泉社長が語る伐出ひとすじ現場の流儀
今日は本の紹介です。
『泉社長が語る伐出ひとすじ現場の流儀』
このタイトルを見てピンと来る人は現場歴5年以上かな。
泉社長といえば、熊本の泉林業の名物社長ですね。
全林協の紹介記事から引用します。
本書は、伐出現場ひとすじ60年の泉社長が現場で得た流儀をすべての林業者へのアドバイスとしてまとめたものです。
林業現場などで働く林業従事者にとって、一番の栄養は先輩からのズバリのアドバイスです。間違ったやり方の指摘、 なぜなのか、どうすればいいのかなどについて、本音で語ってくれる一言こそが、若者を成長させるはずです。
また、林業管理者、経営者にとっての日 頃の悩みにもズバリこたえてくれる実践アドバイスが満載です。
泉社長の厳しく、ざっくばらんではあるけれ ど、温かいことばのなかに、あなたに響く一言を見つけていただければ幸いです。
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泉社長の現場からの箴言が詰まった本と言えます。
「流儀」という言葉があるテレビ番組を連想させますが、まさにその番組に出演して本を出したらこういうものになるだろうな〜、と言った感じです。
とにかく現場のオヤジ社長(失礼!)の、なんていうんだろうコツというか現場の知恵が詰まってますね。
現場で働く人はもちろん、管理職の人も多いに参考になると思います。
あと、僕が読んでいて身が引き締まる思いをしたのは、こんなくだり。
「ベテランは10年すれば誰でもなれるが、プロは飯が食えるかどうかです」
「ベテランになる人とプロになれる人を分ける点は、やる気でしょうね。だからいつも言うのが<やるき>という木がほしいと」
これ、ホントそうですよね。
僕はもう10年選手ですから社長の言うベテランといえるけど、まだまだプロとはとても言えないです。
機会を見つけて勉強しないといけないと改めて思いました。
プロフェッショナル(あ、書いちゃった)泉社長の流儀を知りたい人はぜひとも手に取ってみてください!
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