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2014/06/13

人が育てば経営が伸びる。

人材育成の難しさ、これは林業でも同じですよね。
僕の組合にも春から2名新人が入って来て、すべてのことが初めてなので、すべてを一から教えないといけない事実に職場の皆が改めて驚いてます。


人材育成がいかに大変か。
この本に何かヒントはないかと読んでみました。



林業に携わる職員や現場従事者の人材育成をどのように進めてきたのか、それにより経営がどのように変わってきたのか、4人の気鋭経営者がその考え方や実践を語る対談集です。
 
聞き手は、NPOなど団体経営支援、企業のCSRマネジメントコンサルタント分野の専門家である川北秀人さん。
 
川北さんが人づくりと経営をつなぐさまざまなポイントを4人から引き出していきながら、他業界での人材育成事例についても触れた、興味深い対談が展開します。
 

それぞれの言葉から、人が育つことこそが、安定した経営力に結びついていくヒントが見えてきます
(全林協のサイトより)


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で、読んでみた結果、この本のメンバーは凄い人たちばかりですから、ヒントがたくさんありました。

読む人によって、得られるヒントはいろいろ異なると思うのですが、個人的には「とされいほく」の半田さんと、安田林業の安田さんの言葉が特に印象に残りましたので、少し引用します。
もちろん他にもさすが!とうなるヒントがたくさん。
ぜひ本書を読んでみてくださいね!


「組織の主役は従業員です。ですから、従業員がやりがい感や期待感の持てる組織ということになります。当社は特に賃金レベルを他の産業レベルまで持って行くんだということを目指しました」

「事故現場を社員に直接魅せる事が事故の怖さ、安全の重要性を強く認識させる最も効果的な手段」

「安全教育は一度に長時間を掛けるのではなく、「コンパクトでインパクトの強いやり方を繰り返す」のが効果的ではないか」

「林業事業体の個々の経営者がもっと戦略性を持った積極的な挑戦意欲を出さなければ、従業員をいかに研修教育しても成果を期待できないと思います」

「若い社員も「架線技術をマスターしなければ一流ではない」と認識するようになってきました」

「私は、班長には「他人の良い所を見つけて褒めること、自然に褒めることができるようになりなさい」と言っています」

「「間伐で成り立つ企業」を目指すことにしました」(以上、半田さん)


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「作業員ではなく、あくまで技術者を育てるということです」

「事故の場合、一番多いのは、危険だと思っても、これまでは大丈夫だったから今回も大丈夫だろうと思い、事故に遭うパターンです。(中略)事故の原因になりそうなものを自分で見つける目を養い、それを徹底的に排除していくという作業です」

「教える側は、危険なことも敢えて見せられる相当な技術が必要です。その危険を回避する能力を持っていなければならない」

「私は人を雇うときに、林業が好きなんていうことは二の次で、山が好きだという人を雇いたい。林業がしたいと思う人は、林業の一面しかみていないところがある」

「人様の山を預かってその山を手入れしてお金をもらっているのだから、山主さんへのサービスという物は何も対価だけではなく、喜んでもらえる仕事をしなさいと」

「コスト削減をするためには安全が最優先になるんです。貴重な技能を持った人材をフルに活用していくわけですから。事故を減らす、ゼロにする「安全」が最優先なんです」

「「今週の安全点検」では毎週安全のポイントを決めるんです。安全第一は当然ですから、その中で今週は「伐倒するときに、切った木のツルの方向を確認して、本当に正しかったかどうかを必ずチェックしようね」とか、週替わりでポイントを決めていく。そこに焦点を絞って、そこだけは確実にやろうよと。それを全体の安全につなげていこうという考えです」

「毎週、最終日のミーティングの中で今週あったヒヤリハット報告します。(中略)よそのヒヤリハットは、おそらくうちでは事故ぐらいのレベルになると思います。そのくらいヒヤリハットをしっかりやってます」(以上、安田さん)


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出来杉店!(てん)」カテゴリの記事

コメント

初めまして出来杉様。

私は山遊びが好きで広O県にある某森林組合に居ました、
入社して最初の班長さんが、山遊びが大好きな人で、
班長が引退されるまでの9年間、
山や仕事の技を教わりました。

班長が引退した後、
新しい班長(ベテラン)の下に就いたのですが、
その方は山が嫌いな人で、山はつまらん銭にならんから
うちの班は造林はやらんそれが嫌なら会社やめえ、
いやいやながらも4年頑張ったのですが、
先月限界が来て退職しました。

理由を書きたいが止めておきます。


では。

投稿: ただ今無職 | 2014/06/14 22:00

ただ今さん、なんとも残念な結果です。。
上司、つまり人間関係って大事ですね。
そういう職場だと僕も続けることは難しいかも。。

もう林業を続ける意思はないのですか?
最初の班長さんに教わった喜び、楽しみやその技術を生かすことができたらいいと思ってしまいます。

投稿: でき杉 | 2014/06/15 22:38

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