ツリーモンキーアーボリストサドルを履いてみた
これ税込で27500円。価格破壊だよ、やすスギだって。
必要な機能をきちんと盛り込んでこの価格。
考えた人すごいわ
でも、価格相応なんでしょう?
というわけで履いてみた
(仕事の帰りだから、お尻が汚れている…)
剛性感はないね。
パーツも何か薄い感じ。
でも、この値段なら全然許せちゃうな。
仕事に必要なものは全て揃ってるもの。
んで、これチェストハーネスもあるんですよ。
まじで隙がない。
これでフルハーネスになるんだけど、ちょっと気になるのは安全基準が「Meets ANSI Z133」というところ。
これはつまりANSIに準拠しているってことだと思います。
それはそれでいいんだけど、国内の墜落制止用器具の認定は受けていないのがやはり残念。
まあ、フルハーネスだから来年の1月2日からも使えないことはないと判断するのか、やはり墜落制止用器具になっていないので使えないと判断するのか。
僕としてはどうせ買うなら墜落制止用器具になっているものを買いたいと思ってる人ですが、アーボリストサドルで認定されているものってないですもんね。
難しいところです。
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コメント
出来杉さん、
ペツルのサドルは一部 チェストとの組み合わせで認められてるみたいですね。
https://www.alteria.co.jp/professional/fallarrest-conformity/
それにしてもですよ。
あ”ー、自分もこれから買うの
どうしようかなぁー。。。。(ノД`)・゜・。
投稿: e | 2021/09/15 15:26
eさん、アルテリアに確認済みですが、サドルだけでは制止用器具とうたうつもりはないそうです。
でも、実はJISとかと違って認定とかは存在しないので、メーカーが「制止用器具認定品」というタグをつけるだけでよかったりするんですよ
ちなみに、僕はフルハーネスをペツルで買うつもりです。
投稿: でき杉 | 2021/09/22 21:52
私は、このハーネスを愛用してます。
ジョン・ギャスライトが製作しただけのことあって、コストパフォーマンスだけでなく、機能性もなかなかいいです。
ATIの講習時にトレーナーに確認したのですが、ANSI準拠でなく、適合とのことです。
JISは、取ってないですが、ANSIはJISより安全基準が厳しいのとツリープロ製品なので問題ないと思います。
強いて言えば、このハーネスは長時間作業にはあまり向かないといったところでしょうか。
法律改正時は、樹上作業もフルハーネス着用が義務付けられると騒がれてましたが、現在は、樹⽊作業に係るワークポジショニングガイドライン等も整備され、フォールアレスト状態にならないツリークライミング技術による樹上作業は、フルボディタイプでないアーボリストサドルを使用しても違法とはならないということになっています。
実際に樹上作業向けのフルボディタイプで墜落防止用器具適合品探しても種類が僅かなのが現状で私の周りは、みんな海外製のアーボリストサドルを使用しています。
私は、汎用性も高めようとチェストハーネスも購入しましたが、結局樹上作業では全然使ってないです。
投稿: ムラ | 2024/06/28 13:01
ムラさん、詳しい使用感の解説ありがとうございます。
物価高の今でもこの価格っていうのは、本当にすごいですよね!
もちろん安いだけじゃないっていうのもあって、僕の周りでも使っている人を見かけるようになりました。
投稿: でき杉 | 2024/06/29 22:40