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2015/12/30

一年を振り返って

暖冬ですなあ。
山村に住み始めて、ここまでの年はなかったですね。
スタッドレスに履き替える必要がないなんて。


で、そんなお天道さまのおかげで年内の仕事は順調に進み、本日無事予定通り年内の仕事が終了しました。
よかったよかった。

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今年の仕事は本当に木登り仕事が多かった。
一年の半分110日ほど木登り仕事してました。
その様子はfacebookページをみてください。
年が明けても年度内は結構現場が詰まっているので、あちこち行くことになりそうです。
樹上作業については、熊本で技術研修会を開いたのも大きかったですね。
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現在、何人かが道具を購入して練習しているという話を聞いているので、早く現場をこなして壁にぶつかってほしいと思います。
「どうしたらいいのかなあ。。なら、ああやってみよう。これを試してみよう!」
こういうのが楽しいんですよー


プライベートでは、いろんな山仕事現場に足を運んだのも大きかったなあ。
主に搬出現場でしたけど、本当に勉強になりました。
扱っている材や重機の差はあるけれど、その考え方とかは大いに参考にしたいなと。


ああ、そうそう。
スイスフォレスターの研修会に参加したのも良かったわ〜。
吉野林業の中心地で仕事している者として、これからの森づくりは大きな課題だからね。
県の職員さんも大勢参加していたし、新しい吉野林業が提示できたらいいよね。
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チェンソーアートは相変わらず。
ブログではほとんど触れてないですけど、今後はスクールをもっと盛り上げていくのと、飛騨産業さんとのコラボをより充実させていきたいですね。
ホンマ、家具メーカーさんとはもっとすごいことができると思うんだよなー
なんとかせねば。


ってな、感じの一年でした。
明日は大掃除頑張ります!


それではみなさん良いお年を〜

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2015/12/25

取材されて思うこと

今月に入って新聞社の取材が2社ありました。
多分記事は来年掲載されると思います。(関西方面のみだと思う)
奈良県の農林関係からの取材も予定されてます。(こっちは関東方面)


東京から黒滝村に来てもう17年ほど。
テレビ、新聞、雑誌、web、もう数え切れないほどの取材を受けてきたんですね。


で、思うのは、

「東京からノコノコやってきて、山村で頑張ってる人」

っていう「定位置」からぜっんぜん抜けれてないということなんですよ。
17年前から一歩も動いてない(汗)


いつか自分の仕事っぷりを取材されるようになりたいですよ、ホント。
「東京からIターンで」みたいな枕詞なしで。

つまり、まだまだ全然努力が足りない。。


もちろん、記者さんと親しくなって、こちらからお願いして取材に来てもらったりしたことは何度かあったし、それが仕事につながったことも何度もあった。
でも、まだまだ。

せっかくこうやって取材に来てもらえるのだから、何かもっとつながるような、動き出すような、そんな取材になるように、もっともっと意識しないといけませんな。

そして、仕事っぷりで評価されるように頑張らなあきまへん。

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2015/12/21

危ないところ

え〜っと、まずこれを読む前に皆さまに一言。
受験生やその家族の方は読むのをお控えください。
敏感なこの時期にそぐわない内容のブログとなっておりますゆえ。。


あと、この記事が突然消える可能性もあるんで、気になる人はよーく読んでおいてね。


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それでは、早速。
神社での木登り仕事だったんですが、アンカーに使っていた枝が折れまして僕は落下、というかランヤードにぶら下がる状態になったという事故の報告です。
最初に断っておきますが身体はまったくの無傷です。
そして、仕事も問題なく終了しております。


・状況説明(ヘタな図解付き)
樹齢600年とも言われている杉の巨樹の枝おろしの依頼でした。
樹高は40mを超えるくらい。

まず、地上からスローラインを投げて20m弱の枝に掛けてそこまで登っていきます。
そこからさらに登っていかなければならないのですが、幹は直径1.5mあってランヤードが回せないし、枝が離れていて、枝づたいにはとても登れませんでした。
幹を回り込むようにしようにも、その枝にもランヤードがかけられないのです。
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頭上3mほどに枝があります。
一本は1.5mほどで折れてますが、細い生き枝がついてます。
もう一本は図ではわかりにくいのですが、斜めの方向に生えてました。
ともに直径20cmくらい。

登っていくには、この枝にスローラインをかけてロープに入れ替えて行くしかないと判断しました。


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折れた枝は生き枝がついてるとはいえ、怪しい感じがプンプン。
なのでロープは根元にかけたかったけど、10cmほど幹から離れたところにセット。
登る前にしっかり体重をかけてバウンスチェック。

この時なんで左隣の枝にスローラインを掛けなかったのかというと、かけられなかったという方が正解な感じです。
折れてる枝が邪魔してその枝に投げられなかったんですよね。
2本まとめてかけようと思うと、折れてる枝の先の方にかかってしまうし、樹上で頭上にスローラインを投げるというのはやったことがある人はわかるでしょうが、結構コツがいるものなんです。


結局、図のようにDdRTを作って登って行きました。
怪しい雰囲気はあったので、横の枝にランヤードはかけたままです。

で、

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案の定というやつです。。
アンカーにしていた枝が根元からもげるように折れて、僕は1mほど落下。
ランヤードにつられるように身体は右に振られながら、枝の上に落ちました。
乗っかった枝はメインの太枝以外にも根元から直径10cmくらいの枝が数本出ていてちょっとした台みたいになってたんです。
そこに僕ともげた枝も落ちました。
もげた枝は勢いで下に落ちそうになったのですが、ちょうど僕のDdRTがかかっていたので、そのロープに引っかかって地上まで落ちるのを免れました。


これは本当に危機一髪で、ランヤードに身体が振られたせいで、もげた枝(直径20cm、長さ1.5mほど)が身体に当たらずに済んだんですね。
足場にしていた枝があったおかげでランヤードだけにぶら下がる状況にはならなかったし、もげた枝もそこに落ちて勢いが殺されてDdRTからすっぽ抜けるような状態にならなかったんです。


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いかがだったでしょうか。
ちょっと文章わかりにくい?


で、僕はランヤードをかけていた枝にアンカーをセットしてもげた枝をレスキューw
しながらとりあえず地上まで降りました。


・考察
そもそも怪しい枝にラインをかけざるを得ない状況になったのが悪かったので、もっと別のところに地上からのスローラインをかければよかったのが一つ。
しかしハンドスローでは僕がかけたところが一番よかったので、より高くかけるならビッグショットや空気砲が必要だった、けど持ってない。。


次にDdRTをセットするのを、やはり隣のしっかりした枝にかけるべきだったというのが一つ。
結局、僕は地上で休憩した後、事故ったところまでまた登り、そのしっかりした枝にDdRTをセットして(もげた枝がなくなったから簡単にセットできた)登って行ったので、最初からそうすべきだったのではないかということ。
これについては上でも書きましたが、それはかなり難しかった。

でも、時間をかければできたはずなんです。
この現場の見積もりは僕がしたんですが、実際登ってみると想像以上の巨樹だったので、かなり焦っていたんです。
初日の一発目でトップアンカーもブロックもまだセットできてない、てかまだ全然登れてない!という焦り。
「早くしなきゃ!」という気持ちが安全よりも簡単に早く登れそうだという選択をしてしまった。。。


あ、でも最初に書いた通り、焦ってはいても安全策は取っていたので、結果として身体はなんともないし、仕事も順調に終了しております。

この記事が誰に役に立つのかわからないけれど、僕自身の反省もこめてここにあげておきます。

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2015/12/14

現場作業員から森林技術者へ

この週末、三重県に足を伸ばしていまして、そこで旧友とご飯してました。
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メキシコ料理!
トルティーヤをガブッといったら治療中の歯が折れてしまい、僕の心もガッツリ折れてしまったのはここだけの話です。。


さて、まあここで数時間にわたり真面目に林業のいろんな話をしてたんですが、やっぱり本気で取り組んでいる人と話すのは本当楽しい!
俺たち共通の目標は「森林組合をどげんかせんといかん!」ってこと。
あれ、古い?

まあ、全国いろんな組合があるから、地域からリスペクトされてるところもあると思うんです。
でも、そうじゃないところもあると思うんですよ。
民間の業者さんと違って、森林組合は「顔」が見えにくいっていうのかな。

それを現場から、、いや現場でも変えていかないといけないな、って話なんですよ。


友人と話してて思ったのは、いつまでも現場作業員ではダメなんだなってこと。
労働力じゃなくて、技術者にならないと!

作業員から技術者へ。

具体的にどうこうは各自あると思うんです。
色んな資格を取るとか、機械の修理なら任せろとか。
細かく定義づけするつもりはなくて、そういう方向性っていうのかな。

とにかく、久しぶりに気持ちが高ぶりましたね。
やっぱ、山の友人は最高!


また、僕が色んな地域に行く時はどなたか相手してくださいね〜
みなさんが吉野に遊びに来る際も、ぜひ連絡してくださいな!

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2015/12/07

お祓い

黒滝村森林組合skyteamはいま奈良県平群町の神社で伐採作業を行ってます。

神社やお寺での伐採の時は、だいたい地域の方々と共にお祓いしてもらってから作業に入ります。


祝詞、お祓い。
やっぱり心が引きしまるというか、事故なく怪我なく作業を終える。
そしてまた最後にきちんとお礼を言って帰れるようにしないといけないな、って気持ちになるんですよね。

こういうお祓いを受ける機会が最近は定期的にあるので、そのたびに安全に作業をするという初心に帰れるような気がしてます。


対して山での作業となると、どうしても気持ちがルーズになりがちな自分がいて。
skyteamの時と同じように、山での作業も取り組まないといけないな、と改めて反省です。


今日は、村の山の神さまのお祭りの日。
気持ちも新たにまた明日から現場へ向かいたいと思います!

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2015/12/06

指導するということ

この週末はNPO法人 森林の風でレベルアップ講習を担当してきました。

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テーマは搬出間伐。
所有している搬出道具を生かすために、どのように伐採したら良いか。
そこに意識を置いて話したつもりです。

でもなんだか、興味のあることについてはいくらでも話せる性格なので、聞き手にとっては焦点がぼやけてしまうのではないか、いやぼやけてしまったのではないかと。
もっと何が大事なのか、しっかり強調せなとアカンな、と帰りの車中反省しておりました。

ホンマおしゃべりなのは治らんわ。。。


でも、講習を受けた人の中には「良かったよー、来年もよろしく!」と言ってくれた人もいて、日々の作業のヒントになるようなことを示すことが多少はできたのかな、とも思っております。


精進精進。

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2015/12/03

1万円前後の林業安全靴

先日、ここにも書いたけど、僕もマジカルフォレスターのテストしてるんですよね。
んで、雨休みの今日、他にもどんな安全靴、安全ブーツがあるのかちょっと調べてみました。


他にもあると思うけど、値段が高かったりで除外しました。
この中でアシックスのはスパイクがないタイプ。
でも、評価が高いようなので入れてみました。


僕はMFと荘快堂のRV201しか履いたことないんですが、比較記事を書いたことがあるので興味ある人はこちらへ


で、この4種類、つま先が鉄心だったり、強化プラスチックだったり、スパイクがあったりなかったり、ファスナーがあったりなかったり。
図式化できたら一番いいんだけど、ごく簡単に特徴だけ。
詳しくはリンク先へ。


・丸五マジカルフォレスター
樹脂芯、スパイクあり、ファスナーありなし選択化

・荘快堂RV-201
鉄芯、スパイクあり、ファスナーなし

・ミツウマNSスパイクブーツ
樹脂芯、スパイクあり、ファスナーあり

・アシックスウィンジョブ500
樹脂芯、スパクなし、ファスナーあり、踏み抜き防止の鉄板入り


こうしてみると、丸五とミツウマがガチンコ対決って感じですね。
ミツウマも試してみないといかんなあ。
サンタさん、プレゼントしてくれないかな〜

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