スイス森林管理有識者交流会に参加してきた
去年参加した時の記事はこちらにまとめてありますので、よろしかったらどぞー。
で、今年は上級フォレスターのヴァルター・マルティさんのワークショップとなりました。
去年は現場でしっかりと考えるとても良いワークショップでしたが、今年はより大きな俯瞰的な立場で考えるものでした。
最初は物足りなく感じていたのですが、後からジワジワと言葉が染み込んできて、非常に深いワークショップとなりました。
では、恒例のワークショップのベタ打ちを。
大事なところが打てなかったこともあったんですが、後ほど県からまとめが出るはず。
それまで、とりあえず雰囲気だけでも伝わればいいかなと。
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森をなんとかするには道を作ること。
6mぐらいの間隔で、育成木を見つけてそのライバルを見つけてそれを伐るやり方。
?(2)
太いと80、90立米くらい切り出します。
申請があると経済的に適しているか判断していた。
5ヘクタールで100mの道。
経済的だ。
今は0.8時間まで落とすことができた。
(子供=抑圧されている木は)見えない。枯れてしまう。
育成木1本につき、2本くらいあるかな?
最後の300本で儲ける。
我々は成長量を増やしたい。価値を増やしたい。
そういう施行方法。
長い年月がかかります。
成功か失敗かにこだわる必要がない。
次の世代には森だけではなくて、その書類も一緒に渡す。
これはお金はかからない。けど、貴重な財産になる。
架線集材はどこでも使えますが、パイロットプロジェクトは大面積でやらない。これが重要。
だからプロを現場にもっと入れることが大事だとわかった。
だから教育してプロを増やそうとしている。
自伐でも伐採する木はフォレスターがマーキングしないといけないから、その時点で危険性を除去する。
機械化も大事。
機械化?を放棄した時があった。そこからどうなったか。その経験をお話した。
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そして、ワークショップ終了後、参加者数名とお茶をすることに。
ここで僕は助走もつけずにいきなり暴走。
吉野林業、吉野杉はどうなってしまうのか、と。
かわかみ社中もその危機感の中でできたとは思うけど、吉野林業の中心となるせめて3村(川上、黒滝、東吉野)がもっと連携して取り組んでいくべきではないのかと。
吉野杉を「撫育」するのは僕らの世代で終わるだろう。
100年後にはどうなってしまうのか。
今ある吉野杉、高齢木をどうするのか。どう売るのか。
寺社仏閣狙い、それだけでいいのかどうか。
密植、多間伐、長伐期ではない、普通のスギヒノキが吉野でも大量に溢れてくるとき、他の産地との差別化をどうするべきなのか。
と、こんな感じで気がつけば、ピリオドの向こうまで暴走してたわけなんです。。。
でね、皆さんのお話を聞いていて、我にかえりまして。
俺はただの森林組合のイチ作業員じゃないか、と。
勘違いも甚だしい。
俺は俺のやり方があるじゃないかと。
これまで目指してたところは同じだけど、別の道を見つけてしまったというか。
やれるようにやればいいというか。
スイスフォレスターにもいろんな考え方を持った人がいるって言ってたし、本当そういうことなんだよね。
というわけで、今回の報告を終わります。
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コメント
吉野林業ってつかみどころが無い
というのが 最近の認識です。
それぞれ 1つのパーツで語って
しまうので、それじゃうまく機能
しないんじゃないかと思います。
これは 吉野スギにも言えること
だと思います。
いろんな役割の方をうまく調整
して、共通認識を作る人が必要だと
思うのですが、そういう人が
現場から生まれてくる仕組みが
必要なんだろうと感じてます。
おそらく実現すると ヤバい くらい
の出来杉田計画を構想してます
ので、ご協力ください。
たぶん 既成概念がひっくり返る
と思います(笑)
投稿: 祝杉 | 2016/02/22 06:16
その計画が実現したら、お「祝い」しないとな!
投稿: でき杉 | 2016/02/24 20:27