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2010/09/14

山林用改良三枚刃

やっと下刈りの仕事が一段落したのですが、シーズン後半に試しで使ってみた刈払機の歯がこれ。
Rimg0003 Rimg0007
これは新品だからブルーでコテコテにコーティングされています。
なので目立てしてから使います。


この3枚刃は以前から同僚が使っていてオススメだったのと、以前のエントリーに3枚刃のコメントをつけてくれた方がいまして(こちら)、いつか試してみようと思っていたんです。

で、刈払機を新調したことだし試してみようかと。


んで、試した結果はまずまず良好でした。

手放しで賞賛できないのは、僕の機械が原因でして。
やっぱりBC2225Gではパワー不足でした。


草刈シーズン後半に使ったということもあり、草が長けて非常に固くなっていて、ススキの固まりなんかに突っ込んで行くと刃の回転が止まってしまうこともしばしば。
ストレスがたまることがありました。
こういう状態だと機械にも良くないからね。

柔らかい草の所は非常に快適で鼻歌まじりに仕事できるんですけどね。


この3枚刃、まだ試したことがない人はぜひとも使ってみてください。
まず言えるのは軽い感じがします。(実際に量ったわけではないので)
305mmとは思えない軽快な操作が可能です。

あと、「刈る」というよりは「ちぎる」という感覚なので、刈った草が寄らないんですよ。
その場で散ってくれるので、新植地でも苗の周りが見やすいんです。
この刈った草が集まらないのは結構ポイントです。

もちろん、「散る」ので飛散防止カバーがないと草まみれになります。
ひもほどじゃないけど。
このあたり片刃にするなどしてちょっとでも対策をとってもよいかもです。


というわけで、僕のまとめとしては
「この3枚刃は良かったけど、やっぱり機械とのバランスが良くないなあ」という結果でした。

ーーーーーーーーーーー
以下、リンク切れです。すみません。。

で、ネットで検索してみたら、あるのね、薄いのが。

 

 

(注:楽天のリンクです)

 

ツムラは1.6mmだけど、こちらは1.4mm。
日本製だし、値段もツムラより安い。(まあ送料かかるけど)

 

で、このショップには他にも面白い歯があって、

 

 

誰か使ってみて〜
それともすでに愛用している人がいるかも。

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林業(刈払機)」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。
 ツムラの3枚刃・・ススキや、ツル系がわさわさ生えてるとこだと威力を発揮しますよね~。

 僕は、3枚刃の先のギザギザに丸ヤスリ4.8mmで鋸歯を付けて使ってます。ある程度の灌木なら丸刃のように切ってくれます。刃の付け方はすべて片刃ですね。飛散物が上向きに飛んでこないようにしてます。

 

投稿: horo | 2010/09/15 08:06

horoさん、コメントありがとう!

丸ヤスリを当ててるんですね。
僕は鋸歯のままなので、目立てヤスリを使ってます。
鋸歯を片刃にすると、結構形状が変わってしまうので、僕はやってないです。
同僚はやってます。

つるの多い現場にはホント効力を発揮しますね!

投稿: でき杉 | 2010/09/15 17:49

> ススキの固まりなんかに突っ込んで行くと刃の回転が止まってしまうこともしばしば。

 直径305は、排気量的に厳しくないでしょうか。刃の形状からして、鋸断抵抗がかかりそうにも見えます。
ちなみに、鋸断抵抗のみならず、刃面上部のすべり抵抗をも嫌って、窓有りタイプは使うべきじゃないという人も居ますよね~。
 あんまり止まると、クラッチドラムが焼けちゃいますよ。(それで壊れたという話は聞いた事はありませんが)

改良型3枚刃は、何でみんな305なんでしょう。デカ刃が流行り?笹刃には330まで登場しました。もう、一体どうしちゃったんでしょう。デカければ当然の事ながら窓有りでしょう。芯抜けや、動バランスの乱れが心配じゃないんですかね~。
(回した時に真横から見て、一本の線ではなく踊っていれば、その刃は動バランスが狂っていると考えて間違いないです。バイクのタイヤは細いので、普通は静バランスしか見ません。自動車のタイヤは太いので動バランスも見るのが普通)

 私は、話題の刃は使った事が無いんですけどね。同僚はナシモト工業のnashimという波板形状の刈刃を試していました。これは255です。非常にウルサイという理由で、長くは使っていませんでした。
 で、石を強打してしまった時は大丈夫なのでしょうか。それと、伐根に刺さった時は、ゆがまないんでしょうか。
私も、機械は非力でもライトウエイト派なので、305は装着しないと思うのですが、使用感をお聞かせ願えればと思います。

投稿: yama | 2010/09/15 21:09

yamaさん、おはようございます。

>直径305は、排気量的に厳しくないでしょうか。刃の形状からして、鋸断抵抗がかかりそうにも見えます。

んと、そうなんです。
エントリーに書いているようにパワー不足で、機械とのバランスがとれてません。
なので、現在お蔵入りしております。


>改良型3枚刃は、何でみんな305なんでしょう。デカ刃が流行り?

本当ですね。
パッと見、255に見えます。
使ってみると305だと分かりますが。
やはり大規模面積を刈る人が大きな歯を求めるんでしょうね。


>同僚はナシモト工業のnashimという波板形状の刈刃を試していました。

はい、僕も持ってますよ。
数年前に使ってました。
僕は耳栓しているし、あまり音は気になりませんでした。
キックバックが起こりにくいイメージです。
今は近所のホームセンターからなくなったので使ってないんです。


>で、石を強打してしまった時は大丈夫なのでしょうか。それと、伐根に刺さった時は、ゆがまないんでしょうか。

石に当てると刃が飛びます。
僕は当ててないけど、同僚がそう言ってました。小石に当てると小石が飛びます。

あと、刺さっても歪まないと思います。
1.6mmあるし頑丈ですよ。


投稿: でき杉 | 2010/09/16 07:26

 お早いレスポンスでありがとうございます。

改良三枚刃は、製造元の苦肉の策なんでしょうかね~。海外には、以前からプロペラ形状の刃が有ったので、それをコピってみた延長線とも想像できます。

 丸に突起が付いた形状の二枚刃は、危ないから製造禁止になっていますよね。目立てしているうちに角(研ぐ部分の端っこ)が出来てしまいますから、一枚一枚の歯の負担が大きい二枚刃では持たない(クラックが入りちぎれる)というわけなんでしょう。

三枚刃でも、その危険性は十分にありますから、歯の付け根部分を研がないカタチが望ましいわけでして、おのずと三角形かプロペラ形状になりますよね。
すると、柔らかい草が外へ外へと逃げやすくなりますから、絡み(食い付き)の強化目的でトゲトゲが欲しくなり、今のカタチになったんだと思います。

ほとんど歯先だけしか使っていない笹刃や鋸刃とは異なり、内側で引き切ってくれますから、逃げ角が無くても切れるでしょう。それはかなり魅力的だと思います。
逃げ角が無いとキックバックも弱まりますよね。

 さて、画像の4枚刃は、ひっくり返しての使用を可能にしたタイプでしょうけど、使うのはちょっと恥ずかしいですね。半分隠すとキャンタマ袋みたい見えます。現場で目立てしてたりすると・・・
「来て来て。yamaがキャンタマ袋みたいな刃をすってるよ」
「なになに、yamaがキャンタマ袋をこすってるって?」
「わー、本当だー!ぎゃははははは、腹イテー」
などと言われるかもしれません。
4人に一人は65歳以上のお年寄りじゃなくて、4人に一人(以上)は下ネタ好きですからね、私の周囲(メーカーさん下品でゴメンなさい)

 で、低速回転と高速回転では、どちらの方が能率が上がるのでしょうか。トルクがある機械でないと試せないでしょうか。

投稿: yama | 2010/09/16 20:02

キャンタマ袋という音の響きが耳に残って仕方ありません。。
このキャンタマ袋、おかしいですよね〜。
よくこんな刃、思いついたな〜

山のおっちゃんはホント下ネタが好きですから、こんな刃現場に持っていったら格好の餌食ですな。

>で、低速回転と高速回転では、どちらの方が能率が上がるのでしょうか。トルクがある機械でないと試せないでしょうか。

機械に合わせた使い方(回転数)であれば、それほど大きく差はないように思うのですが、それでもやはり排気量の大きい物で低速回転で仕事した方が身体は楽なように思います。
もちろん重さは別にして。


投稿: でき杉 | 2010/09/18 14:17

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