作業道の点検・診断、補修技術
みなさん作業道づくり進んでますかー。
僕は作業道班じゃないんですが、人員が足りない時にたまーに手伝いに行ってます。
これまで道づくりの本は結構ありましたし紹介もしてきました。
で、今回はその点検、診断、補修技術について書かれた本が出たので紹介します!
山に開設した道は、どのように維持管理すれば、半永久に保たせることができるのでしょうか?
本書は、50年前に林内路網を完成さ せ、道を活用してきた著者が、長年の経験から得た道の点検・診断、補修に関する知見、技術ノウハウ、工夫などを集約し、まとめたものです。要注意ポイント の点検、ルート診断、施工診断、道の補強・補修技術の実際について、分かりやすく図解した実践書です。
(全林協ホームページより)
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本の中で大橋さんが書いてます。
「常に修理してこそ」「自然は常に動いている」「修理より予防」(p91)、作って完成じゃないんですね。
できた時が誕生。
作業道も生きてて、よく観察してメンテナンスして維持管理が必要なんですね。
えっ、大橋さん、もう丸太を釘で止めてないの⁉️(p16)ってな感じで、道づくりもより良い方向へ少しづつ変化しているようです。
で、実は本書の終わり部分にある「林業経営の心得」が深いんですよ。
「時を得るまでは、ジッと辛抱して待つ」「時が、すべてを解決する」「山づくりより生活」「全体像をつかむことから始めなさい」などなど、まるで人生訓のようです。
これまでの道づくりの本と同様、本書も必携ですね。
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