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2018/06/20

tongue and groove tree felling technic

「タング アンド グルーブ」というのは以前こちらで紹介した伐倒方法です。

動画でいうとこれ。


これが実際に使える現場があったのでやってみました。

Img_7089
一発目は最後キレイにはまらなかった。
わかりにくいけど、画像の右側は擁壁、左側は石垣になっていて、倒せる幅は1mほどしかありません。

これは「垂直カット」を追い口側からやってしまい、受け口と直角にならなかったのが原因と思われます。
伐倒方向の制御という目的は果たしているんだけどね。


んで、2回目。
Img_7096
これはうまく行きました。
垂直カットを受け口側から直角に入れるのがコツですね。
Img_7099


Img_7100


これはバッチリ決まると気持ちいいですね〜
今回は伐倒範囲が限られている中でやってみましたが、こちらでも紹介されているように偏心木の伐倒など色々と応用が効きそうです。
ぜひ、皆さんも研究を。

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林業(チェンソー)」カテゴリの記事

コメント

Excellent done! 
お見事!!

見事に溝に収まっていますね~ 伐倒強制もバッチリ。
垂直カット長さを長くしたのも成功要因でしょうね、きっと。
1本目は 直径よりちょっと長い程度で 左に外れそうだけど 2回目は直径の1.5倍弱で きれいに収まっています。
垂直カットの先端部の隙間カットはやらなくても平気でしたか?

投稿: 'e' | 2018/06/20 22:19

返信遅くなり申し訳ありません。

隙間カット、やっています。
ちょうど正方形のブロックになるようにカットしています。

垂直カットの「舌」の長さは研究がまだ必要です。
無駄に長くても時間がもったいないし、短いと溝から外れやすくなってしまう。
直径の倍とか、そのあたりをで調整していこうと思います。

投稿: でき杉 | 2018/06/28 20:13

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