カテゴリー「林業(四方山話)」の267件の記事

2012/01/31

マーベル「プラロック」のメモ

先週末から東京に帰ってたんですが、思った以上に寒くて寒くて。
で、村に帰ってきたら家の中が1度でした。。。


さて、伐倒やかかり木を外す牽引具の「プラロック」はもう皆さんご存知ですよね。
これまでブログにも何度か書いてきました。

マーベル「プラロック」について
マーベル「プラロック」再び


こいつは本当に便利で僕たちは伐倒の牽引具として主に利用しています。
ただ、買ったばっかりの状態では使いづらいんです。
なので、ちょっと手を加えてるんですよね。


注)以下、参考にする人は自己責任でお願いします!!!

まず、ロープが堅い。
1000の方はまだしも2000は純正では全く仕事にならないので、最初からロープを柔らかいものに入れ替えてます。
ちなみに材質はわかりません(あ〜、叱られる!)


そして、ロープが短い。
純正は10m。
15mくらいが持ち運びも含めてベターか。

1000は純正ロープを長さも含めてそのまま使ってますが、僕は好きじゃないですね。


3つ目に、柄が短い。特に1000。
もうガンガンキンキンに力を入れて牽引するので、手が痛くなるんですよ。

なので、こんな風にしています。
120126_105901
塩ビパイプですね。
デフォルトよりも長く感じるのは気のせいですよ、きっと。


あと、
120126_105902
この(矢印のとこ)部分が壊れてしまうことがあって、それはかかり木を外す時などにロープにテンションがかかる方向に倒れてしまい、それを何度も繰り返すとなるんです。
牽引しているときにここが破断すると、本当に人間もろとも吹っ飛びますので、注意が必要です。


倒れるときにテンションがかかりそうなのは事前に分かるので、そんな時は本体を台付けからすぐに外せるように
120126_105903_2
こんな風にロックをテープを巻くなどして殺してしまうこともあります。


あと、案外ロープは切らないです。
ロープは目視で早めの交換が可能だからでしょう。
ドラムやクラッチ関係がダメになりますね。


プラロックを現場で使うようになってから、チルホールは本当に使う事がなくなりました。
もちろん全て代用できる訳ではないですが、適材適所で使うと良いと思います。


(以上、ステマ?)

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2011/12/31

林業カレンダー

気づいたら大晦日です。
紅白、年越しそばはクリアしたので、後は除夜の鐘か。


この時期は来年のカレンダーが出回りますが、林業のカレンダーと言えば、確かにstihlの例のものですが、こういうのもあるんです。



全林協「現代林業」の表紙の女性達がカレンダーになったものです。
こうしてまとまったものを見てみると、女性達がどのような経歴で現在の職業につき、今何をしているかが書いてあるので、「こういう人もいるのか〜。こんなことしいてる地域があるのか!」と視野が広がります。
鳥取県の「オロチ」とか名前のインパクトが凄い!全然知らんかった。


女性達がその地域の名産品を持って写っているのでそれも地味に興味深いです。

いきなりだけど、
2月の人、バドミントンの潮田さんに似てません?



で、もう一つ。

こちらは自身も森林の手入れをしている写真家・塚本哲さんのカレンダー。


今回は僕が個人的に知ってる人が3人もいたりするんですが、まあそれは置いておいて塚本さんがクライミングの技術を使って撮影をしている写真が多いです。

以前クライミングの研修で自身の撮影に使えるようにと一生懸命練習している姿を拝見したことがあるんですが、こういう風に生かされたのかと、カレンダーを見ながら感心しました。


それにしても5月の新緑の美しい事!
スギヒノキだらけのわが村ではかなわない景色です。


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2011/11/26

ヘリ荷の作り方

いまや時代はめぐり架線集材がゲキアツみたいですが、吉野ではヘリ集材がいまだ真っ盛り。
そんな昭和の技術をちょっと記録しておきます。


ヘリ集の荷物については以前も軽くまとめてます。
興味のある人はこちらも見てみてください。
一口にヘリコプター集材といっても、いろいろやり方があるという事ですね。


1、
Ts3v0049
材を玉切ります。
材の具合をみて4m、3mを基本3番玉までとります。
普通の山主さんならカクジのヘリ集材の場合、枝のある3番まではなかなかとらないと思う。


2、
Ts3v0052
どこに荷物を作るか決めて、トビでその場所へ一本運んでいきます。
等高線に平行にならなくてもいいので、材が安定する場所を選びます。


3、
Ts3v0053
一本置いたらワイヤのこっちのアイを丸太の下に通します。
こっちの方がグイグイと押し込んで通しやすいから。

最初からワイヤを敷いておくよりも、後からの方がバランスさせやすいのでこうします。
2本かけます。


4、
写真がないのですが、トビでどんどん材を集めてきます。
今回は2石5斗が目安。
丸太にして7、8本。
まず丸太を4本ほど筏のように並べて、次の丸太はその上に乗せていきます。
こうしたほうが丸太を扱いやすいから。


5、
Ts3v0054_2
節のあるあまり良くない丸太は荷物の上の方に置きます。
もし荷物が重たくてヘリが上がらないときは、それをどかして軽くするためです。
上に良い丸太を乗せていたらそれが山から出ない事になりますから。

荷物ができたらワイヤをまとめて、番号を振っておきます。


2人で作業して荷物を作りますが、どんな現場でも一日20荷は作れないですね。
丸太が太くて、トビで移動できないような場合は、長いままヘリで吊って土場でさばきます。


と、こんな感じです。
この現場のヒノキは最高で立米9万5千円だったかな。
これならヘリでも大丈夫。
杉は平均2万円ほどで、杉だけだったらヘリ集材は無理ですね。。

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2011/11/23

林業機械展に行ってきました(3)

という感じな展示会だったんですが、日曜日の夜は告知通り「林業男子会」を開催しました。
女性の参加者も1次会2次会で2名ありまして、いっそう楽しい宴となりました。

Img_1593 Img_1595
なんだかあまりいい写真ではないですが、まあこんな感じでとことんワイワイガヤガヤ。


最終的には15名超えてたのかな。
山いきさんだけじゃなくて山主さん、県の人や、NPOの人、ツリークライマー、コンサルさんなどなどいろんな人が集まってとても充実した時間が過ごせました。

やっぱ顔をつきあわせて語るのは楽しいね〜


今回は奈良で集まったんだけど、こういう集まりをいろんなところでできたらいいなあ、なんて考えてます。
「出来杉ツーリスト」で各地方に行って山や現場を見て、夜はみんなでワイワイと。
やっぱ全国の林業って全然違うし、直接肌で感じないとわからないからね〜

具体化したらまたブログに書きますね。


今回の林業機械展、昼も夜も大変勉強になりました!

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2011/11/22

林業機械展に行ってきました(2)

昨日はチェンソーについて書いたけど、刈払機もちらっと見てきました。

ゼノアのブースなんですが、一番気になってたアクセル部の改正。
Img_1592
これは2グリップね。
下のトリガーを離すと自動的にアクセルが戻るようになってました。


僕は普段あまりグリップを握り込んで仕事をしないので(言葉にすると変だけど)、
新型は使えないのではないかと思ってましたが、実物をみて実際に握ってみて、なんとかなりそうな事がわかりホッとしました。


規制対応モデルはやはり重たくなってましたね。
燃費は良くなっているようですが、軽い刈払機が好きなので、次のモデル選びは別メーカーも視野にいれて難航しそうです。


んで、チェンソーメーカーブースだけじゃなくて、ロープウインチなんかも見てたんだけど、最後に行ったのがマジカルフォレスターの丸五さん。

マジカルフォレスターのどこが悪いのか、どこを改良してほしいのかを説明するために履きつぶしたマジカルフォレスターを持って、気合い十分でブースへ。
すると丸五の担当さんは、僕が指摘した点はだいたい把握していて、その対策もすでに頭にあるようでした。
これは期待できるかも!


安全地下足袋も進化していますが、朝露がしのげたり冬場の冷たさが軽減できるマジカルフォレスターには地下足袋を上回る進化を期待したいところです!

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2011/11/21

林業機械展に行ってきたよ

いや〜、充実した2日間でした。


日、月とも会場には2〜3時間しかいれなかったんですが、いろんな人と出会う事ができ非常に有意義な時間を過ごしました。
ただ、「では会場で!!」というやり取りを事前にしていたにも関わらずで会えなかった人も結構いて、それは残念でした。
会場が広かったし、足下が悪くて移動が困難だったんです。

Img_1579 田んぼ状態。。。


僕は初日、ブログにコメントで「長靴が必要!」と書いてくれた人がいたにも関わらず、忙しくてそれを見逃してお気に入りの靴で出かけてしまい、いきなりブルーでした。


会場では、高性能林業機械Img_1581 には目もくれずチェンソーブースへ。


主にハスクとスチールを見てました。
他にもやまびことか新ダイワ(だったかな?)とかあったけど時間がなくて。


ハスクでは排ガス規制対応モデルが試し切りできました。
Img_1588
愛称はサンキュウ。
サンナナの後継機。
16インチスプロケの25APがついてました。
3711より100g重く、2cc上がっているそうです。
使ってみた感じはそのままサンナナですね。
安心の使い勝手。


Img_1589
要望によりポンプを付けたそうです。
(チョークの下の所)
別にいらないと思うけど。。。

伐倒指示ラインもぐるっと入ってます。
別にいらないと思うけど、これは仕方ないか。

防振はゴムのままでした。
しっかり振動は押さえられてましたが、ちょっと残念。

サンナナの欠点だったスイッチは少しだけ改良されて作業中に親指が当りにくくなってました。
これは対処療法としてはいいかも。

あと、ブレーキがとても使いやすくなりました。
まるでハスクのようです。
(なんか変な書き方だけど、わかるよね)


Img_1591
愛称はヨンサン。
ヨンニーの後継機。
16インチスプロケの95VPでした。

僕はヨンニーを使った事がないんでなんともいえないけど、サンナナよりは明らかにパワーがあって好印象。
次に買うならサンキュウよりもヨンサンだな、って感じ。


ただこの二つ、心のどこかではもっとまったく新しい機種に生まれ変わってて欲しかったような。
そもそもこんな狭いレンジに2機種もいるのかどうかも疑問だし。

ただ、マイナーチェンジだったことで不具合も少ないでしょうし、安心して新型に移行できる感じを受けました。


新型は従来より30%燃費がいいんですって!
これはすばらしいと思います!!


Img_1597 Img_1596
357XPの後継機、素直にこれ格好いいわ。


これは18インチスプロケの21BPXでした。
使った感じは重さ、パワー的には357XPと大きくは違わない感じ。

ただ、357XPみたいにグニャグニャしなくて、しっかりとした剛性が感じられ使い勝手は良かったです。


それにしても高いわ〜
イギリスだと830ポンドほど
いまなら単純計算で10万ちょっとくらいかなあ。
チェンソーメーカーっていつまでこういう商売続けるんだろう??


Img_1584
WLCも初めて見ましたが、思っていたより現場から遠い感じ。
本当に「競技」でした。


あと、スチールのブースでもウロウロしてたんですが、おしゃべりに夢中で写真を撮るのを忘れました。。。
ホットソーの目立ては昨年よりもさらにいろんな所を削っていてやっぱりいろいろ研究しているんだな、って感じでした。
目立ての疑問点についても丁寧に答えてくれて、とても良い人でした。


というわけで、この話題、続きは明日以降で。

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2011/11/12

林業機械展にて出来杉計画オフ!

奈良で林機展が開かれるのはもうみなさんご存知ですよね。
詳しくは県の公式サイト林機協のサイトで。


以前、この林機展にあわせて出来杉計画オフ会をやりたいな、ってなブログを書いた事があるんですが(→こちら)、結構全国各地から人が集まってくるようなので、奈良の友人たちと「いっちょやりますか!」みたいな話をしています。
(ちなみにホットソーの話はなくなりました〜)


<林業男子会(仮)女子もオーケー、というかウェルカム>
日時 11月20日(日) 18時〜
場所 奈良県八木駅周辺

当日は林機展会場から八木駅までシャトルバスが出ています。


参加したいなという人はコメントか、メールをください。(左サイドバーにメールフォームあります)
また、当日僕に参加の旨、声をかけてくれても構いません。
僕は日曜日の午後遅くにひょっこり顔を出す予定です。
月曜日は朝からフル参戦します!

詳細は後ほど。
それでは、たくさんの人と出会えるのを楽しみにしています!!!

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2011/11/06

取材にいってきたよ

今日は大阪の林家さん「結の里」さんへ林業新知識の取材として行ってきました。

Img_1561

ご夫婦で持ち山の手入れを始められて、ちょっとギモンに思う事や教えてほしい事を僕がアドバイスするというコーナーになる予定です。


雨の予報でしたが、カメラマンさんの神通力で撮影中は全く問題なし。
休憩中やカメラを仕舞うと雨が降り出すというなかなかな展開に一同驚き。

Img_1565_2


それにしてもこの「結の里」は都会の人が憧れる里山そのものなんですよね。
広葉樹主体というわけではないですが、ログハウスがあって、たき火ができて、つる細工、柿やキノコ、山菜、山野草、ツリーデッキまである。
こんな場所が全国に増えれば、子供はたくましく、大人は仕事で疲れた心をいやす事ができると思います。


お近くの人、また興味のある人はぜひとも「結の里」に足を運んでみてください。
元気な奥様がきっとパワーを分けてくれますよ!

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2011/08/08

チェーンソー・刈払機を被災地の仲間に届けよう!・続報

東日本大震災からおよそ3ヶ月後の6月下旬に「チェーンソー・刈払機を被災地の仲間に届けよう!」というキャンペーンが始まった事はブログに書きました(こちら)。


そして、被災地の内、宮城県で必要とされている機械の台数が明らかになりました。そのブログの記事がこちらです。


このような記事を書いたし、僕自身なにかできることを、と思いチェンソー1台と使っていないガイドバーいくつかにソーチェンをつけて石巻地区森林組合に発送したんですね。
それが7月上旬だったと思います。


それ以来、被災地に送られてきた機械類が実際どのように使われているのか、また他の被災地での必要な機械の台数情報などがなく、林業界を挙げてのキャンペーンの割には打ち上げ花火で終わってしまったのかな〜、と正直残念に思っていました。

いまだにこのキャンペーンの経過報告はないままですが、僕が機械などを送った石巻地区森林組合からは被害状況や感謝の言葉が組合の広報などとともに送られてきました。

Img_1008

この地域の被害は甚大で(人的、物的にも)、それは僕には想像もできないですが、復興に少しでも力になれたらいいなと思っています。

「がんばろう石巻!」

あと、もちろん俺もがんばろう!

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2011/07/26

次世代の扇子

ブログの更新が滞ってますが、現在「眠らない村」状態でして、精神的な余裕がないのです。
それもあと数日がんばれば、仲間との楽しいイベントが待っているので、それを励みにがんばってます。


で先日、吉野チェンソーアートスクールに通っている山守さんが、夏の便利グッズを教えてくれまして。
これ。
Img_0958 Img_0956

や、以前こんなエントリを書いたんですが(「扇子」)、それを覚えてくれていたみたいで、今回これをいただきました。


これは最強グッズでしょう。
僕の柿渋扇子はやっぱり弱いんですよ。
じきにダメになる。
でも、これはそんなことないでしょうからね〜

今年の夏は、昨年のことが頭にあるからか、それほど暑くはないように思うんですが、それでもこいつは活躍してくれそうです!!

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