« 今年はイケナイのね | トップページ | チェンソーアート実演の告知 »

2010/05/24

ガレット、そして富士の裾野(追記あり)

ほとんどの山いきさんって目立て、「だいたいでオーケー」だと思うんです。
僕の目立て記事は果たしてどう思われているのか。。
マニアの狂い咲きといったところでしょうか。


んで、今日も爆走すると、
チェーンソーの目立てで「富士の裾野」って聞いたことありません?
ここを落とすといいとか、意味ないとか。
皆さんどう思います?
Rimg0112_3
たしか神様、永戸先生は晩年「裾野」についてあまり言わなくなったと聞いてます。
僕も思うに、本来はわざわざ落とす必要はないと思ってます。
つまり、普通に目立てしていれば、気にしなくていいってこと。


本題に進む前に、
「ガレット(gullet)」っていうのは、「裾野」がある部分のことね。
こちらを参照のこと→オレゴンセーフティインフォメーション


で、「裾野」ってつまり横刃の抵抗になるんですよね。
「?」って人は次の写真をみてもらうと分かると思うんですが。
Rimg0084_2上から
Rimg0091横から
裾野部がカッティングポイントよりも外にでているのがわかりますか?
これはより分かりやすいように角ヤスリで目立てしたカッターなんだけど。
これだけひどいとさすがに切れ味が劣ります。
というか振動が生じます。


ただ、丸ヤスリで普通に目立てする場合は、角ヤスリみたいな状態にはならないですもんね。
よほどバックスロープにしない限りは。
Rimg0124_2
横刃の下部が写真のようになっているので、普通に目立てすれば、多少「裾野」が残っていても問題ないのだと思います。
(汚いカッターだね〜)


ちなみに、僕は角ヤスリで裾野が出来てしまったら、少し径の小さい丸ヤスリで落としてます。
Rimg0004
(square ground 21LPX)
Rimg0007
ウホッ、落としスギ。
でも、これくらいがよく切れます。

(追記
ちなみに、新品のカッターはこの写真のように「裾野」があまりないようです。
僕は丸ヤスリの時は特に裾野を落とすように意識しませんが、上刃の逃げ角を意識しているので、自然と下側も擦るようです)

最後にまとめると、富士の裾野は、本来落とす必要はないけど場合によっては落とす必要がある、ということでどうでしょう。

|

« 今年はイケナイのね | トップページ | チェンソーアート実演の告知 »

林業(チェーンソーの目立て)」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
僕はどちらかというと落とす方です。
そんなに目一杯下までっていうわけでもないけど。
理由は木口に影響しそうだから(造材時)。
横刃(サイドプレート直線部分)は少なからず働いているような気がするんですよねー。
なので一応ここも刃を付けるような意識で擦っています。

最近の僕の目立て(丸ヤスリ)は下から(裾野のとこ)順に擦り上げていってややフックの状態でヤスリ水平で上刃を仕上げ、最後に手前をグッと下げてカッティングコーナーのみを1、2回擦ってフックを補正する、っていう感じでやってます。
一番下の「ウホッ」って写真にイメージが近いかも。

投稿: オバタ | 2010/05/26 23:07

オバタさん、こんばんは。

>横刃(サイドプレート直線部分)は少なからず働いているような気がするんですよねー。

や、まさに横刃(直線部)の役割はそれでしょう。

ただ、丸を適切に使っていれば、(裾野が残ることによる)横刃の働きはそれほど失われないと思います。
って、エントリーに書いたことの繰り返しですが。


それにしても丸で、そこまでのテクを使うなんてさすがオバタさんです!

僕はワーキングコーナーではなくポイント(オバタさんの言ってた上刃の平らの終わり)に刃がつくように意識するくらいです。


投稿: でき杉 | 2010/05/27 23:02

 おややのや~( Д) ゚ ゚
また、マニアックなのが立ちましたね。

>横刃(サイドプレート直線部分)は少なからず働いているような気がするんですよねー。

 働かせたくなくとも、働いてもらうしかないですね。
和訳すると・・・(もろ直訳)クサリ・ノコギリだから。
「横挽き鋸」は一枚一枚の歯が完全固定である上、アサリが機能してますので、働いているのは刃先だけです。
しかし、クサリ・ノコギリは固定が甘く、むしろ非固定と言っても良いくらいですので、レールの上を(挽き溝の中を)ミニ四駆の様に走っていると想像できます。
(ミニ四駆はコースの中を壁に当たりながら走りますよね。前輪の前に横倒しの車輪?が装備されています)

それで、壁に当たった時には、そこをスムーズに削りながら走ってもらわないと困ると思われますので、横刃の直線部から内側に逃げていく部位も大事なのではないかと、私はそう考えています。

私も、一旦は下側を落としてから上げていくという研ぎ方を丸棒ヤスリで採用しています。その方が、軽く研げるからです。
下を研ぐ時にはヤスリは水平です。上げて来るに従って、手元が下がります。
尚、余計な部分を磨ってしまわない限り太目のヤスリを使うという方針でいくと、目立ては一層簡単です。富士の裾野も、それほど気にならなくなると思いますけどね。

出来杉さんの3番目の御写真ですが、入り隅と言いますか、エクボの部分が横刃の直線部分にクロスしてますので、もう少し逃げていく部分にエクボを移す必要があるでしょうね。出来杉さんに同感です。
6番目の御写真ならエクセレント!ウホッ。
                     ∩_
           ,r"´⌒`゙`ヽ    〈〈〈  ヽ
         / ,   -‐- !、  〈⊃   }
        / {,}f  -‐- ,,,__、)  彡    ミ
      /   /  .r'~"''‐--、)  彡    ミ
    ,r''"´⌒ヽ{   ヽ (・)ハ(・)}、 彡    ミ
   /      \  (⊂`-'つ)i彡      ミ
  ミ         `}. (__,,ノヽ_ノ,ノ       ミ
  ミ          l   `-" ,ノ      ミ 
  ミ          } 、、___,j'' ヽ    ミ   
  ミ         ノ       ノ  ミ

投稿: yama | 2010/05/28 23:33

yamaさん、コメント欄での初AAありがとうございます。

こんなマニアなネタに反応する人も全国に10人くらいはいると思うんですよね〜。

ここだけの話、僕の一枚目の写真は「裾野」が多めに残っているものを選んでいます。

ちなみに、オレゴンの新品の刃は6枚目みたいになっていると思うんですよ。
裾野があまりなく、ほぼ直線状になってます。
普通の人は基本的に気にする必要はないんだけど、マニアはやはり落としたくなるって物ですね!

投稿: でき杉 | 2010/05/29 19:54

落としてます。
僕は刃先をつけてから裾野の段差を削っています。
丸ヤスリでも手元下げだと段差ができますね。
それから、裾野は刃である必要はないと思っています。

どこまでが横刃でどこからが裾野か?
さらにマニアなテーマですけど、そのうちブログネタにしようと思います。
スクエアとマイクロではだいぶ違うんですよね~。

投稿: だん | 2010/05/29 21:58

だんさん、ブログでの更なる探求を待ってま〜す!

投稿: でき杉 | 2010/05/30 00:03

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/93425/48445573

この記事へのトラックバック一覧です: ガレット、そして富士の裾野(追記あり):

« 今年はイケナイのね | トップページ | チェンソーアート実演の告知 »