チェンソー製材実験@南丹市日吉町
どうも!効率的な仕事ぶり、充実した山村生活
でき杉です、こんばんは。
で、
この3連休初日、京都は南丹市でチェンソー製材を行なっておりました。
雪害木をそのまま山で寝かせたままにしておくのはもったいない!
なんとかできないかという相談を受けて、行ってまいりました。
なぜ僕が呼ばれたかというと、むか〜しこんな記事を書いていたから。
なんでも書いておくものだね。
声かけして集まったのは近畿一円から林業関係者10名ほどと地元の皆さん。
この板の一部は木製サーフボードの材料として使われることに。
地元の方は田んぼの水利なのかな、川の水をせき止めるのに板がほしいということで、その板も挽きました。
みなさん驚いていたのはけっこう綺麗に挽けるということ。
もちろん簡易なアタッチメントですから多少の曲がりはあります。
けれど、その欠点を補って有り余るほどの利点があると思いますよ。
丸太のまま山から出してこようと思ったら、重機やウインチなどなにかしら必要だし、まず道がないとそれも大変です。
でも、これなら山で造材して板や柱にして持って帰ってこれるでしょ。
今回の実験でもわかったことだけど、この製材方法で材として現金化するは割に合わないということ。
精度は低いし、そもそも時間がかかりすぎるし。
柱や板だって既製品を買ってきた方が安いかもしれない。
でもね、丸太から自分で板にできるという体験。
手持ちのチェンソーでこんなに綺麗に挽けるのかという感動。
一本の丸太を有効に使うことができる、なんかしらんけどお得な感じ。
これは何物にも代えがたいよ。
それをセットで提供することはできるかもしれない。
この製材実験は今後も南丹市で続けていく予定。
興味ある人、参加してみます?
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コメント
山奥の現場から、きれいな製品を担いで帰れるのは、すごいことだと想像できます。
道つくりも運搬車も夢のまた夢の零細自家林業的には、大きなチェーンソーを購入する、相方へのベストな言い訳が出来そうです(笑)
投稿: tettu | 2017/03/20 12:15
tettuさん、たしかに板や柱が自分で挽ける!というのは大きいですよ。
場所さえ良ければとても簡単にできますし。
何と言ってもチェンソーでこんなに綺麗に挽けるの?っていう感動が一番です!
投稿: でき杉 | 2017/03/20 22:46
でき杉さん、お久しぶり! fan です【^o^】
北播磨 吉川の里で森林ボランティア活動をしています。ロゴソールM8 で
簡易製材をして活動小屋・デッキを制作・修復しています。
大径木は運搬が大変なのでTIMBERJIG を使用して伐採現場での製材を
来月予定しています、分割レール作成を思案中です。
使用機器 LOGOSOL BIG MILL TIMBERJIG・HUSQ. 395XP 24Inch
以上です【^L^】
投稿: onefanfan | 2017/03/21 14:15
onefanfanさん、これまたすごい組み合わせですね!
>簡易製材をして活動小屋・デッキを制作・修復しています。
これはまさに理想の使い道ですよね。
丸太のままでは使いにくいけど、せめてタイコに挽けばぐっと使いやすくなるし、チェンソー製材は伸び代ありますね!
投稿: でき杉 | 2017/03/21 23:21