山の道付けで欠かせないものといえば、この8寸クギ。
手袋(汚くてスミマセン。。)と比較して、その長さがわかってもらえるかと。
道作りにはこのクギが必需品。
丸太を組んで土台として道を安定させるんだけど、その丸太を組む時にこれを打ち込んで固定します。
クギが長いんで、ハンマーも大きなものを使います。
このクギ打ちが集中力必要なんですよ。
クギが長いんで、油断すると曲がってしまったり、的を外したり。
でも、こんな風に丸太をせっせと組んでしっかりとした道作りしているところって案外少ないのかな。
僕らは典型的な「大橋式」って言われてるやり方ですね。
道があると山が生き返るから、道作り頑張らないとな!
コメント
ウチもがっつり大橋式ですよ~~。
僕も多少は作業道やってたんで、クギはいっぱい打ちました。
親父が大工なのもあってクギは普通に打ってたんで、長いのでもそれ程苦労せずにやれてました。
丸太組やヘアピン等、作業道作りの苦労を知ってると、林産での作業道の使い方や雨前の養生、作業終了後の簡単な補修のやりかたが分かるので、林産班全員が知る事が大事だなーと思ってます。
投稿: パイナップル頭 | 2016/05/23 21:05
そうなんや! 俺があのご飯の後、見に行った現場では確か丸太組みしてなかったなあ。
路面処理を多少って感じだった。
それでも大丈夫な地域なのかな、って思ってたけど。
今、作業道の現場に入っているけど、俺は手伝いって感じなんだよね。
忙しくて手が必要な時だけ手伝う感じ。
だから、いっこうに道作りは上手くならないわ〜
投稿: でき杉 | 2016/05/23 21:47
こちらは地域によるっていうのもあるけど、やっぱり補助絡みでフォワーダ買って所有してる所は、丸太組をするようなしっかりした道を作るんじゃなくて、簡単な粗道みたいな感じが多いかもしれないですね。フォワーダならそれで十分ですしね。
で、それが嫌(自分はしっかりした道が作りたいっていう思いが強くて)で辞めてしまう人材もいるみたい。残念だけど。
僕個人としては、道は山の価値を上げる財産だと思ってるんで、しっかりした道作りに取り組んでいる組合で働けることができてるのは良かったなーって思ってます。
投稿: パイナップル頭 | 2016/05/25 20:36
確かに俺が見たところはフォワーダだったよ。
堅牢な丸太組みをして厚い敷き砂利もしてると安心感が違うよね。
道は財産かー、いいこと言うなあ!
でもダンプばかり使っているとフォワーダのグラップルと積載量が欲しくなってくるのも事実なわけで。
ないものねだりなのかな。
投稿: でき杉 | 2016/05/25 21:25
体格や腕力によりけりだと思いますが、個人的には2.5kg位、柄が60cm位のハンマーが使い勝手がいいです。
この前4kgの柄が1m位のものを使いましたが、山留工などでいっぱい打つ時は、10本くらい打ったらへばってしまいそうでした。
出来杉さんはどれくらいのものを使っていますか?
投稿: 江戸川 | 2016/05/26 20:42
あ、江戸川くん、お疲れさんでした。
えっとね、おそらく同じものだね。
普通にホームセンターで売ってるやつだから。
もう少し軽いやつも使ってるけど、俺は2.5kgのやつがちょうどいい。
柄は測ったことないけど、多分60cmくらいなのかなあ。
これについては俺はもうちょっと長い方が使いやすいんだけど、長くても邪魔だし、みんなこれくらいが使いやすいみたい。
4kgだと普段はよくても雨の日でドロドロだと、滑ってしまってまともに打てる気がしないな。。
投稿: でき杉 | 2016/05/28 22:25
すみません 8寸釘はどこで購入出来ますか?
投稿: 越山 功一 | 2020/03/18 11:39
越山さん、僕たちは大阪製鋲株式会社の250mm特殊釘を使っています。
http://www.osakaseibyo.co.jp/
問屋を通して購入しているのですが、一度メーカーに問い合わせてみてください。
投稿: でき杉 | 2020/03/20 22:15