カテゴリー「林業(四方山話)」の311件の記事

2017/10/15

FW2 かかり木講習

昨日、金曜日になりますが、奈良県のFW2のかかり木の処理についての講習会を担当してきました。

スイス帰りということもあり、研修生たちにはそのあたりの話も挟みつつ、午前中は講義、午後は現場へ出て実践という形をとりました。

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今回伝えたものは現場で絶対にこうしなければならない、というものではありません。
あくまでエッセンス。
彼らがそれを自家薬籠中のものとして現場でうまく使ってくれることを期待しています!

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2017/10/09

木こりのジレンマ

「きこりのジレンマ」という言葉(話)を知ってますか?

いままたちょっと話題になっているようで。

だいたいこんな話なんです。

きこりが木を伐っていた。
旅人が通りかかり、その作業を見ていた。
一所懸命やっている割には木が切れていない。
見てみるとその刃物はボロボロ。

旅人は「研いだ方がいいのでは?」
すると、きこりは「そんな暇はないんだよ」

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この話、必死にやっている割には成果が上がらない、ということでマネジメントなんかに応用されてるみたいですが、林業の現場では比喩でもなんでもなく、ガチでリアルな話です。

山での伐採作業。
ちょっと一服。
刃を研ぎ、森の様子を見て、作業を振り返るのもいいものです。



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2017/10/06

スイス研修の報告会します

10/22の日曜日に今回のスイス研修の報告会を行います。
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「近自然の森って漠然としたイメージはあるけれど、一体どういったものなのか」

「スイスの林業、森林は実際どうだったのか」

ここでしか聞けない話もたくさんありますよ。
興味のある人はぜひ足を運んでください。

時間のある人は交流会にもぜひ参加してください。
ざっくばらんにいろいろな話ができますし、僕がスイスのことを忘れてしまう前にぜひ話を聞きにきてください!ww


お申し込みはこちらからお願いします。

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2017/09/26

樹木の英語名

研修先のスイスで当初困ったのが、樹木名がさっぱりわからないこと。
それくらい予習していくべきだったのだが、、、

で、今になってメジャーな樹木の英語名くらい覚えておこうと検索していたところ、メッチャかっこいい樹木名が。

ジャパニーズアンドロメダ

いきなり神話な宇宙空間が出てきたんですけど、、、

これがなんとアセビ(アシビ)のことだというんだから、なかなか奥が深いわ〜

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2017/09/12

スイスから帰ってきました

2週間に渡る研修を無事終え帰国しました。
いや、関西暑い。。


ここで僕が見てきたスイス林業について細かく書くことはしません。
それについてはこの記事を参考に相棒のbirdさんがまとめたFBページなどを見てください。


で、「ザ・スイス林業」というのは奈良県のホームページにがっつりまとめられていますんで、そちらを見てください。
示唆に富み、一冊の書物になるほど価値の高いものです。

僕のこれからの林業人生のバイブル、そう感じています。


で、林業というより、スイスの森を紹介していきます!

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ベルンの大学横の民有林で毎木調査に使うアプリの講義。
現場は見事な針広混交林で、ブナを中心とした広葉樹も画像の通りほぼまっすぐです。
これには驚きました。


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アーバンフォレストリーの講義で高速道路沿いの都市近郊林に来たところ。
平らですね〜


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同じく都市近郊林。
小規模皆伐したところに植林してます。
ネットは鹿よけ。にしては低いけど。
草刈りはツボ刈りするそうです。


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同じく都市近郊林。
枝打ちはせず、例えば枯れた木もそのままです。
とにかく余計なことはしません。


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同じ都市近郊林。
数字はナンバリング。
おおよその樹種毎にゾーニングされている印象を受けました。
とんでもなく広く、真っ平らな森林は市民に愛されており、サイクリング、ランニングをする人と何度もすれ違いました。


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一転して、実際の林業現場。
30から35度ぐらいの斜度(画像の先から落ち込んでます)をワイヤーロープのウインチでアンカーをとったフォワーダが入っていきます。
イメージとしてはこの記事を参考にして。


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同じ現場。
太い木はチェンソーで切ってますが、細いものはハーベスタで。
青丸が打ってある立木は「育成木」(ドイツでいう将来木)。
育成木のライバルとなるものから切っていきますが、ここでは列状になってます。


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週末のハイキング。
標高1500mくらいの尾根筋。
日本のどこそこって言ってもバレないと思うくらいの既視感。


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同じハイキング現場。
道から左は針葉樹林、右は広葉樹林。
所有者が違うのかな。
ちなみにスイス人はものすごく歩くのが早いです。
ついていくのがやっとで景色を楽しんでるのかギモンになるほど。


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保安林。
どこを見てもわんさか天然下種更新。
更新しやすいところとしにくいところとあるのだろうけれど、それほど考えて光のコントロール(間伐)をしているようには思えず。
ただし、スイスのみなさん樹木だけではなく、土壌や岩石などにも非常に詳しいです。
総合的に判断して更新しやすいようにしているのかなあ。


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同じく保安林。
普通に食害あります。
ここもスイスの森に見えないね。
日本と違うのは、ハンターがシカなどを取り過ぎないようにコントロールされているところ。


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林業現場。
手入れの遅れている現場。
傾斜もきつく日本とそっくり。

 

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同じ現場。
14年前に間伐搬出(架線)された場所。
もちろん天然下種更新。

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という感じで、いろいろなスイスの森林を見て来ました。
そこで感じたのは、一般市民の森林への関心の高さです。
サイクリング、ランニング、ウォーキング、レクリエーション、加えてトレッキング、トレイルラン、ダウンヒル、キノコ狩りなどなど。
とにかく市民の人たちが森林にいるんです。

スイスでは民有林でも林産物などは共有物とはいえ、本当に気軽に当たり前のように森林で過ごしてるんです。
わざわざロープウェイで2000mまで上がって来て、キノコを採っている老夫婦もいました。

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これは最後の画像の林業現場を出たところで偶然出会った子供たち。
「森のようちえん」ていう雰囲気じゃなくて、近所の幼稚園が「今日は天気も良いし森で遊びましょう!」みたいな感じで遊んでた。
ここは共有の場所で誰がいつ遊びに来てもいいところ。


こうしていろいろなスイスの森と人の関わりを見ていると、「林業」より前に、もっと大切なものがあるような気がします。

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2017/08/29

スイスに林業研修に来ています。

ただいま、スイスのリース林業研究センターにてこれを書いています。
県の事業で2週間こちらに滞在し様々なことを学びます。

というわけなんですが、スマホでの更新に慣れておらず写真がうまく貼れないため、研修の様子は黒滝村森林組合skyteamのFBページ、または県の「新たな森林管理体制準備室」のFBページで確認して見てください。

帰国後、詳しく報告できたらと思っています!

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2017/08/22

山で喉が渇いたら浄水ボトルがある

まだまだ暑い。
こんな時に甲子園で野球している高校球児は本当にすごいと思う。
身体に気をつけて頑張ってほしいと切に願ってます。


で、こんな怒りたくなるような暑さの中、下草刈りなどをしていて飲み物が足りなくなってしまった経験したことありませんか?
山の調査だからといって水分を少なめに持っていって失敗してしまう。

ありますよね。


そんなときに強い味方になってくれると思うのが、これ
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グレイルというブランドの浄水ボトル。
なんでも、

アウトドアにおいて安全な水を素早く確保できる浄水ボトルです。わずか15秒で水を浄化でき、ウィルスや細菌、エキノコックスなどの寄生虫も99.999%除去可能(※製造元提供データに基づく除去率)。取り替え可能な浄水カートリッジなので、繰り返し使用でき、アウトドアに、海外旅行に、災害時などに安全な水を確保できます。

だそうで、容量も500ml弱あり、これは使える。


というわけで、さっそく。
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普段なら遠慮してしまう川の水を汲んでみる


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で、プレス。
画像では片手ですが、これは撮影のため。
本当は両手でギューっとしてます。


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できたー!
グビグビ飲んでみる。
うん、普通の水になってる!(いい意味で)


これまでも山の湧き水は飲んだりしたことがあるけれど、川の水はやはりなんとなく口にすることはありませんでした。
山で働くみなさんも、よほどワイルドでない限りそうですよね。


このボトルをカバンに忍ばせておけば、飲み水が足りなくなっても安心ですよ!
熱中症対策にもぜひ!

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2017/08/17

日本の林業は「成長産業」

ネットを徘徊していたら見つけた記事。

日本の林業は「成長産業」、若者比率上昇など驚くべき状況になっていた

               

日本の林業は暗い過去を背負ってきたが、未来に希望を見出せる時を迎えている。林業従事者に若手が増え、木材の自給率は向上し、輸出もめざましく伸びているからだ。情報通信技術(ICT)の導入で林業生産は効率化し、ロボット技術などハイテクの導入で「3K」といわれた作業環境は改善している。高付加価値化や6次産業化などを背景に「林業ベンチャー」が全国で次々と旗揚げ。遠くない将来、林業は輸出に貢献する成長産業という新しいイメージで見られるようになりそうだ。
ビジネス+ ITより引用)

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詳しくはリンク先を読んでほしいんですが、なかなか刺激的です。
だって東京チェンソーズの年商7000億だぜ。
オイオイ。


現場で働いていると、この記事の内容がピンとこないのですが、現場から離れてみるとここに書いてあることは、まさに正鵠を射ていると思います。
現場の機械化は進んでいるし、ICTの活用も進むのでしょう。
6次産業化もその通り。

記事では今の高性能林業機械がもてはやされてますが、まだまだ全然「未来」が感じられない。
やはり未来はAIの活用とロボットですよね。


バッテリーチェンソーを使っていて感じたんですが、「スマートチェンソー」の時代はもうすぐでしょうし、中国あたりの新興メーカーがオモロイやつを作ってくれるのではないかと期待してます。
チェンソーは木を切る道具から、AIが選木して、GPS、ジャイロセンサーで伐倒方向を指示してくれる木を切るための情報端末になると。
まあ、いきなりは難しくてもスマートウォッチやARグラスと連携するような形で登場するかも。


既存の林業の延長線上の未来じゃなくて、飛び越えた未来。
6次産業化とかじゃなくて、ワクワクして夢中になれる林業。
ドラえもんと鉄腕アトム。。。


あ、夢ばっかり見てないで、とりあえずは足元の仕事をしっかりやらないと!

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2017/07/11

FW1の講師を務めて来た

や、昨日の話になるのですが、緑の雇用FW1の講師をつとめてまいりました。

僕の担当は「道具のメンテナンス」。
FW1なので、手工具のメンテナンス中心に講習して来ました。


で、いつものように話が飛びまくりながら、しゃべりっぱなしの1日になりました。
眠そうにしている生徒さんはいなかったけど、やっぱりもっと実技の時間を増やすべきだったとちょっと反省してます。。

FW1とはいえ、もうすでに現場である程度経験を積んでる人が多かったから、基礎的なことは口頭で伝えるだけでいいだろうと判断してしまったんです。
やはり人それぞれ現場での仕事も違うし、わかってる人は復習になり、曖昧な人には再確認、知らない人には覚えてもらえたんですよね。

う〜、次の機会はこの反省点を生かさねば。


とはいえ、やることはやっています。
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3つよりロープのアイスプライス。
これは思った以上に盛り上がった。
みんなでワイワイ教えたり、教えられたり。
余裕のある人はクラウンノットまでやってました。
僕が教えたわけじゃないんですけどね。。


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刃物の研ぎ方。
ヨキを研いでもらってます。
大事なポイントは口頭でしっかり伝えました。
でも、そんなことより実際に手を動かした方が得るものは大きいかなと。


FW1の皆さんの今後の成長が楽しみです!

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2017/07/05

モンベル大阪本社へ行ってきた

さて、今日は雨のなかモンベル大阪本社へ行ってきました。
既存製品のフィードバックと新製品の打ち合わせです。

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(相棒birdさんが着ているのはモンベルのクラッグジャケット


モンベルがここ数年、第一次産業に向けての製品開発に力を入れているのは皆さんご存知の通り。

チェンソーパンツはモンベルの人も想定外なほど反応が良かったそうです。
ただ、改善してほしいところはありますし、そこはモンベルとしてもしっかり対応していくということでした。


とりあえず今あるオレンジのチェンソーパンツとは別に新色が追加されます。
これは実物を見てきましたが、これも売れますね(確信)
こういう割り切りも大事でしょう。

サイズも追加されます。
僕にはあまり関係なかったけど、この追加が助かる人は多いはず。


チェンソーパンツがあれば、当然トップスも視野に入ってくるわけで、このあたりも意見交換してきました。


ととと、、、
あまりネタバレしてはいけませんな。


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モンベル製品に限りませんが、機能性は身体を助けてくれる。
デザインの良さは気持ちをアゲてくれる。
本当にそう思います。


昔ながらのヤッケに手ぬぐいと地下足袋というスタイルも粋ですが、機能性に優れたスタイルも着こなせるようになりたいですね。

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