カテゴリー「林業(四方山話)」の329件の記事

2018/12/08

チェンソーマン

週刊少年ジャンプ、もう皆さん読んでいませんか?

まだ読んでるよ、という貴方。
なかなか熱い連載が始まりましたよね!
タイトルにつられて読んでみたら、なんだ面白い。
「チェーンソー」じゃないところも、わかってる。

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フンボルトノッチで伐採するという、なかなか通好みなことしてますよ!


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2018/11/03

フォレストマネージャー研修(後期)5日目

前期は東京、後期は広島。
長かった研修もいよいよ最終日。

西日本の大勢のメンバーと一緒の研修。
あまり話せなかった人もたくさんいたけれど、一緒にご飯行けたメンバーとは色々と情報交換できて、めちゃくちゃ楽しかったですね!
先生も充実していたし、研修生たちとの情報交換もとても勉強になりました。
FW、FLときて、最後のFM。
もうこういう研修がないと思うとさみしい限りです。。

とくに内田先生は、著書を読んでいて「すげえ人だな」と思ってたら、ご本人の方が何倍もヤバかったです!(いい意味で)

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「地域や個別の事業体におけるフォレストマネージャーの役割と必要な能力について」
・グループワークと全体発表、相互評価
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(グループ発表を終えて)
安田さんから

昨日、みなさんと私は覚悟が違うと話したが、みなさんも自分の事業体に戻ったら覚悟があるなと感じた。
それは私の間違いだった。
すみませんでした。

FMの役割として、一つは安全。
またコミュニケーション、人材育成。
さまざまな管理。
この4つが上がっていたように思いました。

安全についてのコスト意識は捨ててください。
安全に金がかかるというのは捨ててください。
労災掛け率は6%。400万で24まん。1%になったら、20万浮く。
だったら、それくらい金かけて良いじゃない。
だってベースだから、それがないと仕事できない。
コストの一部、費用の一部になると高いという意見が出てくる。

飲みニケーション。私も大事だと思います。飲めないけど。
費用は誰が出すのか。そこで提案です。
ヒヤリハットを集めて検討するという意見がありました。
そのヒヤリハットを報告してもらう。
一件につき1000円プールする。
それで飲みに行く。
私たちはこうしてコミュニティケーションを取っている。

事務方との交流。
回避するのは簡単。
直行直帰をやめるだけで解決できるんです。
でも広域だと難しい。
なら、仮の事務所をつくる。毎朝そこからいく。
そこには1人いれば大丈夫。
できないと思ったら、なにもできない。
諦めないことが大事。

人材育成は挨拶ができる人間をそだてること。
個々の能力をどうやって把握するのか。
社内の資格制度を作ってます。3から1まで。
取ると手当がつくようになっている。
それをやるだけで本人がなにが好きかわかる。
無理やりすると実力発揮できない。
これなら、本来持っている以上出してくれる。

ぜひ特別教育を自分のところでやってください。
社内でできる人間を育てることが大事。

コスト管理。
状況を目標、目的を持ってますか。目的を持って管理してください。
把握する。何のために把握するんですか。
目標がないと、現場の人に負担を与えるだけです。
コスト管理って何のためにやるんですか。
わかるように現場に支持しないとダメ。
こうしたいから毎日日報出してよ、っていう。
日報提出がモチベーションにつながらないとダメ。

林業って楽しいんだよ、これから伸びるんだよという気概を持って取り組んでほしい

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2018/11/02

フォレストマネージャー研修(後期)4日目

んでは、4日目。
連日の講義でさすがに疲れてるんだけど、この日の石山さんの講義は、かなり興味深くためになりました。

1日目2日目3日目はリンク先からどうぞ〜
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「リスクアセスメントの概要、リスクの評価、リスクの低減対策などについて」
・リスクアセスメントの事例紹介、実施規定、管理体制、手順
(株)森林環境リアライズ 石山浩一さん

スウェーデン、フィンランド、アメリカなどでは年間生産量が倍でも年間1人亡くなるかどうか。

死亡者は年間40名だけど、それは労災加入者だけ。
自伐、経営者、森林土木を含むとおそらく倍になるだろう。

機械は発生率は低いけど、事故が起こると死亡率が高い

H24年の聞き取りでフォワーダは100台壊れている。死亡は少ない。

ハーベスタのチェンが切れて、キャビンに飛んでくることがある。欧米では多い。
切れるのは狩猟の弾丸の影響か。

フォワーダが燃えることがある。原因がよくわからない。マフラー付近から出火しているが、、、

新人と高齢者が地べたで働き、中堅が機械に乗って指示出している。
中堅も地べたで一緒に考える。
ワークバランスが崩れている。作業計画の不備。

労働災害で亡くなると、40代は2億弱の損害賠償(民事提訴)。
まあ、保険入っているだろうけど。

自伐を推進するのは良い。でも怖い。
労災に入ってない。
社会保障とか労働安全をきちんと考えて欲しい。
複合的に安全対策をして欲しい。
家族が路頭に迷ってしまう

どうすれば安全作業ができるのか
指導者がきちんと勉強しないとできない。

現場で機械を使う場合は、作業計画書を作ることは義務になっている。
作らないのは林業くらい。
リアライズのホームページで作れる。

災害レスキュー訓練をやる。地元の消防と組む。
職員、作業員の意識が確実に変わります。

特別教育。
防護パンツだけではなく、ブーツも必要。
チャプスはいいけど、チャプスが回転しないように締め付けられるタイプでないといけない。
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災害はゼロにならない。危険をなくすようにする。
安全とは災害がないことではなくて、危険がないこと

リスクは必ず存在する。
一つのリスクを減らすと、別のリスクが増える

リスク低減対策はまず、作業システムを変えることを考える。
どこでも普通は話し合いとか勉強会、KY、標識を立てるとかになる。
大きなところからリスク全体を考えて、死亡災害をなくすことを考える

省令と通達では締め付けは違うが通達が出ている以上、計画書を作らなければならない

リスクアセスメントする場合は、現場の写真を撮ってきて行う。
動画でもよい

ーーーーーー

「労働安全衛生マネジメント、安全衛生計画の作成について」
・労働安全をテーマとした計画設計演習とワークショップ
・フォレストマネージャーとしてのリスクアセスメント

欧州では労働災害の8割は管理者の責任とあうデータがある。

八頭中央森林組合。前田会長さん。
週初めにミーティングではなく、金曜日終わりにミーティングをして来週からやる。土日にイメージ、準備できるから。
いかに週初めから気持ちよく仕事できるかを考える。

メンタルヘルス。
先生を呼んで、モチベーションの維持とかを教わってもいいかも。
整形外科で筋肉の使い方とか。

Q 10年たってマンネリ化してしまった。30人と人数も減って、配置しなくて良くなった
A 法的には必要ないけれど、やっていた方がいいでしょう

スネの部分が回転してしまうと動脈を切ってしまうから。だからパンツタイプだった。

ブーツ4万は安い。
地下足袋六千円が2.3足。
スパイク長靴も1万円する。総合的に考える。

いかに派手なものを着るかが勝負。
迷彩ヤッケで仕事している人の多さ!

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「現場組織リーダーに求められるものについて」
・フォレストマネージャーの役割とは

安田さん

現場のモチベーションを高めて業務の効率を上げる→利益はついてくるもの

安全は第1ではない。ベースである。
安全があって初めて仕事がある。
安全性が確保されて仕事が成り立つ。

チェンソーブーツは歩きにくい。
なら、どうやって歩けるようにするか検討する。
もう逃げられないから。それが最低限。

何かあったらそのコストは吹っ飛んでしまう。

コストを下げるなんて考えていない。
もっとゆっくり仕事して利益率を上げて欲しいと思っている。
大事なのは利益を出すこと。
搬出コストを下げるだけではなく、経営全体で考える

丸太の販売だけで十分。
補助金なくても回せる

もっと高く売れる方法はないか、現場以外でコストを減らせないか考えるのがマネージャー

苗木を是非作ってみてください。
専門になると大変だけど、コンテナ苗は手間がかからない。
水の手間だけ。春先に植え替えるくらい。
初期投資は必要だけど。
苗木代だけでも組合はすごく払ってる。
ちょっとの手間でそれがなくなる

収入を得るために間伐ではなく、安定した品質の木材を生産するために間伐する

車両を大型化させたい。3.6mの林道だと10tがギリギリ。
車両が大きくなると流通コストが下がる。
どこでもは無理だけど。

みんなが余裕を持ってコストを下げる方法を考えるのが大事だと思っている。

ここで赤字になったら、隣で黒字にしたらいいじゃん。
赤字は頑張ったって、ギリギリ。
無理させるくらいなら、黒字が出やすいところでさらに伸ばすようにする。

私は覚悟が違う。
会社の代表だから。
失敗したら従業員の家族全員に迷惑かけてしまう。
そういう覚悟をもって仕事をしている。

目的、目標、手段ばかり毎日考えている

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2018/11/01

フォレストマネージャー研修(後期)3日目

それではFM研修3日目の報告です。
ついにこの研修、最初で最後の現場研修です!

やっぱり安田さんはすごかった!
1日目2日目はリンク先からどうぞ〜

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「保有機械、森林作業条件に応じた作業システム設計、機械の選定、作業工程の作成について」

・(有)安田林業の作業システム視察
・目標林型と長伐期施業に応じた路網、作業システムの考え方

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素材生産業ではない、植林から主伐まで行う会社。

ハーベスタは一時導入していたが、まだ早いと手放した。

定着率が低い。
林業全般を学べるために、来てから他の業種に興味を持ったり、学ぶ目的で来る人が多い。

一つの現場が終わったら別の現場へ移動していくのではなく、林業経営全般なので、その時に合わせて仕事を組んでいける

8割がスギ、ヒノキ、カラマツが1割ずつ

循環型生産林
700haほどで林業経営をやっていく。
10齢級以上の208haを5年で分けると40しかないから厳しい。
9齢級100haが上がってくると楽になるか。

作業道
700haあたり平均で96m。
でも、ほとんどは208haの中にある。
おそらく150m以上の路網密度になっている

58年生と45年生、分収林
(画像は事務所の土場に分けておいて合ったもの。分収林のものかは不明)
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トレーラーが入れる土場が2ヶ所ある。一旦土場に集める。
直送はない。すべて直売。
工場へ。100キロから200キロあるから、10t15tでは運賃が高くつくからトレーラーを使う。

トレーラーに乗せていくらという取引。
運賃は向こう持ち。それなら10トンでいいのでは?
それだと向こうが持たなくなって、買取が安くなる。

Q 委託は民間ですか
A 2800ha持ってる人がいるから広くなる。
そこの理事もしている関係で管理している

Q 3000haの巡視とかどうしてますか
A 天然林が多いから、倒れたらそのまま。
人工林は管理している


雪降ってる時につくる。売り上げ年間100万いかない。
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不織布150mm。このまま植える。
植えるのは楽だけど、、運搬が大変。買い物かごに40入るから
普通のキャビティはリブがあるから巻かないけれど、根が中で固まる。
これは空気根切りされるからいい
挿し木。

シカはいない

元10cm、長さ6mという注文が2〜3万円でくるから、徒長したやつも残しておく

間伐2割、自社林、伐採、造材チェンソー。
道に届くので、集材はなし。
グラップルで木寄せ、3人で20m3くらいでる。
普段は切ったら、すぐに2tダンプに乗せて、いっぱいになったら土場に運ぶ。
チェンソーマン、ツカミ、造材と運材が同じ人。
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カラマツとスギの混合は、30年代に適地適木の実験、調査として祖父が植えた。

選木はバランスを重視して間隔を見て選ぶことが多い。
注文があれば、優先的に選んで切っていく

8年くらい前に間伐して58年生。今回で5回目の搬出間伐。

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ここについては何年生で主伐と決めてない。
基本は100年生だけど、間が空いたら植えていく。
木材のストックヤード的な考え方の山。
雑の代わりにスギを植えておく。
複層林を作るという意味でない

皆伐は年間1haしないと決めている。
樹種転換の意味。

ーーーーーー
<内田先生の感想>
一つの理想的な自伐林家。
自発的ではない。需要があった時に出せる。
カラマツは今後値上がりする可能性がある。枯渇傾向にあるから。
強度間伐気味に育てるといい。

針広混交林、日当たりが良くて不成績造林地。
広葉樹中心に育てると考えたら。
ヒノキは成績が悪い。広葉樹のせいではない。短伐期で日当たりがいいのが問題。
針葉樹の中で育った広葉樹はまっすぐ育つ。

管理できて需要があると、それが良い木となる

TR率はtはツリーかトップ、rは根っこ、針葉樹でも紅葉樹でも変わらない。

ポット苗、乾燥するとポット苗が枯れた。
くわで深く植えた人は大丈夫だった。
高いから本数を少なくすると、成長の悪いやつを選別できないから広葉樹を一緒に育てるとか工夫するとよい

ひと鍬植え、密着が得られるからいい

ーーーーーー
<湯浅先生の感想>

木の単価を気にするけど、値段なんてない。
北山杉、ヒノキ、ガタ落ち。
成長量考えたらスギの方がいい。
ずっと高いということは考えにくい。
林業は、長いスパンで考える。

グラップルで1人7m出せるなら、プロセッサなんていらないだろう

うまくいくときは何か自分の中に何か気づく。直感みたいなもの。
ベースとなるのは先輩たちがいろいろやって整理してくれている。
大橋先生、藤森先生をベースに自分の経験、勉強を合わせた。
答えを求めるのはやめた方がいい。
マネジメントする人ですから、自分で責任を取れることをやる。
10の人は10、8の人は8でやれば良い。

ーーーーーー
<内田先生>

ざっくりでも正しければいい。どんぶり勘定はだめ。
機械とも照合していないのはだめ。
時々確認しているなら必要な技術。

間伐は光を感じるように。

下層植生がないのに一列だけシダがあったりする。
そこは水脈があることが多い。

決めるのは皆さん。
地域の山をどうするか、自身で判断して取り組んでください

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2018/10/31

フォレストマネージャー研修(後期)2日目

1日目はこちらにあります。

では、2日目の様子をざっくりと。
2日目、最大の収穫、最大の衝撃は内田先生でした。
これはこの研修に参加した全員が同意してくれるでしょうね。
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「各現場への予算配分、各現場におけるコストの見える化、コスト管理と事業の中止/継続判断について」
・事業のコスト構造
・コスト管理、コスト分析の考え方


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PDCAのCAは仕事に追われて難しい。
利益が出てればいいかとなってしまう。

月単位や施業終了時の結果では、工程遅れや予算オーバーの対策は取れない。
早く対応しようとすると現場を把握している人でないと難しい。
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使えるお金(実行予算)を見えるようにする
どの工程を何人で何日やるとした方がわかりやすい。Img_9286

機械損料
使ってもお金がかかるし、使わなくてもお金がかかる

機械4台、2人でやることもある。
どうしても動かない機械がある。それにも2万円の損料がかかる。
コストが上がってくる。なかなか難しい問題

マネージャーは全体にどういう経費がかかっているか把握すれば、より良くなる

日報は出してもらって終わりということが多い。ファイルして終わり。
中でマネージャーが整理して、平均してどれくらいの作業量が可能なのかを把握することが必要ではないか。

(日報提出を)最初はめんどくさがっていた。
出すことによって給料の、査定をさせるのではないかと思っていた。
そうではなくて単価設定の情報を集めるためと説明して出してもらっている。
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ハーベスタは稼働率が上がってこない。今後の課題。
それがわかるのも表をつけているから。
これを全体で共有することが大事。


機械損料は安い。
なぜなら営業日を稼働日数として算出しているから。
現場に運んでもすぐに使わないことがある。

コスト分析シートを事務所だけではなく、現場とも共有する。
どこに経費がかかったのか、どのくらい利益がでたか知りたいだろうし。


Q 機械の修繕費はどう出している
A 比率で見てるから新品でも5年経っても同じ額。
5年たったら、改めて5年分作る。


Q 作業道開設経費が利益を食ってしまう
A 作業道と間伐セットにしている。
出来高制にしている。
作業道だけにするとつけ逃げみたいになる可能性がある。


Q 固定費について。防護費に使えば作業員のモチベも変わってくるのでは
Aパンツは配布している。
年間何本交換は決めてないけど4本くらい替える人もいる。
ヘルメット、防振手袋も配布している。


Q 所有者から見積もり依頼があったら調査費はもらう?
A もらっていない。
皆伐の毎木とかはかかった費用をもらう。
調査費は粗利益からとっている。


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「保有機械、森林作業条件に応じた作業システム設計、作業工程に対応した路網・土場のあり方作成について」
・日本の地形と土質に対応した路網の考え方
・機械に対応した路網の考え方
・路網開設時の留意点
日吉町森林組合 湯浅勲さん

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林業は文化があるというより、ただ遅れてるだけ。

郵便局の保険には終身プランとかあった。
工務店は提案を売っている。
林業が作業して終わりというのはおかしい

土は日本全国違う。
10トンのものが走る。
同じように締め固めても同じようにはできない。
荒さによって特性が違うことは把握しておかないといけない


昔の作業路は800円でできるとか言って、その場限りだった

林内路網の3規格はドイツのフォレスターの影響が大きい。
きちんとした道を作らないと林業は成り立たないということ

まずは森づくり。
森を作るために道をつける。
そのためにはどのような機械が必要なのか。

自分の山のつもりでやらないといずれバレる

仕事はお金もらっても嬉しいけど、誇りも大事。
お金は使ったら消えるけど、誇りは消えない

道によって奥山は里山に変わる


田んぼは表土(シルトが多い)が30センチほど。
50年生で25mくらいになると床が粘土で水が入っていかないので、田んぼに植えた木は根返りしたりする

瀬戸内はあまり雨が降らない。山梨も。
山に囲まれているから。
スギは雨が多いところ、そうでないところはヒノキやカラマツ。

尾根は削れ残ったところ。
谷底は溜まっているところ。
場所によってまったく違うところに道をつけることを理解しないといけない。

洗い越しはやっぱりいい。
でも、異物が流れてこないところはヒューム管の方が走りやすい

自動車が道を走るなら車両幅の1.5倍以上、林業機械なら1.3倍以上ほしい

道はないに越したことない。
同じ仕事しかできないなら延長は出来るだけ短くする

路面はかまぼこにして、路肩は叩いて丸くする

勾配は原則1割2分。40度。丸太組みはこの中に入れておく

水路は丸太組みでもよい。
階段状にしておくと掘り込まない

横断排水は5度あれば詰まらない。

スイッチバックをヘアピンに変えるのはお金がかかる



Q 営林署の山は入札だから、次に入るかわからないのに、お金のかかるしっかりした道を作る気にならない。
低コストにしようと思うとスイッチバックにしたくなる。

A 営林署で受けた以上、その条件でやるしかない。
崩れない道が良いが、赤字になってまでやるべきてはない。


Q 急傾斜は切り盛りが高くなる。切り株で盛り土をあげているが、やはり崩れるから良くないのか

A 営林署が根株で止めてくれと言われたら、
仕様通りでやるしかない。
道はこうなったら崩れるというのがわかってほしいのが、今日の講義の趣旨。
こうしなさいということではない。

Q 宮崎県。石も買ってくると高い。スラグとか使ったことありますか

A 環境のことなど考えて、コストに見合うならやってみたらどうですか。
繰り返し使う、山に戻す、面積が狭くなるから、などいろいろと総合的に検討して条件に合うのを検討する。
完璧はない。
いろいろ判断して選択する、それが経営。


Q 最終的に伊勢神宮林みたいにしたいですか? 全部道をいれるのか。

A 大橋さんみたいにしたい。いつかは皆伐しないといけないだろう。山主さんの意向も大事です。
現状は網を張っても再造林がうまくいかず、元の山林には戻らないだろう。
この問題をどう解決するのか。


Q 道にバーグを敷いたことありますか

A ありません。なので、どうなるかわかりません。


Q 10トンが入るという提案をするにあたって、これから大径木を出すのに必要だといっても県や市が理解してくれない。
林業専用道は地域からの要望がないと動けないと役所に言われる

A 専用道を作ったことがない。
作業道で対応している。
設計しないといかない。
手間とお金がかかる。県にどう説得するかも難しい。
専用道がどんどん出来るとは思わない。
ナンバー取れるフォワーダとか、公道に土場を作ったりするほうが合理的では。
4tのショート四駆でフォワーダ使わないで、公道の土場まで出てくるとか、いろいろ考えたらどうか。
行政が現状、専用道を作るとは思えない。


ーーーーーー

・作業システムの基本原則
・低コスト林業に向けた作業システムとマネジメント
・高性能林業機械の特徴
京都府林業大学校 藤野正也さん

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マネージャーがなぜ必要か
班長(リーダー)を束ねる役目
現場の仕事をどう進めていくか。
お金のやりくりも考えないといけない。
社長はいくつもの顔を持っている。
マネージャーに徹している人は林業では少ないのでは。

考えるべきことが思っている以上に多い。
林業の人はメモを取らないことが多い。
全部頭の中で処理するのは大変。

作業システムについて、よりよい方法は頭で考えるのではなく、紙に書いてみてください。
めちゃくちゃめんどくさいと思います。
それを頭の中でずっと記憶しているなんて、大変ですよ!

林業ってものすごく複雑なことやってます。
だから、もっと自信を持ってほしいと思います。

生産性は金額ではなく、どれだけ出せるか量で示すことが多い。
これを金額で考えるようにすると、意識が変わるのではないか。

頭の中ではだいたいできてる。
皆さんの努力は機械的な部分。技術的。
記憶の中でしか考えてこなかった。
いまから、ちゃんとやれば生産性は上がる。なぜならやってこなかったから。

プロセッサによる造材が早いからといって、そこをより伸ばすよりも集材など低いところを伸ばすようにするほうが、劇的に変わる

トヨタの工場で事故があったら何十億損する。
それは林業会社でも同じこと。

ほかの事業体を視察しよう。
「うちの方がすごい」「こんなことはうちではできない」などグチ、批評はダメ。
質問をしよう。
「こういう条件の時はこうすればいいんだ」。
繰り返すと引き出しが増えてくる。

大切なことは紙に書いて残す!

新しい作業システムを組む場合は、視察に行って実際に動かしてみることも大事

コンマ25のスイングヤーダでもアームを地面につける機械だと結構引いてくる。
果たしてコンマ25の能力を100まで引き出しているのか。
ぜひ現場でチャレンジしてほしい。壊してほしいという意味ではないw

岡山県向井さん林業
社長が機械好き
いっぺんに何もかもかえたらオペレーターが覚えられなくて、逆に生産性が上がらなかった。
5年後の姿を考えて毎年少しずつ更新していった。

工程管理を頭で考えていてはいけないというのがこの講義のテーマである。
ガントチャート、バーチャートを作ろう
何がいいか。
後輩を育てていかないといけない。
頭の中のノウハウを伝えていかないと会社が傾く。
紙に書いてその考え方を伝える。

全国の事業体の日報の分析をしたけど、特徴はなかった。
細かく書いてても、お給料の計算にしか使ってないところもあるのでは。

計画変更は初日の終わりで修正をかける。
初日やればだいたい流れがわかってくるから。

紙に書き出して、イメージを共有して言われる前に動ける班員を育てる


Q 視察で自分ところが優れていることもあるけど、、、
A 離れたところでみて批評するのが良くない。
そこから一歩進んで交流するのをお勧めしている


Q 湯浅さんは作業道は極力短い方がいいと行っていたが
A その地域、盲目的になると問題はあるが、距離も伸ばしていってケースバイケースで試してやるのはいいのではないかと思う。

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「環境や地域林業に適した目標林型の設定と作業システム、順応的管理について」
・樹木の成長と地域林業の将来予測に伴う目標管理の選定の重要性
・将来予測の不確実性に対応できる順応的管理
・育林技術
森と木の技術と文化研究所 内田健一さん

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学者は学者だけ、役所は役所だけ。
普通は学者の研究を役所は生 かすものだが、、

木の高さに見合った太さが必要。
成長スピードは人間が制御できない。

挿し木苗は一斉に自然被害に遭う可能性がある。無花粉杉も心配。
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TR率、樹高と根っこは2:8。
太い木は土壌崩壊を守る

林業家も森林の生態系サービスは木材生産機能だけではいけない。

天然林の成熟林は300年くらい。老齢林は500から1000年。
人工林はそれを早められる。
成熟林で80から100くらい。
好きなものを植えられるしいいよね。

ヒノキの短伐期(いまは50年くらい)で回していくと再造林がうまくいかない

伐期は計画上の皆伐を言う

トウヒは陰樹、樹冠長率2/3残す。
形状比70以下。
細い木ばかり切れば、形状比が上がる

相対幹距比(Sr)は18〜20

スギは高密度に強い。

超伐期200年と短伐期50年を繰り返すと材積は変わらない。
長伐期は200万くらいの再造林費がかからないのが利点。

広葉樹の価格が高騰中!
どんな樹種でも2万円〜(岩手県)

オーストラリア、勝手に生えてきたやつを抜き切りで生計立ててる
伝統を守るタイプ

馬は輓馬を70万で買ってきて3年使える。
300キロ、食肉30万が保証されてる。
1日5m3くらいでる。
夏の間、草刈りのバイトに出せるw


Q 予想すると言う話。スギは被害が出てる。
湿度の高い雪が降ったり。雪の害、スギをどうするか山主さんにどう提案したら。
A 正解はないけれど、、
オモテ、ウラスギがあるけど、育ってきた
北山スギの最初からリスク込みで分かっている。

リスクまで考えられない人には、粗仕立てを提案するのもいいのでは。
管理できるリスクのうちに入るのでは?
粗仕立て風の太い木で
大径木は売れないのは、製材所が太いのを引けないから。
米松は立米3万。考え方の問題。そこはスギでもいいじゃないか。

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2018/10/27

フォレストマネージャー研修(後期)1日目

というわけで、前期のレポートはこちらから全てのリンクを見ることができるようになっていますので、興味のある人はどうぞ!

んでは、後期のレポート、まずは初日から!

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三次地方森林組合
貞廣和則さん
「プラン作成の手順、ポイントについて」
・三次地方森林組合の事業概要と集約化、経営計画への取り組み
・現場技術者とプランナーとの連携
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人工林率が30%なので、大きな団地が作りにくい

ヒノキがほとんど。平均胸高直径24センチくらい。26〜50年生まで
搬出間伐してもボリュームがあがらないのが問題

企業の森がある。アサヒ、マツダ、施業計画が出されてそれを委託する


平成19年提案型集約化への着手
林業機械は持ってなかった
事務員と作業員2名で日吉町に研修に行った

自分たちがどれくらいのコストでできるかわからなかったから、市町林で最初はやった
つまり、最初はいいところでやっていた
10年経って、やりにくいところが残ってきた。
搬出間伐2回目に入りたいけど、最初に結構伐ったから、まだ1、2年は待ちたい。
団地を探している状態

平成23年、次のステップへ
定性間伐、車両系で搬出

平成24年、さらに次へ
自分たちの木がどのように使われているか「ひろしま木材」に見に行った。
どう加工されて、何に使われているかかオペレーターが知ることが大事
事務員ではなく、現場作業員が視察に行くことが重要

プランナーだけで説明会に参加しないでマネージャーも参加する
収支だけでなく、道や最終的にどんな林分になるのか説明。

いい話は誰も言ってくれない。
道をめちゃくちゃにされたとか悪い話はすぐに伝わる。

境界の確認に来れない人も増えてきて、集約化はせんで良いという人も出てきた


プラン書を使って、施業履歴を整理している。つまりデーターベース

日吉町のプラン書を参考にしている
将来プランを書くようにしている
搬出間伐だけでなく、保育でもプラン書をつかっている。
かつては口頭でやっていたが、世代が変わって若い人が増えてくるとプラン書があるほうが便利。
郵送で送って返してもらうことも
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受託で人工でやるよりも、工程別作業単価を決める方が頑張ればお金が残る

2、3年の子に林分調査行かせてもうまくできない。
なので、手順書を作っている
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プロットを調査して1本いくらでやりますよ、と出す
1本づつカウンターで数える
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施業が終わるごとに、直径ごとに何本切れるか、出面から調べた。
とりあえず単価を決めるが、それは必要に応じて修正をかけていく
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プラン書と清算が乖離しない方がいい。
見積もりよりも多すぎると「お前らいい木を切ったんだろ」と言われかねない。
言われたら、「じゃあ、山を見に行ってください」と言う。
見積もりはどうしても抑え気味になる

地域でどういった森林を作って行くのか。
次の世代がどうやって行くのか、道筋をつけて行く必要がある。
森林所有者との信頼関係を構築する必要がある。
ある程度森林組合というネームバリューはある。あぐらをかいてはいけないが。


Q 採材利用率が高いように思う。68%というのは枝打ちされているからか。
A 樹高だと思う。成立本数もある。枝打ちも高い。
プロット調査をして採材率を出してます。
曲っててもそこを避けたら、使えるものも含む。
用材とチップは最終的に6:4くらいになる。
末口6センチまで、根元は1mをバイオマスに持っていく
Img_9280


Q 組合の地籍調査課は何をしているの?
A 地籍のE工程。
市から委託でやっている。
境界を歩いて杭打ちをするところまで


Q 23年から急に数字が伸びた理由は
A 22年まではハーベスタとフォワーダをセットで使っていて、オペレーターが育っていなかった
作業道が詰まっていたから外注にして、先行してもらってハーベスタがつまらないようにした


Q プロットは?
A 1haあたりプロットは3ヶ所。
林齢が高いと100m3に変えている。
樹高半径で取れば、だいたいその森林の全体像が見えてくる


Q 伐倒単価が出ているが、専門担当なのか
A色々やる。2、3人チームで回しながらやっている

ーーーーーー
「年間/月間/週間計画の作成について」
・現場が止まらないようにするための工夫
・三次地方森林組合の現場管理方法
・日々のミーティングや安全衛生管理方法


品質維持=用材の質もだが、伐採した後の山の品質を維持するということ

工程管理の目的は、つまり利益を上げること


見積もりがいいよ、となったら、計画を立てて、いくら使えるかの予算、あといくら使えるかの管理、売り上げの予測、

プランナーは役割分担している。
仕事を取ってくるプランナー、現場の進捗や予算管理するプランナーと、経理の仕事をするプランナー

一つの現場をいつまでに終わらせるという時にみんなが関心を持つことが大事
この現場でいくら使えるのか、これだけのお金でやろうと示さないと工程をうまく進まない。管理もできない

雪が降るところは早く終わらせるようにする

作業道はオペレーターに工法や現場状況、どれくらい進んだかデータを提出してもらう。

毎週月曜に会議をして、工程が遅れていたら、班員の移動を話し合ったりする

造材を100にしようと思うと、開設、伐倒、集材を100以上にしなくてはならない。かといって、人を入れるとコストとのバランスが悪くなる。
工程のバランスを取るということは、1番高いものをある程度抑えて平均的に高めるようにする
前段階を効率的にして行く必要がある

それぞれがいろんな仕事ができるようにして、工程の短縮をはかる。
班長が自分たちで判断してやっているとプランナーやマネージャーの管理もしやすくなる。
そのためにはプランや使えるお金がわかってないと難しい。


Q 工程が細切れになってて、日々の進捗状況を確認するのが大変
A 作業日報は書いてもらうが、提出は月イチ。
雑談しながら、現場の進捗状況を確認している

Q 工程管理を予測、管理のコツは?
A 現場に出ている班長やプランナーしかわからないことがあるから、聞いてあげて、一緒になって考えて行くことが大事かと。
悪い話はなかなか上がってこない。
悪い話をマネージャーと一緒に解決できるように。

Q 多くの掲示をしているが、班長しか組合には寄らず他は直行直帰とのこと。効果があるの?
A 班長だけだと疲れるので、代理がくることもあるから、結局は現場の多くの人の目に触れる。
そして現場だけでなく事務員に掲示する意味もある。


ーーーーーー
「需要の整理、各団地の生産量の把握、需給のマッチングについて」
・需要、ニーズの把握方法
・団地毎の出材量の把握方法


3班中、一つが400〜500m3出す。定性間伐。

ここ数年は中国木材に直送40、島根県のバイオ40、市場が20。つまり用材が60。
直送は50キロあって遠い。市場は手数料が痛い。
川下の求める規格を安定的に出すのはなかなか難しい。
そして、山主さんの意向もある。
でも、それを満たすようにしないと信頼関係も築けない。

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2018/10/01

フォレストマネージャー研修(前期)3日目(午後)

フォレストマネージャー研修3日目の午後、いよいよ最終回。
初日)(2日目)(3日目午前
「生産性の向上に向けた組織内の連携づくりについて」
(有)安田林業 安田さん

Img_8651
・現場と企画、管理部門との連携づくりに果たすべきフォレストマネージャーの役割

・現場と企画、管理部門の情報共有、橋渡しの方法

目的、目標、手段を常に考えるようにしている

日々の成果がわかるように情報を全員が共有する。
その手段をもっているか。
翌日までに共有できる体制を構築する

今日やったコスト、利益が翌日までにわかるようにする。
事務所はわかってる。
現場が分かっているかどうか。
モチベーションの維持。

正確な情報を集める。
その日のうちにやらないと忘れてしまう。
業務時間内に行うのが重要。
これは仕事だと意識づける。

週末は15時くらいに戻ってきてミーティング。
おしゃべりではなく目的を持って話をする。

一日の最後、振り返る時間を必ずもうける
管理者(リーダー)は、本人の前で目を通す。
そして声かけする。
管理者はいつも見ているという姿勢を見せないと誰も信用しなくなる

日報はエクセルへ、日誌はそのまま

目標より達成率が良くても褒めない。
見積もりから甘かったということだから。

8000円が5000円でできても。

週1、ヒヤリハット報告書だしてもらってる。
最近減ってきたから一回1000円出してる(!)

ファイルは、色分け。
青は森林関係、緑は補助関係、黄色は社員の福利厚生
赤はそれ以外、みんなが自由に見れる

手段を目的にして、どんどん積み重ねていく

社内の風通しを良くする。それが安全にもつながる

Q リスクアセスメントはどう?
人材育成で取り組んでいるところは?
Aリスクアセスメントはしていない。
日誌、日報に記載させている。今後、社員と相談。

本人たちのやりたいようにしている。
本人達に考えさせている。
管理をしないのが最高の管理。
安全については目標がある。




ーーーー
雄勝広域森林組合
高橋勝也

1.「受注内容で確認すべきポイントと現場確認、外注と監督、検査の実務について」
・受注管理における施業受託、需要先への素材納品

2.需要の整理、各団地の生産量の把握、需給のマッチングについて
・需給ミスマッチ発生時の対応、工程管理と見える化、販売先との協定による出材管理
Img_8653

材が足りなくなっていると感じる。
消費税増税の影響もあるのか。

地域の資源量を把握していると販売もしやすくなるのでは。

15万立方の工場を作ったが、経営は厳しい

ラミナと合板工場が同じ価格で集めていたが、ラミナの方がいい材が必要だから集まらなかった。
今はラミナの方が高く買い取る

合板でもAが欲しい。
内装用合板。13000円。
これまでは表面はカラマツだったけど、キレイなスギで、という。

秋田は曲がりが多い

バイオマスは奪い合い。
県内の一社だけで秋田の全部賄えるくらい。
県外の方が高いからそちらに行きたいけど、付き合いもあるから、、、

高品質は市場の職員に来てもらって判断してもらっている。
本当に高く売れるものだけ。
採材も市場の職員にしてもらう

Q 組合長は経営に口だしますか
Aこれまで全国森林組合連合会会長もやってたから、経営に厳しい。

Q 死亡事故が起こったとき、どうだった?
A 請負班だったから、向こうがやられた。
安全巡視員は国有林の人がやっている

Q 請負は、外注ですか
Aそう

Q 請負とかの行程管理は
A 支所はあるけど、本署で管理している

Q ハーベスターは?
Aベースは、コンマ45。住友。良いからじゃない。安いから。
ギザギザは業者がタダでやってくれた。

ーーーー
大林産業(株)大林真信さん
3.買い手側から見た需要と供給

写真撮り忘れてしまいました。すみません。。

【柱】
105が住宅需要だから16〜18がほしい
あまり節が多いと強度が落ちる

黒芯は乾かない。一月でも

二番玉の方がいい

柱材は28センチ下の丸太をよく使う

【間柱とか】
太いのが売れないというのは製材工場の怠慢

元口70センチ以上は皮が剥けない

30から40がほしい。
22以下はいらない

木を見て買ってない。市場を信頼してる。
量を重視している。100本のうち1本おかしくても何も言わない。
10本あったら考えるけど、、
家族経営は知らないけど、大規模工場は気にしない。

直送すると県森連から脅された。協定を結んでいる
でも、市場が協定価格より高いところに売ってしまったことも。
素材業者の声もある

大規模にすれば、コストが下がる。
でも、売れるかはわからない。

消費税10%は頭の痛い問題。
海外輸出したいけど、円高で耐えられるか

2x4は長さが中途半端2336だけど、フィンガージョイントでカバーできる

梱包材は需要があるから、いかに安くできるかがカギ。
長さが1.1mなのが問題

中国「なんで丸太を売るのか、製品を売ってくれ」丸太は集めやすいのか?
日本から仕入れてアメリカに売るのは貿易戦争で難しくなるという話

アメリカに製材品を輸出が増えている。
フェンスに使ってる!
でも、実際はやってない。
品質基準が面倒だから。訴訟起こされると、、、

4.3mの丸太で出してくれると、いろいろ使える。
アメリカのフェンスとか、短ければ普通の市場に。

米杉は3倍の価格になって、日本の杉に目をつけた商社がいる

大壁は壁が見えない工法。半数以上がこれ。

ヒノキは土台。柱はスギ45.ヒノキ34%(地域差がある)

梁、桁は米松が多い(50%くらい)これを杉にしてくれたら、尺上が売れるようになる
問題は意識だけ。

6mの16〜18は高くうれる(通し柱)
ひのきの16センチははダメ18以上

垂木、スギは柔らかくてクギが使えない。ネジじゃないといけない。
でも、いまは米松が高い。

首都圏でスギ4m16〜18が高く売れている。米松が高いから、

無理な要求をするような大手には売りたくない。
地域の工務店を大切に。

集成材が安い。だから、丸太が安くなる。
無垢がどんどん売れると丸太も高くなる

行政を巻き込むこと。
彼らは金を出すか、マッチングの役割。

ロングリーチグラップルは導入したけど、すぐに壊れた、、

素材業者だけが頑張っても無理。
製材業者とも地域を巻き込んでやらないと。
製材業者が使うと素材業者が元気になる。
我々は仲間。

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2018/09/19

フォレストマネージャー研修(前期)3日目(午前)

3日目は講義の連続だったので午前と午後に分けますね。

初日)(2日目)(3日目午後
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「製品等の規格、市況動向、顧客ニーズの把握」東信木材センター

小相沢徳一(こあいざわのりかず)さん
・原木、製品市場の動向。新規販売先の開拓
・川下動向を踏まえた造材の考え方

Img_8648

市売していない

カラマツは土木に使うのが多い(10月から3月)

1人1億、15人体制だから売り上げ15億

10年で取り扱いが5倍になっている

木材新聞に10万立方目指すと書いてもらった。
周りから「所長は頭がおかしい」と言われた。
「10万超えたら敵も味方になる、頑張れ!」と職員にいった

職員の空気があまり良くなかった
県森連からの出向者とかもいて。
「この市場を必ず長野県1番にするから」
負け犬根性を消すのに3ヶ月かかった。

元落ちは全て買い取る

目標達成したら職員が安心しちゃう。

シェアが半分あるから、頑張らないも、売り切らないと信州カラマツのかかくが下がってしまうと会議で鼓舞している

直送するとはい積み料もらわない。
手数料は半額。
生産者に手取りを多くしてほしい

大規模工場が北海道から1500くると言ったら、こっちは500だと買い叩かれる。1500出せるといってはじめてテーブルにつける。
2000.3000だすから500.1000円あげてもらえますかと交渉する

市売していると込みはい作る。
買い手は8センチしかいらないのに、、買えない場合もある。
ここは14センチ以下は1センチ刻みだから8センチだけを大量買える。

小径木の値段を上げないとバイオマスに持っていかれてしまう

市場としてAからDまで売り切る力を持っている

トレーラーはリッター1キロ2キロ。だから帰り荷のトレーラーを使う。
軽油代と運賃だけでいいですか、こっちはいつ積んでくれとは言わないから。
これを徹底的にやってます。
1日15台、20台!
いまは逆に空で向こうに走るトレーラーも使っている。
連合会だから長野県ナンバーも増やさないとw
船は海が荒れると入ってこない。
陸送は助かると言われたことがある

東日本震災のあと、小径木を福島にかなり送っている。

関ヶ原の戦い。カラマツの取り合い、挟まれるスギも足りない

スギで勝負しても勝ち目がない。

カラマツは80年もすると芯が腐ってくるから、どんどん消費して再造林しないといけない

山に木があるのは当たり前というのは先人が植えてきたから

外材が入ってきたお陰で、日本は森林大国になったとも言える

高齢を皆伐して、再造林費用を出してなんとか植えないといけない。
50年後大変なことになる。責務である

合板は平均単価10000くらいだろう。
100超えるものもある。
5万10万を作らないといけない。カラマツのブランド化。
森林認証(SJEC)
森林認証とったことで、切って売らないといけないという認識が生まれた。
取っても高くは売れない。
まずは地元で使って認知を高めろ

お金がないところに成長ない。

屋形船の係留ように16mのカラマツを使う。
10年に一回入れ替える。1本10万。立米13万だった

国産も2万超えてくると、再造林費用が出てくる

住宅数が減ってるから、外材の需要を食っている。
米松じゃなくてカラマツで梁を作ってくれよ。

1日500立方選別してる

1日1000立方入ってくることがある。夜10時くらいまで選別していたことも。
クレームがあり、早朝にしたり
要領が良くなり17時に終われるようになってきた

皮はブルーベリー農家に売っている。マルチング用

福島には皮剥いて持っていく。セシウムがつくとかいろいろ大変。
あと2割多く積める。40立米。
運送は立米幾らで運ぶから向こうも喜ぶ。
商売だから、お互いが良くないと長く続かない。

震災後、お役に立ちたい、うちは1センチ刻みだから使いやすいよ。
選んで皮向くから少し高いけど。
週に2回注文がくる

外材とは勝負するけど、他県の材とは勝負するのは辛い

工場だけではなく、地元の製材所も大事にしないといけない。
外にばかり出して、製材所が潰れると、工場に足元を見られる。
地域を盛り上げないといけない。
トラック会社も賛助会員にしようと思っているくらい。

Q 若手の育成は?
値段をつけるのは誰が?
A
熟練と一緒に仕事させている。
100万200万失敗してもいい。そのかわり1000万稼いでこい。
会社が傾かない限り、全て任せている。
売値も最終決算であえばいい。

Qマーケティングは?
生産者にこういう丸太を出して来れと言ってるのか?

A
外材の代換えフェイスパック、全ての合板工場とつきあっている。広く浅く。
あなたのところだけと言ってくれる人はとことん付き合う。

現金主義。手形は受けつけない。

合板が来たら、曲がりがあってもいい。とにかく4mで。
トロは別で。とにかく量を持ってこい。うちで売る。
A材は発生する。それは製材所に持っていく。

Q 丸太の穴が開いたのは選木機で選べないけど?

A 穴が開いてるのは入ってこない。気づかない場合はあるけど。それはチップにする

Q 売り先はどうするのか、今後。
10年後はどうなるのか?
A 地元の合板工場にガンガン出したらいいじゃないか。
10年後はわからないw
けど、カラマツの未来は明るい

Q 敵を味方に。どうやって地元を理解を。長材とか。苦労した点。
A 16mは夜中に出した。18mは前後に誘導車を使った。角曲がれないとか言いながら。
コンセンサスは有言実行。皆さんは俺の前にひれ伏すと言ったw
既得権を侵されると思ってる。
10万超えた時にお前と一緒にやるよとなった。地域を巻き込んで、仲間になった。
うるさい人ほど、仲間になったら強い。

ーーーーーーーーーーーーーーー
「森林施業プランナー等の企画部門と現場の情報共有について」
(株)はまさき 濱崎康子

・森林経営計画と提案型集約化施業の関わり

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わたしには林業は、魅力しかなかった
社員の仕事の確保に悩まなくていいから

子供のため、孫のために作業する。自分のためじゃないのが魅力的。
道がつけば森林整備につながる

でも、実際は利益がなかった、、、
切れば切るほど、補助金があるけど、劣勢木を定性でやると利益が出ない。
給料も払えるかという状態。
山主にも還元しないといけないから。
所有者の山離れもひどいし、、、

根拠のない自信だけが動かしてた。正しいことをやってるから。
提案型を諦め切れなかった。

負担金いらないからうちにやらせてくださいって言っても、山は財産だからと簡単ではなく、手作りのパンフレットで説明して回った。

木一本全てが財産。捨ててはいけない。

提案書はわかりやすいものを意識した
プランナー研修でもらったものは詳しくて複雑だった
結局いくらもどるのかしか興味がない。そのかわりデータを収集しっかりした。給料、機械損料とか

清算するときは信頼してもらうために、補助金やすべてを開示した

山主さんの意向がなによりも大事。こちらの意見の合わせて目標リンケイを決めていく

何m進んだ?って聞きいて、その日のコストを出す。週1でいくらかかってるか話す。赤字だからダメではない。いくらかかって、いくら稼いでいるかを知ってもらうことが大事





・提案型集約化施業の意義
・森林施業プランナーの役割
・経理担当者等他部門との連携の必要性


「プランナ作成の手順、ポイントについて」

・調査、設計からプラン作成、提案、ポイントについて
・提案型集約化施業におけるフォレストマネージャーの役割

事業の抱き合わせもするけど、最初の想いはわかってほしい。

とにかく積極的に研修へ参加。情報収集。そしてそれを提供していくこと。

山を知り、人を知ることに尽きる

提案型はなによりも夢のある仕事

10年経ってやっと成果が見えてきた。今からが一歩目。

Q 今後の展開、材を高く売るとかありますか

A 直送したりもしたけど、1番近い市場に売るのが今のところいいかと。提案型は2割なので、これがもっと増えると変わってくるかも

Q 若手の育成は?
評価をするのは自分で歩いているのか

難しい。シルバーの方がやる気がある。朝が早かったり。時間はかかるけど。帰ってきて顔を見て声かけて敏感に感じ取ってあげる。班長を通じて状況を聞く。
最初はわたしが行って、そのあとは現場の人が行って連携を取っている。外部には出してない

Q 立米ではなく、一日いくらで計算。モチベーションはあがるのか

A まいなすが続くと士気に影響。数字が大事じゃない。わかってほしいということ。とにかくオープンにしている
不満などを早く見つけて摘み取るようにしている

女性で1番作りたいと思っていて、こちらから声をかけた

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2018/09/12

フォレストマネージャー(前期)に参加してきた。2日目

フォレストマネージャー研修の2日目。
(1日目はこちら)(3日目午前)(3日目午後


釜石地方森林組合の高橋さんの講義を聞くことができただけでも、このFMに参加したかいがあったというもの。
東日本大震災からいかに森林組合を立て直して行ったのか。
この講義は録音しておけばよかった。そのくらいのレベル。
NHKさん、「プロフェッショナル」まだですか?

ーーーーーーーーーーーー
【無災害の推進、チームワークとコミュニケーション、業務効率化の推進、組織と人のマネジメント】

釜石地方森林組合 高橋幸男 さん
1.チームづくりとリーダーシップ
⑴現場組織マネージャーに求められるものについて
・組織内の情報共有の重要性とその方法

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木材の自給率は30%ほどだが、建築用材合板以上は47%ある


「森の貯金箱」3000万の家、坪単価30万円。
地元は70、80万。現在市内に10棟ほど。


ダメになりそうだったところを地域の皆さんが助けてくれたから、地域への恩返しをしようとボランティアをした。
車椅子での避難路、被災保育園への植林


若い人を呼ぼうと思ったら、経営が安定してないといけない


ハローワークでは他の業種に負ける。選ばれる職場にならないといけない


労災の発生率を下げないといけない
全産業は2%.林業は28%。
管内では下げないと!


震災後は、職員に土木や建設に行っていいよと話した。
でも、みんな頑張ると。


我慢しろは気持ちが大変なので、昇給した


現金化できる仕事を優先してヤル気を出した


山にはあまり被害がなかった
間伐材が林内に2000m3くらい残ってた。


作業道を地域の皆さんが使えるように提案した


組合だけが儲かる仕事をしてはいけない。
地域あってこそ。


集約化はどこでも必要とは限らない。
納得しないとできない。
やれやれではできない。
まずは現状把握。


損益計算書を職員全員に配って、今後の計画を説明する
総売上がこれくらいないと組合がダメになるというのを説明する。
年に一回。
キャッシュフローを説明し、それが尽きてはいけないとみんなで考える


震災後、支障木が1番儲かってる
手伝わないとダメだけど、いつか終わるとみなさんに伝える。
みんなで考えて行く。
いま何をしないといけないか。
これをやってるのは請負。
組合職員は間伐している。
支障木はなくなるから、森林整備は職員がしている。


復興特需がなくなったら、1日いくら稼がないととダメなのか、分析して若い子にもはなす。


今後15年間の事業量を計算して、あと何人雇えるかを見積もる→人口増


年に一回組合員にアンケート。


FMは二人。
班体制はない。
6カ所の現場について、機械と人材をFMが話し合って配置する。
事務所は最優先にしてほしい現場は伝えている


現場の人たちが出しやすいようにトラックの運転手が動く。
スピード違反や過積載はやめてくれと


公共事業がなくなって生きていけるように!


安定した売り上げ=丸太の販売


集約化って必要なの?から、細分化して、やはり必要。
山主に自分たちのやり方を説明して、任せてもらえるようにする


2.能力発揮の仕組みづくり
⑵人材育成・人材配置の留意点、能力評価と処遇方法などについて


フォレストマネージャーは係長級。
事務所と現場をつなぐ立場。
事業体は自由に現場を回せるように配慮している


内業外業、全員で朝礼


目標を設定することが大事で、必ずしも達成しなくても良い。
ただ、いまはほとんど一致している(ほぼ達成している)


全員に机とパソコンがある。

日報をPCでうつ。
一日の生産性が出る。

毎週金曜日、コスト分析検討会をしている。作業員だけで。


計画、プランを立てるべき。
日々チェックして改善して行く


職員の目線を揃えるために全員で月に一回会議する


失敗は起こること。そこからどうするか。


視察を受け入れてる年間500から600人。林業以外も。
消費者になる可能性もある。
お金をもらってる。


トン600円の半分を基金に回す。年間5万トン。1500万たまる。
これを植林費用にする。
ヨーロッパのように育林に金がかからないようにしている。形は違うけど。


丸太はでてくるけど、売れないと意味がない。
毎月100から200立方買ってもらってる。
製材所は小さい。


相手先ももうれさせてあげないといけない。

製材所が加工所に売って、製品は組合が売る。
エコシステムを作っている

生産=組合→加工→販売=組合
安くかいたたいたり、高く売りつけることをなくしたい


安全管理とコスト管理は同じ。
コスト管理を調べたら、不安全な行為が多かった。
コストを意識してみんなで動いたら労災も減った


個人面談、一対一で1時間半から3時間ほど。2〜3月に。
前年度できなかったこと、ノートで質問形式でなんでできなかった? とやる。
できなかったことを分析して行く。


・質疑
Q各製材所、販売単価は同じ?
現場からの直送か
A基本直送。単価は統一している。


Q主伐は? 民間はいるのか。
A.5ヘクタールだけ。3事業体。棲み分けている。
入札は参加してない。
皆伐だけしてしまうと、事業体は移動できるけど、森林組合は移動できないから。
環境税。岩手県は意欲のある事業体は植林までしないといけなくなるだろう。
だから、全国的にも植林も考えた方がいいのでは。


Q日々の進捗状況。
A朝礼の時に進捗状況。
最初は参事が一人でやっていたけど、大変で、いまは現場がやっている。

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2018/09/10

フォレストマネージャー(前期)に参加してきた。1日目

9月頭から1週間、東京で西日本ブロックのフォレストマネージャー研修に参加してきました。
一応、緑の雇用の最終段階になるのかな?
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以前、この研修に参加した岡山県のサイトウさんによる「フォレストマネージャー研修の言葉」というネットコンテンツが消えてしまっているので、僕がそれを引き継ぎましょう。

と、ここで一つ。
各講師の言葉を、僕が理解した範囲で「僕の言葉で」記録しています。
研修はスライドを使った講義であり、スライドがないと意味不明かもしれませんが、雰囲気をつかんでもらえたらと思います。
ーーーーーーーーーーーー
<1日目>
【林業の社会的責任と関係者との協働】
〈雇用創出、環境貢献〉
鹿児島大学 牧田邦宏 先生
「地域雇用創出に果たす林業の役割、環境貢献について」
・先進国林業の条件と今後の日本における林業、木材生産の方向性
・林業生産活動による地域雇用の創出、社会的役割
・森林認証活動
・林業による社会貢献活動
(写真撮り忘れました。。。)


山に来るのは林業関係者だけじゃない。
その人たちにもアピールしないといけない。

素材生産業、立木を買って丸太を生産する。

請負だけだと、売り手が少なくなると厳しくなる。

買う目利き、高く売る能力が必要。

今のところ、国有林は積極生産。
皆伐はしないと5年前は言ってた

短期的な伐採について
価格は上がってない。
子供に引き継がないから伐採するという選択が増えている。

需要が減っても、外材との価格競争に負けなくなった。
立木の買取は底で変わらない。

奥地から切られることはない! 手前のいいところから伐る。
50年後を考えて投資している他の業界はあまりない。(再造林について)

切りっぱなしだと業者が悪く言われる。、山主がやるべきだが、、、
資源は増えて、需要は減っている。
その中で外材を駆逐していかないといけない。

20年前、地球温暖化対策で手を入れている証明が必要だった。(切り捨て間伐について)

売れない木材は輸出すれば良いという考えが出てきた。
もう国際的に勝負できる価格だから

無節の化粧材はいらない。
内装材はあるかもしれない。
住宅需要を考えてるだけではダメ。
→針葉樹合板2006年くらい
合板、表面は強くしないといけない。
スギは表面に使えない。
真ん中に挟むものが大量に必要。
カラマツ、ヒノキは強度があるから表面に使える。

昔は素材業者がメーカーに直販してた。
それが市場に送った方がいいとなった。

2008に政策的に製材工場(年間5万立法使う)に補助金。
柱材ではなく、ラミナ工場が増えた。
それまでは1万立方でも大きいくらい。
宮崎に50万立方使う工場がある
こういうところに安定的に買ってもらうようにするのが大事。

素材業者で1万立方出すのが最初の壁。

バイオマスがあるから、歩留まりは上がっただろう。
こういうところで勝負しているのが現時点。


ーーーーーーーーーーー
1日目 午後
〈地域の林業、木材産業の方向〉
「地域における林業、木材産業の協業、連携の事例について」
・事業量確保、生産力増強、供給量確保のための地域における協業、連携の進め方、効果
・労働力確保、人材育成のための地域内連携
・雇用管理とキャリア形成

(ヨーロッパ)
日本は谷が細かく入っている。
ヨーロッパはでかいトラックが入る林道が整備されている
効率的に機械を使っている。
仕組みを考える。
道があるからとも言える。

長材で出せるのが大きく違う。
鹿児島では輸出で2.8mがある。
出荷先が決まってしまう。
なるべく有効につかえるようにしている。
日本はバイオマスがあるから量を出す方にむかっている。

丸太がいいものだからではなく高いのではなく、需要先が求めるものを作らないといけない。

作業員は採算確保を考えて作業している
マネージャーは幾らで売れたと教えてあげるのがいい

皆伐したら、その林分はどうしても公益的機能が落ちる。

林地荒廃の一番原因は作業道による山地崩壊。

(宮崎県の)ガイドラインのミソは1.自分たちで作って、2.認証して社会にアピールしようというという点。

森林経営管理法
森林所有者ができないところを市町村がやっても良い。
林業経営に適した森林は林業経営者。
適さないところは市町村自らが管理。
だから、事業体は社会に向けて責任ある行動を取らないといけない。
社会的評価を下げないようにする

森林経営管理について事業体の体力差があるけど。
市町村は様子見をするだろう。
鹿児島は動きが悪いので勉強会をやった
森林組合は市町村と手を組んで取り組んでほしい。


Q.集中豪雨で立木がダメだと言われている
A.深層崩壊が多い。
森林の管理が悪いと言われたら、きちんと説明しないといけない。
400mmも降ったらどこだって崩れる。
きっかけは森林作業道の可能性はある。
道は埋めもどすとか配慮は必要。


Q.ヨーロッパの日当がなぜ高い
A.機械と道を有効に使っている。
ただ、我々は1番いいところを見ているだけかも。
林業作業員も教育を受けてないとなれない。
つまり作業員の意識が違う。
時間を使うだけではなく、どうやって儲けられるか一人一人が考えている。
ただ、公式の作業員でバイト的な人はわからない。


Q.森林経営管理で問題なのは、境界の明確化と遠くて道が作れない。この2点。事業体は市町村にどうやってアプローチしたらいいの?
A.事業体と組合、市町村が協力して行くしかないのでは。
森林簿だってめちゃくちゃ。
新しい測量技術を入れるしかない。レーザー測量とか。
お金はあるから、まず現状を把握するところが第一段階。
意向調査よりは森林の現況を確認。地域差はあるだろうけど。
自伐林家の力を借りるのも1つ。


2日目)(3日目午前)(3日目午後

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