ニシガキの電動目立て器を使ってみた
吉野チェンソーアートスクールには老若男女いろんな人が参加してくれるので、チェンソーもいろいろです。
で、どうしても目立てができていないチェンソーも多いので、お手軽にどうにかしようと導入したのがコレ。
ニシガキの目立屋チェンソーです。
ニシガキには「カンタン目立てチェンソー」という商品もありますが、こちらは充電式のもの。
絶賛する人も多いこの商品。
僕の期待もかなりのものでした。
で、今年の夏前かな、使ってみたんです。
も〜全然うまく研げなくて。。。
上刃のメッキの部分にきっちり当てることができなかったんですね、その時は。
力を入れてやろうとするとキックバックのように弾かれてメッキを痛めてしまったり。
季節はめぐり、風に秋の気配を感じる頃になって、スクールの参加者さんの中にこれをうまく使いこなす人がだんだんと増えてきて、これはオレも無視できないぞ、と。
んで、再度使ってみたら、まあまあいけるじゃないの。
力を入れずに軽〜く、軽〜く、少しずつ。
しかもちゃんと研げたやつは切れ味抜群!
丸ヤスリのように断面とかきれいにならなくて、これで大丈夫かな?と思わせといてのこの切れ味。
素晴らしい。
ただ、やっぱりメッキが痛んでしまったようなボロボロカッターの修正には時間がかかるし、目立てガイドのついた丸ヤスリが動く、という以上でも以下でもない感じ。
もっとグラインダのようにカッターがもったいないくらい削れるのかと思ったらそうでもないんですよね。
なので、この商品、必要のない人には必要ないし、必要な人には必要という、なんだかよくわからない結論で星3つです。
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