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2018/09/10

フォレストマネージャー(前期)に参加してきた。1日目

9月頭から1週間、東京で西日本ブロックのフォレストマネージャー研修に参加してきました。
一応、緑の雇用の最終段階になるのかな?
Img_8641
以前、この研修に参加した岡山県のサイトウさんによる「フォレストマネージャー研修の言葉」というネットコンテンツが消えてしまっているので、僕がそれを引き継ぎましょう。

と、ここで一つ。
各講師の言葉を、僕が理解した範囲で「僕の言葉で」記録しています。
研修はスライドを使った講義であり、スライドがないと意味不明かもしれませんが、雰囲気をつかんでもらえたらと思います。
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<1日目>
【林業の社会的責任と関係者との協働】
〈雇用創出、環境貢献〉
鹿児島大学 牧田邦宏 先生
「地域雇用創出に果たす林業の役割、環境貢献について」
・先進国林業の条件と今後の日本における林業、木材生産の方向性
・林業生産活動による地域雇用の創出、社会的役割
・森林認証活動
・林業による社会貢献活動
(写真撮り忘れました。。。)


山に来るのは林業関係者だけじゃない。
その人たちにもアピールしないといけない。

素材生産業、立木を買って丸太を生産する。

請負だけだと、売り手が少なくなると厳しくなる。

買う目利き、高く売る能力が必要。

今のところ、国有林は積極生産。
皆伐はしないと5年前は言ってた

短期的な伐採について
価格は上がってない。
子供に引き継がないから伐採するという選択が増えている。

需要が減っても、外材との価格競争に負けなくなった。
立木の買取は底で変わらない。

奥地から切られることはない! 手前のいいところから伐る。
50年後を考えて投資している他の業界はあまりない。(再造林について)

切りっぱなしだと業者が悪く言われる。、山主がやるべきだが、、、
資源は増えて、需要は減っている。
その中で外材を駆逐していかないといけない。

20年前、地球温暖化対策で手を入れている証明が必要だった。(切り捨て間伐について)

売れない木材は輸出すれば良いという考えが出てきた。
もう国際的に勝負できる価格だから

無節の化粧材はいらない。
内装材はあるかもしれない。
住宅需要を考えてるだけではダメ。
→針葉樹合板2006年くらい
合板、表面は強くしないといけない。
スギは表面に使えない。
真ん中に挟むものが大量に必要。
カラマツ、ヒノキは強度があるから表面に使える。

昔は素材業者がメーカーに直販してた。
それが市場に送った方がいいとなった。

2008に政策的に製材工場(年間5万立法使う)に補助金。
柱材ではなく、ラミナ工場が増えた。
それまでは1万立方でも大きいくらい。
宮崎に50万立方使う工場がある
こういうところに安定的に買ってもらうようにするのが大事。

素材業者で1万立方出すのが最初の壁。

バイオマスがあるから、歩留まりは上がっただろう。
こういうところで勝負しているのが現時点。


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1日目 午後
〈地域の林業、木材産業の方向〉
「地域における林業、木材産業の協業、連携の事例について」
・事業量確保、生産力増強、供給量確保のための地域における協業、連携の進め方、効果
・労働力確保、人材育成のための地域内連携
・雇用管理とキャリア形成

(ヨーロッパ)
日本は谷が細かく入っている。
ヨーロッパはでかいトラックが入る林道が整備されている
効率的に機械を使っている。
仕組みを考える。
道があるからとも言える。

長材で出せるのが大きく違う。
鹿児島では輸出で2.8mがある。
出荷先が決まってしまう。
なるべく有効につかえるようにしている。
日本はバイオマスがあるから量を出す方にむかっている。

丸太がいいものだからではなく高いのではなく、需要先が求めるものを作らないといけない。

作業員は採算確保を考えて作業している
マネージャーは幾らで売れたと教えてあげるのがいい

皆伐したら、その林分はどうしても公益的機能が落ちる。

林地荒廃の一番原因は作業道による山地崩壊。

(宮崎県の)ガイドラインのミソは1.自分たちで作って、2.認証して社会にアピールしようというという点。

森林経営管理法
森林所有者ができないところを市町村がやっても良い。
林業経営に適した森林は林業経営者。
適さないところは市町村自らが管理。
だから、事業体は社会に向けて責任ある行動を取らないといけない。
社会的評価を下げないようにする

森林経営管理について事業体の体力差があるけど。
市町村は様子見をするだろう。
鹿児島は動きが悪いので勉強会をやった
森林組合は市町村と手を組んで取り組んでほしい。


Q.集中豪雨で立木がダメだと言われている
A.深層崩壊が多い。
森林の管理が悪いと言われたら、きちんと説明しないといけない。
400mmも降ったらどこだって崩れる。
きっかけは森林作業道の可能性はある。
道は埋めもどすとか配慮は必要。


Q.ヨーロッパの日当がなぜ高い
A.機械と道を有効に使っている。
ただ、我々は1番いいところを見ているだけかも。
林業作業員も教育を受けてないとなれない。
つまり作業員の意識が違う。
時間を使うだけではなく、どうやって儲けられるか一人一人が考えている。
ただ、公式の作業員でバイト的な人はわからない。


Q.森林経営管理で問題なのは、境界の明確化と遠くて道が作れない。この2点。事業体は市町村にどうやってアプローチしたらいいの?
A.事業体と組合、市町村が協力して行くしかないのでは。
森林簿だってめちゃくちゃ。
新しい測量技術を入れるしかない。レーザー測量とか。
お金はあるから、まず現状を把握するところが第一段階。
意向調査よりは森林の現況を確認。地域差はあるだろうけど。
自伐林家の力を借りるのも1つ。




2日目に続く

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