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2018/11/01

フォレストマネージャー研修(後期)3日目

それではFM研修3日目の報告です。
ついにこの研修、最初で最後の現場研修です!

やっぱり安田さんはすごかった!
1日目2日目はリンク先からどうぞ〜

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「保有機械、森林作業条件に応じた作業システム設計、機械の選定、作業工程の作成について」

・(有)安田林業の作業システム視察
・目標林型と長伐期施業に応じた路網、作業システムの考え方

Img_9302
素材生産業ではない、植林から主伐まで行う会社。

ハーベスタは一時導入していたが、まだ早いと手放した。

定着率が低い。
林業全般を学べるために、来てから他の業種に興味を持ったり、学ぶ目的で来る人が多い。

一つの現場が終わったら別の現場へ移動していくのではなく、林業経営全般なので、その時に合わせて仕事を組んでいける

8割がスギ、ヒノキ、カラマツが1割ずつ

循環型生産林
700haほどで林業経営をやっていく。
10齢級以上の208haを5年で分けると40しかないから厳しい。
9齢級100haが上がってくると楽になるか。

作業道
700haあたり平均で96m。
でも、ほとんどは208haの中にある。
おそらく150m以上の路網密度になっている

58年生と45年生、分収林
(画像は事務所の土場に分けておいて合ったもの。分収林のものかは不明)
Img_9304

Img_9305

トレーラーが入れる土場が2ヶ所ある。一旦土場に集める。
直送はない。すべて直売。
工場へ。100キロから200キロあるから、10t15tでは運賃が高くつくからトレーラーを使う。

トレーラーに乗せていくらという取引。
運賃は向こう持ち。それなら10トンでいいのでは?
それだと向こうが持たなくなって、買取が安くなる。

Q 委託は民間ですか
A 2800ha持ってる人がいるから広くなる。
そこの理事もしている関係で管理している

Q 3000haの巡視とかどうしてますか
A 天然林が多いから、倒れたらそのまま。
人工林は管理している


雪降ってる時につくる。売り上げ年間100万いかない。
Img_9311

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不織布150mm。このまま植える。
植えるのは楽だけど、、運搬が大変。買い物かごに40入るから
普通のキャビティはリブがあるから巻かないけれど、根が中で固まる。
これは空気根切りされるからいい
挿し木。

シカはいない

元10cm、長さ6mという注文が2〜3万円でくるから、徒長したやつも残しておく

間伐2割、自社林、伐採、造材チェンソー。
道に届くので、集材はなし。
グラップルで木寄せ、3人で20m3くらいでる。
普段は切ったら、すぐに2tダンプに乗せて、いっぱいになったら土場に運ぶ。
チェンソーマン、ツカミ、造材と運材が同じ人。
Img_9317

カラマツとスギの混合は、30年代に適地適木の実験、調査として祖父が植えた。

選木はバランスを重視して間隔を見て選ぶことが多い。
注文があれば、優先的に選んで切っていく

8年くらい前に間伐して58年生。今回で5回目の搬出間伐。

Img_9315
ここについては何年生で主伐と決めてない。
基本は100年生だけど、間が空いたら植えていく。
木材のストックヤード的な考え方の山。
雑の代わりにスギを植えておく。
複層林を作るという意味でない

皆伐は年間1haしないと決めている。
樹種転換の意味。

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<内田先生の感想>
一つの理想的な自伐林家。
自発的ではない。需要があった時に出せる。
カラマツは今後値上がりする可能性がある。枯渇傾向にあるから。
強度間伐気味に育てるといい。

針広混交林、日当たりが良くて不成績造林地。
広葉樹中心に育てると考えたら。
ヒノキは成績が悪い。広葉樹のせいではない。短伐期で日当たりがいいのが問題。
針葉樹の中で育った広葉樹はまっすぐ育つ。

管理できて需要があると、それが良い木となる

TR率はtはツリーかトップ、rは根っこ、針葉樹でも紅葉樹でも変わらない。

ポット苗、乾燥するとポット苗が枯れた。
くわで深く植えた人は大丈夫だった。
高いから本数を少なくすると、成長の悪いやつを選別できないから広葉樹を一緒に育てるとか工夫するとよい

ひと鍬植え、密着が得られるからいい

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<湯浅先生の感想>

木の単価を気にするけど、値段なんてない。
北山杉、ヒノキ、ガタ落ち。
成長量考えたらスギの方がいい。
ずっと高いということは考えにくい。
林業は、長いスパンで考える。

グラップルで1人7m出せるなら、プロセッサなんていらないだろう

うまくいくときは何か自分の中に何か気づく。直感みたいなもの。
ベースとなるのは先輩たちがいろいろやって整理してくれている。
大橋先生、藤森先生をベースに自分の経験、勉強を合わせた。
答えを求めるのはやめた方がいい。
マネジメントする人ですから、自分で責任を取れることをやる。
10の人は10、8の人は8でやれば良い。

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<内田先生>

ざっくりでも正しければいい。どんぶり勘定はだめ。
機械とも照合していないのはだめ。
時々確認しているなら必要な技術。

間伐は光を感じるように。

下層植生がないのに一列だけシダがあったりする。
そこは水脈があることが多い。

決めるのは皆さん。
地域の山をどうするか、自身で判断して取り組んでください

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