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2011/09/29

小笠原LOVE

母島はau入らないんだけど(dは大丈夫、sは言うまでもない)、携帯ってずっと電波ないと時計の表示なくなっちゃうんだね。
電源ずっと切ってるからかもしれないけれど。


で、今日は島LOVEの話。
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こちらに来る前に「小笠原は一度行くとハマるよ〜」ってなことをいわれてたんだけど、その気持ちがいま分かるんだよね。


いつも仕事が終わった後、夕方飲み物とか買い出しにいくんだけど、のんびりお散歩している親子連れによく出会って。
400人ちょっとしかいない島なのに、本当に子供が多くてびっくりするほど。
50人以上いるんじゃないかな。
やっぱり子供がいると、なんかガヤガヤとにぎやかでいいんだよね〜。
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親子で海に足をつけながらアイス食べてたり、ガジュマルの木の下で家族が夕涼みしてたり。
都会や山村じゃ考えらない、のんびりとした豊かさっていうのかな。
なんかいいわ〜


天気がいい日は夕日を見に行くんだけど、よく見えるスポットがあって、そこへ行くと島の人たちも夕日を見に来てて。
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で、みんな思い思いの場所で、ぼーっと夕日を見る。
沈んだら、みんな帰っていく。
観光客が夕日を見にいくっていうのは分かるけど、地元の人もそこに集まり暮れなずむ。
なんかいいわ〜


で、さらに星空を見に行くこともあるんだけど、宿の周りはさすがに明るくて。
真っ暗な星空観察スポットへ行くと本当に星だらけ。
ていうか、星ってこんなにあったっけ?
ウチの村も山奥だし、星はきれいだけど、やっぱ明るくてびっくりするほどの星の数じゃないんだよ。
小笠原で星の数を知ったんで、また村に帰ったら星空のよく見える場所を探そうと思う今日この頃。


と、こんな自然と豊かな人たちに囲まれて、小笠原loveな人たちが増えるんだろうな〜、僕もその一人だわ。

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2011/09/28

船と森(追記あり)

小笠原生活6日目のでき杉です、こんばんは。


小笠原に来たのは今回が初めてなんですが、驚いたのが船、通称おが丸。
これが「ゆれる」。

外洋に出たら揺れるとは聞いてたけど、マジで揺れた。
そっこー売店でトラベルミン買いました。
行く前はホームページで船のレストランメニュー見て「何食べようかな〜」なんて思ってたのに、それどころじゃなくて。
ヤバイヨヤバイヨって感じ。
結局食事は到着まで菓子パン4つだけ。


首都圏を混乱させた15号台風の影響が残ってて揺れたんだけど、おが丸経験者に言わせると別にこんなのは普通で凄いときは何も捕まらずに歩くことが困難なほどらしい。
そんな状態で船が出ることが凄いわ。


さすがに薬を飲んだら気分は変な感じがするけど、酔うほどではなくて、甲板にでて海を見たり、船内にある全ての新聞を穴があくほど読んだりして25時間半で小笠原父島へ到着。
ほとんどの観光客は父島目的。

僕は母島目的なので、次はははじま丸に乗り込みさらに揺られること2時間半。
船が小さいからダイレクトに揺れるんだよね。
母島についてから5時間くらい揺れているような感じがして仕方なかった。

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(追記)
ちなみに帰りの船は行きと同じ航路とは思えないほど揺れませんでした。
それでも船を降りてから数時間は揺れている感覚がとれなくてヘンな感じでしたが。
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で、仕事は山に入って調査とか駆除とかしてるんだけど、山っていう感じじゃなくて森それも熱帯雨林みたいな感じ。
いや本物の熱帯雨林は知らないけど。

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まず、山の匂いが違う。
現場に着いたら、なんか昆虫臭いと感じて。
同行の人に聞くと樹液の匂いじゃないかとのこと。
多分普通の広葉樹林とも違うと思うんだけど、とにかく吉野のスギヒノキ山とは全然違くて。
複雑な匂いがするんだよね〜


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(追記)
この匂いはおそらく「やろうど」という樹木の実が熟した匂いではないかという事でした。
言われてみれば、たしかにそこら中にありました。

ちなみに「やろうど」というのはイエローウッドがなまったもの。

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そして山の中が歩きやすい。
蜘蛛の巣がなくて。
一日中歩いても一回あるかないか。
まずひっかからない。
また、蚊や蜂、刺のある植物が少ないから半袖でも作業できるほど。

なんかこういう南の島の森っていったらジャングルみたいな感じで肌を出して作業するなんてもってのほかみたいな感じがするけど、全然平気で。
獣もいないんだよ。
せいぜい野猫くらい。

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あと、小笠原の森って感じがするのは至る所にナンバープレートやテープの巻いてある木があること。
ものすごい奥の方まで調査が入ってて。

それだけ希少なものが多いのだろうけど、とにかく植物関係だけではなくていろんな人たちが森に入ってるんだよね。
わかっただけでもアリ、鳥、貝(カタツムリのこと)なんかの調査研究だったり、外来生物の調査駆除だったり、いろんな先生方、研究生、調査会社、環境省関係、林野庁関係などなどホントたくさん。
そういう人たちが地道に調査研究しているようです。
税金がこういう風にも使われているというのは知ってるようでわかってなかったわ。


と、今日は船と森の話でした。

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2011/09/26

小笠原に来ています

あら。
すみません。
ブログ更新しないって言ったんだけど、運良くネットにつなぐことができまして、現在の状況をご報告します。

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というわけで東京から30時間くらいかけて小笠原の母島に来ています。


なんで僕がここにいるかというと、この小笠原には外来種がたくさん入ってきてまして、小笠原の固有種、希少種が大きな影響を受けているんですね。


その外来種の一つにアカギ(wikipedia)という樹木があります。
これは明治時代に薪炭材目的で小笠原に持ち込まれたものなのですが、今となっては迷惑もので、繁殖力旺盛に加えて巻き枯らしをしてもまた樹皮がつながって復活してしまうというとんでもない生命力があるんです。

そのアカギの調査、駆除、伐倒、そして今では嫌われ者となったアカギの有効利用としてチェンソーアートが一つの手段になり得るかどうかを探りに小笠原に来ています。
そして来年から本格的に始まる予定の下層植生にダメージを与えないためのアカギの枝下ろし、伐倒現場の下見も兼ねています。

アカギ以外の外来植生もいろいろあるので、それを薬剤注入して枯らしたり、その枯れ材につくシロアリの調査など、普段の林業とは劇的に異なる形で森林に関わっております。


僕が今回この作業に関わるのは10日ほどですが、やらなければならないことは山ほどあります。
森林組合の仕事はお休みしてこちらに来ていて、皆さんには大変ご迷惑かけており本当申し訳ないです。
ただ、この経験を経て、吉野に戻って山を見る目が変わることは間違いないと思います。
これまでは山の木しか見てなかったけれど、もっと多層的に見ることができそうです。
小笠原の森のインパクトはホント凄い。


こんな感じなんですが、時間を見つけて小笠原レポート書いていこうと思います。


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2011/09/18

マジカルフォレスターが壊れた

4月にマジカルフォレスターを購入して約5ヶ月(その時の記事)。
ひと月に大体10日から15日ほど履いてました。


履きやすいNo.3をよく履いていたんですが、9月頭、左のシューズにほつれが生じてきたんですね。
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まあ、別にこれくらいは何の問題もなく、ボンドでガチガチに止めて使ってました。


で、先日、事件発生です。
Ts3v0033
ファスナーがぁぁあぁ〜!


少し前から、ちょうどカーブの頂点くらいにひっかかりがあって気にはなってたんですが、いつものように履こうとしたら、そこからパシっと外れてしまいました。
ファスナーって直せないんだよな〜


No.3は弱いとは聞いてましたが、改良されたようだしもう少し持つと思ったんですが、あっけなかったですね。
ちなみに右はほつれ、ファスナーともになんともないです。


ま、ファスナーくらい想定内なので、せっせと夜なべして
Ts3v0038
糸で縫いつけてボンドでガチムチにしてみました。


さっそく使ってみたところ、やはりちょうど足首のよく曲がるところ(カーブの頂点)が痛みやすいんで、さらにボンドで補強してみました。
ゴムボンドを使うといいんだろうけど、持ってないんで普通のです。


さてはて、これでどれくらい持ってくれるか。
やっぱり一年は使いたいよね〜

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2011/09/15

台風の爪あと

あー、なんだかバタバタしてるわ〜
やりたい事が全然できてないし。
最低限の事だけなんとかこなしてます。
今月後半、お出かけするんでその準備に追われてる感じ。


てなわけで、紀伊半島に甚大な被害を及ぼした、そしていまだ危機は続いている12号台風なんですが、ウチの村でも全国的に報道されていないだけでメチャクチャになってるんですね。


で、その山崩れを起こしたさらに奥に僕らが仕事している現場があるということで、昨日今日とその現場へ通っています。

Ts3v0008 Ts3v0010
一応舗装された道路があったんだけどね。

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場所によっては4〜5mくらい埋まってると思う。
土砂に削られた木肌が痛々しい。

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この谷の右側は数年前に僕らが間伐したところ。
切り置き間伐だったけど、それがどうのこうのとかいうレベルじゃない半端ない崩れ方。
ちなみにこの場所は樹木が生い茂りうっそうとした場所でした。

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ちょっと写真が小さすぎるかな。
現場に立つと絶望と清々しさが同時に立ち上がるよ。
ここ全部舗装道路が通ってたんだけどね。
まったく信じられないわ。


と、こういう「道」を2時間くらいかけて歩いて今間伐現場に行ってます。
業者の人かなあ、たくさんの人がこの谷に線を渡して土石流が発生したら分かるように設置してました。
この後、紀伊半島ではまた雨が予想されてますが、僕の村だけではなく、周りの地域もこれ以上山が荒れないことを、被害が出ない事を願うばかりです。

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2011/09/13

ガルヴィに書評

吉野チェンソーアートスクール初の単行本、「チェーンソーカービングの技」がアウトドア、RV雑誌「ガルヴィ」の書評欄で紹介されました!


個人的にガルヴィは結構好きな本でして、というかこの雑誌、おっちゃんの心をくすぐるネタが盛りだくさんだから、ついつい手に取ってしまうんですよね〜


ガルヴィを読む人でチェンソーを持っている人は新潮45(注:深い意味はないです)の読者よりは多そうだから、ぜひとも多くの読者にチェンソーアートに興味を持ってもらいたいです!


ガルヴィを読む前に欲しくなった人はこちらからドゾー


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2011/09/11

木口が波打つ(追記あり)

チェンソーを使っていて、自分の中で答えが出ていないことがあるんですが、
Ts3v0001 Ts3v0004
このようにチェンソーで水平切りした時に木口が波打つことなんです。


最初は、カッター(この場合右カッターの横刃)のサイズが違うのが原因かと思っていて、目立てすれば大丈夫だろぐらいで別に気にもしていなかったんです。
で、少し前に人から「木口が波打つんだけど」と尋ねられそのチェンソーを見たところ、右カッターのサイズは不揃いではなく、全体の角度も大体そろってました。


んで、どーしてこうなるのかな〜と考えてたんですが、思うのはガイドバーが原因ではないかと。
溝が広がるかして、チェンが高速回転しているときに揺らいでいるのかなと。

いや、これも深く考えた訳ではなく、適当な思いつきなんですが。
ガイドバーを交換して同じチェンで切ってみたらこれが正しいか分かるのですが、まだやってません。


揺らぐと、こういうきれいな波になるのかもよくわからないし(というか考えてません)、経験上目立てをきちんとすればこういう波がでなくなるような気もしてます。

どなたか答えをもっている人いませんか〜


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と、いうわけで早速実験してみました。
つまりガイドバーを新品に交換してみたんです。

そしたら、なんと!というか、まあ当たり前のように普通に木口がきれいでした。

ということは、ガイドバーに乱れがあってそのためにチェンの動きが波打ち、写真のように木口が波打ってしまったのでした。


ただ、現場で話してた中ではチェン(目立て)が原因の場合もあるという意見もあったので、このあたり今後も気をつけて注意していたいと思います。


皆さんもなにか思い当たる事があったらコメントしてくださいね。

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2011/09/10

仕事があれば、村は元気!

連日、12号台風の復旧作業に当たっております。
川原の流木、産廃の片付けもあと一日で作業終了となりそうです。
Ts3v0022 Ts3v0020
こんな感じでいったん引き上げたものを積んでいるところが村内の至る所にあります。
今日は作業中「ユンボ」がもくれる(倒れる)という事故がありましたが、幸いけが人はなし。
残りわずか、安全作業で進めて行きたいです。


さて、この台風前に紹介したい本があったんです。



「林業の村(地域)が幸せになる」。林業に働く人々、その家族、林業地域住民みんなが幸せになること。川下業界、消費者だけが幸せになる林業ではなく、村が幸せになるための林業とは何か。その手法モデルを実践例に求めて紹介したのが本書です。
 本書が言う「幸せ」とは、林業地域に雇用(仕事)が創出され、それが長期(子から孫世代までも)に継続することを指しています。雇用を創り、長期に持続させる林業とは何か。
 そして二番目は、村に利益を残すやり方の追求です。たとえば、丸太のまま地域外に出すだけでは付加価値(雇用を含む)が生まれず、おいしい部分が外へ流出しがちです。そうならない方法とは、どのようなものなのか。
 三番目は、林業技術を地域に保ち、若い人材をどう育てるか、人材育成です。
 以上の視点で、村が幸せになる林業を私たちは全国に追い求めました。本書の実践例には大事なエッセンスがたっぷりと盛り込まれていると確信します。
全林協ホームページより)

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この本では日本全国の意欲的な地域が紹介されていて、東日本大震災で被災した地域に木造の仮設住宅をすぐに作っていた町も本書に紹介されています。
これまでの取り組みがあったからこその震災後の行動だったのか、と納得した次第です。

この本を読むと、吉野の現状にちょっとヘコんでしまいますが、吉野も地域単位で動こうとしている人達はいますし、この本(連載)に刺激を受けた人も大勢いると思うので、中の人にはがんばってほしいと思います。


とにかく、林業に熱く取り組む地域が紹介されています。
現場の人も手元においておくと大いに刺激を受ける事間違いないですよ!

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2011/09/05

台風が去って

大変多くの方から「大丈夫?」との連絡をもらいました。
僕そして家族は大丈夫です。
仕事仲間や身近な人も被害は出ていません。


昨日は消防活動に従事してまして、自宅は避難指示が出ていたため避難しておりました。
村内を流れる川の上流で土砂と流木が流れをせき止めてしまい、土石流の可能があったためです。
今日になり、僕の住む地域は避難指示が解除されました。
ただ、いまだ指示の出ている地域や停電しているところもあります。


それにしても山は大きく破壊されました。
吉野郡内で報道されてないだけで、崩壊したところはまだまだたくさんあります。
まったくとんでもないことになりました。


現場に置きっぱなしにしているチェンソーなどの道具はいったいいつ取りに行けるのか。
というか、まだそこにあるのかすら心配です。
小さいことだけど、身の安全が分かったらそんなことが気になってます。


まだ予断を許さない状況ではありますが、僕たち森林組合も重機で片付けをしたり、できることをどんどん始めています。

山仕事もできる現場から入って行く予定です。
できることからがんばって行かないとね。


とりあえずの近況報告でした。

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2011/09/03

台風の爪痕

12号台風、皆さんの所では被害はありませんか?
いつもの台風ならとっくに過ぎ去っているのに。
明日は地元でカービングショーが入ってるんですが、この調子ではどうなるか。
台風、早く抜けてしまえ!


で、ウチの村はニュースで報道された通りの被害がでてまして、いろいろと電話などもらっています。
とりあえず僕のところは大丈夫なのですが、まだ雨は降り続いていますし、どーなるか。

ウチの村の場合、水が出て被害を起こすのは大抵流木などが詰まってせき止める形になり水があふれるんです。
ニュースで報道された場所もこういう事だと思います。

Img_1030 Img_1029
まあ、ここは広いところだから大丈夫だけど、狭い谷や川だ
とやられます。


「大丈夫?」と連絡をくれた山いきの先輩と話したんですよ。
「やっぱり切り捨て間伐はいけないね〜」って。

もちろんそれが絶対悪ということではないのでしょうが、やっぱり山から持ち出していれば、例え流れたとしても量が少ないですもんね。


これだけ降ると作業道も心配です。
どこも崩れていないといいのですが。

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