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2017/07/20

樹上作業用「ロープ高所作業特別教育テキスト」

樹上伐採作業をやる人は、林業や造園業、産業ロープアクセスの人たちを中心にどんどん増えているようですね。
それに伴って法律も整備されてきたのはもうご存知の通りです。


そこでその法律に関するテキストを紹介します。
Img_0261

オレンジのテキストが今回発刊となった樹上作業用に特化したロープ高所作業特別教育テキストになります。


このテキストはあくまで特別教育用のもの。
これでロープクライミングやリギングができるようになるといった類のものではありません(重要)

でも、これはテキストとしてとてもよくできていて、ロープ高所作業の法律を樹上作業においてどう考えていったら良いのか、うまくまとまっていますし、各種道具類の説明や基本的なテクニックについても簡単にまとめられています。
災害事例も紹介されていて、これもしっかりと学んでおきたいですね。


こちらは楽天のリンクです。



そして、このテキストが発売される前に僕が法律を学んだ本が「高所作業の基礎知識」です。
これは産業ロープアクセスを基本としながらも、樹上作業についても触れており、コンパクトにロープ高所作業に関する法律を学ぶには最適でした。
隠れた良書です。

どちらも法律を学びにはオススメの本になります。


こちらは楽天のリンクです。送料無料なので。


樹上作業に従事する人が急増しているいま、事故や怪我は何としても避けなければなりません。
ロープ高所作業に関する法律を知り、安全第一で作業に臨みたいですね。

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林業(skyteam)」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、yasumoriです。テキストの紹介有難うございます。
特殊伐採の良いテキストを探していたので、個人的にはタイムリーでした。
以前紹介されていた「空師・和氣邁が語る 特殊伐採の技と心」と併せて、Amazonで購入しました。

私の場合、木登りは藤井電工の4つ爪と安全帯with腿掛けベルトと16㎜ワイヤ入りランヤードで登る事が多く、ロープを使ったアクセス法や特殊伐採は、今機材を揃えながら勉強している所です。

しかしこの10年ぐらいでのこの分野の進歩は本当にすごいですね。新しい機材が次々と開発されていて、またテクニックやノウハウも進歩しているようです。
このコメントを書く際に、出木杉さんの過去の木登り関連の記事を読ませていただきましたが、改めて強くそう感じました。

安全第一を大原則にして、こういった技術も自分の仕事に活かしていきたいと思います。これからも情報発信お願いします。

投稿: yasumori | 2017/07/22 03:57

yasumoriさん、もう書籍は届きましたか?
これは特伐のテキストというには、ちょっと厳しい内容ですよね。

技術書ではなく、そのあたりは雰囲気だけふんわりと書いてある感じです。
法律があって、それを知るためのものと捉えた方がいいと思います。


クライミングとリギングについては、必ず近い将来日本語のテキストが発売されます。
とは言え、やはり講習を受けるのが一番ですね。

投稿: でき杉 | 2017/07/23 16:49

出木杉さん、コメントありがとうございます。

「高所作業の基礎知識」と「特殊伐採の技と心」は届きました。
「ロープ高所作業(樹上作業)特別教育テキスト」は入荷の関係でしばらくかかりそうな感じです。以前の出木杉さんのレポート、

http://www.deki-sugi.com/up/2016/05/post-50c9.html

では、ビルメン(窓拭き作業)や法面作業者用の比重が高い事と、安衛則改正に伴う法的な側面について書かれているようですね。

「高所作業の基礎知識」でも触れられていましたが、
1)2本のロープの使用の原則(アクセスラインとライフライン)
2)特別教育の義務化
3)レスキュー計画の検討
が今回の主な改正点のようです。

「高所作業の基礎知識」には他にも
意図しない状況でロープに宙吊りになった場合、ハーネスによる鬱血を軽減するためにスリングを使う手法や、シットハーネスで意識がなくなった場合に、体が天地逆転してハーネスが脱落して墜落する危険なども触れられていました。

特殊伐採のテクニックを求めて購入すると肩透かしになるかもしれませんが、災害事例や危険意識を身に付けるには良いテキストだと思います。

「特殊伐採の技と心」は確かにこういう仕事をする人には必携かもしれませんね。
時々クレーンで吊り切りをする事もあるのですが、ブームと材の位置や、引き抜き切りなど大変参考になりました。

出木杉さんも以前触れられていましたが、

「和氣さんの座右の銘だという「無極」(極まり無し)。
70歳を超えた今でも技術を進化させていく、考えかたというかた心の持ちようが、僕には一番勉強になりました」

http://www.deki-sugi.com/up/2015/10/post-eebb.html
 より引用

は本当に同感です。特伐では日本を代表するような人が、76歳の現在でもアーボリスト関連の新しい技術を身に付けようとされます。
本当に日々勉強ですね。

クライミングとリギングの日本語テキストの予告と、講習が一番大事というご意見有難うございます。
出木杉さんの過去のレポートを見ても、講習は大変為になるような感じですね。
仕事の様子を見ながらですが、いつか参加したいです。

投稿: yasumori | 2017/07/24 02:07

「ロープ高所作業特別教育テキスト」が来ました。

出木杉さんの言われるように、あくまで特別教育用のもので、リギング技術のテキストではありませんが、法律的な部分や道具の説明、アクセスやポジショニングの基本的な考え方なども触れられています。

現在国内で、ツリークライミングの情報は出木杉さんのような方のblogやYouTubeの動画などの断片的な情報しかないので、こういった技術の全体像を掴み、安全に作業をして作業計画を建てたいと考えている方にはとても参考になるのではないでしょうか。

私個人の印象かもしれませんが、「ツリークライミング」は12年前の愛・地球博で話題になり、現在も国内で体験イベントなども開かれています。ただ基本的にメインロープをプルージックなどのフリクションノットで昇り降りするものと考えていました。

現在は、ツリーケア用の専用ハーネスやメカニカルプルージックなどポジショニングのための機材が開発され、安全かつ効率的な作業が出来る環境や、テクニック、ノウハウなどが産み出されているようです。
専門的な用語も知る事が出来ますし、こういった技術に対して興味のある人にとっては、とても良いテキストだと感じました。

ただ、ロープや機材の不適切な使用による事故も増えているようで、自分で実践する際はよくよく考えて、安全な場所で練習してから使っていきたいと考えています。

良書の紹介、ありがとうございました~

投稿: yasumori | 2017/07/26 02:48

yasumoriさん、丁寧なコメントありがとうございます!
とても嬉しいです。

>ツリークライミングの情報は出木杉さんのような方のblogやYouTubeの動画などの断片的な情報しかないので、こういった技術の全体像を掴み、安全に作業をして作業計画を建てたいと考えている方にはとても参考になるのではないでしょうか。

僕はあえて断片的な情報しか出さないようにしています。
わからない人にはわからないように。
興味本位で真似して欲しくないからです。
なので、ブログでは技術的なことは何も書いていないですし、facebookでも記録以上のことは書いてないんですね。

youtubeは玉石混淆。やはり安易に真似するのは良くないですね。

今回紹介したテキストやしっかりとした講習を受けるのが結局は近道なのだと思っています。

投稿: でき杉 | 2017/08/01 23:39

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