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2013/03/04

もうすぐ!N-1グランプリ(追記)

なんだか引っ張りまくっているようなN-1グランプリですが、もうすでに鋸の対決は始めてまして、もう決勝進出鋸は決まっているんですが、それを記事にするのが大変な作業でして。
もうしばらく待っててください。


え〜っと、鋸の選定基準は以前書いた通りなんですが推薦の鋸でシルキーの鋸がたくさんありまして、その中から選定基準に沿ったものを僕のほうで勝手に選ばせてもらいました。


シルキー推薦鋸の内、
折りたたみは枝打ち作業には向かないので、「ビッグボーイ」「ゴムボーイ」は外します。


「ツルギ」はエントリー予定。


「スゴイ」は林業の枝打ちにはオーバースペックかと。


「ガンファイター」はかなり良さそうだったので、知り合いから新品を借りてチェックしてみたんですが、
Dscn0220 Dscn0222
刃が薄い(0.7mm)のとアサリがあるのとで写真のように1.5cmほどの生枝を打つと暴れてしまって切り口ががたついてしまうんですよね。ことがあるんです。
(毎回写真のようになるわけではなくて、枝の状況によっては鋸が暴れる場合があるんです)

切れ味はいいし、鋸のデザインもいいのですが、今回はエントリーを見送りました。


「造林」「カミソリメ」は形状や長さから言って枝打ち鋸というよりも除伐に適していると判断しました。


「ヤマビコ」はバックティース付きということで枝打ち向きなんですが、330mmという長さがネックなため、同じバックティースの「ゴム太郎2段切り270mm」をエントリー予定とさせてもらいました。


そして、皆さんからの推薦鋸にはなかったのですが、僕のおすすめとして「ゴム太郎細目270mm」をエントリーさせようと思います。
本当はカーブソーの「ズバット」がお気に入りなのですが、みなさんのおすすめにカーブソーがほとんどないので、今回はゴム太郎細目にします。
コイツはなかなかやりますよ。



で、最後に、枝打ち、枝打ちって言ってるけど、実際どういうものかわかりますか?
詳しくはN-1本番のときに説明しますけど、こんな現場で1日何百本(いや、4桁いくかな)という細い枝を打つものなんです。
ちょっと、皆さんの想像と違うかもです。。
Dscn0197

Dscn0309_2

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林業(枝打、ノコギリ)」カテゴリの記事

コメント

ひゃ~Σ( ̄ロ ̄lll)
これは、大変ですね。

高い樹に登るだけでも大変なのに、
頭の上には枝が伸び放題なのでは、
なるほど危険な作業だと思います。

投稿: はじめちゃん | 2013/03/05 18:16

はじめちゃん、コメントありがとう。

こういう仕事を10年以上やってると、もう危険なのだかなんなのか麻痺してしまってます。。

今一度安全作業につとめたいと思います!

投稿: でき杉 | 2013/03/06 23:59

お久しぶりです!ヨーイチマンです!

タイムリーな話題ですが昨日から樹齢20年のヒノキの
枝打ちをしてます!
高さ150センチまでの裾枝払いです。

使用している鋸は下記の

http://www.gyokucho.co.jp/products/products_lineup/166.html

王鳥産業のSELECT250 果樹 250mm です。

組合で支給されたので使っています。

自分のシルキーズバットも使いましたが目が粗く力がいるため数がこなせないのでやめました。

ゴムボーイの2段切りも目が粗く私には不向きでした。


SELECT250 果樹 250mmは細目なので腕に負担がなくいいです。

ちなみに1日250本の木を枝打ちできますが出来杉さんは何本できますか?

1日4桁とは木の本数?枝の本数?

どちらでしょうか?


投稿: ヨーイチマン | 2013/03/07 21:14

ヨーイチマンさん、どうもです!

N−1に関しては実はもうやることはやっていて、あとは記事にするだけの段階になってるんです。

玉鳥の果樹よさそうですね。
0.7mmで13枚目というと、かなり理想的な枝打ち鋸です。
さんざんいろんな鋸を試したせいで、この数字だけで切れ味すら分かるようになりました。


>ちなみに1日250本の木を枝打ちできますが出来杉さんは何本できますか?

あ、4桁は枝の数です。


ちなみに僕の今の現場は16年生で6mのハシゴを使い7〜8mまで打ち上げています。
打ち幅は5〜6mかな。
この現場2回目の枝打ちですが、本当はもう一回12、3年で4mのハシゴを使って打っておきたかったですね。

この現場の裾枝払い(ひも打ち、どろ枝打ち)なら一町歩7〜8000本植えてあるし、250本以上は打つと思うよ。

数字は現場によりますよね。
いまなんて雪起こし、間伐を同時にやってるから一日3〜40本ほどしか打ってないです。
ただ、よほど高齢の人とかでない限り、スピードの差は感じたことがないですね。

投稿: でき杉 | 2013/03/08 22:15

出来杉さんこんばんは!

職場の同僚はほぼ同年代ですが本数に100本近く差がある時があります。
使用している鋸は同じなんでが隣で作業していると
スピードが違いました。おそらく腕力ですね。
私は非力なんで。
だからN-1グランプリが待ちどうしいです!

投稿: ヨーイチマンです。 | 2013/03/09 21:30

どうもこんばんは〜

1日に100本差が出るなんて、ちょっと驚きです!
それは腕力じゃなくて、きちんとやってるか、それともある程度でやってるかじゃないですか?

残枝長が長くならないようにギリギリで落としているかいなか、これだけでもスピードは全然違いますよね。
丁寧な仕事を心がけていたら、みんな同じ現場で同じ作業をしているんだから100本も違うなんておかしくないですか。

僕は本数とか数えたことないんで、大体で書いてるんですが、周りの同僚達とはほとんど同じスピードで移動してますね。

ま、遅いよりは早い方がいいですし、そんな中でも丁寧な仕事を心がけたいものです。


投稿: でき杉 | 2013/03/09 22:16

こんばんはヨーイチマンです。

私の職場は毎日細かく日報を書いてます。
例えば枝打ち何本や切り捨て間伐何本など一人一人の仕事の成果を書いてます。
その日報を上司なども見ますので手抜きはできず必死でやっているので丁寧の仕上げかだいたいの違いかもしれないです。同僚の枝打ち後の状態は見ていませんが今週末からまた枝打ちなのでその点もみたいと思います。

投稿: ヨーイチマン | 2013/03/11 19:31

きちんと数字を出しているんですね。
それは凄いな〜
習慣になっているとできるんでしょうね。

>同僚の枝打ち後の状態は見ていませんが

これは枝打ちに限らず、きちんとチェックした方がいいですよ。
自分の勉強のためです。

僕の同僚はヨキでの枝打ちが本当に上手で、打って落ちている枝や、打ち跡をだいぶ研究しましたよ。

伐採でも上手な人は必ず他人の切り株をチェックしてると思うなあ。

投稿: でき杉 | 2013/03/11 21:22

ご無沙汰しております。前回より 書きっぱなしになってしまい、申し訳ありません。

私があげさせていただきましたノコギリについてです。

スゴイについてですが、以前 同社初のカーブソー「イブキ」を使っていました。イブキは、当時の大将のお勧めでありましたが、刃渡り400mmくらいあり、グリップも異様に太く、刃も厚いノコギリでした。スゴイが登場してすぐに切り替え時、「なんて軽いカーブソーなんだ・・・ラクチン」と思い、以後 使い続けておりました。(イブキは少し前までは、輸出用でありましたが、今はどうだか・・・・?)


造林・カミソリメですが、枝打ちで使ったのは、一現場だけです。日当たり良い歩道沿いの現場で、植林後、一度も枝打ちしていない現場でしたので、枝が異様に太く
両手でグリップを待ちたいために購入した次第です。
「枝が太けりゃ、チェーンソー使えば・・・」と思いますが、山主さんの希望でノコギリでの枝打ちとなった現場でした。

説明不足をお許し下さい。


投稿: 8年目の素人班長 | 2013/03/11 22:34

班長さん、補足コメントありがとうございます。

チェンソーでの枝打ちも当り前のご時世ですから、当然「スゴイ」が活躍する場面もあると思っていました。

僕の住む地域が特殊である(ゆえにブランド化されている。そしてそれに苦しんでもいるけど)ことを忘れずにいたいと思います。

投稿: でき杉 | 2013/03/12 21:35

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