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2011/08/26

刈払機での事故例に学ぶ

グランジュテ、面白かったわ〜
ていうかスゴイところに住んでる。
同じ山村でも吉野とは全然違うわ。



と、分からない人には分からない話から始めて、さて本題です。

知り合いから刈払機事故の連絡をもらいまして。

下草刈りをしているところで草と同じ高さの岩(凝灰岩)があり右から左に振ったときに岩にあたり(蕗の葉で見えなかった)二枚刃の片側の先端が細長い三角形に欠けて飛んできてヘルメット(ペツル=アルベオベント)に取り付けたハスクのフェースガードの金網を突き破り左頬に突き刺さりました。

刃が欠けた原因は先日の仕事で曲がった際に無理に叩いて直した際にヒビが入っていたようです。(欠け口を見てクラックを確認=勿体ないと思って使うと逆に危ない)

今回の事故を振り返って現場は石が多いのは判っていながら注意が足りなかった。
この現場は倒木や伐根も多いので丸刃ではキックバックが非常に怖いし効率悪し。
使っていたのは二枚刃(イ草刃)だったがこれが丸刃だったら大丈夫だったかも?
フェースガードが金属メッシュで無かったらもっとやばかった。
当たり処が上だと目で、下だと首で頸動脈を切って即死だった。


ケガの写真も見せてもらったのですが、本当にもう少しずれていたら逆に大丈夫だったかもしれないし、大事故だったかもというケガでした。
僕はこの連絡をもらい確かに「二枚刃でなかったら大丈夫だったのかな」と思いましたが、十分に経験のある人がこのような選択をしたのですから、なんとも言えません。


僕自身は二枚刃の使用は止めています。
理由は安全面ではなく、軽量小排気量の機械を使っているので、丸刃でないと切れ味やパワー面から返って効率が悪いのです。

それでもキックバックや伐根に丸刃が突き刺さったりして調子が狂ってしまい「板もの」を使いたくなる場面があります。


また、顔の防護ですが、僕は編みメガネ派でしてこれで大丈夫だと思っていたんですが、それもどうやら考え直す必要があるかもしれないと思っています。

安全と効率よく気持ちよく作業することは決して相反することではないはずなんですが、いろいろ難しいですね。


僕も先日あわやという事故を起こしていますし(こちら)、刈払機の安全作業についてその防護だけでなく、身のこなし、動作なども改めて見直してみたいと思います。

参考図書:

刈り刃が接触しない、股バンドの作り方や防護の工夫が掲載されてます。


現場での身のこなし方、いかにうまく転ぶかなど作業全般にわたって説明してあります。


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林業(刈払機)」カテゴリの記事

コメント

グランジュテ見たよ~scissors
AKIさんって1974製なんだとちょっとビックリ…
カーバー界では1974年製は変わり者の豊作年なんだとさcatface
そうそう、チップソーもコンクリ等に当てるとバチンッ!と飛んで刺さりますよcatface

投稿: たにやん | 2011/08/26 21:05

 ボクも8枚刃の破片が安全靴の芯に刺さったことが2回、法面防護ネットのきれっぱしが安全靴に刺さったのとヒザを貫通したことが一回づつ、チップソーのチップがヒザにめり込んで自分でカッターとピンセットで引っこ抜いたことが一回、チップソーのかけらが防護グラスに突き刺さったことが一回、刃の破片が目の真ん中に刺さった(1ミリくらいの鉄片ですが)ことが一回あります。破傷風ワクチンのおせわに何度なったことか・・・。ある意味チェンソーより危険な機械かもしれません。飛散するということは班員や他人を巻き込む可能性があるし・・・。でも考えてみるといずれの場合も疲れて集中力が落ちてる時に発生したんです。ということは自分で事故を呼び込んでいる可能性も・・・明日は我が身、皆さん気をつけましょう!

投稿: 林 | 2011/08/27 20:29

 あな恐ろしや、回転工具。
丸に突起の二枚刃は製造禁止ですが、イ草刃は研いでも角が出来ませんので禁止にはなってませんよね。
確かにキックバックを嫌って使いたくなる気持ちが分からなくもないですが・・・・・刃先の切れ味のみが頼りの丸刃(笹刃、チップソーなど歯数の多い製品)は石を打つと能率が低下するというお考えを否定するつもりもありませんが・・・・
一度曲げてしまった刈刃を修正して使用するのは、絶対にマズイと思います。

何の為の“熱処理”なんでしょう。刈刃の製造工程では、何度かの熱処理が行われます。プレスで抜いた後の熱処理なら“加工硬化”を除去するための“焼きなまし”でしょう。
回転工具は危険だから硬すぎちゃダメなんですよ。刃が「ゆがむ」とか「曲がる」というのは一種の加工です。それを修正すればまた加工。どんどん硬く脆くなります。それを繰り返すと勤続疲労(おっと、まちがい、そりゃ私だcoldsweats02)金属疲労となります。(厳密には違うけど。変形しなくても疲労は起こります)

カラーチェック(色粉まじりの溶液をかけてからふき取り、パウダーをまぶしてクラックを確認)をするとか、人並み外れた聴力を持ち、刈刃を叩いた音響でクラックが分かるとか、そういうんじゃないと、危なくて修正した刈刃は危なくて使えません。
そんな面倒な事よりも、一枚千数百円なのですから、廃棄した方が賢いと言えるのではないでしょうか。

 それと、網のフェースガードの下に、プラスチックレンズのゴーグルやサングラスをした方がいいと思います。紫外線から眼を守る事にもつながります。私はそうしていますが、最近は遠近両用メガネが欲しくなりました(緑内障でも白内障でもなく、歳をとっただけ?sad 遠方の女性をいちいちチェックしながら歩いてるから、近くの物が見づらくなったんだろう、というご意見は受付けできかねます)

> ある意味チェンソーより危険な機械かもしれません。

 林さんに同感いたします。
それにしても、どえらいご経験を積んどりますな~。それだけで済んでいるコト自体、神の御加護がありますよ。何か期待されてる天命があるんじゃないですか。
「私は憎まれっ子世にはばかる」で、悪運が強いんですけどね。とか、言いながらも、現場で「運が良かったなー」と思った事はありません。毎回毎回“運”で片付けちゃうと、自己反省しなくなってしまいますからね。

投稿: yama | 2011/08/27 22:57

>yamaさん
 
 はじめまして、林です。最近こそ刈払い機でのトラブルはほとんど無くなりました、体力が落ちたのか人生諦めたのか以前のような“パワー刈り”をしなくなったと同時に破損等も減りました。以前は意固地になって仕事をしていたので周囲に注意が行ってなかったんでしょうね、最近は岩を削ったり伐根に喰われることもめっきり減りました。歳をとるってのもまんざらわるくはないですね!yamaさんの目も近くてもキレイなオネ~ちゃんだったらはっきり見えるかも~。

投稿: 林 | 2011/08/28 17:40

たにやん、林さん、yamaさん、こんばんは〜

僕はかけた刃やチップが自分の方に飛んできた事はおそらくないんですよ。
少なくともケガにつながるようなことはないです。
機械操作のときは「なるべくゆっくりやろう」と心がけてるので、あまり無理な操作がないからかも。

機械操作で焦るとろくなことがないですから。
マジカルフォレスターを切った時みたいに。


>網のフェースガードの下に、プラスチックレンズのゴーグルやサングラスをした方がいいと思います。

網もナイロンメッシュとワイヤーメッシュとあるんですね。
ゴーグルは曇るので、使いづらいのではないでしょうか?


安全装備に限ると「道具と技4」の浅井さんがベターかもれません。

投稿: でき杉 | 2011/08/28 23:25

僕も刈刃の一部が飛んできた経験はありません。
悲惨防止カバーはガッツリ定位置。刃の延長線上にカバーがないと意味がありません。

フェイスガードとアイガードは分けて考えた方が良いと思います。フェイスガードで目は守りきれませんし、その逆も。

ゴーグルは湿度が高いとやはり曇ります。
でもしてないと何の仕事も怖くて出来ない感覚です。曇ったときはエンジンのシリンダーから抜けてくる温風に当てて温めます。
温かいメガネは曇りませんから。

投稿: だん | 2011/08/29 22:56

だんさん、コメントありがと〜

刈刃の一部が欠けた事は僕も記憶がないです。
チップは欠けるんですが、あれはいったいどこにいってるやら、自分の身に来た事は多分ないです。

ゴーグルのことは以前たしかブログに書いてましたよね。
ちなみに僕はハスクとスチールのを愛用してます。
仕事仲間はサムライ使ってますよ。

投稿: でき杉 | 2011/09/02 10:37

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