絶望の林業
売れに売れている森林ジャーナリスト田中淳夫さんの「絶望の林業」。
タイトルが良かったのか、内容が良かったのか、きっとその両方なのでしょう。
僕としても自信を持ってオススメできます!
実は、まあこの本は見送ってもいいかななんて思ってたんですよ。
田中さんのブログやYahooの記事はチェックしているし、プライベートでも交流があるので(田中さんは奈良在住)、どんなかんじの本なのか想像がついたところもあり。
でも、その評判のよさを見て、手に入れてみたら正解でしたね。
とにかく読みやすいんです。
一つ一つがコンパクトに網羅されていて、さすがは「森林」ジャーナリストという内容。
そう、「林業」ジャーナリストじゃないんですよね。
広範囲にわたっていかに林業というものが絶望的なのか、を煽ってくるんです。
もうわざとバズらせようとしているんじゃないかと思うほど。
そして、その企みは成功していると。
装丁もとってもいいですよね、イメージによく合っていると思います。
本書の最後に、希望につながる林業像が書かれているんですが、やっぱり森林があっての林業なんでしょうね。
森林経営からの林業経営。
なんて僕も語ってしまいたくなるくらい本書のできが良いということですね。
とっても刺激的です。
耳が痛い内容も多いと思うし、そんなこともうわかっているよ、という人もいるでしょうが、これだけ林業の問題点を読みやすく網羅している本はないと思いますよ。
さあ、ここからはじめよう!
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コメント
ご紹介ありがとうございます!
「企み」はなかったんですが、バズらせてください。
投稿: 田中淳夫 | 2019/10/24 22:12
ご本人登場!
いつも刺激的な話題を提供してくださり、ありがとうございます。
もっと、バズらせましょう!
投稿: でき杉 | 2019/10/29 08:14