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2018/02/17

丹沢の山を見て来た

山仕事の大先輩に丹沢の山を案内してもらいました。
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この杉林はこの地域によく見られる山ということだった。

やっぱり吉野の杉と比べると枝(節)の跡が目立つ印象。
吉野は早い段階で枝を落としているので、その違いでしょうか。


つづいて、分収林を見に行きます。

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これは数年前に間伐して、おそらく去年植林したと思われます。
まだシカが少ないようでこうやって苗木が活着、成長している姿をみると感動してしまいます。


また、場所を移動して、続けてヒノキの植林地へ。
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10年生くらいのヒノキ山だそうで、ここも獣害はなくスクスクと育っていました。
神奈川県林政課の皆さん、ちょうど頃合いですのでしっかり枝を打って風通しを良くしてあげてください。
きっといい森になりますよ!


最後に木材市場を見学。
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もうね、競りとかないんですって。
事前に業者が材をチェックして札を入れておいて、市日に開けて落札業者が決まるという。
年度末ということもあり、出てくる材が少なかったそうですが、写真のヒノキ材は枝も早い段階で打ってありなかなか良かったです。
それもそのはず材は諸戸林業さんの山から出たものでした。


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と、駆け足で丹沢の山を見て回ったのですが、スギヒノキ以外にもコナラなどを植林してこれまでの林業とは違った形で地域の山づくりを目指しているところなども見学し、やはり森づくり、山づくりは素晴らしいなあと改めて思った次第です。


案内してくれた先輩とはたくさん色々な話もできたし、やはり100回のメールよりも全然価値がありますね。
来てよかった。

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