チェーンソーで製材してみた(2)
物置小屋を立て直すのに、杉丸太をチェンソーで製材している事は以前書きました。
で、(1)では板に挽く道具を紹介しましたが、今回は角材に挽く道具です。
グランバーグのミニミルです。
とってもシンプルですが、いい仕事してくれます。
これとセットで必要なのが、
レールです。
レールは付属品として付いてくるので、それを2x6にネジ止め(ネジも付属品)して使います。
最初、2x4を買ってきたら幅が足りなくて2x6を買い直し。
説明書を読んだら2x6か2x8を使う、と書いてありました(;´д`)トホホ…
2x6が丸太の最後まで届いてないですが、これは(1)で紹介したビデオにあるようにレールを動かすことによってレールの長さ以上のものが挽けるというわけです。
しっかりとした精度は出せないけれど、現場で製材できるのが最大の魅力ですね!
山にホカされている間伐材を少しでも利用するためにも、こうやって加工すれば出しやすいですから。
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コメント
楽しんでいますね。
でも、生木を製材するので短期間の用途なら良いのですが、きちんとした物を作るのには製材した状態で、2、3年以上の乾燥期間が必要だと思います。
それにしても、製材が出来るのは良いですよね!
私も早く鉄骨を加工して製材機を作ろうと思います。
投稿: 千田 | 2012/04/25 21:17
あぁ〜
私も欲しくなってきた。
スクーターのエンジン部分を
とりだして移動式のバンドソー
作りたいんですよねぇ〜
投稿: 祝い杉 | 2012/04/27 21:52
初めまして、与作さんと同じ岩手からです。
樵3年目で、なんとかベテランさんに並ぼうと昨年にブログを知り出来杉さんから学ばせてもらいなんとか付いていれるようになりました。
プチ林業をしたくて同じ道具を1年半前から使ってます。
初めは346でやってましたがG5000だと余裕
セットがうまく行かず反ったり波になったり
いろいろ刃の角度を試したり
新しい刃より3割位減った頃がいい感じ
デプスは低めで、21BPより25APが幅ない分スムーズみたい
3/8はまだやった事ないのです
出来杉さんと同じく現場で趣味仲間の家具材を取ろうと
今度、ナラのテーブル用材に挑戦します。
半割りログでログハウスも考えてますが、構想だけで
未だ実行でいないでいます
国有林の大規模整備が完了しないうちは無理そう
投稿: 木枯らし菊太郎 | 2012/04/28 04:01
千田さん、こんにちは!
確かに割り切って考えた方がいいですね。
製材所は挽き直してますけど、これだと挽き直しは難しいです。
でも、丸太が板や角材になると多少狂いがあっても用途は本当に幅広いです。
製材機制作楽しみにしています!!
投稿: でき杉 | 2012/04/28 18:17
祝い杉くんもいろいろ考えるね〜
何にしても移動式はいいわ。
めっちゃ捗りマス。
必要もないのに、どんどん挽きたくなるよ!
投稿: でき杉 | 2012/04/28 18:19
木枯らし菊太郎さん、初めまして。
僕は357XPに95VPXで挽いてます。
ちなみにリッピングに目立てしても、普通の目立てと変わりはありませんでした。
この件もいずれ記事にします。
また、コメントください。
半割ログは僕もずいぶん考えました〜
でも結局は敷地の関係上、板倉の小屋になりました。
とにかく挽いて樹をしっかりと利用するというのがこれほどまでに心を満たすというのはやってみるまでわかりませんでした。
僕も広葉樹をいつかこれで挽いてみようと思います!
投稿: でき杉 | 2012/04/28 18:25
梶谷 様
公私ともに忙しいようですね。
ところで、ガイドさえ作れば材の挽き直しもできますよ!
皆さん色々と苦労しているようですが、やっている人のページを見ると単菅パイプを使うのが一番のようです。
その辺も、製材機の制作と合わせて、ゆっくりやっていきたいと思います。
P.S. 木枯らし菊太郎さん、私も岩手ですけど。(笑)
投稿: 千田 | 2012/04/28 20:13
さっそく千田さん、返信ありがとうございます。
千田さんに原稿の依頼がいってると思います。
僕も楽しみにしていますので、どうぞよろしくお願いします。
単管のガイドですが、僕の知っている人はアルミハシゴをガイドにして自作してましたよ。
僕はあまり自作は得意ではないので、アラスカンミルで遊びます!
投稿: でき杉 | 2012/04/28 21:05
訂正、デプスは高めです失礼しました。
低くするとチェーンが回りにくくなりますから
こちらは、赤松と広葉樹が多く市場価値が低く良くない状態です。
赤松・雑木を生かした林業振興ないかと、思案中
投稿: 木枯らし菊太郎 | 2012/04/29 06:15
千田様、初めまして
岩手とは挨拶遅れました。
宮澤賢治のと言えば岩手ではお解かりかと
北上山地の中央部が仕事場です。
投稿: 木枯らし菊太郎 | 2012/04/29 17:49
そうですか。幸か不幸か、まだ原稿の依頼は来ていません?(笑)
話は違いますが、近くのホームセンターでオレゴンのパワーシャープの刃を付けたチェーンソーを見てきました。
これは全く新しいタイプの刃ですが、上刃だけで横刃にあたる部分が無いのです!
どんな切れ方をするのか、気になるところです。
木枯らし菊太郎さんは、花巻ですか。
私は、そこから60kmほど南に住んでいます。
投稿: 千田 | 2012/04/30 07:05
木枯らし菊太郎さん、デプスですが、リッピングチェンの既製品はデプス低めなんですよね。
繊維にそって行くので、デプスは多少低くても構わないという設定になっているのだと思ってます。
僕の吉野も銘木、役物ならともかく普通の杉なんて市場価値はまったくありません。。。
僕がいま挽いている杉も、切り捨てられる運命だったものを購入したんです。
施主さんはすごく喜んでくれました。
いまの林業はどこかおかしいな〜
投稿: でき杉 | 2012/04/30 22:31
千田さん、僕の勇み足だったようです。。
近々連絡が入ると思います!
パワーシャープですが、カッタ自体は以前からあったものなんですよね。
91LXというやつで今は91PSになってるはず。
(以前、ブログでも触れたはず、と思って検索しても見つからない、アレ?)
切れ味はそこそこ良いようですよ。
チゼルですし。
売れてるのかな〜
投稿: でき杉 | 2012/04/30 22:58
オレゴンの自動目立て機(自分流の呼び方)
近所の方が目立てに自信がないので機械屋に進められたそうで、一度高枝伐りに借りましたらよく切れました。
ただ新しい刃なのかガツガツした感じと食い込み過ぎて
止まるのです。
投稿: 木枯らし菊太郎 | 2012/05/01 05:20
確かにパワーシャープはガツガツした感じがありますね。
僕も一度だけ試し切りしたことがあります。
カッターがすぐなくなりそうで、僕にはちょっと使えないな〜
投稿: でき杉 | 2012/05/02 11:44
やっぱりそうですか。
横刃がないし、刃の食い込みをコントロールするような部品も見当たらなかったので気になったのですが、お二人の意見を聞くとそのまま食い込む刃のようですね。
本当に目立てのできない人か、刃の損傷の激しい現場用とか割り切って使った方が良さそうですね。
投稿: 千田 | 2012/05/03 09:44
出来杉 様
ご無沙汰しております。
結局、「道具と技」に寄稿することになり、来週の26日に発刊だそうです。
今回はワイヤー集材の特集のようですので、その中の一部になります。
原稿は、「丸ヤスリでの目立て」と言う視点での内容ですので、平ヤスリに関しては書きませんでしたが、基本は同じです。
本永さんとはメールでのやり取りだけでしたので、うまく表現できているかどうか解りませんが、機会がありましたらご覧下さい。
こちらも数日前までは30度を超える気温だったのですが、やっと20度を切ったので、今日は薪ストーブのメンテナンスと端材を燃やしての試運転をしています。
本当に変な気候で、困りましたね。
投稿: 千田 | 2012/09/24 21:33
千田さん、どうもご無沙汰しております。
すっかり朝晩冷え込んで、鼻水垂れまくりです。
「道具と技」発刊の話は僕も連絡をもらいました。
楽しみですね!
丸ヤスリの目立てに関しては、僕もきっちりとしたマニュアルを作る予定です。
もちろんブログに載せますので、チェックお願いします!
道具と技の原稿も参考にさせてもらいますね。
投稿: でき杉 | 2012/09/25 22:04