カテゴリー「林業(チェンソー)」の145件の記事

2021/01/05

モンベルのプロテクションロガーパンツをチェーンソーで切ってみた

まずは動画をどうぞ。

 

 

プロテクションロガーパンツは2年半ほど着用。

僕はモンベルのプロテクションロガーパンツを2本、ライトを1本持っており、この3本をローテーションして履いています。

その中で一番古いものを思い切って切断してみようかと思い、やってみました。

 

チェンソーはハスクバーナゼノアのG3711。

エンジン全開にしてアクセルから指を離したところで、パンツの太ももに当てに行きました。

これは実際に仕事現場で起こりやすい状況を考えたものです。

 

パンツは足に見立てたヒノキ丸太に履かせて固定した状態で切っていますので、かなり実際に起こりうる状況に近いと思います。

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パンツを裏返して確認。

しっかり当てに行ったけど、全く問題ありませんでした。

 

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こんな感じで繊維が絡み付きますが、チェンソーの中にまで入り込むということはありませんでした。

糸が絡み付いてチェンソーの回転を止めるのかと思っていましたが、実際は違いましたね。

パンツに当たった瞬間、ガッとチェンの回転力で手が持っていかれて、そのまま防護繊維に止められるという感じでした。

動画の通り、繊維が絡み付いた状態でもチェンを回すことができましたし。

 

プロテクションロガーパンツの取り扱い説明書には、耐用年数として通常使用で1〜1.5年、ほとんど使わない場合で5年。

洗濯回数は25回ほどと書いてありますが、それを超えて使用していてもこのように十分な耐久性があることがわかりました。

さすがはモンベルと言いたいところですが、みなさん、ヨレヨレのボロボロになるまで着用してはダメですよ!

ちゃんと足を守ってくれるのですから、頃合いを見てちゃんと廃棄して、また新しいパンツを買いましょう。

今回の僕のようにね!

 

 

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2021/01/02

クサビの話

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僕はこういう小さなクサビを愛用しています。

多くの人よりも薄く小さいものを使っていると思います。

これを2つ、常に腰袋に携帯しているんですね。

 

なぜかというと、普段対峙する樹木は直径50cm以下がほとんどなので、これくらいだとちょうど追い口切りでチェンソーに干渉しなくて扱いやすいからです。

でも、やっぱりリフトする量は少ないので、少しでも奥に入るようにこんな風に少しカットしています。

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根張りがあれば、そこをキレイにとると良いと思います。

 

小さくて薄いクサビは携帯しやすいし、叩いて入りやすい。

そして価格も安い。(韻)

 

よく見る中サイズのクサビを最初に揃えがちですが、小さいのもぜひ使ってみてください。

 

 

 

これは3個セットの価格だね。

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2020/11/03

伐木のメカニズム

みんなが待ち望んでいた、知りたかったことがここに書いてあります。

受け口、追い口、ツルについてきちんとデータを示して考察してあります。

ここ10年でベストとも言える書物。

世界に通用する内容でしょう。絶対翻訳されるべき。

山仕事を始めて20数年。

もっと早くこの本を読みたかったよ。

ちゃんとデータをとって裏付けがあるのが素晴らしいし、ほんと納得できる。

これぞ名著。

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明治時代~現在に至る伐倒技術の変遷を読み解き、「受け口・追い口・ツル」の規定寸法の妥当性を試験・解析。

鋸断に失敗すると、どこにどんな力が加わり、どんな現象を招くのか。

伐木の力学的な原理を丁寧に解説。

安全で正確な伐倒を行うための「よりどころ」となる1冊です。

 

●本書で学べる主な内容

・国内の伐倒技術の変遷とその理由
・海外の受け口の形の意味
・ツルに加わる力と役割
・受け口角度の意味
・受け口の深さ─ツルとの関係
・追い口の高さ─裂けとの関係
・ツルの幅─裂けとの関係
・受け口の会合線が一直線にならないとどうなるか
・ツル幅が均一でないとどうなるか
・受け口会合線や追い口が傾くとどうなるか
全林協ホームページより引用)
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来年、奈良県フォレスターアカデミーで講師を務める予定だけど、この本を使って講習したいくらい。
ほんと、みんな読んでみて。

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2020/09/11

ハスクバーナT540i XPを使ってみた

早速T540i XPとT535i XPで比較してみました。
樹種はエノキ。
付けているチェンが違うので、正式な比較はできないけれど、かなり違うなという印象です。
詳しくは動画の概要欄をみてね。

 

 

<使用感>
535はまだバッテリーの電動工具という感じで、アクセルを握ってからタイムラグがあってチェンが周りは始めていたけれど540はすぐにビュン!と来る。
かなりエンジンチェンソーっぽい。
また、加速もかなり違うと感じます。
もちろんパワーも。

 

重さはカタログだと100g違うんだけど、正直わかりません。

 

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あと、ブレーキが近くなったことにより、すぐにロックできるようになりました。

これはかなり便利。

ただ、解除にちょっと力がいるので、これは使っていくうちに柔らかくなるのかなー

 

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ハンドルの形状も変わったけど、これはまだ良し悪しの判断ができません。

もう少し使ってみたら、違いがわかってくるかも。

 

 

 

これからバッテリーチェンソーを買うなら、もうどう考えてもT540i XPって感じなんだけど、負荷をかけるとT530i XPよりも止まりやすい気がします。

中の安全装置が働くんだろうね。

パワーがある分、ぐいぐい行って調子良くグーっとなったときに止まってしまうことがある(苦笑)

これも慣れていくかな。

 

あと、画像じゃわかりにくいけど、アクセルの安全レバー(掌の部分)がロックされていて押し込まないとダメになったんだけど、これも良い変化。

まだちょっと扱いにくいけど、すぐ慣れるでしょう。

 

とにかく、静かで振動なくてメンテが楽でパワーがあって、もう最高だわ。

 

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2020/08/14

伐採作業時、受け口の方向確認

みんなチェンソーのフェリングマーク使ってる?

あれ、ガイドバーと直角に入っていてくれたら使いやすいのに、そうじゃないから(機種による)最近はあまり使ってないよ。

そんな僕が受け口の伐倒方向を確認するときに使っているのは、これ。

もう何回か紹介してるから使っている人もいるかな。

 

 

 

 

片足を中に入れて確認するのが、僕のスタイル!

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2020/07/14

スギのツル

雨が続きます。

災害の危険が迫っている地域も多いと思います。

当たり前のことしか言えませんが、まずは身を守る行動を優先して欲しいと思います。

 

 

僕らも雨の止み間に仕事に行っているのですが、先日スギの伐採をしていたところ興味深い写真が撮れたので共有。

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受け口の会合線は赤線です。

伐倒方向は等高線上。

横に向けて倒しているような感じですね。

木繊維の「ちぎれ」はツルの一部だけで、あとはチェンソーで切ったかのようにスパッとなくなっています。

 

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伐倒した木の木口。

これは会合線の水平を切りすぎたバイパスノッチじゃないですよ。

会合線はきっちり仕上げてます。

ツルの厚みはしっかり残してあるのに、まるでチェンソーで切ったかのようにちぎれていることに驚きました。

立木が倒れていく過程で、ツルの追い口側は上方に引きちぎられて、受け口側は潰れていってこんなふうになったのかな。

これまであまり気付いていなかったので、今後はしっかり観察していきます!

 

 

にしても、さすが吉野杉。

美しい色味と細かい年輪。

こんな素晴らしい木を育ててくれた先人達に感謝。

 

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2020/07/09

伐倒テキスト作りのクラウドファンディング

伐倒のテキストってあるようで無いような。

もちろんこれまでにも色々出ているし、僕もこのブログで紹介してます。(→書籍紹介

でも、その決定版を作ろうというメンバーが資金調達開始です!

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すでに、第一目標の80万円を集めて、次は300万目指してますよー。

これもすぐに達成するんじゃないかな。

それくらい伐倒のテキストって求められているんですよね。

 

ぜひ、皆さんもクラウドファンディングのページで詳細を確認してみてください。

いろんなリターンがあって面白いですよ。

個人的には山いこらお兄さんのトークショーが激アツなんですが、無難にテキストの15000円のコースにしてしまいました。。

山いこらお兄さんをみんな応援してあげてね。

 

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2020/07/01

ジョウゲ、ダメ、ゼッタイ

まー、キレイにつぶれたよねー

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これ、僕がメインで使っているスチールのMS241なんだけど、丸太の下敷きになっちゃったんですよ。

 

どういう状況だったかというと、ま、2、3反くらいの狭い伐採現場の上下で作業していて、僕が「下」にいたと。

「上」が等高線上に伐倒した時に短コロに当たり、それがハネて転がり、地面に置いていたMS241に見事命中!

 

僕は一応「上」が伐倒するので、逃げてたんですよね。

で、チェンソーは次に伐る木の根本に置いてたと。

まあバッチリ当たったよね。

 

まあ、カバーが割れるくらいなんとでもなるんだけどさ。

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クランクケースまで割れたよね。

画像だと一部が割れてるだけに見えるけど、しっかりバキッと割れちゃって。

 

スチールのチェンソーって安いけど、部品はたっかいのね。

修理の見積もりが全てもろもろ8万超えということで、うーー(気絶)

 

というわけで、皆さん、ジョウゲ、ダメ、ゼッタイ。

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2020/06/10

チェンソー防護パンツを徹底比較してみた

ブログの人気記事に「世界のチェンソーパンツを比較してみた」というのがあるんです。

これもう7年も前の記事で、この頃はまだ防護パンツの着用が義務化されてなくて、国内で扱っているパンツも少なくてね。

今は当時より圧倒的に機能性が良くなって、入手もしやすくなりました。

 

というわけで、2020年度版のチェンソー防護パンツの比較記事をフォレストジャーナルさんとコラボして書きましたよ。

「林業におすすめの防護パンツはコレ!」

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製品につきましては、吉野にあるハスクバーナプロショップの円陣さんに協力いただき試着することができました。

提供していただきました各メーカーさんには大変感謝しております。

 

あ、

今回「防護パンツ編」ということは、、、

 

次回もお楽しみ!

 

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2020/04/11

モンベル ロガーヘルメットを使ってみた(追記あり)

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というわけでいきなりだけど、モンベル ロガーヘルメットの3点セット(メット、イヤマフ 、バイザー)だとこんな感じになります。

モンベルが開発したのはヘルメットだけでバイザーとイヤマフは3M製品になります。

だからなのかな、デザイン的にはごく普通。。

アウトドアブランドのもっとシュッとした感じを期待していたところもあったけど、社外品だから仕方ないか。

 

でね、このイヤマフ。

こいつが曲者。

耳につけるときに結構硬くて片手でサクッと付けられなく、両手で左右のイヤマフを持って力を入れてバキッとやるんです。

ぜひ店舗で試してもらいたいんだけど、これめっちゃストレスなんですよ。

一日何十回とつけ外しするのに、イチイチ硬いの。

ザ・ストレス。

 

さらに注意しないといけないのが、ここ。

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イヤマフを取り付けるところなんだけど、これメットに接着剤でつけてあるだけなんですね。

だから、あんまり力を入れてバキバキやってると、こいつが剥がれてきてしまう可能性があるんです。

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わかる少し隙間が空いてるの。

ここ、剥がれてしまったんですよ。

あまりグイグイやると、ポロっと取れてしまうこともあるかも。

これはモンベルも早急に対策しないとダメですね。

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(2020 7/14追記)

こちらについては既に対策が取られているようで、接着剤でしっかりと強力に留められています。

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というわけで、普段のアイガード(防護メガネ)に耳栓というスタイルに変更。

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やっぱりこれがしっくりくるわ〜 笑

 

こうするとわかるのは、このヘルメットの軽さ。

とにかくとんでもなく軽い、エアリーヘルメット。

またよくフィットするので、見上げたりしてもヘルメットがカタカタいいません。

これはとても楽。

 

バイザーも普段使っていないから、なんか邪魔だし、夏はイヤマフ気持ち悪いし、やっぱりぼくはこのシンプルスタイルがいいかな。

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(2020 7/14追記)

その夏、真っ盛りなんですが、ヘルメットの通気について、ちょっと気になったので。

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(画像がわかりやすいようにメット内部のクッションを外しています)

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このロガーヘルメットって元からモンベルにあったクライミングのヘルメットを強度などを強めて産業用に転用したと思うんですね。

そのため通気口にカバーを付ける必要があったんですが、これがせっかくの大きな開口部の意味をなくしてしまって、どうしても蒸れると。

ヘルメットとカバーの間に1mmほどの隙間はあるんですが、換気にはあまり役立っていないようです。

もう少し隙間を広げるとかして改良して欲しいな。

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ロガーヘルメット気になっている人は、ぜひとも店頭でチェックすることをお勧めします。

店舗にない場合は注文すればいいし、それを繰り返せば、この地域には林業者がいると分かってもらえて、林業用品をどんどん仕入れてくれることになると思います。

ネットでいきなり手を出さない方がいいかもですね。

 

 

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