チェンソーの刃の種類について(追記あり)
こんなメールをいただきました。
質問です、21,25,91,95などいろいろなサイズがありますが、それぞれのメリット、デメリット教えてください。
とのことです。
普段は40cc弱のチェンソーで25APをつけてお仕事されているそうです。
その切れ味に満足しているけど、さらに向上、勉強したいとのこと。
僕は上記すべてのチェンを所有していますが(一部類似品ですが)、語れるほど使用していないチェンもありますので、コメンテーターの皆様が使っているチェンに付いてそれぞれメリットデメリットを書いてもらえると助かります!
ーーーーーーーーーーー
と、ここで僕の考えも追加しておきます。
僕はゼノアG375、G3700を所有しておりまして、それぞれピッチを1/4、325にしています。
なので、質問の91は使用した事がないんです。
一応所有している電気チェンソーは91なので、チェンはリールで所有していたりするんですが、使用感はよくわかりません。
<21>
メリット 丈夫
デメリット チェンソーのパワーが必要、プッシュバックが強い
<25>
メリット 最初のカットインがスムーズなので、枝払いも楽。軽い
デメリット 外れやすい、弱い
<95>
上記21、25の中間というか、いいとこどりを目指したチェンと考えます。
僕は325ピッチが好きなんですね。
だって、複数のチェンを試せるでしょ。
メジャーなチェンでも20〜22のBPLPに95って。
リムスプロケットも使えるし。
目立ても、325の後に1/4は数が多くて疲れます。
カッターも小さいし、見えづらいのよね〜。
あ、歳というか乱視が酷くてですね、と言い訳。
個人的には最終的に25と95を使うようにしようかと思っています。
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コメント
私は、20BP(時々間違えて21と書いたりするけど。)と25AP、91VXとVXL、73LPXを使っています。
研ぎ方を知らないうちは、91と73がそこそこの研ぎでも切れます。
25は 研ぎ方が判らないと、切れ方が明暗両極端に分かれます。(丸棒の時は)
20は、何となくは切れるけど、うまく研がないと切れる刃にはなりません。
木口は25APと91VXLが割合きれいです。(研ぎ角度を変えると、もっときれいになります。)
私の今の印象はこんな感じですが、もう少し切れると言う事が判ると どの刃も同じような切れ味に(木口のきれいさを除けば)仕上がるような気がしています...が?
投稿: 千田 | 2011/02/09 16:04
『ワンピース』ってバカ売れしてるんですね。
しかも大人に。
ベースは「七人の侍」?
「己のことばかり考える奴は、己をも滅ぼす奴だ。それが戦(いくさ)というものだ」勘兵衛役の志村喬っていい役者だと思います。
カッコイイのは久蔵。おすすめの映画です。
ワンピースと七人の侍、25APと21BP、比べちゃいけない様な気もしますがどうなんでしょう?
25
↓
95=20→21→22
↓
91
この関係は、既にご存知ですよね。
25、95、21は使った事(使っているのも)があります。91は無いです(スチールの相当品は有り)
ピッチが長くなると、切り子の排出が良くなるという利点があります。木は木屑になると、ものすごくボリュームアップしますからねー。
しかし、回転がスムーズじゃなくなりますよ。
ソーチェーンの外れ難さは以前に書いたとおりです。
ゲージは狭い方が切れ味が良くなります。ガイドバーに負担を掛けて、頻繁に曲げてしまう人には向かないですが。
目立てがシビアに影響するとか、切り口がキレイとかにつきましては千田さんのサイト(ものすごい熱意のサイト)の画像と千田さんのコメントを御照合下さい。なるほど!と思えるまでよく見てね
お話は変わりますが(来たぞぉー、長話)
手挽き鋸には「縦挽用」「横挽用」「留め切り用」が有るのはご存知でした?
「枝挽き用なら知ってる~(´▽`)/」
いいお答えですね~(山上彰?)
留め切り用は、斜め挽き専用の鋸です。
所有してないので想像になりますが、一部の枝挽き鋸の様に、縦目と横目の両方が混ざっているのだと思われます。
枝座を残して切る分には楽チンですが、双曲線の様に繊維が立ち上がりかけた所、即ち枝座の上を切ろうとすると大変ですよね。
それで縦目を少し入れてあるわけですが、斜め挽きも似たような角度で繊維を切るので、縦目入りなのではないかと思った次第。
チェーンソー講習では、上刃がノミで横刃がナイフだと教わりますが、Rの部分の事は無視。
そうやって、ないがしろにするから、キレル爺様が出来ちゃうんだぞ!(私か?)
どないしてくれるねん
最近は広角の受け口も流行り出し、斜め挽きの距離も長くなりました。
また、Rの部分は普通に使っても、斜め挽き相当の仕事をしてる様に思います。
向こう側(緑遊)に千田さんが書いて下さいましたが、教科書通りの目立てだけではなく、色々やってみていいのだと思います。
グルメは美味いものばかり食べてるからグルメじゃない。同じくらいマズイもんも食ってるはず。
切れ味が落ちるかも知れなくとも、少し変えたりしてトライするのは大切だと思います。
そうでしょ
海賊王ならぬトライ王、出来杉様。
「七人の目立てオタク」って誰と誰?
オラは違う。違うんだってばよぉぉぉ~。
投稿: yama | 2011/02/09 22:46
(◎´∀`)ノお久しぶり、O県のゴトウれす。
ラインナップからして.050ゲージぐらいのチェーン
の話だと思いますが。私の個人的使用感の話として。
1位.スチールピコマイクロコンフォート3(以下PMC3)
切れ味、耐久性、軽さの三点でバランスが良い。
2位.オレゴン95VP
長切れする、(切れ味の劣化が鈍い)
.050のチェーンの中ではリンクが深い、外れにくい。
.050の中では重い。
3位.オレゴン91VS(VX)
切れ味はPMC3と遜色なし、ただし、角やすりでカッティングコーナーの内側を擦るような目立てを
すると、横歯と上歯の継ぎ目から折れる事がある。
カッターが短いのでPMC3より長持ちしない。91vxlは使用したことがありません。
4位.オレゴン25AP
リンクが一番浅いので竹やぶで使用するとよく外れる。
カッターの数が多いので目立てに時間的コストがかかる。
物理的ダメージに弱い、石や金属に当てると全く切れなくなります。
目立てが完璧と仮定すると、切れ味だけはトップかもしれない。
軽い。
5位.オレゴン20BP
丈夫、物理的ダメージに強い。
重い。
こんな感じです、40cc以上の排気量の機材で使用した場合1位と2位が入れ替わるかも知れません。
林業の現場で使用する場合やはり腐っても鯛、スチールPMC3が信頼出来ます。
ただしスチールはチェーンとバーがスチール純正であることがその性能の100%引き出す条件なので
バーが社外品であると完璧とは言いがたい。(社外品のバーで使用する事も可能ですが推奨はしません)
あ、私「7人の侍」より「椿三十郎」のほうが好きです、「7人の侍」も嫌いではないのですが、あれは長すぎる(笑)
投稿: gotoれす | 2011/02/12 19:21
共立の37.7CC 25AP 40センチハードノーズ 仕様ですが、35センチスプロケットバー仕様にするともっと気持ちよく切れるのでしょうか?
投稿: きこりん | 2011/02/12 20:07
ホントお久しぶりですねgotoさん。
それとなくクイクイ引っ張ってみてたんですが、お出ましになられないから「どうしちゃったんだろ~」と、思ってたんですよ。
で、話題がさんじゅうろ~
七人の侍の菊千代の刀って、異常に長くないですか。つかえないですよね、普通。
一方、三十郎はあの抜き方(ラストの殺陣)が出来るんだから適当に短いハズ。
ガイドバーも、少し短めかなというくらいが丁度いいと思いますがどうでしょう。
きこりんさん、はじめまして。
チェーンソーのエンジンのパワーは「有るようで無い、無いようで有る」です。危険な目にあうと、そのパワーに驚き、普通に使っている時はアクセルレスポンスの悪さにイライラしたりもします。
エンジンのせいにするのは、ほんとは可愛そうでして、実はパワーが食われちゃってるんですよね。gotoさんのコメントから、オレゴンがスチールに比べるとマッチョと分ると思いますが、排気量から考えると、重さはバカにできないファクターだと言えます。(25APは使用感が軽い、ショートピッチだから。3/8を使った後、1/4の目立てすると、バーが長いとめまいがしそうになる)
お察しの通り、バーが長いほどパワーが食われます。先端でも駆動系(スプロケ)でも食われます。交換式や超軽量でもなければステライト加工のハードより、スプロケットノーズの方がバーは安価ですから、お試し下さい。
リムタイプの駆動スプロケットも値の張るものではありませんから、これまたお試し下さい。
好みは人それぞれですから、絶対にいいよ、とはコメントできませんねー。長所ばかりではありませんから。
投稿: yama | 2011/02/12 22:43
yamaさんも、本当に百戦錬磨ですね!
だから、いろんな事が書けるのかもしれませんね。
いよいよ、チェーンソーの本質論に入ってきましたね。
刃の種類や目立てだけではなく、ゲージの幅、ドライブリンクの深さ、バーの長さ、排気量。
たぶん、誰も判らないので 言いたい放題感じた事を言った方が良いのだと思います。
そんな話は、先輩が「こうなんだ!」と言っているだけで、本当は良くわからない話だと思います。
私だって、同じエンジンと同じバーサイズで使っているのは、91VXと91VXLだけです。
VXLの方が切れると思いますが、目立ての違いかもしれません。
25APは、20ccクラスのエンジンで使っているので、35ccクラスのつもりで使うと、切っている途中で止まってしまいます。(笑)...でも、それなりに使っているので、不便だとは思いません。
みんなで、それなりの持論を言ってみると 以外と新しい事が判ると思います。
最初の質問は素朴な質問ですが、凄く難しい質問です。
...そろそろ、話題について行けなくなりそうです...。
投稿: 千田 | 2011/02/13 20:11
皆さん、ありがとうございます。
僕にメールをくれた人はこれを読んでくれてるかな〜。
僕の意見も書くつもりですが、とりあえずエントリーに追記する形にしようと思ってます。
あと、皆さんのコメントで僕が聞きたい事もあるんですが、今日は時間がないので、また後ほどよろしくお願いします!
投稿: でき杉 | 2011/02/14 22:34
色々なアドバイスありがとうございます、いろんな方の経験を聞いていると自分も325ピッチ、95チェーンを試してみたくなりました、共立のCSVE376ですが、今25APですが、325ピッチ改造できるのでしょうか?今はスプロケットですが、リム式に交換できるのでしょうか?誰か機械に詳しい方おられませんか?
投稿: きこりん | 2011/02/15 20:58
私は、共立は借りて使ったことしか無く、メンテした経験が無いので・・・きこりんさんゴメンね。
どなたかお詳しい方、よろしく!
出来杉さん、二人目が誕生してからが子育ての醍醐味ですよ。忙しいでしょう、大変でしょう、ウフフ
入浴も、風邪をひかせちゃ大変だから、段取りが大事ですよね。
「目立て」で検索すると、トップに表示される様になっちゃってますが、私が混乱するコメントばかり書いてると、下がっちゃいますかねー。
また、書いちゃおうかなー(o^-^o)
刃先のトンガリも大事ですが、実は笹刃同様に逃げ角も、かな~り大事です。
刃先がちょっと丸まっても、切れる事は切れます。パワフルなマシンの方が長切れしますよね。毛羽立ちを起こそうが何だろうが、ぐいぐいソーチェーンを引っ張れば切れるんだと思います。
刃先が丸まれば切削抵抗が大きくなります。
ですから、非力なマシンは、すぐに目立てしなおした方が賢明です。
しかし、逃げ角、これが無くなると切れません。
ハードクロムメッキの層が剥がれると(よく、メッキ層が後退した等と言ったりする)切れないでしょう。つまり、笹刃で言うところの、刃背(逃げ面)が全面真っ黒ではなく、刃先側が光っている状態と同様です。
これはあいにく、パワーが有っても切れません。
ついでに、切り子の厚さですが、薄い方が長切れするという事はないと思っています。(反対のご意見もあります?)
そういう点では、全速回転させて薄く削っていくのと、少し回転を下げて厚く削っていくのでは、後者の方が長切れするはずです。
一方はエンジンに過酷で、一方はソーチェーンに過酷です。何事もほどほどにね
すごくまともな事を書いてる様に見えますね。

それがyamaの危険なところなんだな~。
ウフフ
本題と全然違ったコト書いてますよね、いつも。
それが「後々になると、分らなくなっちゃう~」と頻繁に通って頂く皆様へのサービス精神なんですよ。(逆に誘引戦術?)
ウフフ
投稿: yama | 2011/02/15 22:31
きこりんさん、今、調べました。
25APの他に、95VPと21BPが用意されているみたいです。ドライブスプロケットは、25はスタータイプ、95と21はリムタイプになる模様。
ガイドバーは95、21ともに40cmバーのみ。
共立のサイトの「取説ダウンロード」ページからPDFをダウンロードすると、そこに記されていますよ。
スプロケットノーズの有無はわかりませんでした。
投稿: | 2011/02/15 23:04
いろいろ調べてもらってありがとうございます、今日初めて35センチスギハラスプロケットノーズ、25AP仕様でやってみました、びっくりするぐらいよく切れました、今までの40センチ軽量ハードバーもういらないっていうぐらい(笑い)きつめにチェーン張っても大丈夫だし、今まではハードノーズバー先端が絞ってあるタイプだからきつめに張るとすごく抵抗があるみたいだったので、今度のはエンジンがすごくかるーく吹け上がります。もっと早くから調べてればよかった、今度95の325ピッチどうにか改造してつけてみたいです、着くのかなあ?まあメーカーで同じ機種で95,21.仕様があるんだから何か変えればつくような気が。詳しい方ゼヒ教えてください。
投稿: きこりん | 2011/02/16 17:24
おっといけない、投稿者名を書き忘れました。失礼しました。
杉原さんのとこ(ダイアトップ株式会社)ですか、その手がありましたね。
「ガイドバー ダイアトップ」で検索して頂くと、一位表示されますから、そちらで調べるか、問い合わせていただくと良いでしょう。
私も使ってますよ。新品にはデカデカとメーカーロゴが入ってますが、良く見ると小さく「DIATOP」と書かれています。
お隣の国が、激安ガイドバーを出しているのを、以前にネットで見かけましたが、今でも売ってるんでしょうかねぇ。私は、試す気は無いんですが、お使いの方はレポートして下さいね
投稿: yama | 2011/02/16 21:44
皆さん、コメントありがとうございます。
んと、yamaさんのコメントそのまま的中でして、赤ちゃんに風邪を引かせてしまいました。
お兄ちゃんからうつるという典型的パターンです。
なので今日はお仕事休んで病院です(´・ω・`)
あの、きこりんさん、共立は分かりませんが、ゼノアと似ているのでコメントすると、ゼノアサンナナも25、21シリーズ、95を装着する事ができます。
25と21、95はピッチが異なりますので、本体のクラッチドラムを交換しないとダメでした。
僕は1/4から325へ交換しましたよ。
同時にスパーからリムにしました。
まあ、きこりんさんの場合は25のままでも良いようにも思いますが、いろいろと試すのも面白いですよ!
他、コメントしたいのですが、また後ほど。
投稿: でき杉 | 2011/02/17 09:07
やっぱり、いろんな話が出ますね!(笑)
排気量とバーの長さの関係は前にも書きましたが、1cm/1ccを目安にしています。(実際は、もう少し多い排気量が必要ですが、あくまで目安です。)
で、やっぱり21(20,22)BPの評価は皆さんほぼ同じですよね。
材質が特別だとかというのは考え難いので、たぶん刃の曲げ角度(水平に対する)か、目立て角度の問題だと思います。
...たぶん、21BPも目立ての仕方で切れるようにできるのだと思います。でも、その時は刃の持ちも悪くなるんでしょうね。(?)
良く切れると言う事と、刃が長持ちするという事は反対の要素なので、うまいバランスをとるのが大変なんですよね!
投稿: 千田 | 2011/02/17 19:21
赤ちゃん風邪ひいちゃったんでちゅかー、それはたいへんでちゅね。一年目はあんまり病気しないとか、女の子の方が丈夫とか言われてますが、こう寒くっちゃね~。
ラニーニャ(スペイン語で、女の子の意味)のせいだー!夏は熱いし、冬は寒い。
かと言って、エルニーニョのマイルドさが好ましいわけではなく、冷夏暖冬では売れるもんも売れなくて、景気に影響しそうです。
んでも、雪にはホントに参るど
> 良く切れると言う事と、刃が長持ちするという事は反対の要素なので
色んなこと書くと、千田さんが笑ってくれそうですので、またテキトーなウケ狙いのお話。
[刃先角55度]+[逃げ角5度]=[切削角60度]
この理由について解説をした某講師いわく、
「竹を立てて真っ二つに切る。直角に刃を入れたのでは抵抗が大きい。斜め過ぎると切断距離が長くなる。丁度いいのが55度。だから刃先角は55度」
お~い、ホントかよ~(゚д゚lll)何の関連性があるんだー、というのが私の感想。
一般的に、削るという事においては、切削抵抗は切削角50~60度付近から上昇すると言われています。
そこで私の考え。大は小を兼ねるで、大きい方の数値60度を採択した。(かなり嘘っぽい?)
その方が、抵抗も上がらずに、刃は丈夫に出来るから。(マジっぽく思えて来ました?)
それでは混乱するお話。
間違えました。
削って最も抵抗がかかる面はどこでしょうか。もちろんコグチ面(年輪面)です。鉋にはコグチ削り専用鉋というのがあります。どこが普通の鉋と違うかというと、逆目は関係ないので裏金が無い、そして仕込み勾配が緩いんです。緩いんです、緩慢なんです、エルニーニョなんです・・・・しまった
そう、切削角が小さく作ってあるんです。
これが、私が長切れを重視しないなら、横刃は鋭利に研いだ方が良いでしょう、と以前にお書きした理由です。
で、上刃は最も抵抗がかからない面を削っていますから、切削角はお好みでどうぞ。60度超でもかまわないと思います、それがお好みでしたなら。
普通は、刃を潜り込ませ、食いつかせたいから、それなりの角度にはなりますよね。
「緑遊」に、だんさんが45度が目一杯というような内容のことを書かれていましたが、角度が鋭角になりすぎると、逆効果になってしまうでしょう。
当地ではインフルエンザが猛威をふるっています。
出来杉さんご家族が寝不足にならぬ様、早く風邪が治る様、お祈りしてます。
投稿: yama | 2011/02/17 21:59
yamaさん、切削角(刃物角)は、90度までは有りかなと思っていたら、金属加工の世界ではそれ以上の角度がありました。(笑)
切れるという事は、鋭角なら切れると言う 我々の感覚とは違う事のようですよ。
そして、上刃のめっき面が大事なような感覚でしてが、大事なのはヤスリ面のほうの角でした。
今日、2ヶ月ぶりにチェーンソーを使って 玉切りをしました。(苦笑)
桜の古木の元玉を割っていたのですが、斧では刃が立たなくなりチェーンソーを引っ張り出しました。
20BPを使いましたが、切れ味が悪い感じだったので研いだばかりの91VXLに取り替えたら、余計切削速度が落ちました。(切れている感触はあるんですけど、切削速度が遅い!)
どちらのチェーンソーも35ccで、バーサイズも40cm。 当然20BPの方は青息吐息なのですが、それでも切削速度は速いんです。
使っている方は、遅いなぁ! と言う感覚なんですが、91VXLより早く切れていきます。
1刃あたりの削る量が多いんでしょうけど...?
刃の形状をあらためて見ても、違いがわからないけど どこか違うんでしょうね。
ガツガツ食い込む20BPの目立て位置は どこ?(笑)
投稿: 千田 | 2011/02/18 21:25
> 桜の古木の元玉を割っていたのですが、斧では刃が立たなくなりチェーンソーを引っ張り出しました。
十分に枯らした桜ですかー、厳しいモノ切ってらしゃいますねー。
縦挽きなのでしょうか。縦なら上刃バイアス角(目立て角とは呼ばない事にしましょう、と提案)は12~15度位と言われている様ですね。
切削抵抗が大きいですからデプスは高めにして、少しずつ削る切り方が良いでしょう。
(釈迦に説法みたいで失礼いたします)
「大排気量だよー!パワーに勝るもん無しさ、縦挽きは」というご意見、御モットモです。
だから私は、しばらくやってませんね、縦挽き。
なかなか、上手く真っ直ぐには切れないんですよね。自信喪失
バイアス角は、斜め削りの角度の事です。
、また55度の根拠みたいな事を書いてしまいました。
・・・・
鉋削りで、引き難い時は斜めにしますよね。逆目でざっくり掘れ込んでしまう時や、コグチ削りで重くて引けない時に有効な手段です。
その角度は30度位かな~。
[90度]-[バイアス角30度]=[切削角60度]
そこから[逃げ角5度]を引いて[刃先角55度]
あらま~
けれど、手持ちで低速削りの鉋と、リンク連結で高速切削のソーチェーンとは同じじゃないですからね。
それに、バイアス角と刃先角が連動して変わっちゃうでしょう。丸棒ヤスリだと、より一層強制的に・・・と言いますか、融通が効かないと・・・
しかし現場では、その簡単さが勝っちゃうんだな~、ズボラで短気な私向きと申しますか
投稿: yama | 2011/02/19 19:48
ズボラで短気なyamaさんなら、製材ヤスリの(平・丸)が良いですよ!
グーフィーのように横歯に角も立ち難いし。
ただ、板厚がちょっと厚いのと 売っているところがほとんど無くなってしまったのが問題です。
投稿: 千田 | 2011/02/19 21:17
んと、すご〜い濃密なコメントがやり取りされてますね。
もう全然ついて行けないので、独り言を。
先日、21BPの新品を下ろしまして。
で、丸ヤスリでタッチアップだけして使ってみたら、これが良く切れるのなんの。
ここ最近は最初からグーフィやら角やらで削ってたから新品の切れ味をすっかり忘れてて。
一日気持ちよく仕事させてもらいました。
あ、もちろん新品でも外れの場合も多いから、新品が良く切れるというのは絶対じゃないですが。
そのあと、21BPをグーフィで目立てしたんだけど、大体同じくらいの切れ味にしかならなくて。
グーフィは鳥取以降やっと自分の使い方が確立されて(今は角刃もグーフィ)、気分よくなってたのに、丸ヤスリの最高の状態と同じだったという。。。
投稿: でき杉 | 2011/02/19 22:18
新品の刃の上刃は、グフィーで研いだのと同じなので、丸ヤスリで研ぐ事でワーキングコーナーのRの部分の角度が違ったのではないかと推測します。
私の20BPで試してみようと思ったら、スターターロープが切れ、分解したら中のゼンマイがはじけてしまいました...(笑)
投稿: 千田 | 2011/02/22 18:29
千田さん、こんばんは。
21は刃先がつぶれていたカッターのみ、軽く擦っただけだったので、ほとんどが購入時のカッターだったんです。
ちゃんと書けばよかったのですが。
今度グーフィの記事を全面刷新するので、またなにかありましたらコメントいただけたら幸いです。
あと、あの「ゼンマイ」はコツが分かれば何でもないのですが、ホント難儀しますよね。。。
投稿: でき杉 | 2011/02/22 22:44
yamaさん私は基本ROM専なので、音沙汰なくても心配しないで。
「(前略)もっとも、もうすぐ40郎だがなー。ワッハッハッ」
は、邦画最高のオヤジギャグですねー。
きこりんさんは40cc以下の機材なので、95VPはあまりオススメしません。
95VPXLになってから、さらに重くなったような気がします。
(計測はしていない、カンです)
やってみたければ、スプロケットのみ変えてハードノーズをそのまま使えます。
専用の工具もありますが、そんなものなくても。
プラグを外した穴から細引きのロープを押し込んで、上止点手前でピストンをロックして。
クラッチを外せばスパースプロケットを交換出来ます。
クラッチは逆ねじなので、普段と反対に回さないと永遠に外れませんよ。
私は40cc以下の機材の本命は、3/8LPの規格だろうと個人的には思っています。
でき杉氏は各所でご活躍なによりのことです、私はBSなんて見れないので雄姿を見逃しましたが。
地上波でやってくれないかなー。
あ、最前順位を低くしましたが、20BP21BP22BPは悪くはないですよ、
ただ40cc以下で使用するとしたら不適だと思っただけで。
とくに22BP,スチールラピッドマイクロ、は丈夫で長切れします。
.063ゲージなので重い、そしてバーも重いのですが、あの頑丈さは評価できます。
それなりの機体(排気量)がないと使い物にならないのですが。
投稿: gotoれす | 2011/02/23 21:43
gotoさん、どうも!
んと、95VPXLというチェンは多分ないですよね。
95VPXではないかと。
で、思うにVPからVPXなら多少の軽量化ははかられているはずです。
BPからBPXは軽くなりましたから。
>私は40cc以下の機材の本命は、3/8LPの規格だろうと個人的には思っています。
3/8LPはホームセンターチェンソーに付いているチェンだという認識だったのですが、メーカーも最近はプロ用に改良して、一気に最前線に名乗り出たと言う印象です。
>最前順位を低くしましたが、20BP21BP22BPは悪くはないですよ、
ただ40cc以下で使用するとしたら不適だと思っただけで。
この中で20BPならまだ使えるのではないですか?
と、僕は考えて20LPXのチェンを購入したので、今度21と比べてみるつもりです。
ゼノアサンナナで21を使うならせいぜい13インチが限界ですね。
15インチでも使いますが、全然感覚が異なります。
投稿: でき杉 | 2011/02/24 15:51
いろんな情報ありがとうございます、一つ質問があります、25APを丸やすりで目立てすると横刃のほうに毛羽立ったようなバリみたいなものができるじゃないですか、その処理皆さんはどうしていますか?そのままでも関係ないのでしょうか?ノミなんかは反対側もまっすぐするじゃないですか,はたしてチェーンソーの刃は?
投稿: きこりん | 2011/02/24 21:44
gotoさんの感覚は正しいと思います。
刃のサイズによって評価を分けた方が判りやすいですよね、
25APや95クラスの刃と、21BP、95クラスの刃、73DPクラスの刃は大きさが違うので、それぞれに論じた方が良いと思います。
刃の大きさの大きい方が作業能力が高いので、60ccのエンジンに14インチのバーを付けて、73DPとかの刃を付けると作業性は格段に上がるようです。
知り合いの林業者は、それで50cc以下のチェーンソーは使わなくなりました。
もっとも、その人はニュージーランドの林業を見てきた人なので、北欧林業を地でやっているのだと最近気付きました。
投稿: 千田 | 2011/02/24 21:53
ごめんなさい。
入力を間違えました。
「25APや95クラス」ではなく、「25APや91クラス」でした。
きこりんさんへ
毛羽立ったようなバリは、削った鉄のかけらなのか、めっき層なのかはそのうち調べますが、たぶん鉄のかけらなのかな?
ノミは砥石で研ぎますが、チェーンソーの刃はヤスリで削るので、その削りかすの可能性が高いと思います。
また、ノミは表面に「めっき」をしていませんが、チェーンソーの刃は表面に硬質クロムのめっきがしてあります。
めっきの密着が悪いと それが剥がれる事が結構あります。
投稿: 千田 | 2011/02/24 22:11
桑畑三十郎! 今度は「用心棒」ですね。
刀でピストルに勝つという(包丁を投げるんだけど)超絶映画だ~!
回転抵抗が大きいと(バー先端のRがきついとか、例のドライブスプロケの件とかで増大)パワーロスにつながりますが、それでも排気量35~40ccクラスで3/8の使い心地は良いだろうと思います。
同じ鋸断距離なら、木に当たっているカッタの数が少なくなりますよねロングピッチの方が。
という事は、引っかかってる(食いついている)刃の数が減るわけですから、機械に無理なく回せるんだと思うんですよ。
50ccクラスのマシンでも、鋸断距離が長くなると、先回し切りと元回し切りを交互に使って切り進めるという事があるでしょ。
あんまり多数のカッタが食いつくと、快適じゃないのよね~。そう思いません?
「デプス高めで少しずつ切ればいいのさ」
そのご意見も悪くはありませんが、何だか滑ってるみたいで快適じゃないと思います、私見ですけど。
ちなみにフルカッターで、伐木造材をしてみたいと思いますでしょうか?竹は中が空洞だから(鋸断距離になるのはガワだけ)使えるんじゃないでしょうか。
鋸クズ(私はクズという響きが嫌いなので、いつもは切り子と書いてます)の運搬も大切なのですが、ピッチが長い方が有利でしょう。
縦挽き専用チェーンは、カッタの半分に上刃は無く、残る上刃のバイアス角も0度と聞いています。粉っぽくなっちゃう鋸クズの排出を考えての事なのではないかと想像しています。
目立て後のバリが気になるなら、何度もヤスリをかけなくても済む状態の時に、つまり早め早めに目立てをすると良いでしょう。
刃先から目立てをするという人も居ますね。
慣れないと大変だから、バリが出来てしまったなら、辺りの伐根や玉木を切ってから、また仕上げ研ぎをしてみたらいがかでしょう。
尚、小径木ばかり伐っていると、オイル供給過多になり、ソーチェーンがネッチョリですから、ヤスリがけの切り子はまとわり付きますよ。
投稿: yama | 2011/02/24 23:11
きこりんさん、このエントリーのコメントも増えてきましたし、ご質問の件は新たに記事として投稿しようと思います。
よろしくお願いします。
千田さん、yamaさんのきこりんさんへのコメントも記事に入れようと思います。
あとyamaさん、チェンでセミスキップやフルスキップがありますが、やはり30インチくらいのバーになってくるとこれらのチェンを使うようですね
やはり機械の負担、チップの排出を考えるとこうするのが理にかなうのでしょう。
投稿: でき杉 | 2011/02/25 21:15