カテゴリー「林業(四方山話)」の322件の記事

2018/09/19

フォレストマネージャー研修3日目(午前)

3日目は講義の連続だったので午前と午後に分けますね。

初日)(2日目)(3日目午後
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「製品等の規格、市況動向、顧客ニーズの把握」東信木材センター

小相沢徳一(こあいざわのりかず)さん
・原木、製品市場の動向。新規販売先の開拓
・川下動向を踏まえた造材の考え方

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市売していない

カラマツは土木に使うのが多い(10月から3月)

1人1億、15人体制だから売り上げ15億

10年で取り扱いが5倍になっている

木材新聞に10万立方目指すと書いてもらった。
周りから「所長は頭がおかしい」と言われた。
「10万超えたら敵も味方になる、頑張れ!」と職員にいった

職員の空気があまり良くなかった
県森連からの出向者とかもいて。
「この市場を必ず長野県1番にするから」
負け犬根性を消すのに3ヶ月かかった。

元落ちは全て買い取る

目標達成したら職員が安心しちゃう。

シェアが半分あるから、頑張らないも、売り切らないと信州カラマツのかかくが下がってしまうと会議で鼓舞している

直送するとはい積み料もらわない。
手数料は半額。
生産者に手取りを多くしてほしい

大規模工場が北海道から1500くると言ったら、こっちは500だと買い叩かれる。1500出せるといってはじめてテーブルにつける。
2000.3000だすから500.1000円あげてもらえますかと交渉する

市売していると込みはい作る。
買い手は8センチしかいらないのに、、買えない場合もある。
ここは14センチ以下は1センチ刻みだから8センチだけを大量買える。

小径木の値段を上げないとバイオマスに持っていかれてしまう

市場としてAからDまで売り切る力を持っている

トレーラーはリッター1キロ2キロ。だから帰り荷のトレーラーを使う。
軽油代と運賃だけでいいですか、こっちはいつ積んでくれとは言わないから。
これを徹底的にやってます。
1日15台、20台!
いまは逆に空で向こうに走るトレーラーも使っている。
連合会だから長野県ナンバーも増やさないとw
船は海が荒れると入ってこない。
陸送は助かると言われたことがある

東日本震災のあと、小径木を福島にかなり送っている。

関ヶ原の戦い。カラマツの取り合い、挟まれるスギも足りない

スギで勝負しても勝ち目がない。

カラマツは80年もすると芯が腐ってくるから、どんどん消費して再造林しないといけない

山に木があるのは当たり前というのは先人が植えてきたから

外材が入ってきたお陰で、日本は森林大国になったとも言える

高齢を皆伐して、再造林費用を出してなんとか植えないといけない。
50年後大変なことになる。責務である

合板は平均単価10000くらいだろう。
100超えるものもある。
5万10万を作らないといけない。カラマツのブランド化。
森林認証(SJEC)
森林認証とったことで、切って売らないといけないという認識が生まれた。
取っても高くは売れない。
まずは地元で使って認知を高めろ

お金がないところに成長ない。

屋形船の係留ように16mのカラマツを使う。
10年に一回入れ替える。1本10万。立米13万だった

国産も2万超えてくると、再造林費用が出てくる

住宅数が減ってるから、外材の需要を食っている。
米松じゃなくてカラマツで梁を作ってくれよ。

1日500立方選別してる

1日1000立方入ってくることがある。夜10時くらいまで選別していたことも。
クレームがあり、早朝にしたり
要領が良くなり17時に終われるようになってきた

皮はブルーベリー農家に売っている。マルチング用

福島には皮剥いて持っていく。セシウムがつくとかいろいろ大変。
あと2割多く積める。40立米。
運送は立米幾らで運ぶから向こうも喜ぶ。
商売だから、お互いが良くないと長く続かない。

震災後、お役に立ちたい、うちは1センチ刻みだから使いやすいよ。
選んで皮向くから少し高いけど。
週に2回注文がくる

外材とは勝負するけど、他県の材とは勝負するのは辛い

工場だけではなく、地元の製材所も大事にしないといけない。
外にばかり出して、製材所が潰れると、工場に足元を見られる。
地域を盛り上げないといけない。
トラック会社も賛助会員にしようと思っているくらい。

Q 若手の育成は?
値段をつけるのは誰が?
A
熟練と一緒に仕事させている。
100万200万失敗してもいい。そのかわり1000万稼いでこい。
会社が傾かない限り、全て任せている。
売値も最終決算であえばいい。

Qマーケティングは?
生産者にこういう丸太を出して来れと言ってるのか?

A
外材の代換えフェイスパック、全ての合板工場とつきあっている。広く浅く。
あなたのところだけと言ってくれる人はとことん付き合う。

現金主義。手形は受けつけない。

合板が来たら、曲がりがあってもいい。とにかく4mで。
トロは別で。とにかく量を持ってこい。うちで売る。
A材は発生する。それは製材所に持っていく。

Q 丸太の穴が開いたのは選木機で選べないけど?

A 穴が開いてるのは入ってこない。気づかない場合はあるけど。それはチップにする

Q 売り先はどうするのか、今後。
10年後はどうなるのか?
A 地元の合板工場にガンガン出したらいいじゃないか。
10年後はわからないw
けど、カラマツの未来は明るい

Q 敵を味方に。どうやって地元を理解を。長材とか。苦労した点。
A 16mは夜中に出した。18mは前後に誘導車を使った。角曲がれないとか言いながら。
コンセンサスは有言実行。皆さんは俺の前にひれ伏すと言ったw
既得権を侵されると思ってる。
10万超えた時にお前と一緒にやるよとなった。地域を巻き込んで、仲間になった。
うるさい人ほど、仲間になったら強い。

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「森林施業プランナー等の企画部門と現場の情報共有について」
(株)はまさき 濱崎康子

・森林経営計画と提案型集約化施業の関わり

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わたしには林業は、魅力しかなかった
社員の仕事の確保に悩まなくていいから

子供のため、孫のために作業する。自分のためじゃないのが魅力的。
道がつけば森林整備につながる

でも、実際は利益がなかった、、、
切れば切るほど、補助金があるけど、劣勢木を定性でやると利益が出ない。
給料も払えるかという状態。
山主にも還元しないといけないから。
所有者の山離れもひどいし、、、

根拠のない自信だけが動かしてた。正しいことをやってるから。
提案型を諦め切れなかった。

負担金いらないからうちにやらせてくださいって言っても、山は財産だからと簡単ではなく、手作りのパンフレットで説明して回った。

木一本全てが財産。捨ててはいけない。

提案書はわかりやすいものを意識した
プランナー研修でもらったものは詳しくて複雑だった
結局いくらもどるのかしか興味がない。そのかわりデータを収集しっかりした。給料、機械損料とか

清算するときは信頼してもらうために、補助金やすべてを開示した

山主さんの意向がなによりも大事。こちらの意見の合わせて目標リンケイを決めていく

何m進んだ?って聞きいて、その日のコストを出す。週1でいくらかかってるか話す。赤字だからダメではない。いくらかかって、いくら稼いでいるかを知ってもらうことが大事





・提案型集約化施業の意義
・森林施業プランナーの役割
・経理担当者等他部門との連携の必要性


「プランナ作成の手順、ポイントについて」

・調査、設計からプラン作成、提案、ポイントについて
・提案型集約化施業におけるフォレストマネージャーの役割

事業の抱き合わせもするけど、最初の想いはわかってほしい。

とにかく積極的に研修へ参加。情報収集。そしてそれを提供していくこと。

山を知り、人を知ることに尽きる

提案型はなによりも夢のある仕事

10年経ってやっと成果が見えてきた。今からが一歩目。

Q 今後の展開、材を高く売るとかありますか

A 直送したりもしたけど、1番近い市場に売るのが今のところいいかと。提案型は2割なので、これがもっと増えると変わってくるかも

Q 若手の育成は?
評価をするのは自分で歩いているのか

難しい。シルバーの方がやる気がある。朝が早かったり。時間はかかるけど。帰ってきて顔を見て声かけて敏感に感じ取ってあげる。班長を通じて状況を聞く。
最初はわたしが行って、そのあとは現場の人が行って連携を取っている。外部には出してない

Q 立米ではなく、一日いくらで計算。モチベーションはあがるのか

A まいなすが続くと士気に影響。数字が大事じゃない。わかってほしいということ。とにかくオープンにしている
不満などを早く見つけて摘み取るようにしている

女性で1番作りたいと思っていて、こちらから声をかけた

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2018/09/12

フォレストマネージャー(前期)に参加してきた。2日目

フォレストマネージャー研修の2日目。
(1日目はこちら)(3日目午前)(3日目午後


釜石地方森林組合の高橋さんの講義を聞くことができただけでも、このFMに参加したかいがあったというもの。
東日本大震災からいかに森林組合を立て直して行ったのか。
この講義は録音しておけばよかった。そのくらいのレベル。
NHKさん、「プロフェッショナル」まだですか?

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【無災害の推進、チームワークとコミュニケーション、業務効率化の推進、組織と人のマネジメント】

釜石地方森林組合 高橋幸男 さん
1.チームづくりとリーダーシップ
⑴現場組織マネージャーに求められるものについて
・組織内の情報共有の重要性とその方法

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木材の自給率は30%ほどだが、建築用材合板以上は47%ある


「森の貯金箱」3000万の家、坪単価30万円。
地元は70、80万。現在市内に10棟ほど。


ダメになりそうだったところを地域の皆さんが助けてくれたから、地域への恩返しをしようとボランティアをした。
車椅子での避難路、被災保育園への植林


若い人を呼ぼうと思ったら、経営が安定してないといけない


ハローワークでは他の業種に負ける。選ばれる職場にならないといけない


労災の発生率を下げないといけない
全産業は2%.林業は28%。
管内では下げないと!


震災後は、職員に土木や建設に行っていいよと話した。
でも、みんな頑張ると。


我慢しろは気持ちが大変なので、昇給した


現金化できる仕事を優先してヤル気を出した


山にはあまり被害がなかった
間伐材が林内に2000m3くらい残ってた。


作業道を地域の皆さんが使えるように提案した


組合だけが儲かる仕事をしてはいけない。
地域あってこそ。


集約化はどこでも必要とは限らない。
納得しないとできない。
やれやれではできない。
まずは現状把握。


損益計算書を職員全員に配って、今後の計画を説明する
総売上がこれくらいないと組合がダメになるというのを説明する。
年に一回。
キャッシュフローを説明し、それが尽きてはいけないとみんなで考える


震災後、支障木が1番儲かってる
手伝わないとダメだけど、いつか終わるとみなさんに伝える。
みんなで考えて行く。
いま何をしないといけないか。
これをやってるのは請負。
組合職員は間伐している。
支障木はなくなるから、森林整備は職員がしている。


復興特需がなくなったら、1日いくら稼がないととダメなのか、分析して若い子にもはなす。


今後15年間の事業量を計算して、あと何人雇えるかを見積もる→人口増


年に一回組合員にアンケート。


FMは二人。
班体制はない。
6カ所の現場について、機械と人材をFMが話し合って配置する。
事務所は最優先にしてほしい現場は伝えている


現場の人たちが出しやすいようにトラックの運転手が動く。
スピード違反や過積載はやめてくれと


公共事業がなくなって生きていけるように!


安定した売り上げ=丸太の販売


集約化って必要なの?から、細分化して、やはり必要。
山主に自分たちのやり方を説明して、任せてもらえるようにする


2.能力発揮の仕組みづくり
⑵人材育成・人材配置の留意点、能力評価と処遇方法などについて


フォレストマネージャーは係長級。
事務所と現場をつなぐ立場。
事業体は自由に現場を回せるように配慮している


内業外業、全員で朝礼


目標を設定することが大事で、必ずしも達成しなくても良い。
ただ、いまはほとんど一致している(ほぼ達成している)


全員に机とパソコンがある。

日報をPCでうつ。
一日の生産性が出る。

毎週金曜日、コスト分析検討会をしている。作業員だけで。


計画、プランを立てるべき。
日々チェックして改善して行く


職員の目線を揃えるために全員で月に一回会議する


失敗は起こること。そこからどうするか。


視察を受け入れてる年間500から600人。林業以外も。
消費者になる可能性もある。
お金をもらってる。


トン600円の半分を基金に回す。年間5万トン。1500万たまる。
これを植林費用にする。
ヨーロッパのように育林に金がかからないようにしている。形は違うけど。


丸太はでてくるけど、売れないと意味がない。
毎月100から200立方買ってもらってる。
製材所は小さい。


相手先ももうれさせてあげないといけない。

製材所が加工所に売って、製品は組合が売る。
エコシステムを作っている

生産=組合→加工→販売=組合
安くかいたたいたり、高く売りつけることをなくしたい


安全管理とコスト管理は同じ。
コスト管理を調べたら、不安全な行為が多かった。
コストを意識してみんなで動いたら労災も減った


個人面談、一対一で1時間半から3時間ほど。2〜3月に。
前年度できなかったこと、ノートで質問形式でなんでできなかった? とやる。
できなかったことを分析して行く。


・質疑
Q各製材所、販売単価は同じ?
現場からの直送か
A基本直送。単価は統一している。


Q主伐は? 民間はいるのか。
A.5ヘクタールだけ。3事業体。棲み分けている。
入札は参加してない。
皆伐だけしてしまうと、事業体は移動できるけど、森林組合は移動できないから。
環境税。岩手県は意欲のある事業体は植林までしないといけなくなるだろう。
だから、全国的にも植林も考えた方がいいのでは。


Q日々の進捗状況。
A朝礼の時に進捗状況。
最初は参事が一人でやっていたけど、大変で、いまは現場がやっている。

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2018/09/10

フォレストマネージャー(前期)に参加してきた。1日目

9月頭から1週間、東京で西日本ブロックのフォレストマネージャー研修に参加してきました。
一応、緑の雇用の最終段階になるのかな?
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以前、この研修に参加した岡山県のサイトウさんによる「フォレストマネージャー研修の言葉」というネットコンテンツが消えてしまっているので、僕がそれを引き継ぎましょう。

と、ここで一つ。
各講師の言葉を、僕が理解した範囲で「僕の言葉で」記録しています。
研修はスライドを使った講義であり、スライドがないと意味不明かもしれませんが、雰囲気をつかんでもらえたらと思います。
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<1日目>
【林業の社会的責任と関係者との協働】
〈雇用創出、環境貢献〉
鹿児島大学 牧田邦宏 先生
「地域雇用創出に果たす林業の役割、環境貢献について」
・先進国林業の条件と今後の日本における林業、木材生産の方向性
・林業生産活動による地域雇用の創出、社会的役割
・森林認証活動
・林業による社会貢献活動
(写真撮り忘れました。。。)


山に来るのは林業関係者だけじゃない。
その人たちにもアピールしないといけない。

素材生産業、立木を買って丸太を生産する。

請負だけだと、売り手が少なくなると厳しくなる。

買う目利き、高く売る能力が必要。

今のところ、国有林は積極生産。
皆伐はしないと5年前は言ってた

短期的な伐採について
価格は上がってない。
子供に引き継がないから伐採するという選択が増えている。

需要が減っても、外材との価格競争に負けなくなった。
立木の買取は底で変わらない。

奥地から切られることはない! 手前のいいところから伐る。
50年後を考えて投資している他の業界はあまりない。(再造林について)

切りっぱなしだと業者が悪く言われる。、山主がやるべきだが、、、
資源は増えて、需要は減っている。
その中で外材を駆逐していかないといけない。

20年前、地球温暖化対策で手を入れている証明が必要だった。(切り捨て間伐について)

売れない木材は輸出すれば良いという考えが出てきた。
もう国際的に勝負できる価格だから

無節の化粧材はいらない。
内装材はあるかもしれない。
住宅需要を考えてるだけではダメ。
→針葉樹合板2006年くらい
合板、表面は強くしないといけない。
スギは表面に使えない。
真ん中に挟むものが大量に必要。
カラマツ、ヒノキは強度があるから表面に使える。

昔は素材業者がメーカーに直販してた。
それが市場に送った方がいいとなった。

2008に政策的に製材工場(年間5万立法使う)に補助金。
柱材ではなく、ラミナ工場が増えた。
それまでは1万立方でも大きいくらい。
宮崎に50万立方使う工場がある
こういうところに安定的に買ってもらうようにするのが大事。

素材業者で1万立方出すのが最初の壁。

バイオマスがあるから、歩留まりは上がっただろう。
こういうところで勝負しているのが現時点。


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1日目 午後
〈地域の林業、木材産業の方向〉
「地域における林業、木材産業の協業、連携の事例について」
・事業量確保、生産力増強、供給量確保のための地域における協業、連携の進め方、効果
・労働力確保、人材育成のための地域内連携
・雇用管理とキャリア形成

(ヨーロッパ)
日本は谷が細かく入っている。
ヨーロッパはでかいトラックが入る林道が整備されている
効率的に機械を使っている。
仕組みを考える。
道があるからとも言える。

長材で出せるのが大きく違う。
鹿児島では輸出で2.8mがある。
出荷先が決まってしまう。
なるべく有効につかえるようにしている。
日本はバイオマスがあるから量を出す方にむかっている。

丸太がいいものだからではなく高いのではなく、需要先が求めるものを作らないといけない。

作業員は採算確保を考えて作業している
マネージャーは幾らで売れたと教えてあげるのがいい

皆伐したら、その林分はどうしても公益的機能が落ちる。

林地荒廃の一番原因は作業道による山地崩壊。

(宮崎県の)ガイドラインのミソは1.自分たちで作って、2.認証して社会にアピールしようというという点。

森林経営管理法
森林所有者ができないところを市町村がやっても良い。
林業経営に適した森林は林業経営者。
適さないところは市町村自らが管理。
だから、事業体は社会に向けて責任ある行動を取らないといけない。
社会的評価を下げないようにする

森林経営管理について事業体の体力差があるけど。
市町村は様子見をするだろう。
鹿児島は動きが悪いので勉強会をやった
森林組合は市町村と手を組んで取り組んでほしい。


Q.集中豪雨で立木がダメだと言われている
A.深層崩壊が多い。
森林の管理が悪いと言われたら、きちんと説明しないといけない。
400mmも降ったらどこだって崩れる。
きっかけは森林作業道の可能性はある。
道は埋めもどすとか配慮は必要。


Q.ヨーロッパの日当がなぜ高い
A.機械と道を有効に使っている。
ただ、我々は1番いいところを見ているだけかも。
林業作業員も教育を受けてないとなれない。
つまり作業員の意識が違う。
時間を使うだけではなく、どうやって儲けられるか一人一人が考えている。
ただ、公式の作業員でバイト的な人はわからない。


Q.森林経営管理で問題なのは、境界の明確化と遠くて道が作れない。この2点。事業体は市町村にどうやってアプローチしたらいいの?
A.事業体と組合、市町村が協力して行くしかないのでは。
森林簿だってめちゃくちゃ。
新しい測量技術を入れるしかない。レーザー測量とか。
お金はあるから、まず現状を把握するところが第一段階。
意向調査よりは森林の現況を確認。地域差はあるだろうけど。
自伐林家の力を借りるのも1つ。


2日目)(3日目午前)(3日目午後

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2018/08/08

FW3を担当してきました

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講義内容は「風雪害などの被害木の安全な処理作業」。

午前中はテキストや動画を使っての講義、午後から現場に出て実習を行いました。
画像は、大きく傾いてしまった木を安全に伐倒するにはどうしたら良いか、というところです。
FW3ともなると、なかなかみんな「山いき」らしい顔つきになっていて頼もしく、こちらも各事業体の現場ではフォローしきれていないところを指導するように意識するようにしました。
仕事人生はFWが終わってからの方がはるかに長いから、みんな怪我や事故のないように今後の充実した数十年を過ごして欲しいと願ってしまうのは、僕が歳をとったからなんでしょうね。

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2018/07/31

安全になったものだ

ここ最近は搬出間伐な日々。
標高850mあるから、風が心地よいのなんの。
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僕らの地域ではまだあまりプロセッサやハーベスタは普及していなくて、グラップルによる手造材。
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これだけ混んだ山を見ていると、ガンガン切り捨て間伐してた時代が懐かしくなる。
今は作業道の平らなところで玉切り。
以前と比べたら身体も楽だし、安全になったものだとしみじみ。
もっと楽に、安全にできないかなーとボケーと考えている日々です。

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2018/07/11

2018 FW1

今年もFW1「手工具のメンテナンス」という研修の講師を勤めて来ました。
といっても、内容はある程度自由に決められるので
<午前> 
・安全装備について
・熱中症に気をつけて
・ロープワークとアイ加工

<午後>
・腰道具研究
・刃物の手入れ
とこんな感じで結構盛りだくさん。

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緑の雇用の安全用品カタログをみながら、みんなでガヤガヤ。

安全はカタチから入るのが早いです。



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重機の時代になっても、「吉野ヨキ」はやっぱり必須だと思いたい。


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2018/05/06

僕がストームクルーザーを選んだわけ

現場で使えるカッパ、レインウェアを探していたんです。

これまではホームセンターで購入した三千円くらいの比較的薄くて軽量なタイプを使っていました。

最近はアウトドアブランドの機能性の高いもので現場で使えるものがないか色々探していることもあり、身近なモンベルのレインウェアでいいものがないかと。

もうね、若い頃のように濡れようが不快だろうがガンガン仕事できた時と明らかに違う。
多少、値が張っても快適に仕事したいな、と。

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僕がレインウェアを選ぶ上で重視したこと

・携帯性
レインウェアは基本的にザックの中にいれっぱなんです。一年中。
屋外で仕事している以上、突然の降雨はよくあることなんで。
多少の雨はそのまま気にせず仕事するか、ヤッケを羽織るかしてるんですが。

・通気性
季節によっては「雨に濡れなくても汗でびっしょり」て言うのがデフォルトですもんね。


で、迷ったのは

・耐久性
この仕事を始めた頃、やはり高機能の上下で3万くらいするレインウェアを着ていたことがあったのですが、1年もたなかったんです。
この経験から、「アウターは安物にしてダメになったら交換」してました。
ただ当時の仕事は育林、撫育が中心で一年中ガサガサした山の中に分け入っていたんですね。
それが、今は重機を使っての素材生産と樹上伐採が中心の日々。
ワイヤーの扱いにさえ注意していれば、なんとかなるだろうと判断しました。


んで、選んだのが、ストームクルーザーというわけ。
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ただ、やっぱり下半身は丈夫なものがいいのではないかと、これはかなり悩みました。
だってフィールドレインパンツは、これですもん。
「世界最高レベルの防水透湿性を実現したゴアテックス®ファブリクスを採用し、機能性と耐久性を追求した、農業などの野外作業に最適なレインウエアです。一般的な生地と比較して3倍以上の耐摩耗性を誇るモンベル独自のシェル素材を採用しています」
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3倍以上やで!
でもね、結局、コンパンクトに持ち歩きたい。
常に携帯して、すぐにパッと着ることができる。
これかなと。


これまで携帯していたホムセンカッパとストームクルーザー(上下)です。
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すっげえ小さい!(感動)
これならナイロンヤッケみたいに腰袋やカーゴポケットに入るレベル。
ウインドブレーカーにも十分使えるわ。


というわけで大事に使って、できるだけ長持ちさせたい!
耐久性についてはまたここに追記して行こうと思います。

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2018/02/28

杉の天然下種更新

先日入った道路脇の一反ほどの現場。
道路を拡張する際に木を伐り、そのままにされていました。

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写真、道路側に杉の若木が生えてますが、これは自然に生えてきたもの。
山側の成木からタネが落ちて生えてきたそうです。

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結構、普通に成長してます。

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等間隔に並んでいるように思うけど、これも自然に生えてきたもの。

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獣害は全体の1割ほどでした。
僕らが植林すると現場全体を囲うネットをするのですが、必ずどこかから侵入してきてほぼ全ての苗が食べられてしまいます。
ここはネットも何もないのですが、ほとんど食べられていません。

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雪で曲がってしまったものもありましたが、数はほんのわずか。
ほとんどはほぼ真っ直ぐに育っていました。

ヒノキも実生ですが、枝打ちをしたようです。
杉も大きく成長しているものは枝を打ったようです。

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この現場は北向きで標高は450mほど。
1枚目の写真を見てもらえればわかる通り、日当たりはあまりよくありません。
日当たりが良くないことで実生苗が草の勢いに負けることなく、これだけの成長を見せていたのかもしれません。


道路脇を広く伐開したところはこれまでも注意して見ていましたが、ここまで実生苗がたくさん、しかもきれいに成長しているところは初めてでした。


吉野林業は人が手をかけて大事に森を作ってきた歴史がありますが、それでも楽に森づくりができるに越したことはありません。
ましてや材価が下がっている昨今においては。

これからも様々な条件による実生苗に注意して行きたいと思います。

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2018/02/17

丹沢の山を見て来た

山仕事の大先輩に丹沢の山を案内してもらいました。
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この杉林はこの地域によく見られる山ということだった。

やっぱり吉野の杉と比べると枝(節)の跡が目立つ印象。
吉野は早い段階で枝を落としているので、その違いでしょうか。


つづいて、分収林を見に行きます。

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これは数年前に間伐して、おそらく去年植林したと思われます。
まだシカが少ないようでこうやって苗木が活着、成長している姿をみると感動してしまいます。


また、場所を移動して、続けてヒノキの植林地へ。
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10年生くらいのヒノキ山だそうで、ここも獣害はなくスクスクと育っていました。
神奈川県林政課の皆さん、ちょうど頃合いですのでしっかり枝を打って風通しを良くしてあげてください。
きっといい森になりますよ!


最後に木材市場を見学。
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もうね、競りとかないんですって。
事前に業者が材をチェックして札を入れておいて、市日に開けて落札業者が決まるという。
年度末ということもあり、出てくる材が少なかったそうですが、写真のヒノキ材は枝も早い段階で打ってありなかなか良かったです。
それもそのはず材は諸戸林業さんの山から出たものでした。


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と、駆け足で丹沢の山を見て回ったのですが、スギヒノキ以外にもコナラなどを植林してこれまでの林業とは違った形で地域の山づくりを目指しているところなども見学し、やはり森づくり、山づくりは素晴らしいなあと改めて思った次第です。


案内してくれた先輩とはたくさん色々な話もできたし、やはり100回のメールよりも全然価値がありますね。
来てよかった。

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2018/02/04

岡三マン

久しぶりのゆっくりした休日、一冊の本を読み返していたんです。

(発刊当時、ブログで取り上げた記事はこちら

泉林業では昭和44年に死亡災害があり、それ以来

「安全はすべてに優先する」を社是として、林業を天職と信じてこれまでやってきました。(p94)

とあって、

朝のミーティング内容は、災害の速報が入るとその情報とか、班長が黒板に書いたその日の目標に対して、私がコメントしたりします。(p97)

と、ここを読んでふと思ったんです。


岡三マンってみなさん知ってます?(唐突)

相場関係ニュースの速報性が半端なく早く、ニュースが報じられた数秒後にはツイートするというとんでもない人(たち?)。


もうこんな時代だし、スマホに林業関係(というか災害事例)ニュース速報がポンと飛んでくるっていうの、全然アリだと思うんですけど。

普通の情報ならプル型(ユーザーから情報を得に行く)でもいいですけど、災害事例とかはプッシュ型(ユーザーのところに自動的に配信されてくる)であって欲しいなと。

事務所にファックスで届くのではなく、現場作業員のスマホへ直接届くってことが大事。



林災防のホームページ
を見てもらうとわかるんですが、死亡労働災害多発警報が発令されている県もあります。
警報が出るってヤバいですよ。

「林災防マン」の中の人、ぜひ実現してくれないかな〜

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