カテゴリー「林業(skyteam)」の147件の記事

2019/02/17

フルボディハーネスについて考える

こんなコメントをいただきました。

ーーーーーーーーーーー
フルハーネス義務化について、樹上作業については不確かな情報が飛び交っているように思います。
ある意味不確かな情報を伝えないために口をつぐんでいる方々もおられるのだと思うのですが、実際の所6.75m以上の樹上作業ではサドルハーネスは使っちゃいけなくなるのでしょうか??
ロープ高所作業という意味ではフルハーネスの安全教育は一部免除なのは何とか理解できました。
そもそも普通のアーボリストサドルはワークポジショニング用で、フォールアレスト機能はないと思うのですが、、
この件、どのように解釈されていらっしゃるのかお聞きできればありがたいです

ーーーーーーーーーーーーー

まず、初めに言いたいのですが、というかこれが全てなのですが、
「フルハーネスの特別教育を受けましょう」

僕も来月受講予定です。
そこできちんと講師の方に説明を受けるのが一番だと思います。

また、これは特別教育ですので、事業体でしっかりと判断してほしいと思います。

で、

実は、森林組合のFBページのほうで取り上げて、ブログに掲載するのをすっかり忘れていたのですが、
「ロープ高所作業」に関する見解が書いてありますので、リンク先を見てくださいね。
これはあくまで「ロープ高所作業」から考えたフルハーネスについての返答になります。
黒滝村森林組合skyteam


ーーーーーーーー

最後に一ついいですか。
この特別教育はよいきっかけになったと思います。

僕はもちろんフルボディハーネスを購入しますし、サドルハーネスも使っていきます。

繰り返しになりますが、僕のブログが答えではありません。
皆さん、フルハーネスの特別教育を受けにいきましょう!

| | コメント (4)

2019/02/03

特殊伐採(樹上伐採)、これとこれは購入しよう

以前、木登り道具について書いた記事にこんなコメントが、

「これからツリーワークの道具を揃えたいのですが、
各メーカーから色々出すぎていてわかりません!
比べようにもいずれも高価ですし決めかねます。
これとこれは購入しよう!とかアドバイス頂けませんか?」


承知いたしました。

それでは、先の記事で使用した画像で説明します。

5e02048f1f8945c39c11c74ff739546b

道具の一つ一つの解説については引用先の記事を参考にしてください。


ーーー<購入すべきもの>ーーーーーーー
1 ハーネス
→ 樹上作業だけに使うのであればフルボディハーネスでなくともよいですが、汎用性を考えるとフルボディでも良いかも

2 フットアセンダ

5 クライミングシステム
→ プルージックコードとプーリーを使ったシステムや、ぺツルジグザグなどのメカニカルなものもあります。
まずは、DdRTのシステムで良いと思います。
組み合わせは多岐に渡りますので、好みで選択してください。

と、この書き方で意味がわからない人は、そもそも樹上作業をすべきではないと思います。
しっかりと講習を受けてから、樹上作業を行いましょう。

7 フリップライン(ランヤード)

12 クライミングスパー
→ できるだけ軽いものがよいと思います

13 ノコギリ
→ カーブソーからストレート、長さもいろいろあります。
好みの一本を見つけてください!

14 ヘルメット

最後にクライミングロープ


ーーーーーーーーーー

ネットの情報だとこれが限界となります。
僕もいろいろなメーカーのものを使用しているわけではありませんので、比較のしようがないのです。

道具の選定は悩ましいところですが、ネットの情報だけで判断せず、講習会や販売店、また木登りイベントに足を運び、生の声に触れてほしいと思います。


| | コメント (0)

2019/01/09

モンベル ツリークライムハーネスを使ってみた(追記あり)

256e003563c4444080e8d659b13ada30

高所作業にも使えるということ、また1万円代(!)というコストパフォーマンスの良さからモンベルのハーネスを使ってみました。

で、結論から言いますと、
「十分樹上作業に使える。ただし値段相応。改善の余地あり」です。

2a982b6389564847929f2655c64f28f9

僕は普段はぺツルのセコイアを使っています。


画像のようにモンベルのハーネスにぺツルのキャリツールSとキャリツールエボを装着しています。
アクセサリーループは左右に一ヶ所ずつしかないので、そこにキャリツールのSを通しています。
ここにキャリツールのLサイズは通らないのです。

6624c30e732b4807b0920d04f206c733


5ac9e7fbf6d24efaad4c337b4e449f58
チェンソーをぶら下げるとこんな感じ。


アクセサリーループはキャリツールエボで解決するので良いとしても、ギヤラック(ループ状のひも)が左右に一つずつというのはワーク用のハーネスとしては決定的に少ないと思います。
ここはぜひ改善してほしいところ。


あと、樹上作業で使う場合にちょっと厳しいのはフロントのD環
C73a0754320c426f86ad67a95b809137
ここはやはりブリッジも使えるようにしてほしかった。
あと1万円高くてもいいから。
樹上での身体の使い方に大きな違いがありますので。


Cd2f79d7ffff47758f4f163b1f601bc9
サイドD環はこんな感じ。
画像は基本的なサイズのカラビナを2つ使ってますが、まあ標準的ではないでしょうか。
サイドD環は普段は前向きになってますが、ある程度遊びがあります。

7b10bd31cb024c33ad5c4fd3b0336f7a_2
パッドはペラペラです。
70ccクラスのチェンソーをぶら下げたらどうなるのかはまだ試していないのですが、トップハンドルをさげたり、1日中樹上で作業している分には全く問題ありません。

ーーー(追記)ーーー
しばらく使ってみての感想ですが、この薄さはやはり身体の負担になるかと。

例えばスポーツクライミングのハーネスは薄く軽く動きやすいことが重視されます。
そして、使用中は負荷がかからず、万が一の落下を防ぐものです。
対して、ワークのハーネスは常に体重や荷重のかかった状態で使用します。
チェンソーや鋸、ランヤード、沢山のカラビナやスリング、人によっては如意棒やフックをギヤラックにぶら下げている人もいるでしょう。

このパッドの薄さで一日中荷重のかかった状態というのは、やはり身体に負担となる場合もあると思います。
腰回りが痛くなったり、不快に感じたり。

このハーネスに対する結論は変わりませんが、使用環境を考えてうまく使ってほしいと思います。

ーーーーーーーーーーーーー

6a8ff1509c634b2ba92387a07a2204de
あと気になったのは、レッグループの調整用ラダーが外れやすいこと。
さすがに使用中に外れはしませんが、着脱時に外れてしまうことがありました。
ていうか、ここ取り外しできる必要あるのかな。。

と、ここまでいろいろ書いてきましたが、結論は冒頭に書いた通り。

改善してほしいところはあるけれど、ワーク用のハーネスが1万円代ってどう考えてもスゴいこと。
樹上作業用として売られているものは5、6万が当たり前。
そういったお腹いっぱいの高級品とシンプルなモンベルのハーネスはさすがにおなじ土俵にはあげられないかな。

年間ずっと大木相手に樹上作業しているような人は専用のハーネスを、そうでなくて月に1、2現場程度や小低木中心の作業ならモンベルのハーネスでも全然問題ないと思うけど。
だって、この仕事って他にもロープやらデバイスをいっぱい買わないといけないでしょ。
抑えられる出費は抑えたい人もいるんじゃないかな。


| | コメント (4)

2018/11/27

「フルハーネス型墜落制止用器具の知識」

って、フェイスブックに書いたんですが、このテキストまだamazonで売ってないんですよねー

出版社他で購入することができますが、早くネット書店でも取り扱って欲しいです。
フルハーネスの特別教育に関してはこのPDFをしっかり読むといいかも。
「安全帯が墜落制止用器具に変わります!」

特に木登り仕事をしている人はガイドラインを一字一句きちんと読むといいです。
テキストも同じこと書いてありますから。


でもやっぱりわかりやすさはテキストですね。
高所作業車の場合や、その他いろいろな場面でのフルハーネス着用についての考察が書いてありますので。

それでは、みなさん「ご安全に」

| | コメント (2)

2018/10/13

Srt講習会 ロープワーク研修@京都日吉

10月28日、京都でロープを使った高所伐採の研修会を開きます。

タイトルにあるようにSRTに特化したものです。
リギング(枝下ろし)研修ではありません。

ロープを使った木登りには主として2種類の登り方があり、そのうちのSRT、シングルロープテクニック、スタティックロープテクニックと呼ばれるものの研修会になります。
Img_7032
ーーーーーーーーーーー
【講習内容】
・SRTとDdRTの違い
・ボトムアンカー、レスキューアンカー、キャノピーアンカーの各種セッティング
・クライミングシステムとデバイス
・SRTの実践
※天候や参加者の状況により講習内容が変更になる場合があります。
【対象】チェーンソー使用者。高所伐採を行なっている、または行なっていきたいプロの方 (林業技術者、造園業者、土木技術者等)。なお、ロープワーク伐採は基本2人1組で仕事を行うので、チーム参加をおすすめいたします。

【お申し込みフォーム】https://pro.form-mailer.jp/fms/c15ea67d149577
【申し込み締切】1週間前まで。事前振込制
【募集人数】15〜20名程度  最少催行人数8名

【服装】作業着、足元はスパイク付きでないもの(チェーンソーブーツ、トレッキングシューズ、スニーカー、地下足袋など)ヘルメット、手袋


ご質問不明な点等ございましたら下記までお問い合わせください。
森林トータルデザインーForest Total Designー
http://forest-design.jp
info@forest-design.jp
090-8149-2403(担当:内海)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
主催は森林トータルデザインさん。
まだ若干名参加できますので、興味のある方はお早めにこちらから申し込みしてくださ〜い。

| | コメント (0)

2018/07/06

リギング本はもうすぐ!

960a826a31084ddb9e9958ddee04923b


最終稿、チェック完了。
ついにリギングの基礎を日本語で読める日が来る。

ただただ胸熱。

| | コメント (6)

2018/07/01

第3回ロープワーク高所伐採技師 養成講座(全6回土日コース)@京都日吉

最近、何かと話題の特殊伐採、樹上伐採ですが、森林トータルデザインが京都で開催する講習会をお手伝いさせていただくことになりました。

ーーーーーーーーーーーーーーー

7月28日(土)  ①高所ロープ作業特別教育
7月29日(日)  ②クライミング基礎

8月11日(土)  ③クライミング応用
8月12日(日)  ④リギング基礎


8月25日(土)  ⑤リギング応用(広葉樹)
8月26日(日)  ⑥リギング応用(針葉樹)


【対象】チェーンソー使用者。高所伐採を行なっている、または行なっていきたいプロの方 (林業技術者、造園業者、土木技術者等)。なお、ロープワーク伐採は基本2人1組で仕事を行うので、チーム参加をおすすめいたします。

【会場】京都府南丹市日吉町内

【受講料】2日間で45,000円(税込)、全6日間135,000円  
全6日間で一つの講座となっていますので全参加が望ましいですが、すでにいくつかの技術を学ばれスポット参加したい方や、止むを得えず全日程参加できない方のために、単発での受講も受け付けます。1日のみ参加の場合は25,000円です。

【お申し込みフォーム】https://pro.form-mailer.jp/fms/2173d6f9123763
【申し込み締切】各講習の1週間前まで。事前振込制


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

詳しくは森林トータルデザインのFBページをご覧ください。

| | コメント (2)

2018/06/06

いよいよリギング参考図書が

更新が止まってしまっていて、申し訳ありません。
決して寝ていたわけではなく、、


ほいさっ
Img_7477
リギング本の最終推敲しておりました!

*注!
僕が翻訳したわけではありません。
翻訳はATIのみなさま。
このわかりにくい原著をとても良い日本語に仕上げてくれました。
内容の重複などわかりにくいところがあれば、それは原著が悪いのです。


僕の仕事は編集部と協力して、内容の確認と翻訳の確認作業を行いました。
最初の翻訳を受け取ってから1年半。
本当に大変でした。。


このリギング本は、講習用テキストといったおもむきで(実際、海外ではDVDとセット売りされている)、専門用語や実際の仕事のニュアンスなどをある程度理解していないと難しいんですね。
それをこのテキストだけで成立するように、翻訳したATIチームは本当に大変だったと思います。
もちろん、その内容を精査する僕も、かなりの時間を費やし消耗しましたが。。


このままスムーズに行けば、この夏には発刊されるかもしれません。
お待たせしました。
いよいよでっせ!

| | コメント (0)

2018/05/14

CMIミニブロックが新しくなったよ

とっても小さくて強い滑車、CMI社のミニブロックがガチ便利なんですが、強度不足でリコールになったんです。
こちらで記事にしています。
それが、改良されてCMI社から送られてきました。
Img_7047

この緑色の滑車が改良されたところ。
「大丈夫だよ」という色なんでしょうね。


重さは約500g。
腰袋に入れておいて、牽引時にロープの角度をかえたい時などに使っています。
破断強度は約10t。
こんだけ軽くて小さかったら、携帯のストレスもないし、もう最高っしょ。
ワイヤーは使えないから要注意!

林業の資材店に並ぶ滑車はもう何十年も変わってないような。。。
スピーカーと会話する時代なのに、さすがに時が止まっているなあ。

| | コメント (6)

2018/04/17

木登り。新人デビュー。

林業はもちろん、ぜひ特伐がやりたいと黒滝村に来た一人の新人。
1年経って、林業全般一通りの仕事をこなし、ついにこの日がやって来た。

Img_6476
木登り前に我が社のエースクライマーとしっかり打ち合わせ。

Img_6531_2
実演指導

Img_6553
エースも一緒に登り、細かく指導します

Img_6585_1
時にはグラウンドから厳しくチェック。

Img_6588
全ての作業が無事終了し、最後にエースからアドバイスを送ります。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
デビューおめでとう。
エースクライマーの指導をしっかり吸収して、ゆっくり確実に頑張って行って欲しいと思います。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧