森づくり安全技術・技能全国推進協議会の研修会をみてきた(2回目)
前回はロープワークを中心に見学してきたのですが、今回は伐倒練習機を使った研修を見てきました。
これは差し金を使って受け口が正確に伐倒「点」に向いているか確認しているところ。
順番待ちの受講生も空いている時間を使って水平感覚を体に叩き込んでいました。
木の直径を測ります。
受け口の向きだけでなく、受け口の大きさも木の直径から割り出して正確に数値化します。
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2日間みっちり見学を終えて感じたこと。
僕も普段はチェンソーを水平に構えたり、狙ったところに伐倒することにはかなり注意していますが、それでも数値化してみると、この練習機を使って訓練している受講生のほうがレベルが高かったです。
これには正直驚き。
僕もまだまだ矯正すべき点があることがわかったのが大きな収穫でした。
あと、まじな話、この研修で訓練された新人が現場に入ってくれたら、班長さんは本当に助かると思いました。
安全装備はしっかりしているし、正確に伐倒するし、ロープワークはいろいろ覚えているし、このレベルに達している緑の雇用のFWはいないでしょうね。
あ、もちろん、僕もこの受講生たちに負けていたので精進します。。
伸びしろですね!
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コメント
はじめまして。facebookのアカウントを持っていないのでこちらに書き込みさせてもらいました。
突然でお手数ですがよかったらご教示ください。
GECKOのアルミスパーを使用されてるようですが、ひざを90度に曲げた時にパッド部分が太ももの裏に接触して使いずらい事は有りませんか。当然体格によるとは思いますが。私は身長168センチです。
当方、KLEINのスパーにウルトラライトパッドを取り付け現在使用しています。パッドの高さは曲げた時に接触しないように結構低めにしています。
GECKOにも興味が有るのですが高さ調整の幅が少ないような気がしまして。
よろしくお願いします。
投稿: Mr.T | 2019/04/17 23:36
Mr.Tさん、Geckoのスパーは僕ではなく相棒のbirdさんなんです。
もう7、8年使っていますが、使いづらいとは聞いたことがありません。
通販で購入するものはサイズが難しいですよね。。
birdさんの使っているGeckoクラシックではなく、新しいタイプは調整幅が広いのかな?
エーデルリッドのタロンはしっかりと調整できるようですね。
安いものではないので、こういう買い物は難しいです。。
投稿: でき杉 | 2019/04/18 22:07
返信ありがとうございます。
よく利用するTreeStuff.comでGeckoのスチールを販売しだしたので気になり質問させてもらいました。
財布が許せばアルミ、チタンのスパーがいいのですが。
調整幅などは記載があっても結局履いてみないと難しいですね。
ご意見参考にして、また検討してみます。
本当にありがとうございました。
投稿: Mr.T | 2019/04/20 22:31