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2011/02/25

チェンソーのカッターのバリについて

こんなコメントをいただきました。

丸やすりで目立てすると横刃のほうに毛羽立ったようなバリみたいなものができるじゃないですか、その処理皆さんはどうしていますか?そのままでも関係ないのでしょうか?ノミなんかは反対側もまっすぐするじゃないですか,はたしてチェーンソーの刃は?


これに対して常連さんが

毛羽立ったようなバリは、削った鉄のかけらなのか、めっき層なのかはそのうち調べますが、たぶん鉄のかけらなのかな?
 ノミは砥石で研ぎますが、チェーンソーの刃はヤスリで削るので、その削りかすの可能性が高いと思います。

 また、ノミは表面に「めっき」をしていませんが、チェーンソーの刃は表面に硬質クロムのめっきがしてあります。
 めっきの密着が悪いと それが剥がれる事が結構あります。
(千田さん)


目立て後のバリが気になるなら、何度もヤスリをかけなくても済む状態の時に、つまり早め早めに目立てをすると良いでしょう。
刃先から目立てをするという人も居ますね。
慣れないと大変だから、バリが出来てしまったなら、辺りの伐根や玉木を切ってから、また仕上げ研ぎをしてみたらいがかでしょう。
(yamaさん)

 

◆◇◆◇◆◇

このバリってよく聞く話ですよね。
でも、僕自身あまり気にした事はありません。
一応頭の中ではバリはメッキだと思っています。
ただその実際は気にした事がないので確認もしたことがなく、わからないというのが正直なところです。

目立てをした直後は切れが悪い時がありますが、いつの間にか切れ味が良くなる時があるので、「ああバリがとれたのかな」と勝手に想像しています。

ちなみに角刃の時は角ヤスリを使って逆研ぎするので、たしかに目立て直後に切れがイマイチということはないですね。

と、この文章を書いて今日現場で新品の角ヤスリを落とした事を思い出して、またブルーになったでき杉であった。。。

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林業(チェーンソーの目立て)」カテゴリの記事

コメント

 でき杉さん、嫌なところに気がついてくれましたね!(苦笑)

 とりあえず、金属材料、焼き入れ、めっきの前処理、ヤスリの堅さと削る速度と方向、等が検討する対象になると思います。
 ...と厄介なので、後から考えてみようと思っていたのに...。

 でも仕方がないので(?)、「バリ」が出来るってどんな事なの? と言う事から考えてみましょうか。

投稿: 千田 | 2011/02/25 22:49

まいどー!

そうそう、チェンソーの刃のバリ!

めっちゃ気になってました…

カッターのバリって手でなでると直ぐ取れるのは鉄のバリでピラピラとなびくのはメッキのせいとおもってますcatface
包丁研ぐ時も、仕上げ用の砥石で鋭利に研ぐと細長-いバリが刃の全面につきます。
なので指でめくると全部外れます。(鋼の場合)
ステンの場合は綺麗にぺりぺりめくれずチェンソーのバリのようにピラピラくっついてます。

で、チェンソーの刃も同じで、できる限り指で取ってます。
もちろん皮手をはめてですが… 
(25APチェンソーアート 21BP仕事 両方とも)

ですが!
包丁の場合、めんどくさい場合まな板(木)の角を使ってサッと軽く切るようになでます。
するとバリは取れます、ですがチェンソーの刃で同じように軽く木を切ってみると取れるのもありますが、結構くっついてます…
やはりメッキのせいではないかと思われます。

で、前から思ってる疑問なんですが、なぜヤスリは各サイズ1種類しかないの?
せめて仕上げ用の目のもうちょっと細かいのがあればバリも薄く出来ると思うのですが…
値段が少し高めでも粒度の細かい仕上げ専用ダイヤモンドヤスリとかあっても(あるのかな?)よいのでは?
チェンソーに関してはまだまだ素人ですがちょっとした疑問です。
ちなみにスキーのエッジも刃物と一緒で研ぎます。
もちろんバリもでますバリ取りはバリ取り用の消しゴムを使います(ホームセンターでもありますよ)
なんせアイスバーンでも切って滑るものですから…
ですから板を交差させて紙を挟むと鋏のように綺麗に切れます。

もう1つ!

バリはかけら?といいましょうか、私は研いで薄くなった金属が刃の延長上で不ぞろいの金属片の反り返ってくっついてるものと認識しております。
なので、出刃包丁の場合、方刃を研いで仕上げに裏面を2・3回研ぐとバリが取れます。

チェンソーの刃も外側研げれば… めんどくせぇ…

長々とすんまへんでしたm(_ _)m

投稿: たにやん | 2011/02/26 09:33

 今度はこの話題ですか、レレレのレ~。
レレレのオジサンの様に、竹ボウキを立てて使ってはいけない。斜めにして、時々回転させるのが正しい使い方。
街路樹の剪定後にアスファルトの上を掃いていて、ホウキの片側ばかりを使っていると、上側に長く伸びた枝が残ってしまいます。
これがバリの生成原因の一つ目です。

では、二つ目。手にマメができて潰れると、上皮の一部がくっついている状態で、ペローンとなりますね。切り子がとれずに、首の皮一枚で端っこにぶら下がっている様なものでしょうか。

続いて三つ目。塑性変形というやつです。
餅が伸びて、ベロを出した様な状態と言ったら分りますでしょうか。

 刃こぼれした包丁を研ぐと、バリは必ず出来ます。バリの生成が、十分に鋭く刃先が研げたという目安とも考えられています。
そのままで使用すると、金属が食材に混入してしまうので、普通はバリ取りをしますね。
・砥石に当てる角度を変えて撫でつける
・まな板や丸めた新聞紙を引き切りする
・むかし床屋さんが皮ベルトでやってたみたいに新聞紙の上をシャッシャカする
という方法がとられます。私は床屋さん方式ですね。

包丁は刃先角が、とても鋭角ですから、バリより先に「カエリ」と呼ばれる刃先のめくれを取るのが先決です。
表面寄りになったり裏面寄りになったり、行ったり来たりでなかなか取れないなら、二段刃にした方が賢いと思います。
さて、カッタの刃先角程度で、このカエリは出来るのでしょうか。

 カッタは複合材料です。
ヤスリで研ぐという前提で作られていますから、あまり硬度を高くすることはできません。しかし、硬度が低いと長切れしません。頻繁に目立てする事になってしまいます。
それでは使い勝手が悪いので、クロームメッキ層を乗っけて、複合材料化という事になったのだと思います。
で、バリの部分は地金なの?メッキ層なの?
バリがポロッと取れたら、もう刃先は鋭くなくなっちゃうの?地金の上に乗ったメッキ層もバリと一緒に持っていかれちゃうの????
 さあ、皆さん、いかがですか( ^ω^ )

(「募集」の記事のところに洗濯とか書いてたら、洗濯機が壊れてしまいました。メカケース交換になっちゃたから、修理代は2万円。生意気な事ばかり書いてるからバチが当たったんでしょうかweep

投稿: yama | 2011/02/26 22:35

yamaさん…
レレレのおじさんのとこ… 笑ってしまいましたcatface
そうなんですよね偏るんですよねぇ… じゃなく!

知りたい所をブツッと切ってしまうなんて…
いじわる…weep

カッターの上刃の部分って丸ヤスリで研いでるから刃先は結構鋭角なのでは? 
面で捕らえるとそうでもない角度に思えますが刃先だけなら結構な鋭角に見えるのは気のせい?

私の持つ包丁(刺身・牛刀・出刃・ぺティ)の中では出刃が一番近い角度に見えますが…
ちなみに包丁全て業務用で出刃はよく見るサイズの二周りほどでかく重いです… (鰤やオヒョウばらす時は楽です)

今となっては鉈代わりに使えそうな…catface

カッターの目立てってムズカシーっすcatface
素人なもんで疑問だらけっす…

だからお答えを~crying

投稿: たにやん | 2011/02/27 00:49

僕もバリはあまり気にしたこと無いですね。
横刃と上刃ではヤスリ(丸)の当たる方向が違うので横刃の方がバリが出やすいような気がします。
というか切れるヤスリであまり力を込めずに擦ってればあまりバリは出ないのでは?

投稿: オバタ | 2011/02/27 22:50

 再び、登場!(。・ω・)ノ
未来のイジワル爺さん、yamaです。

えーと、少し調べてみました。
すると、素地(母材or地金)が鉄の場合、クロームメッキの密着力はかなり高いことが分りました。
相性が良いんですね。
その値、40.8kgf/mm^2(=約400N/㎜^2)
(鉄とクロームの間で剥がれる場合と、鉄側が破壊されて剥がれる場合のいずれのパターンをも含めての値です)
少しは御参考になりましたでしょうか。

投稿: yama | 2011/02/28 00:02

 皆さんの話を聞いて、何となく判ってきました。

 複雑なものではなく、単なる、バリですね!(笑)
(ただ、現物を確認しての話ではありませんので、違うところがあるかもしれませんが、長年めっき屋をしてきての経験上の話です。)

 硬質クロームめっきは硬いのですが、すぐ折れます。めっき被膜だけ残るのが 手で取れるバリだと思います。

 そして、なかなか取れないのが、素材の鉄のバリです。
 刃先部分がきちんと削り取られずに薄くつながったまま残っている部分です。(包丁で言う、カエリの状態です。)
 ただ、柔らかいのでなかなか取れませんし、刃先もきちんと研げた状態にはなっていないはずです。


 この原因は、ヤスリに起因する場合と、素材に起因する場合の二通りがあります。
 ヤスリが、切れなかったり 柔らかかったりする時と、素材の熱処理が不十分で柔らかい(粘る)場合です。

 対策としては、私達が素材を再度 焼き入れする事はできないので、オバタさんの言うように切れるヤスリで削るか、めっき層側から削るしか無いと思います。

 また、上刃のバリはヤスリとの力の方向の関係で削り取られていきますが、横歯のバリは刃の裏側に逃げるので 残ってしまいます。

 チェーンソーの刃も、めっきの密着の悪いものがあったり、焼き入れの度合いも微妙に違ったりしているようですので、同じヤスリで研いでもバリのできるものと できないものも有るようですから、本当はロット(品質管理上の1単位)別に使い分けられると良いんですけどね。

投稿: 千田 | 2011/02/28 09:45

 お~(゚0゚) 千田さんは、林業だけではなく、メッキ屋さんのご経験がお有りなんですか。
頼もしいですーっo( ̄∇ ̄)o
という事で、私の誤記の訂正は、よろしくお願いしますね。

 じゃ~っ、次、行ってみようか~っ!
観察眼の鋭い千田さん仰せの通りで、クロームは、硬い金属ですが、脆くて延性に乏しいと言われていますよね(高温になれば話は別)
ということは、竹ボウキの様にはならないと思います。
おそらく横刃では、母材の合金(靭性が高いニッケルクロム鋼だと思う)が塑性変形して、せり出しているのだろうと思います。
メッキ層の厚さは、数ミクロンで、10μには至らないのでは・・・・多分バラツキがあると予想。

だからメッキと母材の界面あたりからバリはヒョロ~っと伸びていると、私は思うんですよね。
石を挽いてしまって修復目立てをすると、確かにバリが出来たりしますが、我慢してそのまま使っちゃってますね、私。
そして、切れ味が気に入らなければ、バリが取れた頃に再度目立て。
石を挽いたりしなければ、何度もヤスリを突き通すのが嫌なタイプの私に、バリはあまり出来ません。ヤスリも早めに交換することは勿論、目立て後は歯ブラシで掃除し、付着した油分もふき取っています。ヤスリも一応刃物の仲間ですからね。

 余談ですが、刃先を痛めるから包丁の押し研ぎはダメというのは半分ホントで半分ウソ。
良い砥石を使っていて、研ぎ上手の人なら合理的な押し研ぎの方が切れる(長切れする)刃が付けられると思います。
片刃包丁の裏スキは、引き切りの抵抗を減らすというのもどうですかねー。切る対象にもよりますが二段刃やハマグリ刃の方が軽く引ける気が致します。
刃物を全く押し引きしないで使うなら、ギザ刃より完全な直線刃有利というのも疑わしいと思います。直線刃の刃先はペラッペラに薄いから弱くなっちゃうと思うんですよね。
 私は「七人の目立てオタク」にも「七人の研ぎオタク」にも入ってませんからね「用心坊」と呼んどくれbleah 皆さん、yamaのコメントはあんまりあてにしないで下さい。

投稿: yama | 2011/02/28 20:42

 はい、仕事が無くて、色々と転々としていました。
林業関係(行政や、森林組合)が5年程、その後は生活出来なかったので 民間のめっき業で20年程働いていました。
 何の因果か、また林業に戻って来ました。(笑)

 でも、本来は生態学(と言っても色々あるけど...)がから離れられずに、いまだに捕中網を持って虫を追いかけています。(笑)


 yamaさんの竹ボウキ表現は、うまい表現だと思いますよ。
 でも、母材の金属は炭素鋼系だと思います。
ニッケルが入ると粘っこくなるので。

 めっき層の厚さは、上刃は厚くても10μmで、横歯は1μm以下ではないでしょうか。(めっきの特性上。)

 それと、剥がれためっき層が母材とくっついて行くのは普通だと思います。(密着が良ければ。)

 切れないヤスリは、炭かチョークで油を取ると切れ味が復活するようです。

 実は、良い砥石というのも無くて、金属と砥石の堅さと粒の大きさ、そして間に入っている違う粒子との相性のようですよ。

 でも、yamaさんの感性はまねできませんね!
「七人の目立ておたく」の筆頭でしょう!(笑)

投稿: 千田 | 2011/02/28 22:18

千田さんyamaさん大変勉強になりましたm(_ _)m

またご教授お願いしますhappy01

投稿: たにやん | 2011/03/01 05:19

みんなの言うとおり、バリの主原因はヤスリの力加減、スピード、
が主原因だと思います。
うまい人が擦るとヤ擦る音が軽いですが、不慣れな人は大きな音がしています。
グラインダーと同じで、なるべく低速でやわらかく当てないとバリが出やすいですね。
あと、ヤスリを押す軌道が完全に直線でないとバリが出やすいと思います。

>面で捕らえるとそうでもない角度に思えますが刃先だけなら結構な鋭角に見えるのは気のせい?
気のせいでは無いでしょう、とくに小径のヤスリでフック気味の目立てをすると刃先だけ薄くなります。
切れるけれど長持ちしませんよ。

ヤスリは必ず柄をつけるべきですが、洋メーカーのものはサイズがおおきすぎます、
あのサイズだと身長170cm以上でイケメンの人でもない限り、こぶしに収まりません。
私にはムリです。
なので柄は自作、ずいが中空になった雑木(日陰で育ったイヌビワなど)で適当に作ります。
7*8ミリの大径のヤスリならカラスノサンショウ。
柄がこぶしに収まるサイズでないと、軌道がぶれやすくなります。

ヤスリを押す軌道が完全に直線、と言うのは単純に見えて実は、意外と難しいのです。

95VPXLというのはたしかに無いのですが、私が投稿するときはダイタイ酔っているので、しかたの無いことなのです。(笑)

投稿: gotoれす | 2011/03/01 21:02

皆さま、コメントありがとうございます。
考えてみたらスゴイコメントばかり。
こんな情報、他のどこにあるのでしょう!
必ず全国の有志に共有され役に立つと思います。

いただいたコメントで思ったのですが、「ヤスリ」と「ヤスリの柄」って最重要なのに目立ての際軽視されてる面がありますので、新たに記事を立ててエントリーしたいと思います!

投稿: でき杉 | 2011/03/02 07:49

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