カテゴリー「でき杉」の107件の記事

2018/08/23

スズメバチの巣、除去

この白い防護服着てるの僕なんですが、台風前の蒸し暑い中、合計5時間も着用しててもうフラフラでした。。


この日は2箇所、ハチの巣の除去に行ったのですが、朝イチの現場で施主さんに教えてもらったのが、ネバネバのネズミ捕りでハチを捕まえるというアナログな手法。

スプレー薬剤だと飛んでるハチは始末できないんですよね。
薬剤が拡散してしまって。

だから、薬剤で始末できなかったハチはネズミ捕りで叩きまくります。
もうドンドンくっついて快感。。。

このFBの現場では計3枚のネズミ捕りにスズメバチがびっちり付きました。
結構グロいので、画像は無しにしときます。


あ、ちなみにゴキホイだと粘着力が弱いからダメなんだそうです。
ハチにはネズミ捕り。
おすすめです。

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2018/05/19

映画「vision」を観てきたよ

吉野が舞台となった河瀬直美監督の映画「vision」の完成試写会に行ってきました。

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上映の前に監督と永瀬さん、岩田くんによる舞台挨拶。
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監督の衣装は「ろうけつ染」という手法で作られて、奈良の作家さんによるものだそうですよ。

で、肝心の映画なんですが、まずは映像がとっても綺麗です。
永瀬さんによると世界の映画業界では「カワセグリーン」という言葉があるそうです。
ちょっと驚くくらい自然の情景が美しく表現されています。

でも、美しいのは河瀬監督の映画では当たり前のこと。
映画はというと、、、
途中「この流れ、、一体どうなってしまうんだろう?」とハラハラというより、ただただ心配になっていたのですが、ラスト5分で安心して、心から感動しました。

もうね、「森の力」っていうのかな、生命力とはまた違って。
様々な生と死が折り重なる、におい立ち身震いするような深い山々、森。
それが演者さんたちによって表現されているんです。


神秘っていうと、なんか違う。
聖なるっていうのも違う。
ほんとこの映画の中に「山の神」というものがはっきりとあるんですよね。


東京から吉野に来て20年。
知らないうちに、すっかり損得勘定に流されていたけれど、まだ山に入ったばかりのあの頃の清冽な気持ちを思い出した気がします。

吉野が舞台だからどうしてもひいき目で見てしまうのかなあ。
冷静に見ていたつもりなんだけどな。

林業に関わっている人、映画好きな人、岩ちゃんのファンの人。
とにかく多くの人にこの映画を見て欲しいですね。
世界中の人たちがこの映画を見て、どのような反応をするのか本当に楽しみです。

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上映が終わってから、少し監督と話す機会があって。
いま書いたような気持ちを伝えたかったのですが、テンション上がってて、「すごくよかったです。さすが監督!やっぱりすごい!」みたいなことしか言えずに、凹ん出ます。。

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2018/03/28

スーツに見える作業着

話題のスーツ型作業着、もう見ましたか?

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んでこれ、動画が最高なんでぜひ見て欲しい。



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「服が変われば意識が変わる」

すげえパワーワードだ。

これ、林業の現場で考えると、どうなるんでしょうね。
最近のチェンソーメーカーが提案しているようなオレンジ色の作業着が、この場合のスーツに相当するのでしょうか?

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こういうのってメーカーのカタログでみると格好いいんだけど、なぜか自分で着てみるとコレジャナイ感が漂うんだよな。

作業現場でも、コンビニでも、デートでもOKな作業着って、、、やっぱりスーツ⁈


チェンソープロテクションパンツはどうしても太くなるのは仕方ないけど、普段の作業着なら細身でしっかりストレッチして、丈夫で通気性がよく撥水加工。

みなさん、どんな作業着ならいいですか〜

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2017/11/29

山守(やまもり)の映画

林業の映画といえば、やっぱり「WOOD JOB!(ウッジョブ)」って感じかな。
スマッシュヒットとはいかなかったけど、一般的な評価も高い良作ですよね。

ウッジョブは三重県の美杉村が舞台になっておりましたが、実は奈良県吉野が舞台となった林業の映画も現在進行中なんです。

 奈良市出身の映画監督、河瀬直美さんが、奈良を舞台にした最新作「Vision」の制作に取りかかっている。主演はフランスの名俳優・ジュリエット・ビノシュさんと、河瀬監督の前作「光」でも主演した永瀬正敏さんという豪華キャスト。来年の公開に向け、奈良県吉野町で撮影が進んでいる。
「Vision」は、世界中を旅して紀行文エッセーを執筆するフランス人エッセイスト役のビノシュさんと、吉野の山を守る「山守(やまもり)」役の永瀬さんが出会い、言葉や文化の壁を越えて心を通わせていく物語。
sankei.comより引用


僕の耳にも、この映画の噂はチラチラと入ってきております。
「山守」という独特な存在がどのように描かれるのか。
河瀬直美監督ですから、当然世界中で配給されると思います。
世界の人たちはこの日本の林業の姿をどう捉えるのか、非常に楽しみです!

また、何か情報入り次第、お伝えします!

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2017/03/26

藤森隆郎先生の勉強会に参加してきた(追記)

と、新刊の出版記念というわけではないのでしょうが藤森先生の学習会が奈良で開かれたので聞きに行ってきました。

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「森林・林業で後進に伝えたいこと」というタイトルでした。

ここで配布されたレジュメがとても良かったので、ざっと引用します。


・我々に必要なビジョン
我々の大きな社会理念は、持続可能な循環型社会の構築であり、それは地球環境(地球生態系)問題まで考えることである。
地球環境問題の解決は、それぞれの地域の生態系にできるだけ沿った生活や産業のあり方を重視していくことにある。


・グローバルな市場経済の中での森林・林業
本来の森林・林業は極めて長期的なビジョンの中で管理・経営を考えるものであり、それは持続可能な循環型社会の構築のために不可欠なものである。
当面は現状の市場経済の中で創意・工夫を働かせ、森林・林業の改善に努めていかなければならない。
森林所有者、素材生産者、製材所、工務店、消費者の間の顔の見える関係を地域ごとに築いていくことが大事である。
林業の振興と地域の振興は一体的であり、その集積が日本の林業である。
森林生態系の多面的サービスの価値を、都市住民を含めてよく理解し、それを持続的に発揮させていくための国民的合意を図っていくことが重要である。
そしてその合意に基づく所得補償のような制度の確立に力を合わせていくことが必要である。


・森林生態系のサービス
生態系サービスの中で最も基盤的なサービスは「生物多様性」である。それはもう一つの基盤的サービスである、土壌の機能を高めるからである。
生物多様性と土壌のサービスによって、持続的な生産と水源涵養機能が担保され、保健文化機能も発揮される。
そのようなサービスを担保する森林の姿は「構造の豊かな森林」である。
構造の豊かな森林は、どのような環境や社会情勢の変化に対しても、弾力性と柔軟性が高く、長期的に見て最も低コストである。
また、天然林を適切に配置することも流域としての構造の多様性を高めるために必要なことである。


・技術者育成の重要性
林業技術者が誇りを持てるような雰囲気は日本にはない。
人を育てることこそ最も大事なことである。
技術者のリーダーとして、ドイツにおけるようなフォレスターを育成し、その活動を保障するシステムの構築が不可欠である。


・林業と木材産業の関係
木材生産のための森林づくりにいくら努力しても、生産された木材が正当な価格で取引されなければ、経営は成り立たず、したがって良い森林づくりはできない。
山側には絶対に譲れない山側の基準があることを見失ってはならない。
その基準が何なのかを林業関係者はしっかりと語れなければならない。
材の評価の最終決定者は消費者である。
消費者が木材のことをよく理解し、それぞれの質に応じた適切な材価を理解してもらえるように、木材生産側も木材産業もお互いに努力をしていくことが大事である。


・法律・制度の抜本的改正が必要


・おわりに
我々はどういう国を作っていくかという中で、森林・林業を考えていかなればならない。
森林・林業の本質を理解し、自己実現と社会貢献に努めれば、森林・林業関係者は自らの仕事に誇りが涌くはずである。自分の仕事に誇りを持てることこそ幸せなことである。

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では、次に学習会の内容をざっと紹介しようと思うのですが、とうぜん上記の内容とかぶってますので、特に大事と思うところだけ。

・日本をどのような国にしていこうとするのか、その答えがない限り森林林業も良くはならない。
できることは?
森林生態系の機能とその中で人類社会が求めている森林生態系のサービスを理解して、それに基づく合意形成を作ること。
それに科学的根拠を与えること。

・本来のフォレスターはどんなことをすべきなのか
組織の論理から離れて考えて欲しい。

・ 地球環境問題。生態系の中で生かされている。生態系があってこそ。地域の生態系にできるだけで沿った生活や産業にすべき。
森林林業はどう貢献できるか。発展させて行かねばならない。
林業関係者だけでは無理。国民全体で考える。
私は誇りをもって話せる。
地域の生態系に反しない生活をしていく。

・地域で循環するということを外してはいけない
地域の6次産業に貢献すること。
それを踏まえて余った分、それ以上は川下に流す。
いまは地域で循環することを忘れて川下に売ることばかり考えている。
村の家がハウスメーカーばかりというのは異常。それをきちんと正さないといけない。それを説明するのか関係者の務め。

・生産林を目的とする場合、生物多様性とは相容れない。例えばスギヒノキだけとか。
できるだけで広葉樹があった方が100年200年後は利口なのではないか。
下刈りや除伐を減らして残すだけでいい。

・育成。誰がやるのか。現場に技術者がいない。研究を生かしてくれる人がいない。キャチボールする相手がいないから、研究者は学会で評価される基礎的な研究に走る。

・ドイツは木材生産しながら一般市民が来て楽しめる森にしている。つまり明るく生物多用的な森。

・ 森林について誇りをもって語れるようになって欲しい。これが伝えたいこと。

・森林の区分。

経済林:スギヒノキとか
生活林:その地域で必要な林。薪炭林。余剰物を町に売る。基本は森林所有者が使う。
環境林:生物多様性、水源管理
目標林型が見えてくる

・奥多摩? 「プラットホーム」という言葉を使っていた。工務店と製材所と山が顔の見える関係を築く。「スギは立米6万円を保証します」(追記:講義当日は確かにこのように発言しているのですが、やはりそれは先生の勘違いであったかと。別の講義では「17000円を保証する」と発言されていたので、そちらが正しいとする方が現実的と思います)

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以上です。
僕は藤森先生の話を伺うのは実は初めて。
著書はどれも素晴らしいので、とても楽しみにいたのですが、とにかく僕には「誇りをもって仕事してほしい」という言葉が響きました。
なんだか力がもらえたような気がします。

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2017/02/22

NHKラジオ 旅ラジに出演したよ

山仕事の昼休憩のお供といえば、ラジオ。
ですよね?

そんな中でもNHKを聴いてる人は多いのでは。
という僕の最近は寝転びながらスマホをいじっていることが多かったりするんですが、、、

でも!
今日はそんなお昼のラジオ番組「旅ラジ」がわが黒滝村に来てくれたので、さらっと出演して来ました。
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キューマルちゃん号と奈良放送局の大川アナウンサー(リハ中)

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本番の様子

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一緒に働いている協力隊のKくんと出演しました。
午前中仕事していて、そのままの格好でラジオ出演してます。


やっぱ生放送は緊張するね〜
とにかく大川アナウンサーが時計をチラチラちらちらすっごく見てるから、こっちもなんだか時間を気にしてしまうだよね。
僕ら素人に話をフリながら、ちゃんと時間内にピタッと納める大川アナウンサーの手腕に感動しました。
そんなの当たり前なんだろうけど、実際目の前で見るとほんとすごいわ。

出演のお土産でNHKグッズももらえたし、いい思い出になりました〜

さて、ブログで告知しなかったけど、だれか聞いた人はいたのだろうか。。

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2017/02/03

奈良県・奥大和移住セミナーのお知らせ

大阪で山仕事や移住定住についていろいろと話すことになりましたー
興味のある人や周りにそんな人がいましたら、ぜひとも教えてあげてください。
あー、なに話そうかな〜

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2017/01/07

林業用洗濯機?

家電好きにはたまらないCESでユニークな洗濯機が発表されたようですよ。
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(画像はgizmodeより引用)

大小それぞれの洗濯機と乾燥機がニコイチになっているという代物。


山いき、木こりの皆さん、作業着の洗濯どうされてます?
家族の洋服と一緒に洗ってもらえませんよね。
わかります。

人によってはまずお風呂で手洗いしてから洗濯機に入れているそうで。。。
我が家は外用の洗濯機がありまして、僕のものは外の洗濯機で洗っております。


そこで、この画像の洗濯機ですよ、奥さん!
「これ、洗濯機が二台あるだけじゃないの?」
いやいや、違うんですよ。
一つの水道、コンセントで洗濯できるので、この2つで一台なんです。
それぞれ別の設定で洗濯できるので、うまく使い分けることができるそうで、何でこれまでこういう製品がなかったんだろうって感じですね。


ちなみにこれはSAMSUNG製。
日本の住宅では、まず置くところがないか。。。


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2016/12/30

お手伝い

例年より一日早く仕事納めとなってしまい一日予定がぽっかり空いてしまったミソカの今日、急遽お世話になっている人の山のお手伝いに行ってきました。

奈良県は現在、ナラ枯れが猛威をふるっているのですが、やはりこの方も道路沿いのコナラが枯れてしまって、でも自分では伐ることができず困っていたのです。
ほんとこういう事例ってすごく多いですよね。

で、都合3本、電線に入り込んでいたカシの枝もついでに処理。
画像の赤丸のところから牽引してます。
牽引は山主さんが頑張ってくれてます。
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伐ったコナラは薪とシイタケの原木として利用されます。

山仕事で培ってきた技術でお世話になっている人の力になることができて、なかなか良い年の瀬になったなと、一人思っております。
普段山の中で木ばかりを相手にしていたら、その向こうにある人の気持ちに気づけないことも多いので、今日は本当に良い機会になりました。

まだあと一日あるけれど、来年はより多くの人の役に立てるように頑張っていこうと思います。

みなさま、よいお年を!


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2016/09/22

林業機械展

いよいよ間近に迫ってきました林業機械展
今年は京都なんですよね。
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まあ、奈良と京都。
てか吉野と福知山ということで近いわけではないけれど、日帰りできない距離ではないので、遊びに行こうと思います(`・ω・´)

機械展は数年前に奈良でやっと時以来の参戦。
一人でふら〜っと遊びに行く予定ですが、向こうに行けば誰かしらいるでしょうと思ってます。
行くのは10日の予定。

機械や道具も楽しみにだけど、やっぱり人との出会いが一番だよね!


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