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2024/11/10

ヒノキの木口(切り株)が裂ける問題

わかる人はわかりますよね。

まずは画像を見てほしい

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ヒノキ特有の粘りのある木繊維がちぎれずに、そのまま裂けてしまう、コレです。

 

こうならないように、オノ目(カフカット)を入れるのが定石なんだけど、入れても裂けてしまった人は多いでしょう。

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深すぎるオノ目はツルに悪さするので、まあ数cm入れるのが基本だと思うし、この2つも切り株もそうなってます。

 

で、僕が裂けないよう(繊維に引っ張られないよう)に気をつけている点を3つ挙げます(特にヒノキの場合)

① 受け口を深めにする

受け口が浅いとツル幅が同じでもでも外皮(外周)が長くなり引っ張られてしまうから

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②オノ目を入れる

まあ、これはヒノキに限らず

 

③ツル幅を狭めにする → 追いヅル伐りでツル幅を丁寧に調整する(重要)

ツル前側は圧縮の力が加わり潰れるようになるので、ツル後方の引っ張られる力とは異なり、どうしてもちぎれにくい。

なので、ツル幅を狭めにしてできるだけ会合線近くで圧縮させ、ツルは引っ張ってちぎれるようにします。

まあ、つまりツルの力を弱くするということ

 

以上です。

受けの深さ、ツル幅は決まった数字があるので、もちろんそこは意識して調整を加えます。

極端なことはしませんよ。

また、これはあくまで裂けないようにするときに意識していること。

受け口の角度とか追い口の高さは、伐倒方向によって変えることが多いです。

 

参考になるかなー

 

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