書いてるんだけど、参考程度に読んでみてください。
質問あれば、コメントくださいね。

<関連図書>

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2011/09/13

ガルヴィに書評

吉野チェンソーアートスクール初の単行本、「チェーンソーカービングの技」がアウトドア、RV雑誌「ガルヴィ」の書評欄で紹介されました!


個人的にガルヴィは結構好きな本でして、というかこの雑誌、おっちゃんの心をくすぐるネタが盛りだくさんだから、ついつい手に取ってしまうんですよね〜


ガルヴィを読む人でチェンソーを持っている人は新潮45(注:深い意味はないです)の読者よりは多そうだから、ぜひとも多くの読者にチェンソーアートに興味を持ってもらいたいです!


ガルヴィを読む前に欲しくなった人はこちらからドゾー


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2011/09/10

仕事があれば、村は元気!

連日、12号台風の復旧作業に当たっております。
川原の流木、産廃の片付けもあと一日で作業終了となりそうです。
Ts3v0022 Ts3v0020
こんな感じでいったん引き上げたものを積んでいるところが村内の至る所にあります。
今日は作業中「ユンボ」がもくれる(倒れる)という事故がありましたが、幸いけが人はなし。
残りわずか、安全作業で進めて行きたいです。


さて、この台風前に紹介したい本があったんです。



「林業の村(地域)が幸せになる」。林業に働く人々、その家族、林業地域住民みんなが幸せになること。川下業界、消費者だけが幸せになる林業ではなく、村が幸せになるための林業とは何か。その手法モデルを実践例に求めて紹介したのが本書です。
 本書が言う「幸せ」とは、林業地域に雇用(仕事)が創出され、それが長期(子から孫世代までも)に継続することを指しています。雇用を創り、長期に持続させる林業とは何か。
 そして二番目は、村に利益を残すやり方の追求です。たとえば、丸太のまま地域外に出すだけでは付加価値(雇用を含む)が生まれず、おいしい部分が外へ流出しがちです。そうならない方法とは、どのようなものなのか。
 三番目は、林業技術を地域に保ち、若い人材をどう育てるか、人材育成です。
 以上の視点で、村が幸せになる林業を私たちは全国に追い求めました。本書の実践例には大事なエッセンスがたっぷりと盛り込まれていると確信します。
全林協ホームページより)

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この本では日本全国の意欲的な地域が紹介されていて、東日本大震災で被災した地域に木造の仮設住宅をすぐに作っていた町も本書に紹介されています。
これまでの取り組みがあったからこその震災後の行動だったのか、と納得した次第です。

この本を読むと、吉野の現状にちょっとヘコんでしまいますが、吉野も地域単位で動こうとしている人達はいますし、この本(連載)に刺激を受けた人も大勢いると思うので、中の人にはがんばってほしいと思います。


とにかく、林業に熱く取り組む地域が紹介されています。
現場の人も手元においておくと大いに刺激を受ける事間違いないですよ!

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2011/08/05

東京チェンソーズの本、読んだよ

いま、日本でもっとも注目される林業事業体、「東京チェンソーズ」。


その代表、青木亮輔さんについて書かれた本が今年の春にでたんだけど、もう皆さんご存知ですね。


僕も遅まきながら、手に入れ読んでみました。
本の内容はamazonのレビューを読むと分かると思います。

で、僕の感想っていうのはなかなか書きづらいのが本音で。
この本は一般の人に向けて書かれた本だし、青木君本人を知っているので、山いき目線でも一般目線でも、なんかうまく読めないんだよね。


それでも書いてしまうと、
これは林業云々とか関係なくて、若く聡明で好奇心にあふれ、そしてお酒が好きな青木君が林業で起業し、そして林業の夢を語る、そんな本です。
だから、学生さんがこの本を読むとすごく刺激を受けると思う。

逆に、山仕事をしている僕なんかが読むと、なんか青木君がまぶしすぎて(stihlの作業着でスマートに決めたカラー写真がいっぱい!)、ちょっと恥ずかしくなっちゃう。


編集者さんの狙いは、やはり若い世代に読んでほしいのだと思います。
この本が夏休みの課題図書になれば、林業の未来は明るい、かな。

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2011/07/21

2011年上半期ランキング

このブログの右サイドにある「出来杉てん! in amazon」の売り上げランキングです。
このストアに追加しないといけない本は10冊以上あるんだけど、さぼってます。
すみません。。
少しずつ追加して行きますんで。


では、早速go!

まず、第8位が2冊。


前半部がサキちゃんとじぃじぃの林業絵本。
後半がお母さんのための林業を知る本という二部構成になっています。
絵本、かわいいよ〜

豊富な写真でチェンソーの使い方が学べる本。
初心者向け。


で第7位は、


林業専門のコンサルタント、坪野さんの著書。
この内容を具現化しているのが日吉町森林組合ということかな。


続けて6位!

もう定番ですね。
8位で紹介した図解の完全版。


では、5位がなくて4位が2冊!


ここでvol.2が入ってきました。
もうほとんどの人が持っているのでは?

「刈払機安全作業ガイド」は上の「伐木造材・・・」と同じ著者によるものです。


次は、3位!

やっぱり売れ続けています。
大きな歴史が動いた本ですからね。


2位!

これが2位ということは


1位はやっぱり!

2位に2倍以上の差をつけてのどうどうの第一位!


さて、下半期はどうなるか。
年間を通して「道具と技」がどう動くか、楽しみです!


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2011/06/06

ソトコト2011年7月号

んと、ロハスピーポーな皆さんは『ソトコト』という雑誌をご存知だと思うのですが、その今月号(7月号)の特集が、なんと「森林愛」。




そこにフォレストファイター10名の中の一人として紹介されちゃいました。
ソトコト2011年7月号


僕の他には林業女子会の岩井さんや東京の田中林業の田中さん、もちろん東京チェンソーズの青木くんも紹介されてます。
ほかにもそうそうたるメンバー(その学歴たるや!)でなんか一人場違いみたいですが。。
まあ、めっちゃ林業LOVEなんで許してもらおう。

ていうか、林業女子会マジすごいな。
これ、とんでもないことになるかも。


で、ソトコトなんだけど、林業の世界にいたらどうしても視野が狭くなってしまうんだけど、これを読むとそれがガッと広がります。

内容森だくさんスギて、広く薄くになっているのは仕方がないけれど、巨木カタログはとても良くて、もっとたくさんの木を紹介してほしかった。

岩手県の「木の絵本」も凄く良かったなあ。
こんなの林業の世界にいたら絶対知り得ない情報だわ。


というわけで、ロハスやエコって何?という山いきさんもぜひ読んでみてくださいな。


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2011/05/21

藤森隆郎 現場の旅 新たな森林管理を求めて 下巻

ちょっと更新に間が空いてしまいました。
洋書を死にものぐるいで翻訳してたり、「道具と技vol.5」用の原稿書いたりしてるんで、ブログはちょっとゆっくり更新です。


で、さっそく本の紹介です。


内容を全林協のサイトから引用します。

  森林管理、林業の第一線を森林科学者・藤森隆郎先生が訪ね、現場でさまざまな疑問、悩みを考える旅のシリーズ第二弾。施業技術、目標林型、経営と技術の両 立、地域経営での林業の役割、伝統技術、超伐期経営、人材育成、森林とツーリズムなどの現場を訪問。その中から、見えてきた林業の目的。森林管理の先にあ る「豊かさとは何か」、「幸せとは何か」。現場の旅から見えてきた大事なものが描かれています。
持続可能な社会の土台となる「新たな森林管理」とは、どのようなものなのか。技術や経営の現場の中に、その答えを探します。
月刊『林業新知識』『現代林業』連載に大幅加筆し、書籍化。


この本、実はまだ読了していないんだけど早く紹介しないともったいないので書いちゃいます。
本の内容は素晴らしいの一言。
なにかと閉塞感漂う林業界において意欲的な取り組みをしている人達を藤森先生が取材されていて、この本には林業の閉塞感を忘れさせてくれる何かがあるんですよね。


本の帯にはこう書いてあります。
「技術の高みを求め、誇り高き仕事がここに」

これぞ林業の醍醐味ですよね。
決して金銭的に儲かる仕事ではないけれど、理想を持って仕事ができる。
その理想を求めて取り組んでいる人たちが取り上げられていて、読んでいてなんだか気持ちが高揚します。


僕も自分の山が欲しくなりました。
自分の山で、理想の山作りをする。
この本はそんな気持ちにさせてくれます。

「吉野林業全書」も取り上げられているのですが、僕が知っているのは原本複製なので、とても読めた代物ではないんですよね。
現代文にした復刻版があるそうなので、ぜひとも手に入れたいと思いました。


林業の現場の声を読みたい人はぜひとも本書を手に取ってみてください。
胸熱間違いなしです。


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上巻も以前取り上げています→こちら

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