カテゴリー「林業(チェンソー)」の124件の記事

2019/04/14

森づくり安全技術・技能全国推進協議会の研修会をみてきた(2回目)

前回はロープワークを中心に見学してきたのですが、今回は伐倒練習機を使った研修を見てきました。

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これは差し金を使って受け口が正確に伐倒「点」に向いているか確認しているところ。

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順番待ちの受講生も空いている時間を使って水平感覚を体に叩き込んでいました。

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木の直径を測ります。

受け口の向きだけでなく、受け口の大きさも木の直径から割り出して正確に数値化します。

 

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2日間みっちり見学を終えて感じたこと。

僕も普段はチェンソーを水平に構えたり、狙ったところに伐倒することにはかなり注意していますが、それでも数値化してみると、この練習機を使って訓練している受講生のほうがレベルが高かったです。

これには正直驚き。
僕もまだまだ矯正すべき点があることがわかったのが大きな収穫でした。

 

あと、まじな話、この研修で訓練された新人が現場に入ってくれたら、班長さんは本当に助かると思いました。
安全装備はしっかりしているし、正確に伐倒するし、ロープワークはいろいろ覚えているし、このレベルに達している緑の雇用のFWはいないでしょうね。

あ、もちろん、僕もこの受講生たちに負けていたので精進します。。
伸びしろですね!

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2019/03/27

農林中金がまた安全装備の助成をしてくれるよ

朗報!

農林中央金庫がまたやってくれました。

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農林中央金庫では2015年度から林業の労働安全性向上を目的とした「林業労働安全性向上対策事業」を開始いたしました。

当事業では、労働安全対策に取り組む森林組合等を対象に、安全装備品の一部購入費用の助成を行うこととしています。

当事業は2018年度にて終了いたしますが、2019年8月から伐木作業時の下肢防護衣着用が義務化されること等の環境変化を踏まえ、今後5年間・5億円の規模にて後継事業を実施することといたしました

農林中金ホームページより引用)

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30%助成してくれるそうです。

詳しくはリンク先のpdfを参照して下さい。


みんなこれでブーツも買えるね!

僕はmont-bellのチェンソーブーツ履いてるけど、もうすっかり慣れたよ。

地下足袋の人、最初の一週間だけがんばって履いてみて。

ブーツ重いから現場までの山登りが明らかに遅くなったけど、最近は路網も整備されてるからなんとかなるっしょ。

 

8月からはこれまでの林業の人だけでなく、仕事でチェンソー使う人は造園、建設土木など業種関係なく、保護具の着用が必要になります。

こういう制度をうまく利用して安全作業、心がけましょー

あ、農林中金の助成は森林組合系統だけだったんだ。。汗

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2019/03/18

モンベルのプロテクションロガーブーツを履いてみた

やっと手に入ったmont-bellのプロテクションロガーブーツ

で、さっそくキモ撮り。
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3・18現在、ネットショップでは入荷待ちになっているけれど、おそらく4月中旬には入ってくるのではないかと。

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で、僕の購入サイズは28。
普段履いているスニーカーは28。
モンベルのトレッキングシューズも28。
丸五のマジカルフォレスター5は27(ちょっとキツい)。
というわけで今回も28を選択したけど、これ27.5でも良かったかなと。
ブーツ自体がものすごく硬いので、靴紐で調整とかできないんですよね。
別に28でまったく困っていないのですが、ブーツの中で足が遊ぶ感覚があるので、インソールで調整してます。


次にファーストインプレッション。
靴底が厚くて、硬く、足首が使えないこの感じ。
これはスキーブーツかな。

手で持つと重たいけど、履くと重さはそれほど感じないです。
それよりもこのカチカチの違和感がすごい。
普段、マジカルフォレスターを履いている僕でも、それとは全然違う。
地下足袋の人は拒絶反応示すかも。

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でもね、こんな感じで履き続けて3日から1週間もすると足首は使えるようになります。
まだ全然柔らかくなってないけど、皮がこなれてくるんだろうね。


んで、この足首が使えない感じよりも、気になるのは靴底の厚さというか、ガチガチのハードシャンク。
靴底に踏み抜き防止のスチールプレートが入っているためなのか、とにかくカッチカチやぞ。


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と、現段階で言えるのはこれくらいかな。
やっと1週間ほど履いたところなので。

これね、とにかく地下足袋派の人はもう違和感しかないと思う。
でもね、鉄壁の防御はしっかり感じることができます。

地下足袋のように山歩きできないのは当たり前。
まったくの別物ですから。
歩きにくいために急傾斜地での作業が困難になるということもあると思う。
マジで危険。

ただね、もう皆さんご存知の新安衛則第485条「下肢の切創防止用保護衣の着用」がある。

皆さん、ご安全に!

(ブーツについてはどんどん追記していきます。コメントお待ちしてます)

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2019/03/10

森づくり安全技術・技能全国推進協議会の研修会をみてきたよ

森づくり安全技術・技能全国推進協議会ロープワークの研修会を見学してきました。

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3日間の研修会のうち、見学したのは初日だけ。
それでもかなり内容が濃かったです。
ロープワークの研修会で12種類の結び方を覚えるなんて林業のプロでも難しいよ。
それをみなさん必死について行こうとしていました。
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覚えたロープワークでさっそく実践。
モンキーフィスト、もやい、引き解け、ブレイクス、万力、ティンバーヒッチなんかを駆使してシステムを作りあげます。
制限時間は10分です。
レベル高っ!
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暗くなってからはハーネスやカラビナなど器具の勉強も。
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この森づくり安全技術・技能全国推進協議会の研修会は、基本的には森林ボランティアさんの技術向上、事故防止を目的としているようですが、その内容は林業のプロも真っ青なハイレベルだと感じました。
たしかにチェンソーを扱うのに、プロもボランティアもホームユーザーも関係ないですもんね。

今回はロープワークの1日しか見学してないですが、時間の許す限りチェンソーワークなど他の研修会もみてこようと思ってます。
最後にはテストがあるということですが、これは森の司法試験やで。
ほんとレベルが高い。

見学だけで受講しないのかって?
いや、これ僕は特別にこの研修会を評価する立場で見学させてもらってて、受講するとなるとまた話がかわってきてしまうので、、、(言い訳)

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2019/01/06

バッテリーチェンソーの不具合

もう出会う人すべてにバッテリーチェンソーの良さを説きまくっているんですが、1年ほど使ってみてちょこちょこ不具合があるんで、その報告です。

ちなみに、僕が使っているのはハスクの536xpです。


僕はバッテリーのメリットとして「壊れるところがない」って言い回っているんですが、これまで2台持っている536の内、一台が使用途中に急に動かなくなるというトラブルが1年で3回ありました。
電気は流れているので、「ウー」となるのですが、チェンが回ってくれません。
スプロケット周りの分解できるところは外してみましたがダメで修理にだしました。


【1回目】
ハスクの人「スプロケット周辺が横から押し込まれるような衝撃で噛み込んでしまい、チェンが回らなくなっている」
→そんな衝撃は一度も与えてません。
普通に使っていて突然動かなくなりました。

【2回目】また数ヶ月ほどで同じ症状。
ハスクの人「ギア周りにゴミが詰まっていたので、掃除したら直りました」
→ ゴミ? そんな隙間どこにもないけど・・・


【3回目】またひと月以内に同じ症状。
さすがにオイオイって感じでしたが、直ってきてからは調子よく使えてます。


【重要!】
何度も壊れていたのは2台あるうちの1台だけです。
ま、ハズレをひいたってことですかね。
バッテリーチェンソーにもハズレがあることには驚き。

んで、年末。
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今度は充電器のエラーです。。
全部で4つあるバッテリーのどれも充電できません。

販売店でもエンジンのようにその場でパッと直せないし、電気系統はどこかどうおかしいのかさっぱりわかりません。

さて、今回はどんな不具合だったのかなあ。

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2018/10/20

stihl MS500iが林機展に来るみたいね

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このポスターはなぜか261だけど、ウワサの500iがどうやら展示されるらしいですね。



80ccで6.2kgだったかな。
この軽さだけで、もう衝撃的です。
バッテリーチェンソーとともに、いよいよエンジンチェンソーも次世代に突入してきた感がありますね!

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2018/08/29

チェンソーパンツにはドライなタイツを合わせるのが正解

水野雅夫さんに教えてもらいました!
僕のインナーはこちらになります。
皆さんも薄くて軽量、サラサラなドライタイプがあれば、お好みで試して見てください!

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2018/06/20

tongue and groove tree felling technic

「タング アンド グルーブ」というのは以前こちらで紹介した伐倒方法です。

動画でいうとこれ。


これが実際に使える現場があったのでやってみました。

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一発目は最後キレイにはまらなかった。
わかりにくいけど、画像の右側は擁壁、左側は石垣になっていて、倒せる幅は1mほどしかありません。

これは「垂直カット」を追い口側からやってしまい、受け口と直角にならなかったのが原因と思われます。
伐倒方向の制御という目的は果たしているんだけどね。


んで、2回目。
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これはうまく行きました。
垂直カットを受け口側から直角に入れるのがコツですね。
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これはバッチリ決まると気持ちいいですね〜
今回は伐倒範囲が限られている中でやってみましたが、こちらでも紹介されているように偏心木の伐倒など色々と応用が効きそうです。
ぜひ、皆さんも研究を。

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2018/06/12

芯腐れの受け口

このような受け口は初めて見ました。
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キャプションにはこうあります。
芯に腐れが入った木はツルが効かず非常に危険。そのときは、なるべく腐れの影響が少ない高い位置に写真のような受口を入れます。上から順番に2cm程度の間隔で徐々に伐り込みを浅くしながらアーチを描くように伐っていきます。処理する高さは一番上の切り込み深さの2倍以上が目安です。
(「新しい奈良の森づくり」FBページより引用)


そして、伐倒すると、こうなると。
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みなさん、どう思われます?
僕が実際に現場でこれをやるかと言われると、やらないかなあ。。
試してみようとは思いますけれど。
時間かかりそう。。。
いや、伐倒は安全第一。
どれだけ時間をかけてもいいのです。


「芯腐れ → ツルが効きにくい」ということで、受け口という空間を作らずに、木が倒れていく過程で「受け口クッション」で柔らかく受け止め、ツルの木繊維の手助けをする。
やり方よりも、こういう発想が生まれるというのが素晴らしいと思いません?
なんだよ、この受け口!っていう。

これまで通り一辺倒にずっと受け口は直径の1/3から、、、、ってやってきたわけじゃないですか?
いや、間違いじゃないし、それでいいんだんけど、「ツルが効きにくいんだから、こうやってみたらどうだろう」っていう発想がホント最高です。


伐倒は安全第一。
でも、こういうワクワク感も大事にしたいね。

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2018/05/24

FSRの伐倒練習機を体験してきたよ

見たことある人も多いと思います。

FSR(フォレストリー セイフティ リサーチ)が開発した伐倒練習機で、斜面を再現でき、立木の角度を変えられることが特徴ですね。
FBページ → FSR LLP

製造、開発 → 筑波重工株式会社

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傾斜は25度まで変えられるけど、これがなかなか急なのよ。

林内がいかにすごい角度かってことですね。

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この状況でチェンソーを水平に使う。
傾いた木を現場でいきなり伐るとなると、プレッシャーだけど、これで練習しておけば結構違うと思うなあ。
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これ4mの丸太です。
こうなると現場と何ら変わらない。
人力で立てたからこのサイズだけど、直径35cmまで行けるみたいですよ。
さすがにその太さだと4mってわけには行かないのだろうけど。

何度も同じ状況を再現して繰り返し練習できるのってすごくない?
現場だったら全く同じ状況ってないからね。
この練習機で難しい局面を繰り返し練習しておくと、いざ似たような木に対峙した時かなり安心できると思うんだよな〜


ちなみに、この練習機で角度をつけて受け口の斜め切りや、追い口の水平の角度をテストしてみたんだけど、いずれも2度ほどガイドバーの先上がりでした。
向きを変えたり色々しても、何も考えずに体感でやると2度上がり。
なので、自分の中でちょっと先端を下げるようにするとほぼ0、水平になってました。
この辺りは普段からアプリで確認しているので、確かに納得。

これからは自分の2度くらいずれている「軸」を修正するようにしよう。


この伐倒練習機。
森に入らなくてもリアルな伐倒の練習ができるってだけでも大きな価値があると思うわ〜

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