ロガーテープ、林業用巻尺をDIY!
造材するときに「指し棒」的なものを使っている人(所)もまだまだ多いと思うのですが、主流といえば林業用巻尺、ロガーテープ(メジャーテープ)なのかな。
これは2月に撮ったものなんだけど、僕らはヒノキで3mのものを普段つかってます。
これはこれで後日記事にする予定。
で、ロガーテープなんだけど(ロガーテープについては北九チェンソーさんのブログをどうぞ)、6000円から10000円ほどするんですよね。
ぶっちゃけ僕の日当です、高くてとても買えません。。。
と、ウジウジしていたら、造材現場に手伝いに来てくれた若き天才仕事師くんがロガーテープを自作しているではありませんか。
さっそく作りかたを教えてもらいました。
用意するのは
◯15mから20mのコンベックス
僕はこれにしました
◯墨つぼに使うカルコ
僕はこれ
以上です。
で、さっそく制作開始!
といってもすることは簡単。
テープの先にカルコをつけるだけ。。
強力なボンドで接着後、針金で補強、針金がチクチクするのでダクトテープをぐるぐる。
本当はもっとしっかりした針金で固定したかったけど、手持ちがなかったのでこんな感じに。
さっそく現場で使ってみたけど十分です!
ただ、これを教えてくれた人によると、ハンドルの根元を止めているピンが弱いそうです。
その人は強い針金に代えてましたね。
僕はとりあえずこのままで使っていこうと思ってます。
費用は純正の半分以下ですが、プロが使用するのに強度が心配という人やスチール、ハスク、オレゴンのブランド重視の人は純正を使ってくださいね。
(北九チェンソーさんのショップです)
以上、林業用巻尺、ロガーテープのDIYでしたー
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コメント
うちは尺竿って呼んでます・・・
やっぱりヒノキの細んぼで2mのを使ってます
ロガーテープってのも触手が動きそうになるんですが、やっぱ値段が・・・^^;
投稿: たっきー | 2015/04/06 19:14
たっきーさん、どうもです。
尺竿ですか。
これ地域によってホントいろんな呼び方があるんですよね。
テープ使ったら、もう棒を使う気が起きなくなること間違いなし!
ま、棒も丸太の端までいかなくても済むので便利なんですけど。
投稿: でき杉 | 2015/04/08 09:17
指し棒→差し棒なら物差しの棒かな?
尺竿 竹のイメージが
検尺という呼び方も
角材を使ったこともあります。
ロガーテープは端を止める時に木口を確認しながら採寸するので腐りを見つけやすいが山で採材するときには枝葉が邪魔しているとまっすぐ測り難い 止めが外れやすい
土場で一人仕事ならこちらの方がいいかも
棒なら端まで行かなくても測れるので楽ナンだけど腐り等を見落としやすい
山で玉伐る時は、斜面でも測りやすい
枝などで見通せなくても突っ込んで端さえ見えれば測れる
複数での作業ならこっちのほうが効率的かも
と、万能ではなく作業条件で向き不向きがあると考えます
投稿: 服部@近畿 | 2015/04/18 00:14
おー、服部さん、なかなか鋭い!
>枝などで見通せなくても突っ込んで端さえ見えれば測れる
これなんか特にその通り!
木口(付近)の腐れは伐倒時に確認して落としてしまった方が、あとの流れがスムーズですよね。
投稿: でき杉 | 2015/04/20 21:44
うちんとこでは尺棒ですね。測量用の2mの紅白ポール使ってます。あれだと林内に置き忘れても目立ってすぐ見つけられるし、当てれば曲がりの判断しやすいし。
でもいちいち持って歩くの面倒くさくなったので、オレゴンのロガーテープ(15m)買いました。
投稿: 軽トラマン | 2015/05/08 22:47
僕も例のポールを使うときもありましたよ。
コンパクトなのは最高なんですが、丸太の上で固定できないし、少しでも曲がってしまうと縮まらないし(笑)
オレゴンのテープは北九さんですか?
またゆっくりご飯でも食べる機会がほしいですね!
投稿: でき杉 | 2015/05/11 20:57