(08/10/24 補記・訂正しました)
行ってきました、第9回ITM。
講師の吉見さん、小松さんは予想通りスゴイ人でした。
その志の高さに打たれました。
この二人が一つの森林組合にいたことは、まあつまりそういうことなんでしょう。
歴史的瞬間というと大げさかもしれないけれど、アーボリカルチャーが日本で動き出すその始まりの現場に参加出来た事を嬉しく思います。
講師で上伊那森林組合の吉見次郎さん、小松誠司さん、主催者水野雅夫さん、そして今回のきっかけを作った『林業新知識』編集者のKさんに感謝します。
というわけで、これから数回に渡って今回の研修をまとめていくつもりです。
ですが、僕では全然力不足なんです。
専門用語も全く理解出来なかったし、なにもかもチンプンカンプンです。
ITMに参加した方、しなかったけれどツリーワークに詳しい方ぜひともコメントやメールで助けて下さい。
少しでも多くの方の参考になりますように。
まずは「アーボリカルチャー概論」です。
これは講師の発言を整理してまとめました。
聞き違い勘違いがあれば教えて下さい。
曖昧なところは(?)を付けてます。
また内容も追加していきたいです。
何でもいいから教えて下さい!
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<アーボリカルチャー概論>
・アメリカ、コロラド州デンバーのある町にはアーボリストが1000人くらいいる。都市の中にある森を大事にするため仕事は多い。アーボリカルチャーの仕事はツリーメンテナンスと言う肩書のようだ。
・林業としてのアーボリカルチャーは支障木をどうやって生かすかだと思う。
・アメリカ人は自然の状態で木を大きくしたい意識があり、日本は盆栽的に管理していきたい意識があるように思う。
ただ、日本のこの意識は戦後のもので戦前は農村にも多くの巨木があった。
自然樹形を生かすアーボリストが多くなれば農山村に巨木文化がつくれるのではないか。
本来なら切らねばならない樹木をアーボリスト達の仕事によって残す事で景色を景観を変えることができる。
・アーボリカルチャーはとても広くて深いもの。
分からないことが多すぎるから面白い!
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・ツリーワークのための日本語の文献がない。DVDもない。
日本語では道具も買えない。
・今後は日本語で手に入るようにしたい。そのための準備はしている。
・アーボリカルチャーについての書籍もまとめたい。全林協さんよろしく!
・最初は日本の物で代用しようとしたが結局専門のものがやっぱりいい。
道具はSherrillTreeで購入する事が多い。
その他は
WesSpur
ベリーズ
Forestry Suppliers Inc. - tree work
・ISAInternational Society of Arboricultureから以下の解説書(DVD)を購入し勉強した。(The Art and Science シリーズ)
1、クライミング
2、伐採(チェンソーフェリング)
3、リギング
4、道具
<現在使用している道具の一部>
・クライミングロープ
ニューイングランド「セイフティーブルー」16より ハーフインチ
サムソン「イエロージャケット」
イエール「XTC」
ロープは使ったら洗濯する。普通に洗剤入れて洗濯。
洗濯したら陰干し。極力風通しの良いところで。
干した後はすべて丁寧に目視チェックして、傷など不安な部分があればすぐに切断か廃棄だそうです。
破棄と言ってもメインロープとしては廃棄して別の用途に使える部分は切って使うようです。
・プルーシックコード
サムソン「10EX」12より 中空構造
・フック/ゲート(カラビナ)
クライミングにはオートロックダブルアクションが必須
ペツル「Am'D」「ウィリアム」(スクリューゲート)
<カラビナの形状>
Dシェイプ
オーバル(マイクロプーリーを使うとき)
ペアシェイプ(イタリアンヒッチ、ムンターヒッチのとき)
・クライミングとリギングの道具は分ける。
クライミングにはアルミ製、リギングにはスチール製を。
・サドル・ハーネスはスプリットテールとマイクロプーリーの組み合わせが基本
・ダブルロープ(45m)で登るのが基本(シングルはほとんどない)
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・ほとんど毎日この仕事をしている。お寺や神社の仕事が多い
・現場仕事の人数はお金との兼ね合いだけど、最低2人、ホントは3人いるといい。
・ツリーワークは2万円で始めた。
ハーネスは一番安いものを使いスタティックロープは安売りしていたものを60m購入。
ランヤード(胴綱)はスタティックを切って作り、安いカラビナを使用。
・最初の半年は毎日が「今日はどんな技術を使って作業しようか」と楽しみだった。
・雨の日は仕事をしない。ロープが濡れてしまうとダメなので。
風の強い日はその程度による。
・この仕事の安全基準というものは明確なものがなく、事故が起きたらおそらく保険はおりないのではないか。
・日本は効率を求めるために身体を使う。
アメリカはそうではない。
・この仕事の損害保険は森連関係で年間通して入っている。
一億くらいのに入っている。
・チェンソーを使う時はチャップスを付けないとレッドカード!
・レスキューの研修も受けた。講師は安部恭浩さん。
RESCUE 3 JAPAN インストラクタープロフィール
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・ISAが開いたArborMasterTrainingをコロラドで受けた。
そのとき事故についてきいたが、高圧電線への接触や落下の事故があったようだ。
・この研修で言うには、伐採の際、受け口の角度は70度から90度にする。(オープンフェイスノッチ)
そして追い切りは受けの下部(水平面)と同じ高さにする。
理由はツル(ヒンジ)が最後まで効くから。
日本のような45度(スタンダードノッチ?)に追いをその2/3の高さに入れるやり方では最後までツルが効かない。
45度というのは、斧で受け口を作っていた時の名残。
受けを小さくして木を有効利用するというのは分かるが、確実に伐倒するという方が大事。
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以上です。
次に参考になると思われるサイトを紹介します。
International Society of Arboriculture
ISAと言っていたのがここですね。
Welcome to Tree Master Climbing Academy
吉見さんや小松さんと関わりのある団体(だと思う)。道具販売も扱ってます。
Tree Climbing Japan
もう一つのツリークライミング団体。道具販売も扱ってます。
木挽屋: 樹に登る
僕のブログにもコメントしてくれている月光仮免さんのブログ。
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