ピザ窯を植木鉢で作り直した
以前、耐火レンガを積み上げてピザ窯を造ったんですね。
→こちら
まあ、こんなんでもピザが焼けるんですよ、ほんとに。
でも、すぐに窯の温度が下がってしまうし、もうちょっと本格的な雰囲気が欲しくなったんですね。
てなことを考えてからはや数年。
ようやく造りました。
この本に載っていた植木鉢を使った軽量ミニ薪窯を参考にしました。
この本には本格的なものから、ドラム缶を使ったものなどたくさんの窯の作り方が載っていて、ドゥーパ!とか類書はたくさんあるけどピザ窯を作るならこれの本が一番参考になると思います。
深澤さんは他にも「薪」関係の本を書いていて、どれもオススメです。
深澤さん、ほんとすごい人!
で、どんな感じで作ったか、途中経過から。
まず、ブロックで高さを稼いで、その上にコンクリの平版を置きました。
耐火レンガは以前使っていたものをそのまま再利用。
以前のは積んでいただけだったので、簡単に再利用できました。
植木鉢はホームセンターにあった一番大きなものをチョイス。
素焼きでこれだけ大きいのはなかなか見つからなくて、ホームセンターを何軒もハシゴしました。
そして、口はディスクグラインダにダイヤモンドカッターをつけて切り取り。
参考書に載っているやり方ではなく、最初から半円形に切り取りましたがけっこう簡単にできました。
で、植木鉢の穴を小石で塞いでから耐火モルタル(アサヒキャスターT)を塗りつけます。
25kg一袋全部。
実は、これが大変でした。
植木鉢がどんどん水を吸ってしまい、モルタルがどんどん乾いていきます。
植木鉢のドームが「なだらか」ではなく、切り立っているので、そこにモルタルを塗ろうと思っても剥がれ落ちてしまうんです。
なので、植木鉢に水をかけて湿らせながらモルタルははがれ落ちないように手でペタペタとくっつけていくというなんとも慌ただしいやり方になりました。
こどもたちに記念に手形を押してもらおうと思ったら、モルタルが乾いてきてしまい、あまりきれいに押せませんでした。
想像以上のスピードで硬化していき、びっくりです。
ちなみに、参考書ではアサヒキャスターSを使っていますが、コテ塗りならTが向いているそうなので、そちらにしました。
なかなかいい感じです!
このまま、1時間強窯を暖めてからピザを3枚焼きました。
あっという間に焼けるし、辺りが暗くなってきて余裕なくて写真はなしです。。。
でも、とってもよくできて、こどもたちも大喜び。
次はピザ以外にも挑戦しよう
この鉢窯はほんと簡単だし、費用もそれほどかからず、おすすめですよー
ブロックから小屋掛けまでいれても5万円以内だと思います。
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コメント
いや〜〜いいですね〜〜!
羨ましいです!
因みにその、どでかい植木鉢はお幾らぐらいしますか?
何号鉢になるんでしょう?
投稿: ウルトラ・キコリ | 2015/10/19 14:20
何号か、、、すみません。。ちとわからないです。
2000円くらいだったと記憶しているんですが。
参考書に載ってた鉢が直径40センチ以上で内側の深さが23センチなんです。
僕のものもこれとほぼ同サイズです。
深さは25センチあったと思います。
なにせこの鉢を購入してから1年以上放置していて、やっと作ったものなので。。
投稿: でき杉 | 2015/10/20 20:22
実は僕も何号鉢と答えてもらっても、良く解っていません(汗)
出来杉さんに答えて頂いたサイズが知りたかっただけなんです(笑)
回りくどくてすみませんでした!
いや〜〜作ってみたいな〜〜!
投稿: ウルトラ・キコリ | 2015/10/20 21:31
こんなに簡単にできていいのかってくらいでしたよ。
材料さえ揃えたらあっと言う間でした。
あとはピザ以外の料理をマスターしたいですね!
投稿: でき杉 | 2015/10/20 21:59