クビアカツヤカミキリと吉野山
この週末、吉野山に桜を見に行って来ました。
やはり最高。
近くで見るならソメイヨシノは美しいですが、吉野山に多いヤマザクラは遠目で見るとなんとも味わい深いです。
ただ、この美しさが今後どうなってしまうのかとも思っていて。
高樹齢化やヤドリギももちろんあるのですが、近年ざわついているのがクビアカツヤカミキリです。
NHKのニュースサイトから引用します
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230825/k10014173961000.html
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カミキリムシの一種で、全身は黒く、頭部の下が赤いことが特徴です。
成虫の体長は2~4センチほど。
モモやウメ、サクラなどの「バラ科」の樹木に生息し、卵を産みつけます。
そして、卵からかえった幼虫は木の内部を食い荒らして枯れさせてしまいます。
原産は中国などで、日本の生態系などに悪影響をおよぼすことから、「特定外来生物」に指定されています。
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このカミキリは2024年春の時点で、まだ吉野山では発見されていません。
と言うか、ガチで発生させてはならないのです。
詳しくは引用先の記事を読んでほしいのですが、本当いま瀬戸際です。
私たちが愛する春の景色がいっぺんしてしまうかもしれない。
まだ発生が報告されていない地域も多いのですが、多くの方に関心を持っていて欲しいなと思っています
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