森づくり、山づくりのバイブル
センター試験の季節か〜 toi toi toi !
さて、寒さにかまけてすっかり引きこもって本ばかり読んでます。
サイバラの新書もスゲー面白かったんだけど、ここは森づくりのバイブル、決定版を紹介します。
著者はご存知、藤森先生です。
学者さんなのに、現場からズレていないところが本当に凄いと思います。
全林協から内容を簡単に引用しますね
将来に向けた森づくりのためには、施業、管理から森林生態系の理解はもちろん、森づくりの歴史、理念、社会との係わりなど、全体像を把握することが必要ですが、容易ではありませんでした。本書は、読者の期待に応え、森づくりの全体像を平易に解説した、記念碑的な1冊です。
持続性を実現する考え方と技術がここに集約されています。
森林管理・施業に関する用語も整理され、幅広い議論の共通認識に役立ちます。
責任を持って次世代に託せる森づくりのために。藤森先生渾身の書き下ろしです。ぜひご一読下さい。
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と書いてあって、僕が言いたいこともそのまんまなんだけど、この本、藤森先生の集大成ともいえる本だと思う。
現場の人間でも、第3部が「森づくりの技術」として170ページくらいばっちり書いてあるので、非常に参考になります。
チェンソーの使い方とか、そういうんじゃないよ。
選木方法とかそういうことです。
ハードカーバーの分厚い本だけど、これが読みやすいのよ。
スラスラ読めてしまう。
やっぱり先生が現場を良く知っているからだと思うんだよね。
僕はいつか自分の山が欲しいと思っていて、そんな人には、いや山に興味がある人なら、全ての人におすすめできます。
森づくりの全体像を押さえるならコレで間違いないです。
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