チェーンソーの目立てチェックポイント
チェンソーを研いだ時に、フックになってしまう人、多いのではないですか。
ただ正しい刃の形というのが、「いい感じ」でフックになってる状態なんですよね。
どれくらいのフックが「いい感じ」なのか。
一つの目安として、カッターの下部がどれくらい削れてしまっているかで判別できます。
カッターの種類は同じもの。
青丸を見てもらうと、まだカッターは半分以上あるのにリベットの下のところが削れて磨耗してしまっているのがわかると思います。
つまり、フック形状が引っかかりすぎてカッターの真下がガイドバーに強く接することにより磨耗してしまっているわけです。
対する赤丸はというと、カッターはかなり小さくなっていますがリベットの下部はそれほど磨耗していません。
つまり、カッターはそれほど振動せずにスムーズにガイドバーを走っていることがわかります。
多少の振動があってもグイグイと走っていくチェンソーが好きな人もいます。
逆にできるだけ振動せずに静かに切れていくのを好む人もいます。
好みはそれぞれですが、ぜひご自分のカッターの下のところをチェックしてみてください。
何か新しい発見があるかも。
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