ガンマークについてはもう大丈夫かな。
以前も記事にしているので、そちらも参考にしてね。
・チェンソーのフェリングマーク(ガンマーク)を考える
・みんなもチェンソーのフェリングマーク(ガンマーク)を確認しよう
で、ガンマークって2種類あるんだよね。

つまり、画像上のような15m先を狙うようについているものと画像下のように平行についているものと。
僕の実感だと、国産の古いチェンソーは平行で、比較的新しいチェンソーは15m先を狙うようについているように感じています。
とは言っても、僕が使ったことがあるチェンソーなんて数が知れているし、何となくそう思っていたんです。
ネットの情報だと、競技用(WLCなど)のチェンソーは15m先、スチールチェンソーは平行についているとか色々情報があります。
でも、それじゃいけないなと。
せめて自分が使うチェンソーは本当のところ、どうなのかと。

まず、受け口に見立てた柱の中心から直角にレーザーを飛ばします。

次に15m先に目印となる目立てバイスを立てます。
その一点に紐をセット


(ちょうどチェンを交換していたところでした)
ガンマークと15m先の点から引っ張ってきた紐を重ねるとぴったり合いました。
カメラの位置で多少調整できてしまうので、そうならないようにカメラにグリット線を出してガンマークの真上に来るようにして撮影しています。
WLCでも使われてきたハスク576XPのガンマークはやはり15m先の点に照準が合っているようです。


ハスク576XPと同じクラスのスチールMS462のガンマークも15m先に照準があっているようです。
ちなみにガイドバーと平行に入っているガンマークの十字線は突っ込み切り時に目安とするためのものです。


僕が普段使っているスチールMS241も15m先に照準があっているようです。
これは排気量的に競技会では使用されない小型チェンソーですが、それでも15m先で合うようになっているみたいですね。
これは「みんなもチェンソーのフェリングマーク(ガンマーク)を確認しよう」に掲載した画像と同じ結果となりました。

直角の赤線に対して、ガンマークが少し左にずれていますよね。


最後に、小型チェンソーで確認してみます。
スチールMS201です。
これもやはりガンマークは15m先に照準があっているようです。
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と、ここまで確認してみましたが、どうやら伐採で使われるハスクやスチールのガンマークは15m先に照準があっているようですね。
他の国産メーカーのものもぜひチェックしてみたいところです(←持ってない…)
ただ、ガンマークはあくまで目安です。
今回テストした立木に見立てた柱は約30センチ。
これが例えば胸高直径1mとかになるとガンマークがズレてしまうのは、わかりますよね。
ガンマークを上手に活用して、安全作業に役立ててください。
これ、面白かったんで、早いうちに僕のYouTubeチャンネルで動画にしたいと思っています!キリッ
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