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2018/09/12

フォレストマネージャー(前期)に参加してきた。2日目

フォレストマネージャー研修の2日目。(1日目はこちら


釜石地方森林組合の高橋さんの講義を聞くことができただけでも、このFMに参加したかいがあったというもの。
東日本大震災からいかに森林組合を立て直して行ったのか。
この講義は録音しておけばよかった。そのくらいのレベル。
NHKさん、「プロフェッショナル」まだですか?

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【無災害の推進、チームワークとコミュニケーション、業務効率化の推進、組織と人のマネジメント】

釜石地方森林組合 高橋幸男 さん
1.チームづくりとリーダーシップ
⑴現場組織マネージャーに求められるものについて
・組織内の情報共有の重要性とその方法

Img_8642

木材の自給率は30%ほどだが、建築用材合板以上は47%ある


「森の貯金箱」3000万の家、坪単価30万円。
地元は70、80万。現在市内に10棟ほど。


ダメになりそうだったところを地域の皆さんが助けてくれたから、地域への恩返しをしようとボランティアをした。
車椅子での避難路、被災保育園への植林


若い人を呼ぼうと思ったら、経営が安定してないといけない


ハローワークでは他の業種に負ける。選ばれる職場にならないといけない


労災の発生率を下げないといけない
全産業は2%.林業は28%。
管内では下げないと!


震災後は、職員に土木や建設に行っていいよと話した。
でも、みんな頑張ると。


我慢しろは気持ちが大変なので、昇給した


現金化できる仕事を優先してヤル気を出した


山にはあまり被害がなかった
間伐材が林内に2000m3くらい残ってた。


作業道を地域の皆さんが使えるように提案した


組合だけが儲かる仕事をしてはいけない。
地域あってこそ。


集約化はどこでも必要とは限らない。
納得しないとできない。
やれやれではできない。
まずは現状把握。


損益計算書を職員全員に配って、今後の計画を説明する
総売上がこれくらいないと組合がダメになるというのを説明する。
年に一回。
キャッシュフローを説明し、それが尽きてはいけないとみんなで考える


震災後、支障木が1番儲かってる
手伝わないとダメだけど、いつか終わるとみなさんに伝える。
みんなで考えて行く。
いま何をしないといけないか。
これをやってるのは請負。
組合職員は間伐している。
支障木はなくなるから、森林整備は職員がしている。


復興特需がなくなったら、1日いくら稼がないととダメなのか、分析して若い子にもはなす。


今後15年間の事業量を計算して、あと何人雇えるかを見積もる→人口増


年に一回組合員にアンケート。


FMは二人。
班体制はない。
6カ所の現場について、機械と人材をFMが話し合って配置する。
事務所は最優先にしてほしい現場は伝えている


現場の人たちが出しやすいようにトラックの運転手が動く。
スピード違反や過積載はやめてくれと


公共事業がなくなって生きていけるように!


安定した売り上げ=丸太の販売


集約化って必要なの?から、細分化して、やはり必要。
山主に自分たちのやり方を説明して、任せてもらえるようにする


2.能力発揮の仕組みづくり
⑵人材育成・人材配置の留意点、能力評価と処遇方法などについて


フォレストマネージャーは係長級。
事務所と現場をつなぐ立場。
事業体は自由に現場を回せるように配慮している


内業外業、全員で朝礼


目標を設定することが大事で、必ずしも達成しなくても良い。
ただ、いまはほとんど一致している(ほぼ達成している)


全員に机とパソコンがある。

日報をPCでうつ。
一日の生産性が出る。

毎週金曜日、コスト分析検討会をしている。作業員だけで。


計画、プランを立てるべき。
日々チェックして改善して行く


職員の目線を揃えるために全員で月に一回会議する


失敗は起こること。そこからどうするか。


視察を受け入れてる年間500から600人。林業以外も。
消費者になる可能性もある。
お金をもらってる。


トン600円の半分を基金に回す。年間5万トン。1500万たまる。
これを植林費用にする。
ヨーロッパのように育林に金がかからないようにしている。形は違うけど。


丸太はでてくるけど、売れないと意味がない。
毎月100から200立方買ってもらってる。
製材所は小さい。


相手先ももうれさせてあげないといけない。

製材所が加工所に売って、製品は組合が売る。
エコシステムを作っている

生産=組合→加工→販売=組合
安くかいたたいたり、高く売りつけることをなくしたい


安全管理とコスト管理は同じ。
コスト管理を調べたら、不安全な行為が多かった。
コストを意識してみんなで動いたら労災も減った


個人面談、一対一で1時間半から3時間ほど。2〜3月に。
前年度できなかったこと、ノートで質問形式でなんでできなかった? とやる。
できなかったことを分析して行く。


・質疑
Q各製材所、販売単価は同じ?
現場からの直送か
A基本直送。単価は統一している。


Q主伐は? 民間はいるのか。
A.5ヘクタールだけ。3事業体。棲み分けている。
入札は参加してない。
皆伐だけしてしまうと、事業体は移動できるけど、森林組合は移動できないから。
環境税。岩手県は意欲のある事業体は植林までしないといけなくなるだろう。
だから、全国的にも植林も考えた方がいいのでは。


Q日々の進捗状況。
A朝礼の時に進捗状況。
最初は参事が一人でやっていたけど、大変で、いまは現場がやっている。

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