ヘリ荷の作り方
いまや時代はめぐり架線集材がゲキアツみたいですが、吉野ではヘリ集材がいまだ真っ盛り。
そんな昭和の技術をちょっと記録しておきます。
ヘリ集の荷物については以前も軽くまとめてます。
興味のある人はこちらも見てみてください。
一口にヘリコプター集材といっても、いろいろやり方があるという事ですね。
1、
材を玉切ります。
材の具合をみて4m、3mを基本3番玉までとります。
普通の山主さんならカクジのヘリ集材の場合、枝のある3番まではなかなかとらないと思う。
2、
どこに荷物を作るか決めて、トビでその場所へ一本運んでいきます。
等高線に平行にならなくてもいいので、材が安定する場所を選びます。
3、
一本置いたらワイヤのこっちのアイを丸太の下に通します。
こっちの方がグイグイと押し込んで通しやすいから。
最初からワイヤを敷いておくよりも、後からの方がバランスさせやすいのでこうします。
2本かけます。
4、
写真がないのですが、トビでどんどん材を集めてきます。
今回は2石5斗が目安。
丸太にして7、8本。
まず丸太を4本ほど筏のように並べて、次の丸太はその上に乗せていきます。
こうしたほうが丸太を扱いやすいから。
5、
節のあるあまり良くない丸太は荷物の上の方に置きます。
もし荷物が重たくてヘリが上がらないときは、それをどかして軽くするためです。
上に良い丸太を乗せていたらそれが山から出ない事になりますから。
荷物ができたらワイヤをまとめて、番号を振っておきます。
2人で作業して荷物を作りますが、どんな現場でも一日20荷は作れないですね。
丸太が太くて、トビで移動できないような場合は、長いままヘリで吊って土場でさばきます。
と、こんな感じです。
この現場のヒノキは最高で立米9万5千円だったかな。
これならヘリでも大丈夫。
杉は平均2万円ほどで、杉だけだったらヘリ集材は無理ですね。。
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