湯浅勲さんの勉強会に行ってきた3回目
先週のことなんですが、日吉町森林組合の湯浅勲さんの勉強会に参加してきました。
(1回目、2回目のレポート)
今回は湯浅さんと参加者の皆さんで作業道の現場を練り歩くというもの。
一緒に歩きながら、どうしてこう言う地形になっているか、切り取り面を見ながら、堆積している石を見ながら、一つ一つ説明してくれます。
なんてわかりやすいんでしょう!
もちろん、僕らは地質の勉強に来たわけではなくて、壊れない作業道づくりのために必要と思われる知識をざっくりと教わった感じでした。
この道はフォワーダ、ハーベスタ、そしてハイエースが走れるように設計、作ってあります。
勾配はmax12度。以前は14度だったけど、やはりきついので変更したそう。
普通は10度以下ということでした。
だいたい1m1000円から2000円で作っているとのこと。
僕らの作っている道とは姿もお金も時間のかかり方もあまりに異なっていて、作業道を歩きならが、かなりのショックを受けてしまった。。。
「新しく埋まったところは根が出る。根が出ると盛り土はしっかりしてくる
」
「満タンになった土留め堰堤の傾斜は5度くらい。つまり洗い越しもだいたい5度くらいの傾斜をつけてやると良い」
これなんていうのかな?
路面を水が走らないようにここで逃がしてあげるんだけど、その逃げた落ち水で路肩が侵食されないように繊維マットが敷いてある。
good idea!
と、丸太組みの釘の頭が僕らが使っているものより大きいことに気づいた。
僕らは250mmだけど、聞けば10寸クギを使っているという。
なぜなら8寸だと曲がってしまうから。
確かに、ヒノキの節に打つとクギの方が負けるもんな。
単価の高さ or 失敗率、うーんどうだろう。
道からハーベスタで届く分だけ搬出して、届かないところは間伐してそのまま寝かせておく。
こういう割り切りは心苦しいけど必要なのだろう。
話には聞いていたけど、実際に目で見て自分ならどうするか考えてしまった。
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今回参加してみて、とっても勉強になりました。
やっぱ現場を見て歩くと情報量がすごいわ。
ただ残念なのは、僕が道付け班ではないこと。。
道付け隊長たちも今回誘ったんだけど、都合がつかなくてね。
もったいなかったなー
この勉強会も次回が最終回。
どうなるのか非常に楽しみ、、と書いておしまいにしようと思ってたんだけど、仕事の段取り上、参加できなくなってしまった。。
つらいわ〜泣
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