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2011/06/10

森林組合の不当解雇?(追記あり)

関西では結構ニュースで取り上げられているのですが、全国的にはどうなんでしょう。


和歌山県の「緑の雇用事業」を通じて本宮町森林組合(田辺市本宮町)に採用 され、3月末で組合から雇用契約を解消された元作業員3人が10日、田辺市役所で会見した。定住を促進する緑の雇用事業について元作業員は「大量に辞めさ せられている現状があり、県の定住促進とは一体何なのか」などと訴えた。

2011年6月10日紀伊民報

本宮町森林組合の元作業員らが、ことし3月末、組合から不当に雇用契約を打ち切られたとして田辺市で会見を開きました。
元作業員らは謝罪などを求めていて、今月12日に、県や市を交えて森林組合と協議するということです。
不当解雇を訴えているのは本宮町森林組合の元作業員、杉山大介さんら7人です。10日は杉山さんらが田辺市役所で会見を開きました。
会見によりますと7人は、林業に従事する人を県内外から呼び込もうと、国や県などが進めてきた「緑の雇用事業」などを通じて本宮町森林組合に就職しましたがことし3月末に不当に契約を打ち切られたと訴えています。

NHK和歌山

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今回、ここで解雇された人の中には「緑の雇用」のホームページで林業に対する意気込みを語っていている人もいて(→こちら)、こういうのを読むとなんとも寂しくなります。


報道によると、今回解雇された人の中には3月に新しく軽トラを買ってヤル気満々だったところに購入からひと月もせずに解雇され、途方に暮れている人もいました。


「補助金目当てで雇い入れて、それがなくなったらポイ捨てしている」ように見えてしまうのはマスコミの報道の仕方によるものなのでしょうか?
様々な事情のあることは重々承知です。
でもなんとかならないのかと本当に思います。

いろいろと事情はあるにせよ、このように(関西では)大きく報道されていますし、なんとか12日の話し合いでより良い方向に進むことを業界の隅っこにいる者としても願わずにいれません。


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<2011/6/14>

コメントでこの当事者の方が書き込みしてくれていますので、ぜひそちらも読んでください。


こういう人員整理、リストラという話題を聞くと、思い出す映像があります。
山一証券が廃業して当時の社長が泣きながら「社員は悪くありませんから」と会見する映像です。
そして社員たちはメリルリンチに再就職して。

せめてトップにこういう気持ちがあって行動で示してくれたら、今回のようなメディアによる大きな報道にはならなかったのかなと思いますが、このあたりは僕も報道でしか知らないので、組合の理事さんたちはこのような気持ちだったのかもしれません。


メディアによる継続取材も行われるようですので、今後の報道にも注意して行きたいと思います。


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林業(四方山話)」カテゴリの記事

コメント

マスコミじゃなくて実態がそうなってますよ。
緑の雇用では厚生年金や雇用保険などの社会保障制度に加入していることが条件となっていますが、支払ったことにして支払っていないとか往々にしてあります。
もちろんまっとうに経営している組合もありますし、変わろうと努力しているところもありますが・・・

あと、緑の雇用ではいろいろな書類を確認してその健全性を確保していることになっていますが、確認する書類はどうとでも誤魔化し可能な書類です。

投稿: | 2011/06/11 22:15

書き込みありがとうございます。
大変感謝しています。


>厚生年金や雇用保険などの社会保障制度に加入していることが条件となっていますが、

え〜っ?!と思っている緑の研修生は多いハズ。
僕もその内の一人です。


んと、僕はただのイチ現場作業員ですので、こういう制度については分からない事が多く、あまり突っ込まないようにしようと思います。
いや、ほんとわからないので。


ただ、この不当解雇というのが、本宮町だけの問題じゃないと思うんですよね。
これに端を発して同じ事例が続かないように、関係者が納得するようなところに落ち着いてもらいたいものです。

解雇が3月末でいまは6月ですから、2ヶ月ほどの間はどうしていたのでしょう。
いっその事、作業員は独立して(というか解雇されてしまっているんですが)一人親方の集まりの組織を作る。
なんだか最近、森林組合からの独立って多いような気がしているんですが。


投稿: でき杉 | 2011/06/12 01:35

 とうとう始まりましたね。森林林業再生プランによる補助制度の改革により、多くの森林組合は存続の危機にあります。内容はさておき、このような話が多く出てきそうで怖いです(うちも他人事ではない)

 国の方針が決まっている以上、そっち向きに方向転換しなきゃいけないんですが、取り残されたり、まだそんなに危機感を感じてない組合も多いと思います。

 方向転換ていうのも、私のところでは答えは決まってます。(人数減らす&木材搬出メインにする)

 少数精鋭にしなければ、今回の改革は乗り切れないってことです。問題はその決断をいつするのか?

本宮町森林組合さんも、やり方はどうあれ、そういった苦渋の決断をされたかもしれませんね。

投稿: horo | 2011/06/12 09:07

補助金だよりでなぁなぁ仕事してればそうなりますよね。緑雇用が特別な状況でその間にいろんな面で近代化しなければならないときにも変われなかったんだからしょうがないのかな、と。後継者不足はかなり改善されたという点では制度の評価をしてるんですけどね。若いのが大量に入って雇用条件もかなり改善しましたよ。
森林組合に限らずどの企業体でも努力しなければ生き残れなくなりましたね。当たり前がやっと山の中でも常識になってきた感があります。

再生プランで搬出重視になるのはいいんだけど、供給増やしても需要がなければ値崩れするだけというジレンマは解消されるんでしょうか??いまだに震災需要も見込みがつかないようなので???ですね。
そういう意味では本宮町森林組合の幹部の決断もわからなくもない。林野庁にそう何度も騙されたくない防衛本能でしょ。

投稿: bota | 2011/06/12 13:22

はじめまして。本宮町の杉山です。
結構大きなニュースになっているのに驚いている当事者そのものです。
先ほど組合、県、市、元労務者の話し合いが終わり
家にかえってきたばかりです。

投稿: 杉山 | 2011/06/12 19:07

horoさん、コメントありがと〜

前から話していた事がついに現実になったという感じですね。

ほら、僕は楽観的だから「大丈夫だよ〜」なんて言ってたら、horoさんは「いや、やばいですよ」って言ってたもんね。
今回のコメントも非常に的確です。

ついに林業にも世間では当たり前のことが押し寄せてきたということでしょうか。

もちろん、わかるんだけどね。
リストラって、世間ではもう慣れた言葉だけど、実際に自分の業界で起こるとビクビクするわ。

投稿: でき杉 | 2011/06/12 22:30

botaさん、お久しぶりです〜

再生プランは、業界へのショック療法だと思っているんですが、やっぱりこう現実に見せられるとなかなか割り切れないものがあります。

>供給増やしても需要がなければ値崩れするだけというジレンマは解消されるんでしょうか??

エライ人は解決策を考えているハズ?

投稿: でき杉 | 2011/06/12 22:41

杉山さん、はじめまして。
また、コメントありがとうございます。

(実名で取り上げてしまって申し訳ありません。
最初は伏せ字にしていたのですが、リンク先で公開されているものをこちらで伏せ字にしても、、という判断をしました。
もし、問題あれば伏せますのでその旨、メール、コメントしてください)


さて、話し合いはどうなりましたか?
本宮の話は結構早い段階で吉野にも伝わっていました。
それくらい衝撃は大きかったです。

マスコミは継続取材はしないでしょうから、差し支えなければ、どのような方向に向かうのかだけでも、教えてもらえると、全国のこのニュースが気になっている人にとって参考になると思います。


投稿: でき杉 | 2011/06/12 22:46

お返事ありがとうございます
実名の件は問題ありません。
今回の話し合いについては、森林組合とは事実確認の時点において全くの平行線をたどりました

マスコミの書き方の歯切れの悪さは組合と労務者の意見の食い違いが原因で、記事にするのがとても困難な状態だと思われます。

とはいえ、マスコミの取材は全国の緑の雇用の実態調査もふくめ継続した取材の意思を複数のテレビ、新聞、が表明してくれています。
とてもありがたいことです。

本宮町の解雇問題については、東北の震災、森林林業再生プランによる補助制度の改革を理由にした人員整理だと私は推測しています。
和歌山県では森林組合の合併が計画されており
合併時に森林組合に借金がある状態だと、総代や理事に負債の整理を求められるとの理由で
不債分を押し付ける子会社を作り
組合をペーパーカンパニー化して合併に備える
そのための人員整理だったのではないかと私は個人的に思っています。

まだ書きたいことは沢山ありますが、今日はとてもつかれたのでもう寝ます
おやすみなさい


投稿: 杉山 | 2011/06/13 00:42

はじめてコメントさせていただきます。
このたび森林組合につとめることになったものです。
勉強不足っだったのか、再生プランによって補助金が目減りするとは認識しておりませんでした。
集約化による搬出間伐に取り組むことにより補助が手厚くなるとの認識で、ここはひとつ山主さんたちに営業をかけまくやるかと意気込んでおりました。
もう一度、再生プランにかかる補助金制度を勉強しなおしたいと存じます。

投稿: KILIN | 2011/06/14 13:52

はじめまして。
私も県内Iターンで移り住み、緑の雇用で働いています。

私の組合では緑の雇用で入った人だけで20人近くいます。

正直明日は我が身だと思いました。

来るもの拒まず去るもの追わず。入社面接はあってないようなもの、明らかに補助金がなければ不合格になるような人も入っています。

私達作業員は日当なので、仕事量が増えず作業員だけ増やせば、最終的には仕事の取り合いになり、さらなる待遇の悪化にならないかと心配しています。


杉山さん。よければ今後の動向も詳しく報告してほしいです。

投稿: JUMBO | 2011/06/14 19:00

杉山さん、コメントありがとうございます。

「全くの平行線」ということは、解雇された皆さんはいまだ失業状態なわけですよね。
もう他の仕事を探している人もいるのでしょうか。
このまま時間ばかりが過ぎて行くと言うのは、厳しいものがありますね。


>本宮町の解雇問題については、東北の震災、森林林業再生プランによる補助制度の改革を理由にした人員整理だと私は推測しています。

そうですね。
世間的にもこのように説明されてますし。


ただ、

>組合をペーパーカンパニー化して合併に備える
そのための人員整理だったのではないかと私は個人的に思っています。

奈良県も組合の合併がありましたが、人員の整理というのはあまりなかったように思います。
事情が異なるとはいえ、本宮町森林組合(や県)にはもう少し配慮して欲しかったと思います。


メディアの継続取材もあるということで、不安に思う全国の研修生達の気分を少しでも落ち着かせるものになればよいと思っています。


杉山さん、大変だと思いますが、良い道筋が付く事を祈っております。

投稿: でき杉 | 2011/06/14 23:12

KILINさん、初めまして。
就職おめでとうございます!

補助金が減る、というよりも補助金の配分方法が変わると言った方が正確です。

これまでは育てる分野にお金をつぎ込んでいたけれど、これからは収穫分野にお金を使うということです。

この流れについていけない所があたふたしているんですね。
そしてほとんどの所が苦労しているという。。。

なので、山主さんに営業かけまくるのは、全然正しいので、これからもがんばってください!!

投稿: でき杉 | 2011/06/14 23:18

JUMBOさん、初めまして。

>私の組合では緑の雇用で入った人だけで20人近くいます。
正直明日は我が身だと思いました。

ビビビ、っと来ました。
危ないですね、本当に。
僕もイベントや仲間の集まりで研修生の話をいっぱい聞いてきましたが、こういう組合が一番危ないです。


不安を煽って申し訳ないです。
こんなことを書いている僕だって、来年どうなっているか分かりません。
職員さんも分からないんですもの。


ただ、再生プランにより現場にこういう激震が走るのは分かっていた事です。
作業員、職員さん一丸となってこの荒波を乗り切っていきたいものです。
(が、こう考えているのは作業員だけだったりして、、、)

投稿: でき杉 | 2011/06/14 23:26

補助金の簡単な補足をしておきます。
23年度からは、原則搬出間伐しか補助対象になっておりません。しかも、森林経営計画に位置づけられていて、申請時に5ha以上まとめて(集約化※一施工地は0.1ha以上、複数の所有者による共同申請可能)申請の平均搬出材積が10㎥/ha以上でなければなりません。

 ですので、5施工して全体で50㎥搬出できていれば、中で、切り捨てしててもOKってことなんですが、落とし穴があります。切捨てする面積が増えると、平均搬出材積が減り、補助金額も目減りします。施工した区域の所有者が同一人物である場合はいいのですが、搬出する区域と、切捨てを行う区域の所有者が異なる場合、搬出させていただいてる方が不利になってしまいます。
 公的な目線でいえば、集約化してるから関係ないじゃん!って感じなんでしょうが、実際はそうはいきません。どのように交渉していくか・・私自身も悩んでいます。とりあえず最初は大面積所有者から始めることになるんですが・・・。難しいです。ハイ(ノω・、)
 

投稿: horo | 2011/06/15 08:45

すいません、補足の補足です。
訂正>5施工して→5haです。

あと、搬出間伐のみって書き方しましたが、下刈、除伐、枝打ちも出来ます。これらは一施工地0.1haから申請可能です。ただ、詳しい単価などは、各県によって異なるらしいので、各農林に聞いて頂く方がいいですね。

投稿: horo | 2011/06/15 15:31

しかし、ひどい話です。調子がいい(補助金がある)ときは、来てくれ、来てくれで、やれ山村に定着してくれる者が少ないと文句を言い、調子が悪くなるとせっかく定着してくれた者の首を切る。これでは誰も森で働こうという気にならなくなってしまいますよね。情けないです。

投稿: toratora | 2011/06/15 19:56

全森連で緑の雇用の業務に携わっているものです。個人的な意見ですが、この制度自体に限界があります。尚、本年度の補助金は昨年度の半分強です。来年は更に減らされるかもしれません。話をすり替えるつもりはないですが、現状の買い手市場を改善しないと本質的な道筋は開きません。外材は決して安いものではありません。ただ、安定供給のシステムがあるため、そちらに市場が傾いていると思われます。そのシステムの基礎を作ってもらうための緑の雇用です。

投稿: くらとむ | 2011/06/15 21:01

くらとむ様
確認させてください。
1)本年度の補助金が昨年度の半分強というのは「緑の雇用」にかかる補助金ということでよろしいでしょうか?
2)「現状の買い手市場を改善しないと・・・」とは、木材の価格決定権が山元に無いということでしょうか?それとも雇用の決定権が雇用側にあるということでしょうか?
3)「システムの基礎を作ってもらうための緑の雇用」とは、材を安定的に供給するために不足している労働力を確保するという認識でよろしいでしょうか?
よろしくお願いします。

投稿: KILIN | 2011/06/15 22:15

horoさん、補足コメありがとう〜

職員さんの苦悩がよく分かります。
現場だけじゃないんですよね。

horoさんのがんばりだけではどうにもならないこともあると思いますが、なんとか頼みます!!


投稿: でき杉 | 2011/06/16 00:10

toratoraさん、コメントありがとうございます。

森で働きたい人って確実に増えていると思うんです。
「緑の雇用」は窓口の一つとして非常に有効だったと思うんですよね。
それが今回の件で、冷や水を浴びせたような形になってしまったのが残念です。

「仕組み」はよいものでもそれを動かそうと思うと、いろいろと難しい事が出てくるのでしょうね。

投稿: でき杉 | 2011/06/16 00:13

くらとむさん、はじめまして(ですよね?)。
コメントありがとうございました。

「緑の雇用」に対する補助が減るんですよね。

今回の本宮町の件は、「緑の雇用」と「再生システム」に伴う補助金の変更と分けて考えないといけないような気がします。

縮小方向にあっても「緑の雇用」は無くなってほしくないです。
森で働きたい人は確実にいます。
入り口は多い方がいいですし、緑の雇用の成功例だって多いと思うんです。


投稿: でき杉 | 2011/06/16 00:19

2chの林業板でも話題になってます。

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/agri/1307843484/l50

投稿: しん | 2011/06/16 05:39

しんさん、情報ありがとう!

投稿: でき杉 | 2011/06/16 19:25

KILIN様
こんばんは。わかる範囲での回答となりますが参考までに。
1)半分強となるのは「緑の雇用」分です。具体的なところで、研修のための福利厚生費の助成の削除(住宅費のみ継続)。高性能林業機械費の助成の削除。(一部可)無償で支給していた資材(服装関連、道具関連)の削除。
2)すみません、この分野は管轄外なので田中敦夫さんのブログ(http://ikoma.cocolog-nifty.com/moritoinaka/)
、著作からの転用です。この研修のために切らなくてもいい木を伐り、結果、供給過多という悪循環も発生しているみたいです。
3)「緑の雇用」は、労働力の確保、また、高齢化に歯止めとかけるための手段に過ぎません。本来なら、同時進行で伐った木をユーザーへ届けるシステムを構築しないといけないんです。

投稿: くらとむ | 2011/06/16 21:49

でき杉様
はじめまして。「緑の雇用」の継続希望とのこと、自分もそう思います。ただ、その後の定着率との兼ね合いになるかもしれません。
たくさん入れてたくさん辞めるより、入った方をいかにして続けさせるか、という方向へ変わってきています。そのため、今後は「雇用」色より、「キャリアアップ」色が強くなっていきます。
しかし、実際に、現場を知っているのは各県森連の方なので最終的な判断はそちらになります。(県によって組合との力関係は様々ですが)
自分もまずは、ひとつお手本となる成功例が必要だと思います。決して、助成金に頼らず、経営を成り立たせた組合。残念ながら、かの有名は日吉町森林組合はこれには該当しません。
むしろ、民間の方が良いお手本かも。

投稿: くらとむ | 2011/06/16 22:05

 何度も同じことを繰り返してます。
「学習する」ということが無い業界だと思っています、悲しいけれど。

お金が無くなれば(事業量が減少すれば)リストラ、増えれば増員、この繰り返しです。“痛みを伴う行財政改革”の時も同様だったでしょう。それより昔だって同じですよ。
急に増員できるとは限りませんから、そんな時は、一旦辞めてもらったお爺ちゃん達を呼び戻したりしてね・・・・

それで、問題は「デキル人」が居なくなってしまうことです。
組合や事業体は人件費を抑えたいですから、低賃金でも働いてくれる、独身の若者か、子供が育ち上がった高齢者を「残す人員」とする事例が多いでしょう。だから、ライフサイクルが、生活費がかかる波に入っている人々は、リストラ対象になってしまうと思われます。
中堅=リストラの構図。

そして、日本の企業全般に言えると思いますが、リストラは不公平です。デキル人が残されるわけではなく、扱いやすい出来ない人が残る事が少なくないのです。韓国や中国にアッと言う間に追いつかれ、追い越されるのは当たり前。
幹部や経営者は、自分よりデキル人々が気に入りません。そして、自らが引退した時に「前任者は良かった」と言われたいから、後任の育成もしません。よって、自分にすり寄って来る自分より劣る人々が好きなのです。
企業の未来より、日常の快適さが勝ってしまうんですね、悲しいことに・・・
デキル人=リストラの構図。

 元日参(仮名)の人が緊急雇用で同じ作業班に居た時、刈るロス・轟音(仮名)をえらく罵っていました。「あんな事は再構築(これが真意のリストラ)じゃない!だたの解雇(これが定着してしまったリストラの概念)だ。誰にだってできる。日本人じゃないから思いっきり出来たんだろうさ」という様な内容だったと記憶しています。
あのやり方は私も抵抗がありますが、企業として生き残る為にはしかたない方法だったのかも知れません。
“不当解雇”を断腸の思いで実施するなら、本当に「腹切って死んだ方がマシ」位の勢いで悩んでもらわないと困ります。

 日本は資源の無い国、あるのは人だけだ。人(人財)の育成こそが国の発展の鍵となる。
どこかで聞いた言葉ですよね。
いい加減に学習して欲しいものです。
第一次産業こそは「人」だと思うのは私だけではないでしょう。補助金を出す行政は、もっと組合・事業体経営に口出しして良いとも思いますし、奇特な林家・組合・事業体はもっと情報発信して欲しいとも思っています。
くらとむさんのところ(全森)にはそういうコーディネートの役割も担って欲しいと期待しています。(申し送れました。はじめまして!ですね)
賢く口をつぐんで見て居ようかと思いましたが、結局書いちゃいましたね。バカだから私。

投稿: yama | 2011/06/18 02:07

くらとむさん、コメントありがとうございます。

僕の奈良県では大量に入れて「はい、さようなら」というの例はあまり聞いた事がありません。
奈良県の定着率は良いはずです。

助成金に頼らないというのは組合には無理でしょうね。
林業と一言で言っても幅広いですから、いろいろとあると思いますが、日吉町に続く、「星」が出てきてほしいものです。

投稿: でき杉 | 2011/06/18 21:24

yamaさんの書いていることよ〜く分かります。

びっくりしたんですが、「追記」を書くときに山一と日産のことを書いてたんです。
日本社会にリストラの衝撃をもたらしたのは、ゴーンさんですから。
アップするときに読み返してゴーンさんのくだりは削除したんですけど。(長くなるから)


いろいろあるんですけど、一つだけ。

>第一次産業こそは「人」だと思うのは私だけではないでしょう。

いや、ほんとそう思います。
『現代農業』って本があるんですよ。
農家の知恵比べみたいな本で。
創意工夫が面白いんですよね。

林業でもこういう本ができたら良いのに、といつも思うんです。
業界には面白い人がいっぱいいると思うんですよ。
もちろん、「森林」と広くくくれば一般書として通用すると思うんですよね。
最近のメディアでは「農」よりも「森林」の方がクールなイメージでとらえられているようなので、そういうのも利用して。

まあ、きりがないのでこの辺で。
僕にできるのはこのブログだけなので。

投稿: でき杉 | 2011/06/18 21:33

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