フォレストマネージャー研修(前期)3日目(午後)
・現場と企画、管理部門との連携づくりに果たすべきフォレストマネージャーの役割
・現場と企画、管理部門の情報共有、橋渡しの方法
目的、目標、手段を常に考えるようにしている
日々の成果がわかるように情報を全員が共有する。
その手段をもっているか。
翌日までに共有できる体制を構築する
今日やったコスト、利益が翌日までにわかるようにする。
事務所はわかってる。
現場が分かっているかどうか。
モチベーションの維持。
正確な情報を集める。
その日のうちにやらないと忘れてしまう。
業務時間内に行うのが重要。
これは仕事だと意識づける。
週末は15時くらいに戻ってきてミーティング。
おしゃべりではなく目的を持って話をする。
一日の最後、振り返る時間を必ずもうける
管理者(リーダー)は、本人の前で目を通す。
そして声かけする。
管理者はいつも見ているという姿勢を見せないと誰も信用しなくなる
日報はエクセルへ、日誌はそのまま
目標より達成率が良くても褒めない。
見積もりから甘かったということだから。
週1、ヒヤリハット報告書だしてもらってる。
最近減ってきたから一回1000円出してる(!)
ファイルは、色分け。
青は森林関係、緑は補助関係、黄色は社員の福利厚生
赤はそれ以外、みんなが自由に見れる
手段を目的にして、どんどん積み重ねていく
社内の風通しを良くする。それが安全にもつながる
Q リスクアセスメントはどう?
人材育成で取り組んでいるところは?
Aリスクアセスメントはしていない。
日誌、日報に記載させている。今後、社員と相談。
本人たちのやりたいようにしている。
本人達に考えさせている。
管理をしないのが最高の管理。
安全については目標がある。
ーーーー
雄勝広域森林組合
高橋勝也
1.「受注内容で確認すべきポイントと現場確認、外注と監督、検査の実務について」
・受注管理における施業受託、需要先への素材納品
2.需要の整理、各団地の生産量の把握、需給のマッチングについて
・需給ミスマッチ発生時の対応、工程管理と見える化、販売先との協定による出材管理
材が足りなくなっていると感じる。
消費税増税の影響もあるのか。
地域の資源量を把握していると販売もしやすくなるのでは。
15万立方の工場を作ったが、経営は厳しい
ラミナと合板工場が同じ価格で集めていたが、ラミナの方がいい材が必要だから集まらなかった。
今はラミナの方が高く買い取る
合板でもAが欲しい。
内装用合板。13000円。
これまでは表面はカラマツだったけど、キレイなスギで、という。
秋田は曲がりが多い
バイオマスは奪い合い。
県内の一社だけで秋田の全部賄えるくらい。
県外の方が高いからそちらに行きたいけど、付き合いもあるから、、、
高品質は市場の職員に来てもらって判断してもらっている。
本当に高く売れるものだけ。
採材も市場の職員にしてもらう
Q 組合長は経営に口だしますか
Aこれまで全国森林組合連合会会長もやってたから、経営に厳しい。
Q 死亡事故が起こったとき、どうだった?
A 請負班だったから、向こうがやられた。
安全巡視員は国有林の人がやっている
Q 請負は、外注ですか
Aそう
Q 請負とかの行程管理は
A 支所はあるけど、本署で管理している
Q ハーベスターは?
Aベースは、コンマ45。住友。良いからじゃない。安いから。
ギザギザは業者がタダでやってくれた。
ーーーー
大林産業(株)大林真信さん
3.買い手側から見た需要と供給
写真撮り忘れてしまいました。すみません。。
【柱】
105が住宅需要だから16〜18がほしい
あまり節が多いと強度が落ちる
黒芯は乾かない。一月でも
二番玉の方がいい
柱材は28センチ下の丸太をよく使う
【間柱とか】
太いのが売れないというのは製材工場の怠慢
元口70センチ以上は皮が剥けない
30から40がほしい。
22以下はいらない
木を見て買ってない。市場を信頼してる。
量を重視している。100本のうち1本おかしくても何も言わない。
10本あったら考えるけど、、
家族経営は知らないけど、大規模工場は気にしない。
直送すると県森連から脅された。協定を結んでいる
でも、市場が協定価格より高いところに売ってしまったことも。
素材業者の声もある
大規模にすれば、コストが下がる。
でも、売れるかはわからない。
消費税10%は頭の痛い問題。
海外輸出したいけど、円高で耐えられるか
2x4は長さが中途半端2336だけど、フィンガージョイントでカバーできる
梱包材は需要があるから、いかに安くできるかがカギ。
長さが1.1mなのが問題
中国「なんで丸太を売るのか、製品を売ってくれ」丸太は集めやすいのか?
日本から仕入れてアメリカに売るのは貿易戦争で難しくなるという話
アメリカに製材品を輸出が増えている。
フェンスに使ってる!
でも、実際はやってない。
品質基準が面倒だから。訴訟起こされると、、、
4.3mの丸太で出してくれると、いろいろ使える。
アメリカのフェンスとか、短ければ普通の市場に。
米杉は3倍の価格になって、日本の杉に目をつけた商社がいる
大壁は壁が見えない工法。半数以上がこれ。
ヒノキは土台。柱はスギ45.ヒノキ34%(地域差がある)
梁、桁は米松が多い(50%くらい)これを杉にしてくれたら、尺上が売れるようになる
問題は意識だけ。
6mの16〜18は高くうれる(通し柱)
ひのきの16センチははダメ18以上
垂木、スギは柔らかくてクギが使えない。ネジじゃないといけない。
でも、いまは米松が高い。
首都圏でスギ4m16〜18が高く売れている。米松が高いから、
無理な要求をするような大手には売りたくない。
地域の工務店を大切に。
集成材が安い。だから、丸太が安くなる。
無垢がどんどん売れると丸太も高くなる
行政を巻き込むこと。
彼らは金を出すか、マッチングの役割。
ロングリーチグラップルは導入したけど、すぐに壊れた、、
素材業者だけが頑張っても無理。
製材業者とも地域を巻き込んでやらないと。
製材業者が使うと素材業者が元気になる。
我々は仲間。
最近のコメント