« こぶたの貯金箱 | トップページ | 鯉のぼりの竿状態 »

2010/08/01

原皮師(もとかわし)の仕事?

今日でようやく槙花の仕事が終了。
明日から通常の森林組合の仕事に復活です。
でも仕事仲間が手伝いに行っている他の家は、まだまだお盆ぎりぎりまでの作業が続きます。


その僕が手伝いに行っていた家の近所にお宮さんがありまして、鳥居をくぐったところに大きな杉があったので、それを見に行ったんですね。
その大杉はもはや杉とは思えないような複数枝の張った巨木でした。
もっと他に巨木はないかと探していると、お宮さんのある尾根筋に「赤松」がいっぱい生えています。
「まあ、せっかくだからそこまで行ってみるか」


で、尾根筋まで出ると、僕が赤松だと思っていたのはなんと檜でした。
Rimg0003
そう、皮が剥いてあったから勘違いしたんです。


すぐにこれは原皮師の仕事だと思いました。
知識として知っていても実物を見るのは初めてです。
Rimg0005 Rimg0011
Rimg0012 Rimg0019
Rimg0014枝下で皮むきは終わってます

この木肌の赤さからみててっきり今年はいだものかと思っていましたが、聞いてみると去年の夏の段階ですでに剥いてあったというので、もう一年以上経っているわけです。

正直とてもそのようには思えませんでしたが、だいたい8年くらいで皮は復活してそれをはぎ取ると桧皮葺きに使えるよい皮が採れるそうです。
「原皮師」で検索するといっぱい情報がでてきますので、ぜひとも検索してみてください。


いつか機会があれば、実際の仕事風景を見てみたいものです!

|

« こぶたの貯金箱 | トップページ | 鯉のぼりの竿状態 »

林業(木登り)」カテゴリの記事

コメント

家が、実は桧皮葺きだったのです。
今はトタンを被せてしまったので暑いですが。
桧皮葺きは夏最強です。
欠点は値段が・・・・。

檜皮ってああやってはぐんですねー、知らんかった。
形成層まで剥ぐと枯れてしまうので外側だけ剥ぐの?
または、あれは下準備の段階なの?

今年は下刈りないはずだったのに、今日からやるはめに
なりました。やだなー。
(実は伐木造材の方が、体力的に楽)
本日の誤伐率は3でした、不調です。


投稿: gotoれす | 2010/08/02 20:23

やっぱり桧皮葺は高いんですね〜。
村でも皮葺き(間違え:茅葺きです)にトタンを被せた家ばかりです。


>形成層まで剥ぐと枯れてしまうので外側だけ剥ぐの?
または、あれは下準備の段階なの?

荒皮だけギリギリで剥ぐみたいです。
あら探しもしたけれど、傷はついてなかったです。
とりあえず、採った皮でもいけるみたいですが、質が良くないようです。
一度剥いで、再生した皮だと檜特有のバサバサした感じがなくなり、上質の物が採れるようです。

僕も今日からまた下刈りしてますが、いまはお盆前恒例、民家の周りをきれいにする下刈りをみんなで手分けして回っています。

投稿: でき杉 | 2010/08/03 22:38

去年、父方の実家のある山口県へ久しぶりに行ったとき、子供の頃よく遊んだ神社の桧の皮が正にこんな風に剥がされたのを見たのを思い出しました。
いたずらにしてはきれいに剥がされているしこれは一体???と全く解らなかったのですが、謎が解けました。
原皮師なる人がいたんですね。知らなかったなー。
こういう習慣は西の方に多いんですかね。
こちらでは見たことも聞いたこともないです。

投稿: オバタ | 2010/08/03 23:05

 みなさんこんばんはー。
ヒワダ葺きというと、真っ先に思い浮かぶのは清水寺。関東の人々にとってはそうじゃな~い。
その清水寺の、ヒワダを採取している原皮師さんの仕事ぶりはTVで見た事があります。
ずいぶん前の事ですので、記憶があいまいなのですが、ブリ縄で登っていましたね。
採取した皮を手際よく同じ長さに切り揃えていました。竹釘も作ってらして「この釘は絶対に腐りません」とおっしゃっていたのを覚えています。
何で腐らないように出来るのかは、忘れてしまいました。

 ワイルドな私の両親の実家のほうも、カヤ葺きばかりで、ヒワダ葺きは見ないですねー。
同様に、トタンを被せてあるお宅が多いです。
 そのトタン被覆のカヤ葺きですが、あるお宅で、屋根が燻り出したんですって、お爺ちゃんが梯子をかけ、慌てて屋根に上り、何とか屋根を守ろうとしてトタンを剥がしちゃったんですって。
消すどころか空気がよく通るようになりますから、たちまち炎が上がり全焼してしまったそうです。そのお宅の娘さん(とは言ってもおばちゃんですが)から聞きました。
今時は天井板が張ってあるし、囲炉裏もありませんから、これはかなり昔のお話です。

防火地域、準防火地域、屋根不燃化区域など、色々な法的規制があって、住宅密集地では日本の気候風土にマッチした家が建てられなくなりました。
維持費さえなんとかなれば、わが国本来の家は、田舎暮らしの最高の贅沢ですよね。
畳を上げて松の荒床(畳の下地ね)で夏は寝てみたいよー。
「またまたマニアックなー」ですか(;;;´Д`)ゝ
実は寺社仏閣とか、古民家とか、好きなんですよ。

投稿: yama | 2010/08/04 00:10

オバタさん、こんばんは。

原皮師は全国でも数十人しかいないみたいですね。

やはり檜の産地に多いのでしょうか?
もともと僕が知ったきっかけは信州の人でしたね。

それにしても、ぶり縄ではいでいくようですから、こういう人達がツリーワークの技術を取り入れたら「勇気の必要な仕事」からから解放されるように思いますね。

投稿: でき杉 | 2010/08/05 20:14

yamaさん、こんばんは。

我が家はこんな山の中に住んでいても、クーラーが必要なんですよ。
窓という窓をすべてあけてもまったく風が抜けません。
お向かいさんは、いわゆる古民家なので、窓を開け放てば風が抜けてとても涼しい。

僕は一戸建ての社宅に住んでいるのですが、最初の面接のときに「村の古い家に引っ越しても良いですか?」と質問し、仰天されました。。。

まあ、今の家も便利と言えば便利ですが、せっかくこういう環境に住んでいるのですから、しぶい家にも住んでみたいという欲はいまでもありますね〜。

投稿: でき杉 | 2010/08/05 20:21

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/93425/49030464

この記事へのトラックバック一覧です: 原皮師(もとかわし)の仕事?:

« こぶたの貯金箱 | トップページ | 鯉のぼりの竿状態 »