ヨキが欠けた
ヒノキの枯れ枝を枝打ちをしていたら急に切れ味が悪くなって「おかしいな」と思っていたら、
な、なんじゃこりゃ〜。
先日もちょっと欠けてしまって、それはダイヤモンドヤスリで直したけど(→ダイヤモンドヤスリは便利)、これはちょっとそういうわけにはいかない。
これほど大きく欠けるのは、これまでの枝打ち歴で一度あったかどうか。
はしごを叩いた訳でもなく、もちろんこじったわけでもなかったけど、まあ荒っぽく使ってたからかな〜。
(だってヒノキの枯れ枝ばかり下から上まで打ってんだもの。そりゃ心も急くってものよ)
仕方なく仕事中はここをなるべくよけて使って帰宅後に直す事に。
直すといっても荒砥でやってたら年を越してしまうので、これもグラインダ(変速)で。
このやり方が良いのかどうかは知らないけど、僕の使っているヨキ(西山商会)は鋼が固いので砥石で落とすのは容易ではないのだ。
熱を持たないように低速で慎重にゆっくりと。
とりあえずグラインダによる手直しは終了。
刃がだいぶ減ってしまった(つд⊂)エーン
後は砥石で形を整え、刃をつけていきます。
実際に仕上げる作業は明日以降になりますが、とりあえず使う砥石だけ紹介します。
左から、人造荒砥、人造中仕上げ、天然仕上げ。
僕はヨキを固定して砥石を動かす方が好きです。
大きく落とす必要があるときなどは大きな砥石を固定して、ヨキ(刃物)を動かす事もありますが。
いつか砥石の紹介でもしようかな。
こんな感じに減るようにいつも使っています。
砥石の減りかたが均等でない時はきちんと刃物にあたっていないんだと注意するようにしてます。
天然仕上げ砥は使わない面をカシューで固めています。
本当は布や糸で巻いてそれをカシューで固めるみたいだけど、一回やってうまくいかなかった(布がとれてしまう)ので、いまは直接固めてます。
ま、こんな感じなんですが、果たして僕のヨキはまた復活してくれるのかな〜。
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コメント
森林組合に足でふんで
ぐるぐる回す粗砥ないですか?
けっこうあれは便利だと皆さん
言っております。
ちょっと時間がかかりますが(笑)
投稿: 祝い杉 | 2009/12/26 11:13
組合にはないなあ〜。
これ、いまでいうところのベンチグラインダですね。
組合で買ってもらおうかな。
そうそう、ブログに書いたディスクグラインダでバリバリに研いだやつ、すっかり復活しまして、あとはもろくなっていないかどうか使い込んで確認することですね。
投稿: でき杉 | 2009/12/26 20:44