カテゴリー「林業(チェンソー)」の182件の記事

2025/05/06

ハスクバーナもついにインジェクションチェーンソー登場!564XP

stihlがMS500iというエポックメイキングなチェンソーを発売してから、はや7、8年。

ついにハスクバーナからも登場です。

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564XPという名前の通り、60ccクラスでの登場です!

stihlの500iは日本の環境だとちょっとオーバーサイズなところもあったのですが、ハスクの564xpはドンピシャですね。

というのも、この564xpは50ccの重さで70ccのパワー!というのが謳い文句。

 

実際の数値を見てみましょう

 

本体重量

出力

550xp mark2

5.3kg 3.0kW

562xp

6.3kg 3.5kW

564xp

5.8kg 4.0kW

572xp

6.6kg 4.3kW

確かにこの数値だけ見るともう562xpの立場がなくなってしまうほど。

この軽さでこのパワー、ラージマウントで長いガイドバーも付くので樹上でも助かる局面が多いかと。

 

発売は今年の秋(10月ごろ?)と言われています。

お金を貯めて続報を待て!

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2025/04/11

「林業技能検定試験」結果発表

技能検定の結果が発表されましたね。

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1級合格は4名。

100人以上受験しているので、かなり厳しい結果となりました。

過去問もなく勝手がわからない試験ですし、初回は仕方ないかと。

いまは過去問も公開されてますし、試験内容も徐々に知られて来て合格者も増えてくると思います。

ただ、1級はやはり難しくて当たり前。

2級は合格者も多く、合格率も良かったのではないでしょうか。


今年度は試験会場も増えると思います。

続報を待て!

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2025/04/03

林業技能検定試験の日程が発表されたぞ

いよいよ始まった林業技能検定試験。

年度も改まり、今年度の試験日程が発表されました。

昨年度は熊本県、愛媛県で開催されましたが、今年はより全国的に開催される予定です。

新年度が始まったばかりの今日4月3日時点では、まだ開催場所は未定ですがもう少しすれば公表されると思います。

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学科試験はCBT方式ということでパソコンで回答するやつですね。

 

試験の過去問は公表されているので、しっかり予習してから受験しましょう!

 

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2025/03/24

伐木作業の実践マニュアル 公開されました!

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昨年から森林総研の上村先生、静岡県の指導林家の片平さんと一緒に作ってきたマニュアルが完成しました!

全林協のホームページで公開されています。

今年度から始まった林業技能検定試験にも必ず役立つし、

無料でダウンロードできるので、ぜひ読んでみて。

 

正直、僕が果たした役割というのは原稿のチェックくらいだったので、ここでいっぱい宣伝したいと思います。

このマニュアルよくできてますよ〜

 

特にお気に入りなのは、伐倒のストーリーを描こう!というところね

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指差し確認しろって言われるじゃないですか。

でも、それってカタチだけやっても意味ないんですよね。

ちゃんと伐倒のストーリーを描いた上で確認していく。

これは片平さんがマニュアルに落とし込んでくれたんですけど、これ本当に素晴らしいですよね

さっそく、僕も真似させてもらおうと思っています!

 

あと、このマニュアルでみんなで検討して入れたのがコレ。

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ガンマークって立木の右側でしか使えないから現場ではあまり意味がない、なんていう声がまだ聞こえたりするんだけど、それじゃもったいない。

立木の左側でもガンマークの意味をちゃんと理解していれば十分使えますよ、という提案です。

もちろんマイチェンソーのガンマークがどこを差しているか、確認する方法もマニュアルに掲載されてます。

 

他にも、現場作業のヒントがたくさんあると思います。

初心者さんだけでなく、技能検定試験を受験する方、指導する立場にあるベテランさんたちにもぜひ読んでもらいたいですね。

ダウンロードはこちらからどうぞ

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2024/12/14

林業技能検定試験の試験問題

いよいよ間近に迫った林業の技能検定試験。

今年度は熊本県と愛媛県で開催されますが、予想を上回る受験者数になったと聞いています。

ちょっとびっくりする数字ですよ! 特に熊本会場はヤバいです。

僕の周りの奈良県勢は愛媛県に受験に行くそうです。

岡山や鳥取の仲間たちも愛媛に受験に行くと。

ゲキアツですね!

この検定試験がぜんぜん知られていない地域もあったりするのですが、情報は自らつかみにいかないといけないとホント思います。

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で、

実技の試験問題は以下のとおり。

 

2級は簡易伐倒方式で正確な受け口、追い口が作成できるかどうか

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1級は傾いている樹木を狙い通りに倒すにはどうしたら良いか、またそのための受け口、追い口を作れるかどうか

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1級、2級、3級ともに、防護服やヘルメット、手袋など受験時の準備やチェンソーの規格が公表されています。

みなさん、これは資格試験ですから、ちゃんとした格好とチェンソーを使わないとダメですよ!

大事な試験なのですし、ちゃんと公表されてますから、その辺りは十分注意してください。

 

また、作業中の失格要件も公表されています。(画像は2級)

こういったこともしっかりと理解して十分気をつけてください。

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ホント、検定試験の受験要項をしっかりと理解して、その対策と試験勉強、ちゃんとやりましょう。

対策と勉強しないと一発合格は難しいですよ!

 

受験されるみなさん、頑張って!!!

 

 

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2024/11/10

ヒノキの木口(切り株)が裂ける問題

わかる人はわかりますよね。

まずは画像を見てほしい

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ヒノキ特有の粘りのある木繊維がちぎれずに、そのまま裂けてしまう、コレです。

 

こうならないように、オノ目(カフカット)を入れるのが定石なんだけど、入れても裂けてしまった人は多いでしょう。

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深すぎるオノ目はツルに悪さするので、まあ数cm入れるのが基本だと思うし、この2つも切り株もそうなってます。

 

で、僕が裂けないよう(繊維に引っ張られないよう)に気をつけている点を3つ挙げます(特にヒノキの場合)

① 受け口を深めにする

受け口が浅いとツル幅が同じでもでも外皮(外周)が長くなり引っ張られてしまうから

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②オノ目を入れる

まあ、これはヒノキに限らず

 

③ツル幅を狭めにする → 追いヅル伐りでツル幅を丁寧に調整する(重要)

ツル前側は圧縮の力が加わり潰れるようになるので、ツル後方の引っ張られる力とは異なり、どうしてもちぎれにくい。

なので、ツル幅を狭めにしてできるだけ会合線近くで圧縮させ、ツルは引っ張ってちぎれるようにします。

まあ、つまりツルの力を弱くするということ

 

以上です。

受けの深さ、ツル幅は決まった数字があるので、もちろんそこは意識して調整を加えます。

極端なことはしませんよ。

また、これはあくまで裂けないようにするときに意識していること。

受け口の角度とか追い口の高さは、伐倒方向によって変えることが多いです。

 

参考になるかなー

 

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2024/10/06

林業技能検定試験は外国人向けもある

いよいよ始まった林業の検定試験。

手続き開始は10/10ですから、もうすぐです。

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と、この検定試験と同じなんですが、別に外国人向けの試験もあることはご存知?

そもそも外国人が林業に就く場合、2つの制度があるんですよね。

「技能実習」と「特定技能」と。


僕もざっくりとしか理解していないんですけど、「技能実習」は本来日本で学んで母国に帰って技術を広めるという国際貢献的な制度。

なので、日本で長く働こうと思うと、更新していく必要があって、そのためには試験に合格する必要があると。

で、合格すると技能実習1号→2号→3号となり最長5年日本で働ける。

この試験というのが、林業技能検定試験とおおよそ同じものになるということです。

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んで、「特定技能」の方なんですが、これは「技能実習」とは違って純粋に日本で働く制度(外国人受け入れの在留資格)。

これも1号と2号があって、在留期間が違うと。

この特定技能1号になるための試験(林業技能測定試験)があるんですけど、これもおそらく「林業技能検定試験」とほぼ同内容になるんじゃないかと思います。

これはまだ断定できないんですけど、林野庁のページ等を見ているとそういうことなのかなと思っています。

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技能実習、特定技能に検定試験とか測定試験とか似たような名前ばかりでややこしいですけど、まあ色々なところに関わってくるくらいに技能検定試験は大事だよってことが言いたかったわけです。

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2024/10/02

3M社製「PELTOR イヤーマフ X1P5E-OR」に関する重要なお知らせ

モンベルの林業用ヘルメットを使っている人いますか?

そのイヤーマフラーにリコールが出ていますので、要チェックです!

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ただし、問題となるのは現行のモンベルヘルメットとの組み合わせ。

下の画像、赤色のほうです。

僕はしっかり該当しているので、さっそく3Mに交換申請しようと思います。

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詳しくはモンベルのホームページへ

https://support.montbell.jp/common/sp/system/information/disp.php?c=7&id=96

また、モンベル以外のヘルメットでも該当のイヤマフを使っている場合、リコールの可能性がありますので、3MのページからPDFを確認してください

https://www.3mcompany.jp/3M/ja_JP/worker-health-safety-jp/

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2024/10/01

林業技能検定試験の詳細が発表されました

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画像をみてもらうとわかりますが、今年度は2025年1月に熊本県と愛媛県で実施されるようですね。

やはり時期的に雪の心配のないところが選ばれたのかも。


来年度は全国10ヶ所くらいで試験があるとも聞いています。

ですので、遠方の方はとりあえず今年度は様子見でもいいのかなと思いますね。


気になる受験料はというと

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学科と実技で4万オーバーですか。

これはなかなか。

会社から受けてこい、と言われて費用を出してもらえる人も多いと思いますが、個人で受ける人は絶対落ちたくないですね!


このブログでも検定試験については、できる限りの情報発信をしてきたつもりです。

まだ検定試験についてよくわからない人も多いと思うのですが、実施主体の林業技能向上センターのホームページを見ると色々わかると思うので、ぜひともそちらをチェックしてみてください

https://ringyou-gino.org/

もちろん、僕のブログでも情報発信して行きますよ。

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2024/09/03

林業の技能検定試験がいよいよ始まる

タイトル通りプレスリリースが出ましたね!

厚労省のお墨付きです。

国家資格ですから、やはり取得できる人はきちんと受けておくのがベストでしょう

今年度、すでに試験があると聞いています。

続報を待て!

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