牽引伐倒、掛かり木処理にプラロックを
プラロックという商品をご存知でしょうか。
奈良県吉野地域では、チルホールよりもよく使われている牽引具です。
プラロックの特徴はロープを使うことで、ワイヤーを使うチルホールよりも軽く扱いやすいのです。
往復で引くことができるチルに比べて、ラチェット式のプラロックはスピードは遅くなります。
とにかく軽量に特化した牽引具と言えるでしょう。
これまでたくさんの記事を書いてきたので、ちょっとここで紹介しますね。
ロープが固くて扱いにくいという人はこちらを。
この固いロープが伸びにくくて良いのですが、2000の方だと確かに扱いにくいですよね。
交換するなら強度のあるナイロンロープやクレモナロープが良いと思います。
僕たちは交換する時は林業資材屋さんで販売されている「特殊クレモナロープ」というものにしています
ここで紹介したカトラリーでも良いし、そのあたりに落ちている枝でもなんでもはめ込めばOK
カムを外してフリーにしたら、プラロックを立木などの支持物に取り付けたまま、両手でロープを引っ張ると。
これもチルホールほどフリーな状態とは言えないけれど、コツが掴めるとそれほど難しくはないかと。
プラロック1000は軽くて、牽引方向を変えるための滑車とセットで持っていても苦になりません。
仕事のお供にぜひ。
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