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2014/03/28

出来杉店!2013年間ランキング

すっかり年度末ですが、毎年恒例のこの企画を年始にやるのを忘れてました(^-^;

というわけでさっそくゴー!


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9位が2冊

『採材・仕分け』は類書のない本です。
丸太は採材、造材して始めて商品になるわけで。
そのノウハウがこの本には書いてある訳ですよ。
宮城、京都、熊本、栃木、広島、岐阜、三重、長崎、愛媛の各事業体、個人の採材ノウハウが公開されてます。
この本が年間9位なんておかしいな。


vol.4については、その特集の通りです、はい。


続いて7位も2冊

『森づくりの心得』は藤森先生の集大成といえる本でしょう。
先生のエッセンスはこの本にあると思います。
山の手入れをするなら手元に一冊、さあどうぞ。


vol.3はその特集の通りですね。


続いて6位。

この特集は林業に特伐を紹介した本といえばいいかな。
技術的、道具的には今年出たvol.10を買うべきです。
その分vol.10はチンプンカンプンな人も多そうですので、そんな人はまず5号を買いましょう。


では、5位を。

amazonの評価が高いのもうなずける良書です。
林業というと森林相手に自然の中で仕事をするイメージですが、やはり一本一本の木、一本一本の枝に向き合って仕事しています。
その木や枝について豊富なイラストで知ることができ、とても読みやすいですよ。


で、4位。

通称「ジェフ本」。
チェンソーを買ったらチェンソーパンツ(チャプス)とこの本を買いましょう。
チェンソーマンの努力義務です!


で、年間3位は・・・

重機特集というか林業で言う高性能林業機械の特集です。
全国6事業体の現場ノウハウ、搬出の工夫がたくさん書いてありますよ。
年間で25冊。。もっと売れてもいいんじゃない?
最近はみんな機械で搬出しているんじゃないの? 
この本にはヒントがたくさん書いてあると思うんだけどな。


続いて2位!

うーむ、2位か。。
上半期ランキングの時は年間1位になると断言したんだけど外したな。。
たとえ1位じゃなくてもこの本の価値は全く変わらない。
ノウハウ本じゃないです。技術書じゃないです。
心構えとか考え方、取り組み方が書いてあり、つまりはチェンソーを使う上で初心者も上級者も関係なく勉強になると思います。
年間48冊。もっと売れていい、倍は売れていい本。


そしてぶっちぎりの1位だったのがコレ

「道具と技」はチェンソー特集が売れるんですが、それでもこれは良く売れました。
それだけ皆さんが求めていた企画だったのだと思います。
それは僕も同じ。こういう本が読みたかったんです。
年間84冊。
一年間で売れた数としては過去最高です。
まだ持っていない人はぜひ。


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<参考>
◯2012年年間ランキング

◯2011年年間ランキング

◯2010年年間ランキング

◯2009年年間ランキング

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2014/03/18

明日はどっちだ第二回!(追記)

今日のNHK「明日はどっちだ」は林業女子さんの二回目ですね。
一回目のブログ記事

番組ホームページによると大雪で山仕事どころではなかったみたい。
さて、どーなるのでしょうかっ!

また、番組観たらブログ更新するね。

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で、見た。
大塚さんの初々しさがとってもよかったなー。
社長の青木くんがしっかりとガマンして、じっと見ていたのも印象深かったです。
ああだ、こうだ言いたくなるもんね、普通は。

全身スチールだとああいう風に見えるんだね。
俺はやっぱりヤッケと地下足袋の山のおっちゃんでいたいなー、なんて。

大塚さんの今後をもっと見たいなー
とりあえず正式採用おめでとう!!

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2014/03/17

切れ味抜群「丸源鋸」を使ってみたい人!

林業の枝打ち(密植された山林!)に適した鋸を比較したN-1グランプリはノコギリ業界や販売店さんから思った以上の反響を頂きまして。


N-1グランプリ(「使えた鋸」偏)

N-1グランプリ(「ダメだった」鋸)


この時に、エントリーしたかったけど、あきらめた鋸として長勝鋸丸源鋸がありました。
前者は他の鋸と比べて価格が高すぎたこと(約3倍ほど)、後者は替え刃が1300円ほどなのに送料が800円ということで買う気が失せた事が原因でした。


ただ、このN-1グランプリのあと、長勝鋸の長津さんと出会う機会がありいろいろと鋸について教えてもらったのはこれまでブログで書いて来た通りです。


そして、先月なんですが丸源鋸の社長さんと出会う機会があり、これまたいろいろと鋸について伺い、またたくさんの鋸を試し切りしてきました。
Img_4403

Img_4411

Img_4394 (ピンぼけゴメン)
丸源の社長さんはどんな角度でも楽に挽けるというので写真のようにも挽いてみたけど、確かにまったく違和感なく挽けました。


山の現場でも使ってみました。
Img_5384
これは僕がN-1で一位にした天寿ね。
刃についてる切りくずを見てほしくて。
結構大きめの屑がたくさん付いてるのが分かると思う。
これでワンストローク。
あまり太い枝だと切りくずで鋸が詰まることもあるかもしれない。

とにかく天寿の切れ味は未だに驚くほど。
よく刃がかかり、下がりも良く、挽きは驚くほど軽い。
でも、とにかく刃が弱い。
固い枝を挽くと、すぐに欠けてしまう。
普通に使っていて。当然、こじったりしてないよ。
替え刃が安いからまだいいけど、切れ味の良さともろさが同居してるのが天寿。


Img_5401
これは社長が天寿の代わりに使ってほしいと言っていた「大地(細目)」。
板厚は0.7mm。
天寿は0.6mmだから(天寿の0.7mmもあるけど使った事ない)、この大地の方がやはりしっかりしている。
たった0.1mmでも大違い。

切りくずは細かい物がしっかり付いている。

天寿と比べると挽き味はこっちの方が少し重いというか手応えがあるというか。
天寿も大地もかかりが良くて(ひっかかるという意味ではない)、ともに同じくらい良く切れます。
切れ味が変わらず、天寿よりは挽きごたえがある。
おそらく天寿よりも切れ味は長持ちしそう(板厚が厚く丈夫なため)。

替え刃は天寿が約1000円、大地が1200円から。
プロが使うなら切れ味が変わらずということで丈夫な方選びたいかな。


というわけで、大地の細目はかなりのおすすめ鋸なんですが、いかんせん吉野みたいな細枝相手の話。
世間一般の現場でより広範囲におすすめの鋸はないかと社長と話していたら、これが自信作のようです。
Img_5409
「森林」の荒目(板厚0.85mm)
細い枝を挽いてみたところ、切りくずは細かいものがこんな感じに。
細かい屑がびっちり付く感じではない。
鋸屑の排出は良さそう。

密植された山林の細枝相手に使った感想だけど、「森林」は天寿、大地とはっきり違いが分かるほど挽きは重い。
かかりが良く(全ての刃が働いている感じがするという意味)、良く切れる。
スムーズさ、という点では「大地(細目)」が良い。
ある程度の太さの枝ならザクザク切れそう。


と言った感想を僕は持ったのですが、ここで皆さんに丸源鋸からのモニター募集のお得情報です。
「出来杉計画の読者の方にぜひ森林のアラ目を試してほしい」
「試して意見を教えてもらい、ぜひ今後の鋸の開発に生かして行きたい」ということなんです。


というわけで、、
細枝ばかりの僕の現場ではなく、もっと一般的な環境で鋸を使われる林業や造園業者、はたまたどんな方でもいいんですが、この丸源鋸「森林(アラ目)」を使ってみたいというプロの人、職人さんは3月23日(日曜日)までに僕にメール頂けますか?
抽選で3名さまを僕の方で選ばせてもらいます。

◯お名前
◯住所
◯電話番号
◯どんな仕事で、どんな環境で丸源鋸を使うか? 使いたいか?
◯その他なんでもアピールして!


ブログの左サイドバーにあるメールフォームから応募してください。
タイトルは「丸源鋸モニター募集」でお願いします。

僕が抽選して、それを丸源さんに伝えて鋸を送ってもらう事になっています。
ちゃんと鋸を使って、その感想を丸源鋸に伝えてもらうことが一番ですので、仕事で鋸を使っている人が応募してくださいね!

当選した人には僕から24日以降数日間の内に連絡します!
外れちゃった人は連絡なしです、ごめんなさい。。

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2014/03/15

ツムラのアイビットツール(目玉ビット)を使ってみた

チェンソーアートを始めた初心者でとにかく困りものなのが「あい」。
あいって難しいよね、ほんとに。。。

というわけで、「目」ですな。
最後の最後に目を彫って失敗して、作品に愛情が持てなくなってしまう人を僕は何人も見ています。


で、その目を彫る手助けになりそうなツールがチェンソーのガイドバーでおなじみのツムラから発売されてまして、僕もやっと手に入れました。
Img_6940

Img_6955
(プラスチックケースは個人のものです)
大中小3種類あります。

Img_6965
インパクトに付けてさっそく使ってみた。

Img_6971
んーとね、懸念が的中したというか。。
もう一度、上の写真を見てほしいんだけど、このビットはカットする部分が縁のところなんだよね。
だから、目玉を半球体にしてくれるんじゃなくて、このフクロウの目のように「目の縁」を正確に丸くしてくれる感じなの。
フクロウの右目、平らなところが残ってるでしょ。
(左目はチェンソーであらかじめ少し削っておいた)


でも、これじゃ納得いかないからインパクトごと回すように目玉が丸くなるように意識してグリグリやってみる。
Img_6983
おっ?
なんかだいぶ丸くなったんじゃない?


でも、このツールだけで丸い目を作ろうと思うとちょっと難しいかも。
やはりチェンソーで目を少し決めておいてから、これで仕上げるというのがうまく使うコツな感じ。


ちなみに、これまで僕が使ってたアイツールというと、まあ定番なんだけど、砥石で手づくりしたやつで。
Img_7015
これだと普通に押し付けて使うだけで目玉の半球体をきっちり仕上げてくれるんだよね。
こげるけど。。


ただ、ツムラのツールは縁で「切って行く」から左右に動かして使うことで、完全な球体を作るのではなくて、より自然な感じの目を彫ったりすることも可能なの。

こういう道具を生かすも殺すも結局は作業者なわけですな。


ツムラのアイツールはガイドバーを販売しているところなら、どこでも手に入りますけど、なんでもネットで購入してしまう情強な方は吉野チェンソーアートスクールでも販売していますので問い合わせて見て下さいね!
TEL.0746-32-8129
FAX.0746-32-1318
ringyou@yoshino-shizai.com

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2014/03/07

長勝鋸と竹内快速鋸を使ってみた

このエントリーで書いた通り、長勝鋸竹内鋸を使ってみました。
Img_2214_2
上から長勝剪定鋸(4枚抜き)、竹内快速鋸名刀、切れ味世界一。


で、どんな現場で使ったというと、僕たちの枝打ち現場。
ちょっと特殊かな。
Img_2202

枝の太さは細いもので1cmないくらい。
Img_2196

太くて2、3cmくらいかな。
Img_4292


で、まず竹内快速鋸から。
「名刀」普通に切れる。
「切れ味世界一」世界一じゃない。
世界一じゃないけど、「名刀」よりは切れる。
以上!

ていうか、特にホント言うべき事がない鋸だった。。
普通に切れるんです。
「名刀」は挽きが重いかな。ザクザク切れる。
「世界一」は少し挽きが軽くて、ザクザク切れる。
でも、「世界一」ってことはないな。。


で、長勝鋸。
ドキドキしながら、挽いてみた。
で、窓にひっかかる。
力を抜いて挽いてみた。ひっかかる。挽く。ひっかかる。
えーい、なんや!

おかしい。。
というわけで考えた。
枝が細すぎて鋸に合ってないのだ。
Img_2495
なので、窓のないところでシャッと挽けばいいのだ。


窓鋸は直径3cmくらいないとダメなような気がする。
Pc264085

で、うまく挽けると、
長勝鋸は異次元の切れ味。
良く切れるっていうか、挽く感触がこれまでのどんな鋸とも違うのよ。
まったくの別物。異次元、異世界。

手に残る感触は窓の部分のカリカリカリだけ。
あとはスルッスルッ。なにこれ?

切れるスピードがべらぼうに早いっていうことじゃなくて。
切れ「味」がまったく違う。
とにかく力が要らない。力を拒否する鋸。


試しに間伐もしてみた。
Img_2226
断面はスベスベのツルツル。
節なんかあったのわからないくらい、なんの抵抗もなくサラサラ挽ける。
手に残るのは窓の感触のみ。
ザクザクしないから、逆に変な感じだよ。

Pc264143
木屑はこんな感じ。凄くね?


この使用感を長津さんご本人に伝えてみた。
力を拒否する鋸の切れ味と窓がひっかかって枝を挽く事が出来ない事を。
すると、「失礼ですが、梶谷さんはまだまだ未熟だということです」と。
長津さん曰く、この剪定窓鋸を使って割り箸が挽けると。


悔しいので山でさっそく細い枝を挽いてみたが、やっぱり難しい。
枝打ちは枝を見上げるような状態で切って行くので、要らぬ力が入ってしまう気がする。

ただコツとしては写真のように荒皮を一緒に挽いて行くようにすると窓にかかりにくいことがわかった。
Img_4159
ホントはもうちょっと残枝長を短く打ちたいね。


僕のこの現場の状況を話した時に、長津さんが新開発した鋸を送ってくれたんです。
Img_4041
ヒシカと長勝鋸のコラボレーションッ

Img_4032
上が新開発のピッチを細かくした窓鋸。


これで細い枝を挽いてみてくれとのことだったので、さっそくやってみた。
でね、結論としてはやっぱり難しい。。
なんだろう、小さいから無意識に力が入ってしまうのかなあ。
窓がひっかかるんだ。
普通の剪定鋸の方がうまく挽ける。

ただね、こんな小さい鋸なのにうまく挽けたときの鋸の下がりといったらハンパないよ。
スッゲー切れる。
ワンストロークでこんなに!って。


<結論>
長勝鋸は僕の現場では枝が細くてまだうまく使いこなせない。
ただ、用途にあうと、これまでの鋸のようなザクザクとか力を入れて挽くような感触が全くない、スルスル、サラサラと鋸を挽く事ができ、それで切れて行く。
切る対象の直径は太い方が良いと思う。

「林業界よ、これがノコギリだ」って感じかな。

ただ、やっぱり誰にでもどんな風にでも使える鋸でないことは確か。
使う人を選ぶと思う。
それくらい個性の強い鋸。

長勝鋸を使ってみたい人や相談したい人はこちらから連絡を取ってみて。
「出来杉計画を見た」「梶谷さんから聞いた」と言ってもらえれば、話はすぐに通ると思うよ。

長勝鋸についての詳細は「道具と技」vol.10にも書いてあるんで、興味のある人はそっちも読んでみて。

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2014/03/04

林業現場人 道具と技 Vol.10 特集「これが特殊伐採の技術だ」

3月10日、いよいよ「道具と技」第10号発刊です!


特殊伐採に必須である樹上作業では、地上作業とは一線を画す知識と技術が要求されます。
 
現場により変える枝降ろし、幹降ろしの技術、木の重心を正確に見抜いた吊り切り、銘木を育てる視点からの剪定と伐採技術、木に登り、枝を歩き、枝を伐るロープワークの絶妙なバランス、クレーンと人の樹上連携ワークなど、特殊伐採のさまざまな角度からその実践例を紹介。
 
綿密な段取り、信頼できるチームワーク、道具へのこだわりも、達人たちならではのものです。
 

特殊伐採に果敢に挑む達人たちの現場を取材しました

全林協ホームページより)

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詳しい内容はリンク先をみてね。


今回は「特殊伐採」特集なんですが、個人的には「オレの本」みたいな感じで、それくらいいろんな原稿を書いたんです。
具体的にどれを書いたかは実際に本を手に取ってもらったら分かるのですが、全体の3割くらいは書いていると思います。

この取材と執筆を通して僕自身、とっても勉強になりましたよー。
それが読者の皆さんにも伝わると良いのですが。


特殊伐採は林業だけではなくて、造園業者さんからも注目を浴びるゲキアツな分野ですので、ぜひとも多くの人に手にとって欲しいですね。

今回の本は個人的にかなりがんばったので、いろいろと思い入れが深いんです。
ホンマ多くの人に手に取ってほしいなあ。

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2014/03/03

梶谷哲也のフクロウ講習

なんかスゲータイトル。

これは3/16に開かれる吉野チェンソーアートスクールの講習タイトルなんです。


2014年3月16日(日

午前9時30分~午後4時30分

・会 場  吉野アートスタジアム→地図

・講 師  チーフインストラクター 梶谷哲也

・定 員  15名

・受講料  12000円(講習費、丸太代含む)

お申込み、お問い合わせは

「吉野林業資材センター内 吉野チェンソーアートスクール事務局」まで。

TEL. 0746-32-8129 ringyou@yoshino-shizai.com

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というわけで、誰でもかわいらしいフクロウが彫れるようにがんばって講習しますんで、興味のある人はスクール事務局まで申し込み、問い合わせしてみてください!

よろしくお願いしまーす!

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