間違いだらけの日本林業
遅ればせながら、「間違いだらけの日本林業」を読み始めました。
まだ、読み始めたばかりなんだけど、これがもうワクワク感ハンパない。
湯浅勲さんの処女作、小田桐師範の本と並ぶ名著の予感が。
軽く引用します
「主題は、、、日本林業の諸難点を具体的に説き、今後の日本林業のあるべき姿と日本林業興隆の方途、端的に言って日本林業の「儲かる林業化」を提案することである」(p6)
「結論から言えば日本は林業から林業人養成に至るまで国外諸国に比して未開である。このことはドイツ・スイス・オーストリアにおいて特に痛感したが、インドネシア・タイ・マレーシアでも林業人の質が日本より高いことを知った」(p7)
「日本人は林業を「木を伐り、木を植えて育てること」と概念しているのに対して、ドイツ語圏人ら大部分の欧州人と東南アジア人そして私は林業を「森林生態系複合産業、つまり森林生態系総体の産業化」と概念しているのである」(p7)
「流行り文句に「地球にやさしく」「自然にやさしい」がある。、、、冗談ではない。地球・自然は人間にやさしくしてもらわねばならぬようなそんなひ弱なものではない」(p8)
あと、吉野林業についても一章割かれているんだけど、これがもう僕のモヤモヤを吹き飛ばしてくれるような会心の一撃なのだ。
特に枝打のところとか、ね。
また吉野で大径木伐採の際、裏技のように語られている技術が発案者の名前をとって「梶本式」として、この本に堂々と書かれていて、腰を抜かしました。。(p167)
というわけで、読み終えたらまたレビューしますね。
とりあえず、アマゾンにはまだあと2冊あるみたいですよ。
急げーー!
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コメント
間違いだらけの吉野林業
古文書は語る
というのが最近
流行っております(笑)
投稿: 祝い杉 | 2015/04/18 07:09
初めまして、いつも楽しく読ませて頂いてます。
間違いだらけの日本林業 早速取り寄せて読んでみました。
とても過激な内容でしたが 感動しました。
特に、消費者目線のより良い商品を提供する(第4章)とゆう考え方。商売の基本ですね。
私の仕事は造園業なので 門外漢ではありますが、樹木についての考え方を改めて勉強した気分です。
まだ、読みきれてないですが 何回も読み直すたびに新しい発見ができる本だと思います。
素晴らしい情報の発信 ありがとうございます。
投稿: 木豚(キートン) | 2015/04/20 10:27
祝いちゃん、今度詳しく教えてねー
投稿: でき杉 | 2015/04/20 21:35
木豚(キートン)さん、本当にいい本ですよね。
僕もこの本と出会えて、今後の山仕事人生の指針ができました。
最後はものすごいところに帰着するので、楽しみに読んでみてください!
投稿: でき杉 | 2015/04/20 21:37
ほ〜!気になりますなぁ〜〜!買って読もうかな?
投稿: キコリK | 2015/04/28 22:45