皮の年輪
100年生の杉の木口の写真です。
皮の年輪がくっきり見えますね。
この皮の厚みだけで25年くらいあるのかな。
普段、木の年輪は気にするけど、皮の年輪って気にすることないもんね。
こうしてよくよく見てみると、分厚い杉皮だったら30年40年ものもあるのだろうし、それを建築資材として利用するのは理にかなってたんでしょうね。
丈夫だし、味があるし。
檜皮は今でも原皮師が採取してて、それは以前ブログで書いたことあったなあ。
最近は吉野でも皮を取ることが少なくなってきたけど、杉皮の可能性をもう一回考えてみてもいいかもしれないですね。
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