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2017/08/02

伐採。人力で牽引するなら

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「力、腕力、腕っ節ではなく、身体の使い方を知る」

 

「腕の力だけで引いてはだめ。腕っ節の強い人はそれでもいいけど、そうじゃないなら身体全体を使うこと」

 

「大事なのは下半身。特に足元。しっかりと踏ん張ることができる場所を探す。なければピッチャーがマウンドをならすように足の置き場を整える」

 

「力を入れるのはもちろんだけど、体重をかける」

 

「足で踏ん張る力を腕に伝える」

なんか綱引きの話をしているみたいになってきた(笑)


「力点を高くする。水平から45度くらいで引けるといいね!」

よし。
これを書いておけば伐採の話だってわかってもらえるかな。

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林業(チェンソー)」カテゴリの記事

コメント

出木杉さん、お疲れ様です。

仕事で下半身の動きは大事ですよね。
人力でなくチルホールで引く時も腕の力で引くのではなく、下半身の動きに連動させて、腰を中心にして引くような感じで巻かないと、力も入らないし長続きしません。また、足場を整えるというか、踏ん張れる場所を探すのも重要ですね。

ところで、ちょっとクイズっぽく書いてみますが、これは私が感じているある作業の基本です。
何の作業かわかりますか?

「足場の良い所では特に歩き方が大事。得物を体側に付け脇を締めて足運びに伴う体軸の回転を利用して動かす」

「腕で無理に動かそうとしない。体軸の回転を途中で止めれば、慣性により得物は自然と流れる」

「足場の悪い所ではまず足場を確保して、腰の重心移動に伴って得物を動かす。これも重心移動を止めれば慣性により自然と得物は流れて動く」

「得物からの反動に耐えるため常に脇を締める事」
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答えは刈払い機作業です。
この時期は蜂が多くて困りますね。今日もコガタスズメバチの巣2つとアシナガバチの巣1つ見つけました。幸い刺されなくて済みましたが、この時期の刈払い機作業は憂鬱です~

投稿: yasumori | 2017/08/03 02:55

yasumoriさん、ありがとう

刈り払い作業、お疲れ様です。

僕は最近、山仕事を指導する立場になってきていて、4スタンス理論の考え方を取り入れるようにしているんです。
と言っても、「型にはめない」というくらいなんですが。
僕に取っては楽で正しいと思っている動きが人によっては動きにくいかもしれないんですよね。

もちろん危険な体の使い方はNGですね。

投稿: でき杉 | 2017/08/05 22:34

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