カテゴリー「伐木チャンピオンシップ(JLC / WLC)」の7件の記事

2024/06/04

第5回日本伐木チャンピオンシップに参加してきた

世界大会への切符を手にすることができる日本伐木チャンピオンシップ

目標であった決勝へ進むことができず予選敗退。

非常に悔しい結果となりました。。

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プロクラス、ジュニアクラス、レディースクラス合わせて約80名が参加。

 

予選は伐倒(簡易)、接地、枝払いの3競技。

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15m先の目標に14センチずれの646点。

660点満点目指して繰り返し練習していたのに、この点数は情けない。

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地面を切ってしまい得点を獲得できず。

この競技は完全に舐めていてほとんど練習していなかった。

そのため基本的な確認をすっかり忘れていて失敗してしまうというどうしようもないアホミス。。

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ペナルティ2つしてしまった。

ノーペナを目指していたし、一番練習時間を割いた種目だっただけに、本番で出来なかったのが情けない。

 

と、非常に悔しい結果となったけれど、今振り返ると練習不足の一言に尽きる。

去年は樹木医取得に集中し、今年はこの競技会に照準を合わせて準備したけれど、やはり簡単には行かなかった。

簡単には行かないからこそ面白い。

林業歴20年を超えて、こうした面白さに出会えたことに感謝!

 

 

大会全体としては、とても良かったと思う。

世界大会に行くのはハスクバーナ、やまびこ、スチールで、やまびこの躍進が光ったし、大会進行もスムーズで安心して競技に集中できました。

 

一緒に戦った仲間たちとまた再会できるよう日々の山仕事に集中し、次なる大会へ向けてしっかり準備しようと思います!

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2024/04/07

第5回日本伐木チャンピオンシップに出場するよ

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ようやくこんな感じで枝払いの練習を始めたわけですが、この伐木チャンピオンシップ(JLC)の世間の評価ってどんな感じなんでしょうね

うちの森林組合で競技に取り組んでいるのは僕ともう1人だけ。

奈良県全体でも10人もいないと思う。

世界的に見てもYouTubeの再生回数は回ってないし、インスタやTikTokでもほとんど上がってない。

まあ、そう言うことなんだろうな

 

興味はあってもどう始めたらいいのかわからないって人も多いのかな。

敷居が高いのは間違いない。

僕も奈良県フォレスターアカデミーでの取り組みがなかったら、絶対に始めてなかったし。

ま、そんなことよりも最初からあまり興味がないと言う人が多そうだけど。

 

でもね、やってみたら面白い世界なのよ。

これは競技だから、もちろん普段の現場とかけ離れているところはある。

でも、競技ならではの難しさを、練習して克服していくっていうのは、ほんとやりがいあるよ。

50のおっさんだけど、まだ伸び代があるってことだし。

 

6月の青森で開かれる大会。

少しでも興味ある人はぜひ見に来て欲しいな

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2022/11/15

第4回きのくに伐木チャンピオンシップに出場するよ

昨年も和歌山県のご厚意により出場させてもらいましたが、今年もゲスト出場することになりました!

去年の大会の様子はここに書いているので、ぜひ読んでみて

 

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今年は奈良県から僕、そして同じ森林組合で働く女性、それに奈良県フォレスターアカデミーの先生の3名で参加することになりました。

どうして3名も参加できるかと言うと、定員割れしてしまったから。

僕らは参加させてもらえたからいいのですが、和歌山県の皆さん、「木の国」の名が廃りますよー

 

今年の三重大会を見学しても思ったけど、ベテランよりも若い参加者が多くて技術を磨きたい!という意志がひしひしと伝わってきました。

とってもいいことですよね。

だからもっと参加者が増えてほしい!

僕も応援します!

 

 

過去の記事にも少し書いたけど、やっぱり競技というものの敷居が高いのかな?
全国大会に出て世界を目指すなら、排気量70cc以上でスペシャルパーツが必須になるけど、純粋に競技を楽しむならいつも使っているチェンソーでも十分できますよ。
僕もハスクバーナ550XPと572XPの二刀流でやってますから。

これから、少しずつ普段使っているチェンソーを競技用にするにはどうしたら良いか書いていくつもりだから、皆さんしばらくお待ちくださいね。

 

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2022/05/30

JLC 日本伐木チャンピオンシップに参加してきた

初めての日本伐木チャンピオンシップ、第4回JLCに参加してきましたよ

結論から言うと、予選落ち。。

でも、ほんと楽しかったです。

これ面白いからみんなやるべきなんですけど、参加するためにはガッツリ障壁があるのも事実。

そのあたりも考えてみようと思います。

 

【予選落ち】

プロクラス68名中上位15人が決勝に進めるのですが、結果は32位。

なんとも中途半端な記録となってしまいました。。

チーム奈良のメンバー6名も全員予選落ちと残念な結果に。

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「チーム奈良の3人。奈良県フォレスターアカデミーの講師たちです」

 

【楽しい!】

これなんていうか、語弊あるかもしれないけれど、ゴルフみたいな感じかと。

技術はもちろんのこと、戦略やメンタルが大きく左右して来るところなんかまさに。

あと1mm合わせるにはどうしたらいいのか、あと1秒縮めるにはどうしたらいいのか、それぞれが目標を持って取り組めて、それが得点として現れるところが面白いんです。

 

ヤレ、「あれはスポーツだ」「仕事には役に立たない」という声もあると思います。

実際、現場に出ていなくても、徹底的に大会の練習をすれば高得点を上げることが可能ですし、現場の大ベテランも練習してなかったらまるっきり点が取れません。

でも、だから面白いんだと僕は思ってますよ。

 

【障壁】

まずは何よりも練習環境が必要です。

一番問題となるのが枝払い。それ以外はなんとかなるのですが、これを個人で準備するのはなかなか大変かと。

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「土台は丸太で良いとしても、6m加工材、穴あけ、そして30mm30本の枝を準備する必要があるのが結構大変だし、お金もかかる」

 

そして、次にスペシャルパーツの存在。

大会に参加するだけならスペシャルパーツは必要ありませんが、世界を目指すならスペシャルパーツを使う方が有利になります。

主にガイドバーなんですが、このバーが用意されているチェンソーも決まっているので、あるなしで差がついてしまうのはちょっとモヤモヤ。

もちろんスペシャルパーツがなくても高得点を出すことは可能ですし、チーム奈良として今後そういう方向も模索していこうと話しています。

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「これは合わせ、接地で使う特別なガイドバー」

 

【終わりに】

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今回、ジュニアとレディースクラスはハスクバーナ、プロフェッショナルクラスは1〜3位までスチールというチェンソー的にはバランスの取れた結果となりました。

僕はハスクドライバーなので、表彰台をスチールに独占されたのは悔しさもあります。

噂によるとスチールが大会用のスペシャルパーツの供給を止めるという話を聞きました。

なんてもったいない!MS500iというエポックメイキングで最強のチェンソーとそれを使いこなすドライバー。

そこに、どう立ち向かっていくのか。ここにドラマが生まれるんじゃないですか。

ハスクとスチール、これからも良きライバルとして全力で戦いたいですね。

 

また、2年後目標を同じくする仲間たちと出会えるのを楽しみにしています!

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2022/04/26

第4回 日本伐木チャンピオンシップに出場するぞ

全然、更新できてなくてすみません。

元気にしてます。

近況はツイッターで呟いているので、そちらをご覧ください。

https://twitter.com/dekisugikeikaku/status/1518106638053703686

 

 

んで、タイトル通り、伐木チャンピオンシップに出場するので、最近は仕事終わりにその練習をしている感じです。

大会まであと一月ないので、もうバッタバタです。。

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伐木チャンピオンシップって、林業やってたらなんとなく知っている人が多いと思うんだけど、身近ではないと思います。

僕も存在は知ってても全く関係ない世界だったのですが、奈良県フォレスターアカデミーで取り組むことが決まったんですね。

もう50歳手前だし、自分のために頑張る気はないけれど、これに取り組むことで奈良県の怪我や事故が減るならと思ってやってみたら、あらまあこれが面白い。

コンマ何秒、数センチ、数ミリを競い合う。

素人もベテランも関係なく、数字ではっきりと示される。

チームで色々研究して努力する。これは青春っしょ!

 

もう20年以上も林業やってたら色々とルーティーンワークになってしまうんだけど、ここにきてモチベーションアップ!

残りの林業人生も楽しめそうです。

 

 

 

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2021/11/21

第3回きのくに伐木チャンピオンシップに参加して来た

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この大会は和歌山県内の技術者の技量向上を目的としているので、奈良県の僕は本来参加できないのですが、関係者の皆さんのご配慮によりオープン参加できることになりました。

ありがとございます!

 

種目は、合わせ切り(丸太1本)と枝払い(4m)のみ

レギュレーションとして、ガイドバーを替えることができないので、チェンソーはハスクバーナ550XPで16インチを選択

 

最初の種目、合わせ切りの丸太が35センチなので、16インチで大丈夫だろうと思っていたら、バーの長さがスパイクから測ってみると37センチしかない。

これだとチェンソーの使い方によってはギリギリ届かない可能性が。

なので、競技直前にスパイクを取り外しぶっつけ本番でチャレンジ。

さすがにやりにくかったけど、バーが届いただけまあ良かった。

 

2種目目は枝払い。

普段572XPを使っているので、550XPがとにかく使いやすく。

軽さと機体のコンパクトさ、ジャイロの差などあるのだろうけど、全く感触が違うので驚きでした

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赤線が僕

ノーペナルティの目標が達成できたので一安心。

 

いつかぜひ奈良大会を開催して和歌山の皆さんにも参加してもらえるようにしたいと思います!

目指せ紀伊半島大会!

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2021/11/09

日本伐木チャンピオンシップ in 鳥取に参加してきた

伐木チャンピオンシップていうのは、まあ知っている人は知っている林業の技術を競う大会ですね。

すごいスピードで枝を払う動画や実演を見た人は多いのでは。

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奈良県フォレスターアカデミーの講師陣6人でチームを作り参加してきました!

内、選手は4名でプロフェッショナルクラス2名、ビギナークラス2名で参戦です。

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アカデミーの講師たちと技術力向上のため競技に取り組もうと決めたのが今年の8月。

大会まで2ヶ月しかないということで参加は見送るはずだったのですが、「いや大丈夫っしょ!」という僕の一言で参戦決定 笑

 

8/22 今回の大会で三位になった三重県の片岡選手に奈良アカデミーに来てもらい、競技全5種目の詳細を教えてもらい、この日から僕らの戦いが始まりました。

2ヶ月できる限り取り組んで、チームとしては講師の1人がビギナークラスで二位に!

 

そして、僕はというと。

色付けしているのが僕です。

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はっきり言って、伐倒をナメてたのが運の尽き。

一回も練習せずに、伐倒なら何とかなると思っていたのが間違いでした。

でも、時間がない中、自分的にはこの成績が限界。

これでもほんとよく頑張ったと思ってます。

 

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んでね、こういう競技って、僕は参加するつもりなかったんですよ。

だって、現場とは違う「競技」なんですもの。

 

やってることは、もう完全に競技そのものですが、その精神性というか取り組む姿勢は絶対に現場にプラスになると思いました。

これは実際にやってみないとわからなかった。

 

チームでああだこうだ言い合って技術を磨く。

この2ヶ月はほんと青春でした。

大会当日も知りあいや、懐かしい顔、新しい出会いがたくさんあり、これもまた青春。

もうほんとめっちゃ緊張したし、楽しかった!

 

また、次の大会に向けて練習練習。

 

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